[豚vs鷗㉕]強いチームの勝ち方とは言えない

日本ハム対ロッテ25回戦

先発は、根本悠楓と種市篤暉

試合は、9-2で日本ハムの勝利

捻転せず腕の振りがインサイドアウトスイングでオーバーハンドの位置に投球肘を上げる投手とインサイドアウトスイングの打者が対戦すれば、前者が勝つ。

7連打とヒットがつながることは、故障した投手と対戦した場合か、プロの水準に達していないドアスイングの投手と対戦した場合にしか生じない。

この試合の守備、走塁、攻撃をしていては、打線がつながらない場合に得点し、勝つことはできないだろう。

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ポイント

内野手は、走者の走路の前に守らない。

先頭及び後続の走者がスタートを切る前に走路の前に出てないこと。

打球は、グラブを持つ手の親指基節骨→小指基節骨又は小指基節骨→親指基節骨の順に叩く。

先頭の走者が三塁未達で三塁タッグプレーにおける三ゴロ以外は、先頭の走者の進行方向とは逆の塁に投げない。

先頭の走者の進行方向とは逆の塁には、野手は入らない。無人の塁に投げることによって失点しなければ、先頭の走者の進行方向とは逆の塁に投げるという送球方向のエラーは撲滅できないからである。

ランニング中の先頭の走者が三塁に達した後は、一塁手は、一塁ベースを蹴らずに、本塁に投げる(関係記事、)

本塁送球に触れた野手は、本塁触球又は本塁突入走者にタッグ後、三塁(先頭の走者の進行方向の先の塁、打者走者のみ出塁の場合、打者走者の進塁方向の先の塁)に投げる。

先頭の走者の進行方向の塁へは、首を走者の先の塁に捩じるだけ偽投するだけでは進塁は抑止できない。実際にリリースすること!

先頭の走者の進行方向への塁に野手が入っていなくても、打球に触れた野手は、送球すること。無人の塁に投げて失点しないと、先頭の走者の進行方向の塁に野手が入らないというミスは、撲滅できないからである。

送球は、ノーバウンドで行う。

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ポイント

神主打法はしない。ワンバウンド以外は、振る(、)

ファウルで粘らない(、)

ゴロを打ったら走者に進塁義務が生ずる場合は、ゴロゴーをさせずにディレードスチールのスタートを切らせる(ランエンドヒット)。外野の前に落ちた打球でも一塁走者は、本塁に還れる。

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一三塁を含め、進塁義務の生ずる生じないを問わず、ワンバウンド投球以外は、例外なくランエンドヒットを仕掛けなければならない。ワンバウンドは振らず、走者は、投手の腱板が凹んだ後、ディレードスチールをする。打者がワンバウンドを振ったら帰塁する。

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カットに入った野手が首を走者の方に捩じったら、一塁走者は、本塁に還る。

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ランエンドヒットは、打者走者も二塁に向かって走る。二死を取られた後は、打者走者も帰塁することなく本塁に向かって走る(、)。

帰塁は、先の塁を蹴った後でもできる。

飛球は、2つ以上進塁できる。

野手が打球に触れるのを待つ必要は生じない。打者がフライングルボーした後にスタートを切る。

打者が打球に触れる前に帰塁するのであれば、ラインの外側(マウンドとは逆の方向)に腹側を向ける。打者が打球に触れる前に帰塁しないのであれば、ラインの外側に腹側を向けない。

後続の走者は、先頭の走者の進行方向とは逆の塁に投げさせて先頭の走者の本塁生還をアシストする。先頭の走者の帰塁未履行のアピールを崩す。

二死を取られた後は、打者走者を含め、全ての走者は、帰塁することなく本塁に向かって走る。

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四球は、2つ以上進塁できる。

アウトカウント問わず、3ボール(カウント3-0並びに3-1)及びフルカウントでランエンドヒットをかける。

又は、アウトカウント問わず3ボール(カウント3-0並びに3-1)及びフルカウントでディレードスチールを義務付ける。

フルカウントでランエンドヒットをかけた結果、四球で一つしか進塁できないのでは、ガキの使いである。

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一三塁のケース、偽装スクイズ、フォースボーク、二盗を仕掛けた場合、本盗をせずに二盗しかしないのは、ガキの使い。

偽装スクイズに関しては次の記事を参照(

打者走者、一塁走者は、オーバーランする。

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本盗は、捕手が二塁に投げなくてもできる(、)。

二死二塁、二ゴロ[守備]

