2018広島vsDeNA7回戦。岡田明丈136球、8回2/3 1失点。負けに等しい引き分け。

Last Updated on 2018年11月6日 by wpmaster

9回表、岡田明丈を続投させたこと

あなたは岡田の完封を願っていたんじゃないんですか。

カープファンは、問いかけるだろう。

現に、「8回の三者三振を見たら、9回のマウンドに立ってもらいたいと思うでしょ、みんなも」と問いかけている者もいる。

どうも、カープファンってのは、共感を強制しやがる。

牧羊犬を追い立てるが如く、同じ方向に誘導したがる。

“おまえと一緒にするなよ”。

そういう奴等に、俺は、そう返してやるよ。

それでは、何故、共感できないのか。

岡田は、93球目のカーブ、95球目のチェンジアップを真ん中低目にワンバウンドさせる。

ワンバウンドは、それが初めてではないので、更に、遡って見てみよう。

岡田は、テイクバックのときに、右肩の下がり方が極度。

岡田は、6球目にストレートを投げた段階でワンバウンドし、36球目、60球目と右肩が凹んで、50,52,,55,56,60,64,66,70,84球目を、打者の顔から遠い低目にワンバウンドさせている。

岡田の右肩の状態を見て、岡田は、7回で交代させにゃいけん、俺は呟いた。

岡田は、ここまで、ゲームを作った。

そのことをもって、9回も岡田に託せ、岡田が締めろというのは、勝負に甘い人。

それこそ、野球を知らないバカチンというもの。

投げるのは、投手。

投げることの源は、肉体。

神は存在しない。

岡田は、次も投げなきゃならないということを、采配を委ねられた者もファンも、わかっていない。

ベンチは、8回以降も岡田を投げさせ、107(アウトローのカーブ108キロ),114球(アウトローのカーブ107キロ)と低目にワンバウンドさせる。

114球目を投げたときは、リリースの瞬間に右腕上腕部が凹んでいる。

岡田は、右肩の損耗と付き合いながら、右足を一塁側にターンさせて下を使ってよく投げたよ。

9回表、ソトは、岡田の投じた116球目、真ん中真っすぐ147キロをステイバックのときに頭が前に出されるが、肘を肋骨に沿わせながらグリップ先行のインサイドアウトで壁を作ってゴロで抜ける左前安打。

岡田は、前述のように下を使って、筒香を122球目、インローのストレートで空振りを取る。

ソトの代走宮本が二盗失敗で三振併殺。

ロペスは、128球目、真ん中スライダー135キロを左前安打。

宮﨑は、131球目、真ん中ストレート145キロを打って左前安打。

135球目、倉本のヘッドが止まったのは、岡田の左肩、左膝がトップを作ったときに、割れていたから。

136球目も右腕のトップを作ったときに、右股関節が半時計回りして左肩、左肘が割れたけれども、胸の張りを大きくして、最後は、一塁側に右足を一塁側にターンさせた。

しかし、右肩の凹みには勝てなかった。

倉本は、136球目、シュート回転して内に入ったアウトコース(倉本から見れば、インコース)ベルトの高さのストレートを、グリップ先行で、ヘッドを残して右肘を抜きながら打ち返した。

広島1-1DeNA

ここで、岡田は、降板し、中﨑が登板。

嶺井は、6球目、アウトローのスライダーを打って右飛。

岡田は、責められないよ。

更に、俺が言いたいのは、次のこと。

メンタルが肉体の稼働に先立つことはない。

経済関係により生活をすることを強いられているから肉体を稼働させる。

選手の気持ちで組織を動かすという唯心論で労働の現場が動くとすることは、現実とは異なる。

この手の唯心論は、資本に経営を委託された者が、競争させ、労働者にムチを入れて疎外してきたことを後付けで言い訳をしているだけ。

ユダヤ金融から洗脳を委ねられた心理学者、精神科医や僧侶と一緒だね。

肉体を稼働させた後に、この手の奴隷の道徳に労働者が洗脳されてくれたかどうか、煽られたかは実体がない。

「お前は完封したときの気持ちや完封を後一人で逃したときの気持ちがわからないのか」と続けるファンがいるとしたら、私は、いつものように次のように答えよう。

“中が空洞のゴム毬じゃないですよ。あなたは硬式球を100球投げたことがあるのですか。”

愛と呼ばれているものは、経済上の強者に媚びているだけで、錯覚にすぎないことは、それ自体は間違いないのだが、硬式野球をしたことがないファンが先発投手の気持ち云々をいうことは、処女や童貞が、「愛は、テレビの中だけの絵空事」だと歌うのと同じくらい滑稽なことである。

