2019広島vsDeNA11回戦アドゥワ誠7回1失点チームは延長の末敗れる。

髙橋大樹は、見た目は鈍足の大砲だが、実際は、レベルスインガーの中距離打者で足が速くて守備が上手い。しかし、総合力では野間の方が上、スタメンを見た段階でも試合が終わった段階でも、髙橋大樹でなく野間を起用したこと自体は間違いとは思わなかった。

アドゥワ誠のピッチング

アドゥワはね、昨シーズンに比べると、テイクバックのときの横の捻転差を小さくしたんですよ。

そうすることで体軸が縦回転に使えてフォーシームぐっと良くなった。

しかし、「く」の字を作ったときに左内転筋は内に絞っているんだけど右膝が前に倒れて左足がフットファーストで出ていっちゃう。

リリースの瞬間に両方の股関節をぶつけて左膝が伸びて左の股関節が伸びて、右膝もストンと真下に落ちる。リリース直後に右足を蹴っている。

しかし、リリースまでに右腕の上腕部に負荷がかかってしまって瞬発力をロスしてしまう。

で、真ん中のストレートを伊藤光に一発を打たれる。

アドゥワは、94球投げて伊藤光のソロホーマーを含む5安打1失点に抑え、7イニングを食う。

5回表広島の攻撃

一方、DeNAの先発は、昨シーズン対戦なしで2017年以来2年ぶりの対戦となる平良。

コッキング、右肘の高さはヘルウェグと同程度。厳密に言うとリリースの瞬間体軸がわずかに一塁側に傾くからサイドハンドではなくスリークウォーター。

平良は、「く」の字を作ったときにね、右足の踵が地面を離れて小指の裏に重心をかけて右膝が前に倒れてしまう。それで左足の一緒に前に踏み出してしまうんですよ。

右肘をつまみ上げたときに親指の裏を軸に右膝がストンと真下に落ちて骨盤が回ってしまう。
左足はスパイクの内側から着地しているけれども左手は親指が上に切り替わっちゃう。で、左肩が開いてしまう。

リリースの瞬間に左膝が折れ曲がって右膝が伸びて右足の甲に土がついてしまう。

ボールにね、瞬発力が乗り切らないわけですよ。

磯村が三塁線を破るヒットを打って同点に追いつくんですが、磯村が二塁に走っていない。

二塁三塁は、オールタッチプレーですから一塁三塁と二塁三塁とでは大違い。

9回表、10回表の広島の攻撃

田中広輔は、三嶋が右腕を骨盤の横まで引いたときに右膝を上げている。

広輔は、割れを作った後、右足のストライドを狭めるのと一緒に右足の親指裏を支点に右膝が内側に入ってしまう。
で、後ろ足を軸に骨盤が回って空振り三振。

やっぱり始動が遅れてんのよ。

平良のような横振りの投手は打てても、まだ、三嶋のような速球投手には対応できるようにはなっていませんね。

チョーさん(長野)はね、割れ作ったとき、右肘がヘッドの外側に張り出して体重もスパイクの後ろに乗っているのよ。
只ね、左肩がホームベース側に倒れて左の肩甲骨の外側の筋肉を投手の方に向けちゃってる。

これだと左肩を開いてやらないと右肘が前に出ていかないのよ。
で、ドアスイングになっちゃう。

中村恭平のピッチング

昨オフ、大半のカープファンは、飯田を残して中村恭平をクビにしろと言ったんですよそれで結果を出すや否や掌を返した。けど、俺は、「中村恭平はモノになる。支配下選手の枠が残り一つしかなかったら、中村恭平を残せ」と言った。一点の曇りもなかった。

中村恭平はね、テイクバックのときに左肩を右肩よりも下げるようになった以外にはもね良くなったことがいっぱいあるんよ。

リリースのときに左腕の前腕部を後ろに倒してから前に倒すわけだけど、この後ろに左腕を倒したときが左腕の上腕部を最も外旋していることから最大外旋位って言うんだけど、中村恭平はこれがもの大きい。

樽を担いで投げるようにボールを投げる。更に、フォロースルーで左腕前腕部を外に捻じったときに左腕前腕部がしなる。

残念なのは下の使い方で、逆向きの「く」の字を作ったときに左膝の踵が地面を離れて小指裏に体重をかけて左膝がね、倒れてしまう。右膝も一緒に前に運ばれてしまう・

リリースの瞬間に右膝が折れ曲がって左足の甲が一塁側に倒れて左膝が伸びてしまう。

瞬発力がボールに乗り切らないんですよ。

バッティングは、前足の着地する位置を探ってそのまま前足踏み出すんじゃなくて、後ろの股関節を使って前足を後ろに戻してから前足を踏み出す。このときの上体と下半身の捻転差を「割れ」って言うんですね。

宮﨑は、ヘッドがボールの内側に入ってドアスイングになっているんですよ。左肩の開きより右肘、ヘッドが遅れて出ている。

けどね、宮﨑は、割れを作ったときに右足の内側の脛が前に倒れない。

インパクトの瞬間に両股関節をぶつけると左足の踵に重心が移って左膝が伸びて左股関節が引っ込む。上体が後ろにぐっと倒れる(専門用語で言うとヘッドステイバック)。

それで左肩関節を左の肩甲骨に仕舞いながら(専門用語で言うと格納)、右肘がボールの軌道と水平に左の股関節の前を走り抜けていくわけですよ。

宮﨑の修正技術が恭平が投げたボールの軌道を上回った。

その前に三塁打を打った桑原も、インパクトの瞬間に上体が後ろに大きく倒れるですよ。
桑原の打撃の一部始終を見ると、右膝が前に飛び出る以外はね、完璧に打てているんですよ。

中村恭平は、もう一段ストレートに磨きをかけることですね。別に160キロを出せとか言ってるんじゃないですよ。

総括

ファンは二軍から若手を上げて競争を煽れっていうけど、二軍にはソフトバンクだったらクビになっている奴しかおらんのよ。

緒方は、打たせるだけで無策であると批判されているけれども、最後に競り勝つのは振る力なのよ。小細工に走ること必要なんて全くないのよ。

状態を戻るのを待つのではなくどんどん振らせていけと言うことです。