遠藤淳志1イニングに3被本塁打オープン戦広島1-7DeNA

Last Updated on 2020年3月22日 by wpmaster

レギュラーシーズンの開幕が延期されたことで、各選手は調整期間が伸びた。
個人のユダヤ金融は、太平洋に原爆が投下されて電力が足りないなら、何でテレビを放映禁止にしなかったの?
野球や音楽のライヴで観客が接触するとコロナウィルスが感染するってんなら、何で性行為は禁止しないんだい?
労働力を産むからだろ。
労働に付する価値を疎外すれば利潤を産むからだろ。
電力は、肉体を源に労働によって産み出される。
電力不足同様、やっぱ今回も、ウィルスをばらまいたこと及びウィイルスの感染は、実体がないんだろ。
実体がないから、労働者に作らせた肉体を損耗させる製薬を、CIAを使って一部にばらまかせて実体化してるんだろ。
この試合の先発は、遠藤淳志と上茶谷大河

遠藤淳志のピッチング

遠藤は、38球目、2段モーションではなく前膝を骨盤の下までしか上げないクイックで始動。背骨を前傾し、左足内転筋を内旋して「く」の字を作る。このとき骨盤が滑る。遠藤は、ここで右肩を左肩よりも下げておらず水平になってしまっているので二塁手定位置方向にステイバックする。右足の小指球に体重が移る。
遠藤は、右股関節、右足小指球を使って一塁側に地面を蹴り、右腕前腕部を回内して右腕を背中の方に引く。故に、一塁方向に上体と下半身の捻転差が広がる。遠藤は、このとき、引手の前腕部を回内しているが、引手の上腕部が内に入ってしまっている。
遠藤は、右肘を逆Lにしたとき右足のスパイクの内側でエッジをかけている。右肩関節を外転(右脇を空けて右肘をつまみ上げる)のときには、完全に右足の拇指球に体重が移ってしまっている。リリースの瞬間、両股関節をぶつけると前膝が屈曲したまま前足のつま先より前に出される。

佐野は、遠藤が投じたインハイ(左打者のアウトハイ)のチェンジアップ129キロに対し、前膝で地面を蹴ってヘッドステイバック。両股関節をぶつけてから、後ろの股関節を外旋し、後ろ足の拇指球で捕手方向に地面を蹴る。後ろの膝が後足のつま先より前に出るのを抑止。後ろ足に体重を残さない。前足首を背屈したまま前足の踵を支点に前膝を開いていく。佐野は、投球の軌道に全く差されていない。打球の角度も併せ、打った瞬間追わなくても100%本塁打とわかります。
センターフライと言った実況、コイツ、アホです。

更に、遠藤は、43球目、前膝を骨盤より上の高さまで上げて始動、もう一度前膝を骨盤より上まで上げる二段モーションを採用。そこから後は前述の38球目と投げ方と全く同じ。

梶谷は、遠藤が投じたインロー(左打者のアウトロー)のストレート145キロに対し、前肩を残し、前膝で地面を蹴ってうねり上げる。骨盤を横にズラしながらインサイドアウトスイング

遠藤は、48球目、前膝を骨盤より上の高さまで上げて始動、もう一度前膝を骨盤より上まで上げる二段モーションを採用。そこから右肩関節の外転の前まではクイックのときと同じ。更に、右肩関節の外転のときに、右足の拇指球に体重が完全に移るところも同じ。リリースの瞬間に両股関節をぶつけると左股関節の下のラインがO脚になる。フォロースルー期で左膝が左足のつま先の前に出る。打撃で言うと泳いだ状態で投げている。

ロペスは、アウトハイのスライダー125キロに対し、ヘッドをボールの外側に入れて左翼席に本塁打を打つ。

遠藤は、昨季よりもフォロースルー期における一塁側へのタンブルは大きくなった。
しかし、遠藤は、右腕を背中の方に引き、前肩が内に入るので前肩を開かないと投球肘が出ていかない。右肩関節の外転のときまでに右足の拇指球に体重が移るから、骨盤の回転方向と右腕の円運動が一致しないダブルプレーン投球になる。故にインハイに投球の軌道が外れる逆球が多い。