1回表二死二塁、投手根本(左投手)、打者ポランコ(左投げ左打ち)、二塁走者荻野

スコアは、0-0の同点

二塁手細川は、一二塁間、外野のエリアで守る。

遊撃手奈良間は、二塁ベース寄り、二塁走者の走路の後ろに守る。

一塁手の加藤豪将は、一塁ベースから離れ、一塁ベースより後ろ、右翼線のエリアに守る。

加藤豪将の守備位置は、これで正解。
一塁に投げてくるなよとアピールしている。

ポランコは、左肘をヒッチ、フライングエルボー、左腕前腕部を回外、回内する。

荻野は、根本が左肘をアクセレーションした後、二次リードを進める。

打球がポランコのバットからリリースされた後、荻野はスタートを切る。

ポランコは、フォロースルー(左腕前腕部の回外)後、ヘッドが投球の軌道の外側に入るが、投球に差される。

細川は、外野芝のエリアで打球に触れ、一塁に送球してしまう。

加藤豪将は、シカトすればいいものを、一塁に走ってしまう。

一塁手加藤豪将は、バックハンドで送球に触れ、ワンバウンドを潰しにかかる。一塁ベースのマウンド寄りのコーナーを右足のスパイクの外側蹴った後(打者走者はセーフ)、ノーバウンドで本塁に投げる。

荻野がヘッドスライディングする。

本塁送球は、右打席の外側のラインと三塁線が交わるポイントを通過する。

捕手田宮は、左手甲で荻野の背中に上からタッグする。

荻野は、本塁セーフ

ロッテに先制される。

F0-1M

一死三塁、左飛[ケース打撃]

1回裏、一死三塁、投手種市(右投手)、打者清宮(右投げ左打ち)、三塁走者万波

スコアは、0-1と日本ハムが1点ビハインド

清宮の産み出した飛球は、加速距離が長く、天井に向かう。

万波は、打球がリリースされた後、左翼手石川慎吾が打球に触れる前にスタートを切る。

ホームベースの三塁線と交わるコーナーと石川慎吾が右肘を上げたポイントを結ぶラインの外側(一塁線方向)に遊撃手茶谷が三塁ベースより後ろで(外野塀側から数えて1人目)、三塁手ブロッソウが三塁ベースの前、内野芝と三塁ベースアンツーカーの境目の遊撃寄りのコーナーで送球のカット(同2一目)に入る。

三塁ベースが空く。

茶谷は送球をカットせず、ブロッソウが送球をカットする。

石川慎吾が右腕前腕部を回内(スロー後)、万波は三塁に帰塁してしまう。

ブロッソウが万波を追いかけてタッグするが、及ばない。

打者走者清宮は、左股関節を内旋してスタートを切るが、打球方向に首を捩じりながら、ダラダラ走る。
二塁方向に走っておらず、万波の帰塁未履行のアピール崩しをしていない。

得点が入らず、同点に追いつくことができない。

二死一三塁[ケース打撃]

4回裏二死一三塁、投手種市(右投手)、打者万波(右投げ右打ち)、一塁走者田宮、三塁走者奈良間

スコアは、3-1と日本ハムが2点リード

三塁走者の奈良間は、ラインの後ろ(外側、ファウルゾーン)、内野芝と三塁ベースアンツーカーの境目と三本間アンウーカーとファウゾーンの芝との境目の交わるポイントに左足外踝を沿わせる。スタンスと三塁線の交わる角度は、45°にしている(本塁側=右足側が開いている)。

奈良間は、種市が右腕前腕部を回内(スロー)後、シャッフルして二次リードを22足分取る。

田宮は、種市が右肘、右腕前腕部を右肩の高さにコックアップした後、シャッフルして二次リードを取る。左腕前腕部を回外、右股関節を外旋して停止する。

田宮は、種市が右腕前腕部を回内(スロー)後、スタートを切る。

捕手柿沼は、万波のコースは、真ん中、頭頂部の高さにウェストする。

柿沼は、フォアハンドシングルでグラブを出し、左手人差し指の付け根で投球を叩く(煎餅捕り)。

柿沼は、右腕前腕部を回内して右肘を上げ、左腕前腕部を回外する。左足外踝は三塁線に向けるが、左肩は、三塁線方向にまで開いていない。左肩の外側に頸反射する。

右腕前腕部を回外、右股関節をバックステップする。

柿沼が右足の内踝を左足の内踝にぶつけ、右腕前腕部を二塁方向に回内(スイング)した後、二塁ベースの一塁側のラインのマウンド寄りのコーナーの前(二塁ベースアンツーカー内)に二塁手の中村奨吾が入る。

柿沼は、右腕前腕部を回外して二塁への送球動作を止める。

左足つま先を左打席の内側のマウンド寄りのコーナーに、左足の内踝を左打席の内側のラインに沿わせ、右股関節を外旋し、ホームベースを跨ぐ。首をフェアゾーンの三塁ベースアンツーカーと内野芝の境目→三塁ベースの本塁寄りのライン上、三本間のラインと交わるコーナー方向に向ける。