また、先発、完投することによって得られるものがないとすることも、処女や童貞が本当の愛云々を語ることと同じくらい滑稽なことだ。

先発完投は、下を使って投げて打たせてとるピッチングで100球未満で8インニングを食えるようになってからトライしろ。

野球は遊びじゃねえんだ。

選手の気持ち云々よりも、次の試合以降のことを優先する。

それがプロ野球というものだ。

投手は、意識、感情や打者の裏を書いた配球という心理学に基づいて投げるのではなく、打者の対応を見てサインを出すというのは、帰納法から生み出された野球の基本。

際どいコースに投げるのではなく、ホームベース上に、真ん中に、瞬発力を乗せて投げるのも、帰納法から生み出されたの基本。

そういうことすら知らないことが、先発完投原理主義に洗脳される原因なのだ。

また、そういうロクに野球をしたことがないファンって、2アウトからランナーを出すことにツベコベ言うんだよ。

ギアを入れて投げられる球は、100球中20球もない。

フィジカル上、完璧な投球動作で全球投げられるわけではない。

2アウトからランナーを出したって、抑えりゃいいんだよ。

一岡、今村は、右肩が凹むことがある。

Jacksonも右腕のトップの位置が下がることがある。

今村もJacksonも左膝が相変わらず割れる。

この試合は、今村、Jackson、一岡は、下を使って投げたよ。

只、この試合、筒香は、ステイバックのときに頭が後ろの骨盤より前に出されて結果が出なかったことで引き分けで済んだというのもある。

岡田明丈の1回~8回までのピッチング

1回表

神里は、4球目、真ん中のストレート146キロを空振り三振。

岡田は、6球目、真ん中低目にストレート143キロを渡邊

岡田は、11球目、アウトハイにスライダーが外れてソトに四球を与える。

筒香は、14球目、インコースベルトの高さのストレート147キロを見逃し三振。

ロペスは、17球目、アウトコースベルトの高さのスライダー131キロを打って右飛。

2回表

宮﨑は、18球目、真ん中のスライダー129キロを打って中前安打。

倉本は、20球目、真ん中のストレート143キロを打って右前安打。

岡田は、28球目、リリースの瞬間、右腕上腕部が凹む。

嶺井は、28球目、アウトローのカットボール140キロを打って遊併打。

東は、32球目、インコースベルトの高さのストレート144キロを見逃し三振。

3回表

岡田は、36球目、真ん中低目にストレート141キロをワンバウンドさせて大和に四球を与える。

神里は、39球目、インコースベルトの高さのスライダー129キロを打って左飛。

ソトは、44球目、アウトコースベルトの高さのカーブ109キロを打って左前安打。

筒香は、45球目、インハイのスライダー130キロを打って中飛。

4回表

ロペスは、47球目、アウトコースベルトの高さのカットボール140キロを打ってライトフェンス直撃の安打。

ロペスは、二塁タッチアウト。

岡田は、50球目、アウトローにスライダー135キロをワンバウンドさせる。

岡田は、52球目、アウトローにスライダー131キロをワンバウンドさせる。

宮﨑は、53球目、アウトハイのストレートを打って一直。

岡田は、55球目、インローにスライダー133キロをワンバウンドさせる。

岡田は、56球目、アウトローにカーブ106キロをワンバウンドさせる。

岡田は、60球目、インローにストレート146キロをワンバウンドさせる(倉本がファウル)。

岡田は、61球目、真ん中低目にストレートが外れて倉本に四球を与える。

岡田は、64球目、アウトローにスライダー132キロをワンバウンドさせる。

岡田は、66球目、アウトローにスライダー132キロをワンバウンドさせる。

嶺井は、68球目、真ん中のストレート148キロを空振り三振。

5回表

岡田は、70球目、真ん中低目にスライダー133キロをワンバウンドさせる。

東は、74球目、インハイにストレート146キロを見逃し三振。

大和は、75球目、アウトコースベルトの高さのカーブ106キロを打って二飛。

岡田は、79球目、上体を一塁側に倒して右足を一塁側にターンさせてフォロースルー。

神里は、79球目、真ん中低目にストレート146キロを打って左飛。

6回表

ソトは、80球目、アウトコースベルトの高さのストレート143キロを打って右飛。

筒香は、82球目、真ん中のストレート143キロを打って左飛。

岡田は、84球目、インローにストレート145キロをワンバウンドさせる。