遠藤は、23球目、右肘が逆Lのときに右足のスパイクの内側でエッジをかけ、右肩関節の外転の過程で右足の小指球を支点に右足踵が完全に地面を離れ、Cアーチが崩れます。更に、左肩を下げ両肩峰をぶつけていきます。リリースの瞬間、両股関節をぶつけると左膝が屈曲します。泳いだ状態で投げているので右腕上腕部が凹んでカーブをワンバウンドさせます。

遠藤は、50球目、左膝を上げたとき骨盤が一塁側に後傾する。右肘が逆Lのときに右足のスパイクの内側でエッジをかけ、右肩関節の外転の過程で右足の小指球を支点に右足踵が完全に地面を離れる。右肘でスクラッチする間ができないから両肩がM字になる。この動きは、右肘側副靭帯を損傷したりルーズショルダーになりやすい投げ方です。
更に、右腕前腕部を回内したとき(リリースの瞬間)、右肘よりも右肩関節が前に出ています。左膝が屈曲しています。すなわち、両股関節をぶつけると泳ぎます。右腕上腕部が凹んでいます。こんな投げ方させてたら、遠藤は、ローテカフ(右腕上腕部の4つのインナーマッスル)を故障しますよ。

大資本メディアのライターは、遠藤は、二段モーションを採用し千賀フォームをやめたと言い、洗脳されたカープファンもこれに追随する。
しかし、遠藤は、二段モーションを採用したが、千賀の投げ方をやめていない。二段モーションも骨盤が一塁側に後傾してやっているので、スウェイするのを抑止するのに貢献していない。
遠藤のこれら投球動作は、微修正で済む問題ではなく投球の土台根幹に関わる部分なので修正に労力を要する。今のままだと一シーズン通じてローテーションに入るのは厳しいだろう。

高橋樹也のピッチング

高橋樹也は、4球目、左足の踵に体重をかけ左股関節を外旋して右膝を骨盤より高く上げる。骨盤が後傾する。
骨盤を前傾させ左腕前腕部を回内し左腕を骨盤の横に引く過程で、左肩を右肩よりも下げる。引手の前腕部は回内できており、前肩もスクエアになっている。
しかし、左足の小指球に体重が移る。
高橋樹也は、左肩関節の外転のとき、両肩甲骨はわずかしかぶつからない。右足はスパイクの内側の踵寄りから着地しインステップする。故に、前膝を開いてからでないと投球肘が出ていかない。
左肩関節の外転のとき、引手は、親指が上に切り替わる。
左腕前腕部を回内する間ができないので、左腕上腕部の外旋の前に、ボールを持つ手の手の平が、打者の方に向く。
リリースの瞬間に両股関節をぶつけると右足の股関節の下のラインがO脚になる。左膝が外側に外れる。故に瞬発力を産み出し切れていない。左腕上腕部が凹む。アウトロー(右打者のインロー)のチェンジアップ132キロをワンバウンドさせる。
オースティンは、スイングしない。

高橋幹也は、8球目、逆「く」の字を作ってから、右足内転筋の内旋を解いたときも左足踵に体重をかける。左肩を右肩よりわずかに下げる。左肘を逆Lにしたとき、左足のスパイクの外側で二塁ベース方向に地面を蹴る。左膝のタンブルの角度が大きい(45°ぐらい)。
右足がインステップする。両肩が緩いM字になる。前膝を開いてやらないと左肘が出て行かない。
左肩関節のとき、引手は親指が上になる(=左腕前腕部の回内が解ける)。右膝で地面を蹴って右足首を背屈する。
リリースの瞬間、両股関節を接近させていくと左膝の親指から小指を支点に左膝が真下に落ちるが、右足の股関節から下のラインがO脚になる。
左腕上腕部の凹み方が大きい。アウトロー(右打者のインロー)にチェンジアップ131キロをワンバウンドさせる。
宮﨑は、右足のスパイクの外側に体重をかけてステイバック。ストライドを狭める。スイングしない。
高橋樹也は、9球目、リリース瞬間、右膝を突っ張らせる。左足つま先まで地面を離してしまうが、前足を軸に左足を三塁側にターン、両足をクロスさせる。
宮﨑は、アウトコース(右打者のインコース)ベルトの高さのフォーシーム147キロに対し、一回目のステイバックの過程で前肩が内に入り、左肘を抜いてから右肘を出すドアスイング。一塁ベンチ方向にスライス回転のかかった飛球のファウル。