奈良間は、右内踝を左内踝にぶつけながら三塁に帰塁を開始し始める。

左腕前腕部を回外、右腕前腕部を回内して右手親指の爪の裏でボールを押す。

右腕前腕部を回外してグラブからボールを抜くのを停止する。

右腕前腕部を回内して右肘を上げ、ホームベースを跨いでマウンド方向に歩み寄る。

三塁線と一塁線を結ぶ本塁ベースアンツーカーと内野芝の境目からは出ない。

柿沼は、マウンド側に腹側を向け、ホームベース、バックネット方向に背側を向けている。

ホームベースを空けている。

種市は、両足をプレートの前に外しているが、マウンドからは降りてこない。

柿沼は、種市に返球する。

しかし、奈良間は、再離塁しない。

一塁走者の田宮は、左股関節を内旋、右股関節を外旋し、一塁側のラインのマウンド寄りのコーナーを左足の親指の内側で二塁ベースを蹴る。スライディングはしていない。

どうでもいい方の二盗が成功したが、得点できず、二死二三塁に留まる。

4回裏二死二三塁、投手種市(右投手)、打者万波(右投げ右打ち)、二塁走者田宮、三塁走者奈良間

田宮は、種市が右肘をアクセレーション後、二次リードを進める。

万波は、右腕前腕部を回外して右手をグリップから離すことにより、ヘッドが下がる(右手首が底屈すること)を抑止する。

打球がバットかたリリースされた後、田宮がスタートを切る。

万波は、三遊間を破るゴロを打つ。

三塁走者の奈良間が還り、F4-1L

左翼の石川慎吾が打球に触れた後、本塁に送球する。送球はm内野芝のところでファーストバウンドする。送球の軌道が変わることが生じ得る。

二死を取られた後にも関わらず、二塁走者田宮は、三本間ハーフウェイ手前から三塁に帰塁し始めてしまう。

万波は、二塁に向かって走るが、捕手柿沼が一塁にスロー後、帰塁不要にもかかわらず、ヘッドスライディングして帰塁していまう。

二塁走者田宮の再離塁をアシストできていない。

1点を追加したに留まる。

4回裏二死一三塁、投手種市(右投手)、打者細川(右投げ左打ち)、一塁走者万波、三塁走者田宮

細川は、ヘッドを立て左前に地を這うゴロを打つ。

三塁走者の田宮が本塁に還り、F5-1M

一塁走者万波は、ハーフウェイ手前から打球がバットからリリースされた後、スタートを切る。

万波は、1つしか進塁していない。

4回裏二死一二塁、種市(右投手)、打者清宮(右投げ左打ち)、一塁走者細川、二塁走者万波

万波は、種市がセットを解いたと、二次リードを進め、清宮が左腕前腕部を回内(スイング)後、スタートを切る。

ゴロが中前に抜けるが、打球が死ぬ。

中堅手岡がベアハンドで打球に触れる。

一塁走者細川は、打球がファーストバウンドした後、ハーウウェイ手前からスタートを切る。走路を膨らませず走る(二三塁間で走路が膨らみ、三本間でラインの内側に入れる)。

細川は、本塁に還ることができず、二塁走者の万波が本塁に還ったに留まる。

F6-1M

4回裏二死一三塁、投手種市、打者マルティネス、一塁走者清宮、二塁走者細川

一塁走者の清宮が打球がバットからリリースされた後、ハーフウェイ手前からスタートを切り、ダラダラと走る。

マルティネスは、左方向にライナーを打つ。

打球が左前に落ちる。

清宮は、二塁手前で減速してから、オーバーランする。

遊撃茶谷が三遊間、アンツーカーと外野芝の境目で左方向に腹側を向け、カットに入る。

石川慎吾は、茶谷に山なりの返球をする。

茶谷は、送球に触れた後、首を三塁方向に捩じる。

三塁走者の細川が本塁に還ったが、清宮は、本塁に還ることができない。

F7-1M

二死一塁、右ポテンヒット[ケース打撃]

4回裏二死一二塁、鈴木昭汰、野村、マルティネス、清宮

野村は、右肘を上げた後、左肩が右肩の方に入り左脇が締まるが、辛うじてヘッドが残り右方向に飛球を打つ。

打球がバットからリリースされた後、清宮は、ハーフウェイから、マルティネスは、ハーフウェイ手前からスタートを切る。
二死を取られた後であるから、一塁走者マルティネスの仕事は、二塁走者の帰塁未履行のアピール崩し、二塁走者の本塁アシスト+自身が本塁に還ることである。
マルティネスは、一二塁間ハーフウェイから走路を外側(後ろ)に膨らませる。二三塁間で走路の膨らみを抑え、三本間で走路が膨らむベースランニングをしてしまう。

打球が右前に落ちるポテンヒットとなる。

荻野がフォアハンドシングルでグラブを出し、グラブを背骨の方に引く。

一塁手の佐藤都志也が送球のカットに入り、二塁手中村奨吾が一塁に入る。

佐藤都志也がバックハンドで送球をカットする。

二塁走者の清宮は、三本間ハーフウェイを通過する。

佐藤都志也は、右股関節をバックして三塁に投げる。

マルティネスは、二三本巻に挟まれて先頭の走者の進行方向とは逆の塁に投げさせ、二塁走者の帰塁未履行のアピール崩しと本塁生還のアシストに成功したが、自らは本塁に還れなかった。

F8-1M

footnote

用語の意味に関しては、下記記事参照

[知って得する]頻出野球用語集[完全保存版]