広島2-4DeNA。中盤点を取られながらも、Kris Johnsonは、ゲームを作った。アドゥワ誠が初の回跨ぎ。

Last Updated on 2019年5月15日 by wpmaster

試合のポイント

この試合のK.Jは、良くなかったね。

右肩の開きが早い。

良くないなりに6回4失点なら、十分試合を作ったし、

先発としては、GJだけどね。

バリオスも投球動作を見ると、そんなには良くなかったけどね。

左肩の開きが早い。

只、この試合に限っていえば、K.J.より若干股関節のタメがあったかな。

ところで、嶺井が上手く打ったって?

インローが難しいって?

難しくない、難しくない。

褒め過ぎ過ぎだよ。

あれは、K.J.の失投。

硬式野球は、ボールをこすってバットをボールの下にくぐらせて打つ。

硬式は、アッパースイングでホームランを打つのよ。

軟式経験者が見て、上がりすぎたと思うぐらいがホームランになるのよ。

インローは、トップを深く入れて、ステイバックできていれば、ボールの軌道とバットの軌道が45度に交わってこすってバットの下にボールをくぐらせやすいのよ。

バックスピンがかけやすい。

腸腰筋で産み出した瞬発力が最も伝わりやすく、インパクトのときに、右肘を曲げてインサイドアウトで振り下ろし始め、ボトムハンドの肘が開かなければ、両腕で逆三角形を作りやすい。

インローは、最も飛ぶ、最もホームランを打ちやすいコース。

ホームラン打者でないという評価を受けている選手でも数少ないホームランを打てるコース。

7回の野間のセンターフライも打撃のアプローチとしては間違いじゃない。

軟式野球じゃねえんだから、転がしゃいいってもんじゃない。

後ろの骨盤に頭が乗ってステイバックできているし、右肩もほとんど動いていない。

振り下ろす直前もトップの角度がキープでき、振り下ろしのときの左肩の下がり方も誤差の範囲。

左足でエッジをかけて左足を前に運び、投手方向に運んでいる。

只、右膝を上げたときにグリップの位置を上げてしまっている。

振り下ろし始めと、左足の探りがシンクロする。

始動が遅いのよ。

投手が左膝を上げて、野間が足踏みする。

そこまではいい。

そこから、野間は、右膝を上げて、グリップの位置を下げてトップを作るのが遅い。

確かに、野間は、右膝を上げる高さは、高くない。

しかし、投手が左膝を落として、本塁にくるぶしを向けたときに、右膝を上げ始めている。

ボールを持つ手が現れて一呼吸置いてから降り始めている。

けど、メジャー崩れと比べても大きな誤差があるとまでは言えない。

それに、次の打席は、右膝を下し始めたときに、

グリップの位置を上げているよ。引き続き、ステイバックできているし、更に振り下ろし始めの左肩の下がりも小さい。

アドゥワ君は、4~5球に1球いい球がある。

秋季キャンプの頃のように、瞬発力による負荷を解いて、リリースの瞬間に瞬発力をMax(ギアをMaxではない。投球動作におけるMax)に持っていくことと、

メジャーの選手のように、コンスタントにフィニッシュでの右足のターンがあれば、投球終了に至るまでの動作に誤差があっても、ギアをMaxで投げなくても、ごまかせる。

ターンできている球も増えてきてるけどね。

敗戦処理は大して出番がない。

この試合では、36球投げたので、次は、最低でも日付にすると、中3~4日、望ましいのは、中6日開けて、一軍の試合でも二軍の試合でもいいので(一軍選手も二軍の試合に出れる)、フィジカル面で投げられれば、60球→80球と増やしていったらいいんじゃないのかな。