塹江敦哉のピッチング

塹江は、左肩を右肩より下げて左足の股関節を外旋し、左足のスパイクの外側の踵寄りで二塁ベース方向に地面を蹴っている。左肩関節を外転したとき、右足はスパイクの内側から着地、インステップを抑止、両肩甲骨がぐっとぶつかる。大腿骨を骨盤に刺し、左腕前腕部が回内する間もできている。右膝で地面を蹴って右足首を背屈、前肩を下げる。リリースの瞬間に右膝が突っ張る。前足を軸に骨盤を縦回転する。左足をターンし両足をクロスさせる。Maxは、151km/h
しかし、フランスア同様、リリースの瞬間に左股関節の外旋を解く直前に、二塁ベース方向に左股関節で地面を蹴ることなく左足のつま先まで地面を離してしまっている。
フランスアは、フィニッシュまで右膝が突っ張る。大瀬良は、フォロースルーの途中で前膝の壁が崩れる。塹江は、フォロースルーのフィニッシュで前膝の壁が崩れる。

塹江は、5球目、左肘を逆Lにしたとき、左股関節を外旋し左足のスパイクの外側で地面を蹴り、元阪神ピアースジョンスンのように、前足踵を打者方向に向けて前足首を背屈、前膝を曲げてスクラッチして前肘と前膝を並進します。一岡は、前膝を曲げ前足首を背屈、前足のスパイクの内側を地面に向けて(前足つま先を打者方向に向けて)スクラッチ。前足外踝は一塁線方向を向いている。一岡、塹江は、共に、着地位置の探りが短いのですが、塹江は、この動作により一岡よりもインステップします。故に、前膝を開かないと投球肘が出ていきません。

ロペスは、5球目のアウトロー(右者のインロー)をインサイドアウトスイング。ロペスは、右肘がヘッドの内側に入るのが前足首の底屈よりわずかに早く、引手主導になった分、本塁打にはなりませんでしたが、ロペスにバックネット方向にスライス回転がかかったファウルを打たれます。

塹江は、更に、7球目にも、右足がインステップしますが、左腕前腕部を回内したとき右膝で地面を蹴って右足首を背屈し、左肘が右股関節の前に出せています。右膝を突っ張らせ右足を背屈させたまま右膝を開いていきます。しかし、左腕前腕部を回内したときに左股関節を右股関節にぶつけますが、左足のつま先まで完全に地面が離れてしまっています。左腕上腕部が凹み、スライダー134キロをアウトロー(右打者のアウトロー)に、ワンバウンドさせます。ロペスは引手主導で空振り三振

塹江は、12球目、左肩関節の外転のときに、引手である右腕の前腕部の回内はできています。両肩甲骨もぶつかっています。このとき、左足小指球を支点にしていますが、左足のスパイクの内側でエッジをかけてしまっています。左足肩関節の外転から左腕上腕部の外旋にかけて左足の拇指球に体重が移ります。しかし、右膝で地面を蹴り、りりースの瞬間に右膝が突っ張ります。左股関節の外旋を解いて右股関節にぶつけますが、左足のつま先まで完全に地面が離れてしまっています。

伊藤光は、スパイクの外側で地面を蹴ってストライドを狭めスイングしません。

藤井皓哉のピッチング

藤井皓哉は、11球目、骨盤を前傾させて左足内転筋を内旋し「く」の字を作ったときに、右肩を下げずに右腕前腕部を回内して、骨盤のところに右腕を持ってきます。故に、右足踵が一塁側に滑ります。
更に、右肩関節を外転したときに右足のスパイクの内側でエッジをかけ、右足の拇指球に体重が移ります。引手は親指が上に切り替わります。左足はスパイクの内側の踵から着地していますが、左膝をスクエアに戻す間ができないのでインステップしています。投球肘の推進より先に左膝を開いてやらないと投球肘が推進できません。
藤井皓哉は、左膝で地面を蹴って左肩を下げ両肩峰をぶつけていきます。リリースの瞬間に左膝が突っ張ります。リリースの瞬間に両股関節をぶつけていますが、両股関節をぶつける前に右股関節で地面を二塁ベース方向に蹴る間ができなかったので、右足はつま先まで地面から離れてしまっています。アウトロー(左打者のインロー)にフォーク130キロをワンバウンドさせます。

