投手出身監督が采配をふるうことのメリット投手コーチは横山竜士に決まる打撃コーチは未定

Last Updated on 2019年10月8日 by wpmaster

CSについては、巨人と西武が勝ち上がって日本シリーズを戦うことを望むというアプローチを私は採用している。
しかし、仮に、2位3位のチームが勝ち進んで日本シリーズに進み、巨人と西武がCSで敗れても、巨人、西武が各リーグで最も強いチームであったという事実認定は変わることはない。
私は、CSというものを冷静にとらえている。私にとっては、CSに関して盛り上がるものがないのだ。面白いものだとは感じられないのだ。

しかし、カープファンは、大資本メディアが宣伝するものには何でも飛びつき、ユダヤ金融の申し子そのものである。
学生時代は、野球やラグビーにまるで関心がなかったバカ女や陰キャまでもが、CSについて{盛り上がった、興奮した」と宣い、ユダヤ金融の申し子そのもののキモいブログが粗製濫造されているのだ。

FA権行使については、どんどん行使してくれて構わない。人的補償で誰が入ってくるかに注目している。

會澤も菊池涼介も巨人だよ。広島残留も楽天入団も100%ない。
會澤は山口俊が先発の試合で先発を外れたり、山口俊も會澤に対してはインサイドを攻めない。茨城県民は東北には就職しない。三木谷よりも渡邊恒雄の方がロスチャイルドとの経済面でのコネクションが強い。大竹だって「広島とはいい話し合いができた」と言って下水道橋に行ったよ。

投手出身の監督が采配をすることのメリット

私もプロの選手と比較するのが妥当ではないアマチュアの選手であったが、投手をやっていいた。

右投げ左打ちの選手というのは、投げるときと打つときの軸足移動が逆、押し手と引き手が逆である。
後ろ足に体重が残り、引き手主導のバッティングになる。
敢えてハンディを背負って打席に入っている。
私は、右投げ右打ちであるが、投手として打者に実際に対戦してみて、右投げ左打ちの選手は、右投げ右打ち、左投げ左打ちの選手に比べると怖さはなかった。

佐々岡は、右投げ右打ちの投手。野村謙二郎や緒方孝市に比べると、左対左、右対右を否定する”左右病”は緩和され、柔軟な起用ができるのではないかとみている。

対戦してみて最も嫌だったのは、ファウルで粘る打者や逆方向に打つ打者ではなく両股関節をぶつけると後ろの膝が地面に着くぐらいフルスイングする打者である。

順方向に長打を打つことが重要であることも投手出身の監督は知悉しているのではないか。

新投手コーチは、横山竜士

投手コーチに就任した横山竜士は、現役時代は、「く」の字を作ったとき、右肩を左肩よりも下げることで縦回転を作る。
右肘をつまみ上げたときに両肩甲骨がぶつかり、両肩甲骨を剥がして右肘を推進させて回転数の多いボールを投げていた。
ストライドに関しては、左膝が突っ張るときとそうでないときがあり一定ではない。
フォロースルーの過程においては、長谷川昌幸同様、上体を一塁側に倒して右足をターンする。
当時としては進歩的な投げ方であった。
しかし、右腕上腕部の外旋→内旋の積み重ねに加え、右股関節の外旋、内旋が一定でなかったこともリリースのときに右腕上腕部が凹むことの原因であった。
横山竜士自身は、右肘をつまみ上げるときに両肩がM字にはならず、上記のことに加え、つまみ上げる前に右肘が逆Lになることがルーズショルダーのルーズショルダーの原因であったと見ている。
しかしアーム式にすると右腕上腕部の外旋というプロセスがなく後ろ足を軸に骨盤が回るので右肘が上がっていかなくなる。
右肘をつまみ上げて右腕上腕部を外旋する間を作る右股関節の外旋というプロセスが重要になる。

黒田博樹(1975年生)は、菅野のストライドに関し、ストライドを広げた方が前で離せるとコメントし、安仁屋、池谷同様、野球の進歩についていけていない。投手コーチも黒田よりも若い世代にやってもらいたいというのはあった。

解説者の横山竜士は、技術面のコメントは、総論的概括的なレベルにとどめ、彼自身、どの程度、ピッチングを勉強してきたかは解説を聞く限りでは伝わり切れていない。
両肩がM字になる九里、菊池保則、右肘が逆Lになる殆どの投手はルーズショルダーになりやすいが、彼等ににどのような助言を行っていくかが注目される。

打撃コーチは、若手の打撃コーチに指導をさせられるかが鍵

鈴木誠也は、今季故障による離脱がなく、.335で首位打者を獲得し、年俸は相応に上げなればいけない。しかし、今季の打撃については、私は、価値を高く付けていない。
新井さんは誠也について「巻き込むようにして引っ張るスイングだったのが、軸を真っすぐにしてそのまま回転することによってバットとボールの距離が取れるから強くボールを叩ける。乗っている時間が長くなる。」と分析。

これだと一応、ヘッドが残っているのでインサイドアウトスイングではあるが、手首のラインが下がり、ファストボールに負けてしまう。場合によっては両腕が伸びてドアスイングと紙一重になる。

誠也自身、「自分は引っ張りたい」旨を話していたが、故障の関係で右足前脛骨筋の回外が難しくなったというフェイジカル面の要因、ケースに応じて逆方向に打つ自己犠牲が求められたことで、センターから右方向の打球が増えた。