少し、ワンバンが多いので、ここからいきなり先発で100球とかはしないことだ。

あまり出番がないようなら、ダメだから落とすのではないから、登録抹消してもいいんだけどな。

試合の詳細

1回~6回

Johnson は、初回、神里を、4球目、真ん中低目のハードカーブで一ゴロ。

桑原を、インロー133キロのチェンジアップで遊ゴロ。

筒香を、真ん中低目、134キロのスライダーで、中飛。

バリオスは、1回裏、右股関節を内旋してから左膝を内入れし、右踵が浮く。

テイクバックで右手首を内旋、右肘を逆L字にする。

トップを作る過程で、左肩が開く。右股関節が外旋する。

左足は、スパイクの内側の踵から着地。

田中は、4球目、真ん中高目142キロのシュートをヘッドを残して打って、中肘。

菊池は、138キロ真ん中高目シュートを打って、中飛。

丸は、インハイシュート138キロを打って、二ゴロ。

2回表、ロペスは、インローのチェンジアップ132キロに、投ゴロ。

宮﨑は、アウトコースベルトの高さのストレートを遊ゴロ。

嶺井は、アウトローの132キロのスライダーを右飛。

2回裏、エルドレッドが、真ん中高目の143キロのシュートを左飛。

松山は、真ん中高目のシュートを二塁打。

安部は、インロー144キロのツーシームを見逃し三振。

野間は、インロー131キロのチェンジアップを二ゴロ。

3回裏、石原が、真ん中141キロシュートを打って、遊ゴロエラーで出塁。

Johnsonがバントで送る。

バリオスは、36球目、田中のところで、右股関節の外旋をしてから、右足踵に
重心をかけて、スパイクの内側でエッジをかけてステップ。

右肘をつまみ上げたとき、右股関節、腸腰筋は内旋しないが、左肩が開いて、左肘と左膝が並進しない。

バリオスは、回転軸から投じたが外れる。

田中は、真ん中低目ナックルカーブ117キロを右肘でボールをはらって二ゴロ。

菊池は、真ん中高目136キロカットボールを三ゴロ。

5回表、ロペスは、Johnson が投じた58球目の131キロを打って三ゴロ。

59球目、左股関節の内旋なしでステップ。

トップを作る過程で、胸の張りは大きいが、左股関節が内旋、右肩が開いて、右肘と右膝が並進しない。

ボールを持つ手は頭の後ろに隠せている。

フィニッシュで左足を三塁側にターン。

宮﨑は、アウトコースベルトの高さのカットボール135キロをレフト前ヒット。

Johnsonは、62球目、左股関節を外旋してからステップ。

トップを作る過程で、左肩と左膝が開く。

左股関節と腸腰筋が内旋している。

ボールを持つ手は、頭の右(三塁側)から、わずかに出ている。

嶺井は、ステイバックのとき、頭が前に出されたが、ボールをこすってバックスピンをかけて、左肘でボールをはらう。

嶺井は、アウトロー141キロの真っ直ぐ系の球を2ラン本塁打。

広島0-2DeNA

Johnson は、66球目、大和のところで、左股関節を内旋、右膝を内入れしてからステップ。

左肘をつまみ上げたとき、右肩を内旋し、左膝も開いていなかったが、左足は、拇指球で立つ。

大和は、真ん中高さ142キロのストレート系をヘッドを残して一塁線に打つ。

エルドレッドが逆シングルで後逸。

73球目、Johnson は、左股関節を外旋してステップ。

トップを作る過程で、胸の張りは大きいが、右肩が開き、左股関節が内旋。

倉本は、インハイ140キロのシュートをヘッドを残して中前安打。

広島0-3DeNA

バリオスがバントで送る。

神里に、カウント2ボール1ストライクから投じた136キロアウトハイカットボール(見逃しストライク)のときに、一走倉本が盗塁失敗。

6回表、神里は、アウトローカットボール141キロを打って三安。

打者桑原に、1ボールから投じたアウトローのシュート(ボール)のときに、神里が二盗。

桑原は、真ん中高目カットボール137キロを打って遊ゴロ。

これが進塁打になる。

Johnson は、92球目、左股関節を外旋してからステップ。

左肘をつまみ上げたときに、左踵が浮き、右足のスパイクの外側を地面に向け、右膝が開く。

トップを作る過程で、左足は拇指球で立ち、左股関節が内旋して右肩も開く。

三角筋を使って右腕上腕部を後ろに引っ張ったときに、胸を打者の正面に向け、ボールを持つ手が隠せていない。

筒香は、真ん中シュート141キロををヘッドを残して犠飛。

広島0-4DeNA

Johnsonは、6回 99球 5安打 5奪三振 無四球 4失点(自責3)。

7回~9回

7回表、九里が登板。

嶺井は、アウトハイ140キロのストレートを中前安打。

九里は、右肘をつまみ上げたときに、両肩がM字になり、左肩が開く。

大和はインコースベルトの高さの132キロのツーシームを左肘でバットを掃って左前安打。