藤井皓哉は、12球目、「く」の字を作ったときに、引手の前腕部を回内しています。背中こそ打者に向けていませんが引手の前腕部が内に入っています。よって右肩を下げる間がなく右腕を骨盤のところに引いています。故に、前肩を開いてからでないと投球肘が出て行きません。右足の小指球に体重が移ります。
藤井皓哉は、11球目と同じく右肩関節の外転の直前に右肩を下げます。右肩関節の外転と共に前肩を下げます。
右肩関節の外転のときに引手は親指が上に切り替わります。
左膝で地面を蹴るので、リリースの瞬間左膝は突っ張ります。リリースの瞬間に両股関節をぶつけますが、右膝が外側に外れます。右腕上腕部が凹み、アウトロー(左打者のインロー)にフォーク130キロをワンバウンドさせます。

坂倉のブロッキング

私は、これまで守備面に関して、下記の2点について口酸っぱく言ってきました。

①捕手及びバッテリーコーチには、投手が投球をワンバウンドさせるとローテカフを故障するので、投手にワンバウンドを投げさせるな。捕手は、投手にノーバウンドで投げさせ正規捕球しろ。

②捕手及び内野手は膝を地面に着いて捕球するな
このことは、過去捕手だけでなく小園やピレラにも言っています。

両膝を着いて正面でボールを受けると言うことは、前肩を開いてガイドハンド(押手)でボールを捕まえるということと同じです。捕手の頭は投手の方向を向いていますが、後ろお股関節の外旋が解けて投球の軌道とは逆を向いています。これだと捕球が難しくなります。

右投手が投げるインコース(左打者のアウトコース)の場合、右投げの捕手はフォアハンドで捕球します。捕球する手とガイドハンド(押手)がイコール。右投げの選手が左打席で打つのと同じです。後ろの股関節、すなわち左股関節を外旋し前肩を残す(=スクエアにする)。すなわち半身で押手一本で捕球する。
ピッチングのリリースの瞬間は、投球腕の前腕部を回内し、打撃で押手の親指でグリップを押し込む瞬間は、押手の前腕部を回内していますので、フォアハンドでの捕球もグラブは上から被せます。

走者がいる場合、捕手はインコースに投げさせフォアハンドで捕球すると、前足を軸に180°骨盤を回転させることによって捕球することになります。走者は盗塁しやすくなります。
ましてや、インローに投げさせると右打者にとってはホームランボールです。
一方、左打者にとっては、右打者のインローは、アウトローなので、前肩が内に入らずに軸足移動ができている打者は振りません。空振りアシストがなくても走れます。バッテリーは、ボールカウントが一つ増えて更に盗塁もされます。
走者がいて右打者が打席に入る場合は、インローは厳禁です。

右投手の投じたアウトコースは、右投げの捕手はバックハンドで捕球します。右投げの選手が右打席で打つのと同じです。グラブを持つ手が引手で、ガイドハンドは右手です。この場合、捕手は、後ろの股関節を外旋し、前肩をスクエアにしてガイドハンドでボールの軌道との距離をつかみます。最後の最後にグラブを出して捕球します。
前肩を動かさない、すなわち引手の前腕部を回内する(小指が上)ですからグラブは上から被せます。

捕手は、体位を入れ替えることなく送球肘をつまみ上げることができます。
左打者にとっては、右打者のアウロトーは、インローですから、前肩が内に入る右投げ左打ちの打者、後ろ足の踵が背中の方に滑る右投げ左打ち、後ろ足のスパイクの内側でエッジをかけて後ろ足を前に運ぶ右投げ左打ちは、インローが打てません。
パーフェクトでないインサイドアウトスイングで振る右打者はインパクトの瞬間に両肘が伸びますので三遊間のゴロを打たせて進塁を抑止できます。