ロペスは、91球目、真ん中高目のスライダー133キロを空振り三振。

7回表

宮﨑は、92球目、アウトハイのカーブ105キロを打って右飛。

岡田は、95球目、リリースの瞬間、右腕上腕部が凹み、真ん中低目にチェンジアップ132キロが外れる。

倉本は、96球目、アウトコースベルトの高さのストレート144キロを打って右前安打。

嶺井は、97球目、真ん中低目のスライダー129キロを打って三併打。

8回表

梶谷は、101球目、真ん中低目のストレート146キロを見逃し三振。

大和は、104球目、インコースベルトの高さのストレート145キロを空振り三振。

神里は、111球目、インハイのスライダー131キロを空振り三振。

広島打線がDeNAの投手陣からエラーによる1点しか得点できなかったこと

DeNAの各投手もも手も足も出ないほど、素晴らしかったわけじゃないのよ。

東は、立ち上がりから、セットポジションで左足踵に重心をかけて、クイックでないときは、左股関節を二塁方向に捻って(クイックのときは捻らない)右膝を上げ、逆「く」の字を作ってステップ。

トップを作る過程で、左の股関節が時計回りして右肩、右膝が割れ、下半身の回転よりも遅れて左肘が出る。

右足は踵から着地するものの、リリースのときのトップの位置も低い。

1回裏

東は、8球目、インハイにストレート140キロが外れ、田中広輔に四球を与える。

菊池は、10球目、インハイのストレート138キロを打って二ゴロ。

バティスタは、、11球目、真ん中高目のストレート137キロを打って左飛。

鈴木は、15球目、インコースベルトの高さのスライダー130キロを打って三直。

2回裏

松山は、真ん中のストレート144キロを打って左前安打。

會澤は、アウトハイのストレート144キロを打って中前安打。

無死一二塁から、髙橋大樹(右右)が、23球目、インローのチェンジアップ127キロに、頭が前に出され遊併打。

美間が、28球目、インコースベルトの高さのストレート147キロに、左肩が内に入り、空振り三振。

3回裏

岡田は、34球目、アウトローのストレート140キロを見逃し三振。

田中広輔は、35球目、アウトローのストレート142キロを打ってレフト線へヒット。

菊池は、40球目、インローのチェンジアップ125キロを打って二ゴロ。

東は、46球目、インコースベルトの高さにチェンジアップ129キロが外れてバティスタに四球を与える。

東は、52球目、インコースベルトの高さにストレート144キロが外れて鈴木に四球を与える。

二死満塁から、松山が、54球目、真ん中低目のカーブ121キロに、左膝が伸びて(始動が遅れている)中飛。

4回裏

會澤は、59球目、インローのカーブ114キロを打って遊ゴロ。

髙橋大樹は、63球目、インローのチェンジアップ130キロを打って左前安打。

美間は、インコースベルトの高さのチェンジアップ123キロを打って中前安打。

髙橋の安打は、インローのチェンジアップをボールの下から手首を返し(左膝を下すのと振り下ろしが一緒。始動の遅れが原因。)、三塁手の右足の踏み出しが遅れ、髙橋が真っすぐをファウルしたことが始動の遅れによるものであったことから、変化球のサインで、ショートが二塁ベースの後ろという深いところに守っていたことによるコース安打。

コース安打は、偶然でもない。

運は存在しない。

4回裏の安打の内、美間の安打は、インコース(美間から見ればアウトコース)のベルトの高さのスライダーを、頭を骨盤の上に乗せてステイバックし、ヘッドが投手方向へ向き、やや寝ていたが、ヘッドを残して打ったもの。

岡田は、68球目、真ん中高目のストレート137キロをバントするが、捕邪飛。

田中広輔は、69球目、インローのストレート144キロを打って左飛。

5回裏

菊池は、76球目、真ん中高目のストレート142キロを空振り三振。

バティスタは、80球目、インハイのストレート140キロを空振り三振。

東は、81球目、真ん中低目にカーブをワンバウンドさせる。

83球目の真ん中高目のチェンジアップ129キロを打った鈴木誠也は、ステイバック(振り下ろす直前の形ね)のときに、後ろの骨盤に頭は、乗っているけれども、ヘッドが寝ている分、打球が失速した分、二塁打に留まった。

東は、2回の美間の三振、3回裏の鈴木の四球、松山の中飛とこのとき(83球目)は、トップを作ったときに、腸腰筋(腰の骨の両側に筋肉な。)が時計回り(東は、左投手だからな。)して、右肩、右膝が割れていた。