しかし、始動(レッグアップ)が遅れて右足のスパイクの外側に体重が後ろ乗る間がなくストライドが広がってしまう打撃も増加した。
以前は、もっとステイバックのときにグリップの位置が下がり、左足の着地に向かう過程でヒッチアップして右脇が空き、左足を着地したときに右肘がヘッドの外側に張り出していたが、右肘がヘッドの内側に入る打席も増えた。

そのような打撃でも日本のプロ野球の投手のレベルからして対応できてしまう、日本のプロ野球の投手のレベルに馴染んでしまっているのだ。

ベススターズのロペスやバレンティンも来日当初は、引っ張り専門であったのが、逆方向にも打つようになり、日本のプロ野球の投手のレベルに馴染んでしまった。

今のままでは、鈴木誠也とメジャーの投手のレベルの差が広がり、メジャーで通用しなくなってしまう。

前脛骨筋の故障からも回復してきたのだろう。1019年最終結果として故障前本塁打を稼いでたインローの打率を3割ジャストにまで戻した。

鈴木誠也は、逆方向に打たなくても2016年は.333を超える打率を残しているのだ。
引っ張り専門の打撃とチームバッティングは矛盾しないのだ。
引っ張る打撃をいかに継続できるかが2020シーズンの鍵となる。

新井さん(1977年生)は、左膝を突っ張らせてヘッドステイバックするところは正しいのだが、石井琢朗(1970年生)、東出(1980年生)同様、ヘッドをボールの内側に入れて分析しているのだ。

東出に至っては、後ろ足に体重を残して振れと指導している。

私も、2~3年前までは、前足を軸に骨盤を回すとが、インパクトの後に後ろ足の拇指球で地面を蹴って後ろ足に体重を残すものだと思っていた。

しかし、メジャーのコンテンツやイチロー、大谷、日ハム近藤のコメントを見ると、前足を軸に骨盤を回し、後ろ足の拇指球で蹴ることによって後ろ足に体重が残らないようにしているのだ。

一方、内川(1982年生)は、押して主導でヘッドをボールの外側に入れて手首のラインの下がりを抑えるメジャー式の打撃を採り入れている。

石井琢朗は、鈴木誠也を内川とのパイプ役を務め、自分と異なる考えを認める度量の大きさがあったが、東出は頭ごなしに説教する。

厳密には2017年は.299で四捨五入で3割だが、4年連続3割を打っている鈴木誠也は、調整方法を一任されるので、誰が打撃コーチであろうと関係はないが、その他選手はそうではない。

様々な野球人をこれまで見てきたが、打撃に関しては、新井、東出の世代ぐらいまでは、現代の打撃の進歩に対応していない古い指導者に教えられてきた”古い打撃のアプローチ”なのだ。

古い世代でも、更新し続ける野球を勉強して現代の野球に付いていけているのであれば差し支えない。若い世代でも不勉強な奴はいないわけではない。
動画を選択して送るのはコーチングスタッフ、トラックマンを導入して解析をするのは外部のスタッフだが、選手、球団のコーチ、外部のスタッフがどこまで勉強しているかが重要となってくる。

しかし、若い世代の方が勉強家で新しい投球、打撃を採り入れ続け、絶えず自分の投球、打撃を更新し続けている。
私が内川よりも新しい世代の選手を打撃コーチにすることを推すのはそこが理由なのだ。

トラックマンを導入してもサービスを産み出すのは、飽くまでも肉体の稼働、振る力である。

2020のレギュラーシーズンは、バティスタと契約更新してもしなくても、①ビシエドレベルの新外国人の打者を獲る。②右のオーバーハンドのリリーフ投手を獲る。③小園が.305 32本87打点前後の数字を残せばリーグ優勝できる。
松山や長野がスタメン5番で出ているようではリーグ優勝できない。

小園は、歴代のホームラン打者同様踵体重だが、前膝をレッグアップしたときにグリップの位置が下がる度合いが王、松井秀喜、筒香、田淵、落合よりも大きい。
村上が、小園のように両股関節をぶつけた後に左膝が地面に着くぐらいのスイングをしているのをみたことがない。
小園は140ぐらい三振はするだろうが、厳しい場面でも外さずに三番遊撃のレギュラーとして使い続けろ。
西川は、来季は二番、引退まで外野一本。内野には戻すな。
ソフトバンクの方の福田は、ステイバックのときに右肩が内に入って右肘が突っ張る、左肘の推進よりも右肩の開きが先行する打てない打者の見本だから、獲るな。

オリックス吉田正尚はオリックスにとって外せない主力で、中日福田は、後半戦の活躍でトレードでの獲得はほぼ100%不可能。T-岡田については、トレードでの獲得はできなくはない。

磯村と坂倉が正捕手ではリーグ優勝は無理。金属バットを使えば、ドアスイングで逆方向への本塁打を量産できる。江藤は、右股関節を使いストライドが狭く回転半径を小さくする技術ができていたので打者として大成したが、中村奨成はまだ、探りが長い。打者として大成するのは難しい。スローイングも右肘をつまみ上げたとき、右足がインエッジでストライドが広い。
會澤が巨人に行ったら小林誠司を獲った上で、石原を使わず坂倉を捕手として育てろ。

レグナルト、ヘルウェグ、ローレンスの内、補欠で残すならレグナルト。
メヒアとサンタナの打撃は日本人の打者でもできる。