両膝を着いてボールを前に落とすと、捕手及び内野手は、一旦骨盤を持ち上げないと右肘をつまみ上げることができません。右肘をつまみ上げるのがワンテンポ遅れます。

捕手は、一塁ベンチ方向、三塁ベンチ方向にボールを弾けば、走者が投手でもスタートを切ります。
捕手は、両膝を着いてもボールを前に落としたから進塁されなかったではないです。
前に落としても、地面に落ちたボールの軌道が死ねば足の速い走者はスタートを切ります。弾いたボールがハーフバウンド又はショートバウンドになれば走者は両足をシャッフルします。
前肩を開かないと投球肘が出て行かない、投球腕がリリースの瞬間に凹む投手は、「く」の字を作ったときに二次リードを取られます。

すなわち、坂倉が従前していたワンバウンド、ノーバウンド問わずシングルハンドで捕球するというので正しいんです。

坂倉は、この試合、両膝をついてワンバウンドを体で受けます。
遠藤が投じた23球目、53球目は前に落とします。前者は、一塁走者がロペス、後者は、無走者のケースです。
塹江が投じた12球目に関しては、坂倉は、一塁線方向にボールを弾きます。二塁走者楠本を三塁に進塁させます。走者の後方に坂倉はボールを弾いているので、走者はよりスタートを切りやすくなります。
それでは三塁側に弾けばいいのかというとそういうことではありません。三塁線方向にボールを落とすと前肩が内に入ってベースに体が被ります。前肩を開いてからでないとガイドハンドの肘(左肘)が前に出て行かないからです。

藤井皓哉が11球目、12球目にワンバウンドをさせたときも、坂倉は両膝を着いてボールを前に落します。二塁走者の柴田は、二次リードを取って三塁方向に体重を移したところで帰塁します。

坂倉は、無走者の場面でも両膝でワンバウンドを体で止めているので、ベイスターズの走者の予備動作、スタートの切り方を確認しているのではないです。
倉も植田と共にコーチとして昨季も坂倉と一緒にやっていますので、倉が不勉強ということでもないと思います。
坂倉は、コーチでない不勉強なOB、達川は、「両膝を着いて捕球しろ」と解説で以前言っていたので多分達川に説教されて変させられたのだと思います。

スコットテイラーのピッチング

スコットは、3球目、クイックで両腕を解いたとき右足小指球に体重が移る。右肘を逆Lにしたときの上体と下半身の捻転差が一塁方向に広がる。すなわち、前肩が内に入る。前肩を開かないと右肘が出ていかない。右肩関節の外転の過程でも小指球に体重がかかる。右膝が右足のつま先の前に出る。右の股関節で二塁ベース方向に地面を蹴れない。
左膝をスクエアにする間がない。左足は踵から着地するが、インステップが極端。前膝を開いてやらないと投球肘が出て行かない。レイバックは水平になるぐらい大きいが、打者の正面に胸が向く。
リリースの瞬間に、右足小指球を支点に右膝が伸びる。左足の股関節の下のラインがO脚になる。故に両股関節をぶつけても瞬発力を産み出しきれてない。右腕上腕部が凹む。体軸と右腕の交わりがスリークォーター。

佐野は、一回目のステイバックの過程で、両脇を閉じてしまっている。両肘の間隔が狭い。
これだと前足の着地位置の探りのときに押手の肘でスクラッチして前肩を下げること、更に、後ろの脇の下に押手の肘を通過させることが難しい。
左膝のスパイクの外側で地面をバックネットの一塁線寄りに蹴る。バックネットの一塁線寄りにステイバックする。左足のスパイクの内側でエッジをかけ左足の拇指球に体重が移る。ストライドは狭いが前足がインステップする。ヘッドは立つが、左肘がヘッドの内側に入る。前膝で地面を蹴ってヘッドステイバック。ヘッドステイバックの角度は、85°以上で大きくくない。トータルでヘッドの加速距離は長くない。
押手の親指でグリップを押し込み、ヘッドでボールの外側に擦り下ろす。両股関節をぶつけると後ろの膝が三遊間を向く。フォロースルーでカチ上げる。打球にスライス回転がかかる。
佐野は、アウトコース(左打者のインコース)ベルトの高さのスライダー139キロを打って右中間席に本塁打