左肘の出が遅れていた。

続く松山は、87球目、インローの真っすぐ148キロをボールの下から手首を返して二ゴロ(振り下ろしのときに頭が前に出される。始動の遅れが原因)を打つ。

倉本が右手(素手)で捕るが捕球できずに、1点先制。

會澤は、92球目、インローのストレート145キロを見逃し三振。

中継ぎ、抑え投手のピッチング

三嶋も三上(暴投あり)も砂田も、肩が凹んで、特に三嶋は、両肩がM字になって肩の状態が良くない。

パットンも、右足拇指球に重心がかかり、右股関節の内旋(二塁方向へのツイスト)、タメがなく、左膝をほぼ真下に下してフットファーストで、右腕のトップの位置も低い。

ワンバウンドは、三嶋が4、三上が2、パットン1、砂田が3。

6回裏

三嶋は、2球目、アウトローにスライダー106キロをワンバウンドさせる。

髙橋大樹は、これを空振り。

髙橋大樹は、4球目、三嶋がワンバウンドさせたアウトローのスライダー131キロを空振り三振。

美間は、5球目、三嶋がワンバウンドさせたアウトローにスライダー138キロを空振り。

美間は、11球目、アウトローのスライダーを打って右飛。

岡田は、15球目、三嶋がワンバウンドさせた真ん中低目のスライダー134キロを空振り三振。

7回裏

三上は、4球目、アウトローにストレート151キロをワンバウンドさせる。

田中広輔は、7球目、三上がワンバウンドアウトローのスライダーを空振り三振。

捕手が正規捕球できず(記録は、三上の暴投)、田中広輔は振り逃げ。

菊池は、10球目、真ん中低目のストレートをバントする。

バティスタは、15球目、アウトローのスライダー130キロを空振り三振。

三上は19球目、アウトローにスライダーが外れ、鈴木に四球を与える。

松山は、23球目、真ん中高目のストレート148キロを打って左飛。

8回裏

會澤は、2球目、真ん中低目のスライダー134キロを打って左飛。

髙橋大樹は、真ん中低目のストレート146キロを空振り三振。

美間は、8球目、インコースベルトの高さのチェンジアップ136キロを打って三ゴロ。

9回裏

エルドレッドは、1球目、インローのストレート145キロを打ってレフト線に二塁打を打つ。

田中広輔は、3球目、インローのストレート148キロを打って一ゴロ。

菊池は、6球目、インハイのストレート145キロを打って中飛。

バティスタは、13球目、真ん中高目のストレート149キロをバットで擦り、スライス回転のファウル。

バティスタは、14球目、インコースベルトの高さのフォーク138キロを空振り三振。

井納は、トップを作ったときに、右股関節が半時計回りして、左肩、左膝が割れてシュート回転する。

にもかかわらず、エルドレッドがインローの真っすぐ146キロを打って二塁打の後、バティスタがインローのフォークを三振したのは、菊池が真ん中ストレートを打った浅い中飛同様、ステイバックのときに頭が前に出されて、しかもファウルを連発したから。