バリオスは、アウトコースのベルトの高さのスライダー126キロを空振り三振。

倉本は、インコースのベルトの高さのツーシーム130キロを三遊間を抜ける左前安打。

神里は、インロー142キロのシュートを空振り三振。

桑原は、アウトローのハードカーブ121キロを遊ゴロ。

九里は、1回 25球 3安打 2奪三振 無四球 無失点。

7回裏、松山は、バリオスの投じた71球目、131キロのカットボールを右前安打。

安部は、真ん中138キロのカットボールを中前安打。

野間は、真ん中低目の130キロフォークを中飛。

これが進塁打となる。

ここで、バリオスに代えてエスコバーが登板。

西川は、149キロインローストレートを遊安。

広島1-4DeNA

エスコバーに代わって、井納が登板。

メヒアは、真ん中低目スライダー132キロに遊併。

バリオスは、6回1/3 80球 5安打 3奪三振 無四球 1失点(自責同じ)。

エスコバーは、0/3 7球 1安打  無四球 無失点。

井納は、2/3 5球 無安打 無四球 無失点。

8回表、アドゥワ誠が登板。

アドゥワ誠は、筒香に、4球目、フィニッシュで右足をターンして、インローに146キロのストレートを投げ、遊ゴロ。

アドゥワは、13球目、ロペスのとき、右踵に重心を残し、右股関節を内旋、左膝を落とした後、再度、左膝を上げる二段モーションで左膝を内入れして「く」の字を作ってステップ。

テイクバックのとき、左手を高く上げ、右肩を、左肩より、いつもより下げる。

右肘をつまみ上げたとき、右踵が地面から離れ、左肩が開き、左肘と左膝が並進しない。

右股関節と腸腰筋は、外旋していない。

胸の張りは大きいが、ボールを持つ手がわずかに出ている。

リリース直後に右肩が凹む。

三塁側に重心が残る。

真ん中低目のチェンジアップがワンバウンド。

ロペスに四球。

宮﨑は、真ん中140キロのストレートを、ヘッドを残して右前安打。

アドゥワは、23球目、嶺井のとき、右股関節を外旋してからステップ。

右肘をつまみ上げたとき、右股関節、腸腰筋は内旋しないが、左肩が開き、左肘と左膝が並進しない。

トップを作る過程で、右股関節が内旋。

フィニッシュで右足を一塁側にターン。

嶺井は、ヘッドを残し、一塁側ファウルフライ。

これをエルドレッドが落球。

嶺井は、24球目のインコースベルトの高さのストレート142キロを打って三ゴロ併殺。

アドゥワは、フィニッシュで三塁側に重心が残っていた。

8回裏、パットンが登板。

パットンは、5球目、アウトハイのストレート145キロが外れて、田中に四球を与える。

11球目、アウトコースベルトの高さのストレート146キロを菊池が右飛。

パットンは、丸のところで、ストレートがインハイに外れて、丸に四球を与える。

エルドレッドのところで、インコースベルトの高さのストレート147キロが外れて、四球。

パットンは、右股関節を外旋してからステップ。

右踵に重心をかけてから、拇指球に重心が移動。

トップを作る過程で左肩が開くが、右股関節、腸腰筋は
内旋しない。

回転軸から頭が外れる。

26球目、148キロのストレートがインハイに外れて、松山に四球を与える。

押し出しで広島2-4DeNA

ここで、パットンが降板、砂田が登板。

安部は、アウトコースベルトの高さのスライダーを打って、三飛。

野間は、アウトコースベルトの高さのスライダー123キロを打って左飛。

9回表、大和は、アドゥワの投じた25球目、アウトハイのストレート142キロをヘッドを残して二ゴロ。

アドゥワは、右股関節を外旋してステップ、フィニッシュで、右足を一塁側にターンして投げたが、トップを作る過程で、腸腰筋が内旋していた。

乙坂は、真ん中143キロのストレートに差されて左邪飛。

アドゥワは、右肘をつまみ上げたとき、左肩が開いていたが、フィニッシュで、右足を一塁側にターンしていた。

倉本は、アドゥワの投じた35球目の真ん中低目の143キロストレートを打って二ゴロ。

アドゥワは、右股関節を外旋してからステップしていたが、フィニッシュで三塁側に重心が残っていた。

9回裏、山﨑康晃が登板。

山﨑は、右踵に重心をかけ、右股関節を外旋してステップ。

右肘をつまみ上げたとき、左肩が内旋出来ており、左肩、左膝が開かない。

胸の張りが大きく、ボールを持つ手が頭に隠せている。

右腕上腕部を内旋するとき、左内転筋が伸び、リブダウンも大きい。

山﨑の投じた2球目インローのシュート129キロに、庄司は、トップが浅く、ステイバックのときに、臀部が沈み、頭が前に出されて、二ゴロ。

磯村は、アウトロー145キロのストレートを見逃し三振。

田中は、アウトコースベルトの高さの146キロのストレートを空振り三振。

試合終了。

広島2-4DeNA