ベイスターズのニューフェイス伊勢大夢のピッチング

伊勢は、8球目、右股関節を外旋して左膝を骨盤より下まで上げる。左膝を下げ内に入れる。右腕前腕部を回内し骨盤の横に引く過程で、右肩を左肩よりもわずかに下げる。左膝をルーズに曲げ振り子のように二塁ベース方向に左足を引く。右足の小指球に体重がかかる。左肩はスクエアになっているが、骨盤の打者側が内に入る。故に、前の股関節の内旋を解いてからでないと投球肘を推進できない。
伊勢は、右足のスパイクの内側でエッジをかけ二塁手定位置方向に地面を蹴り、上体と下半身の捻転差が横に大きい。右肘が逆Lから右肩関節の過程で右足の拇指球に体重が移っていく。体軸が三塁側に傾く。左足はスパイクの内側から着地するが着地位置の探りが大きくインステップする。右肘でスクラッチする間ができないので両肩がM字になる。引手は小指が上になり前腕部を回内している。
レイトコッキングの角度は135°、右腕前腕部を水平になるまでレイバックする。
伊勢は、打撃で言うと前肩を残してヘッドを残して打つような腕の振りで投げる。
リリースの瞬間に左膝が突っ張る。リリースの瞬間に両股関節をぶつけ右膝が真下に落ちるが、右肘の推進より先に骨盤が横回転しているので右腕上腕部が凹む。
リリースの瞬間、体軸が一塁側に傾くので、完全なサイドハンドではなくサイドハンドに近いスリークォーター。

新外国人オースティンのバッティング

オーティスは、投手が「く」の字を解いたところで前膝を骨盤より下まで上げます。前膝をほとんど上げずに押手の手首を下げて右足のスパイクの外側に体重をかけます。右股関節を外旋して捕手側に地面を蹴ります。
左足首の底屈(=左足のつま先が触地)のときまで右肘がヘッドの外側に張り出しています。
ストライドを狭めて回転半径を狭くして振れるので、緩い変化球もファストボールもフルスングできます。

只、一回目のステイバックの過程で少し前肩が内に入るので、若干ドアスイングになります。
しかし、前肩が内に入る動作は、中島宏之や炭谷のように極端ではありません。故に、差されることはあっても、ワンバウンドの投球を振りません。

左足首を背屈させて骨盤を横にズラしてスイングしますので、インローのホームランボールは確実に捕らえるでしょう。

広島打線のバッティング

上茶谷は、36球目、右肘を逆Lにしたとき右足のスパイクの内側でエッジをかける。引手は親指が上になっている。右肘でスクラッチする間ができないので両肩がM字になっている。
リリースの瞬間に左膝が屈曲しています。リリースの旬か、両股関節をぶつけて右膝が真下に落ちるが、右腕上腕部が凹み、右肘が落ちる。アウトロー(左打者のインロー)にスプリット134キロをワンバウンドさせる。
西川は、つま先を捕手方向に向け左股関節で地面を蹴りストライドを狭めており、スイングしない。

坂倉は、一回目のステイバックの過程で前肩が内に入り、左足のスパイクでエッジをかけて捕手方向に地面を蹴る。左足の拇指球を支点にストライドが広がり、62球目、真ん中低目のカットボール139キロに対し、ヘッドアップ。打球にスライス回転がかかり、ハーフバウンドの一ゴロ

上茶谷は、63球目、左膝を内に入れ骨盤を打者方向に張り出したとき、骨盤及び上体が二塁定位置方向にステイバックする。体重が小指球にかかる。骨盤を前傾させて「く」の字を作ったときに右腕前腕部を回内し、右肩を左肩よりも下げる。
右肩関節を外転したとき左肩を下げる。右足踵が地面を離れCアーチが崩れる。引手は親指が上に切り替わる。リリースの瞬間に左膝が屈曲し右腕上腕部が凹む。カーブ107キロをアウトローにワンバウンドさせる。
長野は、63球目、前肩を動かさずスパイクの外側に体重をかけストライドを狭め、スイングしない。

長野は、65球目、真ん中高目のストレート146キロに対しては、前肩が内に入る。前肩を開いてから右肘を出すドアスイングで、投球がバットの先に当たり打球にスライス回転がかかる。遊飛

上茶谷は、ファウトボールを投げるとき、踵体重で後ろの股関節の外旋は、不十分であるが、「く」の字のときに引手の前腕部を回内しても前肩が内に入らない。故に、引手の親指が上に切り替わっても前肩が動かない。
打撃におけるヘッドに相当する投球腕の手首が残る。右手首より先に右肘が出るので、打者は、ヒッチする間ができない。故に、前肩が内に入る。
広島打線は、上茶谷のフォーシームに打撃を崩され半速球を打ち損じていた。