10回表

ジャクスンは、アウトローにスライダー138キロをワンバウンドさせる。

乙坂は、5球目、アウトローのスライダーを打って遊ゴロ。

大和は、7球目、アウトハイのスライダー139キロを打って投ゴロ。

ジャクスンは、15球目、真ん中高目のスライダー140キロが外れて神里に四球を与える。

桑原は、20球目、アウトローのスライダー137キロを打って右前安打。

筒香は、25球目、インハイのシュート回転したボール153キロを、バットで擦りスライス回転のファウル。

ジャクスンは、28球目、インローにチェンジアップ142キロをワンバウンドさせる。

筒香は、29球目、インローのチェンジアップを打って投ゴロ。

10回裏

パットンは、3球目、アウトローにスライダー138キロをワンバウンドさせる。

鈴木は、5球目、真ん中のストレート150キロを打って中飛。

下水流は、10球目、インローのストレート149キロを見逃し三振。

會澤は、12球目、インコースベルトの高さのストレート151キロを二飛。

鈴木誠也は、ヘッドを残して打つが、右くるぶしの故障が完治していないので、右足の拇指球に重心がかけられずに、右足つま先で立っている(結果は中飛)。

會澤は、左肘を抜くときに、左肘が上がって右肘の出が左膝の開きよりも遅れた。

11回表

柴田は、6球目、アウトコースベルトの高さのスライダー129キロを見逃し三振。

今村は、7球目、アウトローにスライダー130キロをワンバウンドさせる。

宮﨑は、10球目、真ん中のスライダー127キロを打って三ゴロ。

今村は、12球目、リリースの瞬間、右腕上腕部が凹む。

倉本は、12球目、真ん中のスライダー126キロを打って右前安打。

今村は、15球目、トップを作ったときに右膝が割れる。

上体を一塁側に倒し、右足を一塁側にターンさせてフォロースルー

嶺井は、15球目、アウトハイのスライダー128キロを打って中前安打。

乙坂は、19球目、インコースベルトの高さのストレート144キロを見逃し三振。

11回裏

砂田は、2球目、リリースの瞬間に左腕上腕部が凹み、インローにスライダー123キロをワンバウンドさせる。

野間は、3球目、アウトローのスライダー127キロを打って二直。

砂田は、5球目、リリースの瞬間に左腕上腕部が凹み、インローにスライダー130キロをワンバウンドさせる。

砂田は、12球目、リリースの瞬間に左腕上腕部が凹む。

美間は、12球目、インローのスライダー124キロを打って左飛。

砂田は、13球目、リリースの瞬間に左腕上腕部が凹み、アウトローにスライダー127キロをワンバウンドさせる。

安部は、18球目、インハイのスライダー123キロを空振り三振。

12回表

一岡は、1球目、リリースの瞬間に右腕上腕部が凹み、アウトローにストレート145キロをワンバウンドさせる。

一岡は、上体を一塁側に倒し、右足を一塁側にターンさせてフォロースルー

大和は、踵体重になって、5球目、アウトローのカーブ107キロを空振り三振。

神里は、9球目、真ん中のカーブ111キロを打って中前安打。

中川(右右)は、11球目、インハイのストレート145キロを打って二飛。

筒香は、20球目、アウトハイのスライダー138キロを見逃し三振。

12回裏

田中広輔は、2球目、インコースベルトの高さのフォーク136キロを打って二ゴロ。

菊池は、5球目、真ん中のストレート147キロを打って中飛。

バティスタは、11球目、インコースベルトの高さのツーシーム135キロを打って左前安打。

山崎は、15球目、真ん中低目にフォーク138キロをワンバウンドさせて鈴木に四球を与える。

山崎は、21球目、リリースの瞬間に右腕上腕部が凹む。

下水流は、21球目、真ん中低目のツーシーム40キロを空振り三振。

山﨑康晃は、右肩が凹んで、打者の顔から遠いところで、ワンバウンドを頻発させた(8,10,15,16,18,20)。

8球目がアウトローのフォーク138キロ。

10球目がインローのフォーク138キロ。

16球目がインローのフォーク139キロ。

18球目がインローのフォーク140キロ。

20球目がインローのフォーク140キロ。

真ん中のツーシームをバティスタが左前安打した後、

下水流が真ん中低目のツーシームを空振り三振したのは、つなぐ意識が足りないからではない。

「ヒッチして上げる」の「上げる」がないから。

よって、体が前に出されてから、右肘が出てくる。

パットンからの三振もそう。

今季、こういう打てない試合になると、ファンから槍玉に挙げられるのが、安部と松山。

安部は、たった一年の活躍しただけで、サードを安部の聖域にするなという意見があるが、

安部は、一シーズンだけの活躍ではない。

安部は、2シーズンの実績があり、更に遡れば、菅野を打ちこんでいた期間もある。

野球の動きを見ても、美間や庄司が安部と三塁を争えるほど、差は縮まっていない。

打線は、7回以降は、2安打と打てなかったことは事実だ。

一方、守備面では、鈴木は、4回表、ライトフェンスに背を向けて打球を追い、クッションボールを処理して、アウトコースのベルトの高さのカットボールをヘッドを残して打ったロペスを二塁で刺した。

レフトに途中から入った下水流は、9回ロペスのフェンス手前の打球をライトに背を向けて打球を追い、体の向きを変えずに、偽投。

會澤も盗塁を2つ刺した。

バックは良く守った。

髙橋は、二死一塁から、途中までライトに背を向けて追いながら、最後は、体の向きを変えて捕球。

赤松や野間であれば、ライトに背を向けたまま捕球できるだろう。

菊池は、背面で捕球したが、別に菊池でなくても並みのプロの内野手でも捕れる。

しかし、エラーによる1点では、勝つのは難しいが、総合すると、この試合は、追いつかれて引き分けで、負けに等しいだろう。

試合データ

2018年5月9日 18:00 マツダスタジアム

試合時間 4時間28分

ホールド(DeNA):井納 パットン 砂田

ホールド(広島): 中﨑 Jackson 今村

失策 倉本 1

対戦成績 広島4勝2敗 1分

<追記>

2014~2015年に広島東洋カープに在籍したデュンアンテヒース投手の入団が事実上決まったようです。

かつて、カープにいた選手が他球団から評価され、必要とされているのは、ファンとしても嬉しいところ。

先発として起用されるのか、リリーフとして起用されるのかはわかりませんが、是非、西武でも活躍することを望みます。

私も評価していた投手なので、きっと活躍してくれることでしょう。