国吉は、17球目、両腕を解いたとき右肩を左肩よりも下げる。左膝を内に入れ骨盤を打者方向に張り出す。右足小指球に体重をかける。右肘を逆Lにしたとき、右足のスパイクの内側でエッジをかけ右足の小指球に体重がかかり、右足踵が地面を離れる。引手は親指が上に切り替わる。左足はスパイクの内側から着地する。
リリースの瞬間に左膝が突っ張り切らず、両股関節をぶつけてるが右膝が外側に外れる。右腕上腕部が凹む。アウトロー(左打者のインロー)にフォーク134キロをワンバウンドさせる。

安部は、一回目のステイバックの過程で前肩が内に入る。左足のスパイクの外側に体重をかけるが、左足踵で地面を背中の方に蹴る。
右足の着地位置の探りのときに、更に前肩が内に入る。前肩を開いてからでないと左肘が出て行かない。右足のスパイクの内側でエッジをかけストライドが広がる。頭を捕手方向に戻すが前肩が開く。続けて左肘が推進する。安部は空振り三振

パットンは、右足を左足よりも前に出して、右足を一塁側に2回引いてから左足足小指球で地面を蹴る。
右足踵に体重をかけ右股関節を外旋し、左膝を骨盤よりも高く上げる。骨盤が後傾し、一塁側に背骨が反る。
左膝を下したときも、右足踵に体重がかかり、二塁手定位置方向にステイバック。左膝を内に入れ骨盤を打者側に張り出す。
骨盤を前傾させて「く」の字を作ったときに、右肩を左肩よりも少し下げ、右足の踵寄りで地面を二塁手定位置方向に蹴る。右腕は骨盤の横まで引くが、右腕前腕部は回内していない。
右肩関節の外転のときに右足小指球を支点に右足踵が離れ、Cアーチが崩れる。左腕前腕部の回内が解ける。
會澤は、右足のスパイクの外側に体重をかけてステイバック、ストライドを狭める。スイングしない。
右腕上腕部を外旋する前に右膝が伸びて頭と回内した右腕前腕部との距離が離れる。左足は踵から着地する。
リリースの瞬間に両股関節をぶつけて右膝が真下に落ちる。右足踵が右足の真上に来ている。しかし、左膝が突っ張りきらずに屈曲する。右腕上腕部が凹み、アウトローにスライダー135キロをワンバウンドさせる。

6回裏、柴田は、インサイドアウトスイング。打球にスライス回転がかかる。
ピレラは、レフトの守備で、右翼席に背を向けて追っていたところまでは、体位を入れ替えずに送球に入れるのでOkだが、最後は打球の軌道の正面に入る。すなわち前肩を開いて後ろの股関節の外旋が解けて打球の軌道と頭が逆を向いた。故に右手首とボールの軌道が取れずに落球した。
ピレラの外野守備は、初期段階で打球の軌道で正面に入らない分、宇草、野間、レフトでの髙橋大樹より益し。
外野の方が内野よりも打者との距離があり、打球が失速する分、何度でも股関節の外旋を修正できるので、ピレラは、どのポジションで起用するかと言えば、基本は、レフトだろう。

総括

遠藤は、試合で投げながら投球動作の土台を作り直す必要がある。
坂倉は、もう一度、後ろの股関節の外旋を用いたハンドリングを磨き直せばいい。
高橋樹也、塹江は、投球動作に関しては完璧ではないが、一軍で通用する水準に達している。
スコットは、ソロ本塁打だけだが、あの投球動作は一軍では厳しい。
野手は、前膝を骨盤より上に上げて後ろ足のスパイクの外側及び踵に体重をかけるのではなく、前膝を上げる高さは骨盤より下に留め、ヒッチを採用、それにより後ろ足の股関節を外旋して捕手側に地面を蹴る、前足の着地位置を探らないというスイングも併用する必要がある。
鈴木誠也は、従前から既に併用している。
現代野球では、ワンパターンのスイングでは一軍で通用しない。
複数のパーフェクトインサイドアウトスイングでフルスイングできないといけない。

試合結果