Last Updated on 2024年5月8日 by wpmaster
エクスィビションゲーム日本ハムvsDeNA3回戦(エスコンフィールド)
試合は、9回裏日本ハムが2-3と1点ビハインドからマルティネスの3ランでサヨナラ勝ちした。
ど素人の観客は、さぞかし
ヒャッホ~~~~~
っと喜んだでしょう。
それでは、選手は、はしゃいじゃってよいのだろうか
選手は、ダメです。
エラーした選手だけでなくチーム全体が練習不足であることが一つのプレーによって露呈されたからです。
練習不足がミスを産み出し、ビハインドの状況を創り出したからです。
”内野ゴロを進塁打にさせない守備”が昨シーズンからまるで進歩していない!
Contents
二死二塁における内野守備
二死を取った後は、
あと一つアウト取れば、相手の攻撃が終了するんだから、どこの塁に投げたっていいじゃん!
取り易いところからアウトを取ればいいじゃん!
って素人さんは、言います。
しかし、それは、リーグ優勝するチームの野球ではありません。
何故なら、攻撃側は、二死を取られた後は、打球の加速距離に関係なく本塁に向かって帰塁することなく走ってくるからです。
(1)二死二塁のケース
走者を2塁以上に進塁させた後は、ボテモテの三塁ゴロは、三塁手が打球を追うと三塁ベースが無人となるので、遊撃手が打球に触れる。三遊間のゴロも遊撃手が打球に触れる。
三塁手は、三塁から離れてはならない。
無死又は一死二塁の場合、ボテボテのゴロに対し、遊撃手が二塁走者がスタートを切る前にシャッフルしながら二塁走者の前に出てしまうと、二塁走者に三塁へスタートを切られるので、遊撃手は、二塁走者より前に出ない。
特に、2アウトを取られた後は、打球を問わず、2塁走者は、必ず三塁に走る。
相手チームの選手は、二死を取られた後は、無死又は一死の場合と異なり、帰塁しない。
遊撃手は、走者の後ろの方がグラブを持つ手の前腕部を回内して打球の後ろにグラブを持つ手の親指基節骨を入射する間ができる。シャッフルする間ができるからストライドが広がらない。
遊撃手は、首を打球の進行方向に捩じると、打球に触れた後、グラブを持つ手の手首が掌屈し、グラブを持つ手の前腕部が投球肩の方に入ってしまう。グラブを持つ手の回外、回内、投球腕前腕部の回外運動の回転半径が長く加速距離が短くなってしまう。
すなわち、三塁に首を捩じった後、一塁に送球をすると打者走者もアウトにできず、一塁方向に投球する側の股関節を内旋しているから二塁走者にも三塁へのスタートが切られてしまう。
「二塁走者を目で牽制する」は、百害生じて一利も産まないのだ!!!!!
フライングエルボーできるなら、三塁偽投じゃなくて三塁送球できるだろうが!!
遊撃手は、首を打球の進行方向とは逆に頸反射しながら右足内踝を左足内踝にぶつけてシャッフルする。
グラブを持つ手の親指基節骨を打球の後ろに入射させる。
グラブを持つ手の前腕部の回内運動の回転半径が狭く加速距離が長くなるから、グラブを持つ手の肘が上がる。
投球腕側の股関節が内旋せずに外旋するから投球腕側の足が外踝側から入射できる。
ストライドが広がらない。
グラブを持つ手の前腕部の回外運動の回転半径が短く、加速距離が長くできる。
グラブを持つ手の小指基節骨で打球が叩ける。
投球側の内踝が地面に刺さる。
投球腕側の股関節の内旋にブレーキがかかる。投球腕側の股関節が外旋したまま背骨の方に引っ込む。
投球する側の手の前腕部の回内運動の回転半径が狭いので、加速距離が長くなる。
投球腕の親指基節骨で自身のグラブを持つ手の前腕部の回外運動により産み出した打球を叩ける。
投球肘が高く上がるので、グラブを持つ手の外踝を三塁ベースの左中間寄りのコーナーに向けて入射できる。首が三塁ベースのマウンド寄りのコーナーに頸反射する。
ストライドが広がらないから投球腕の前腕部の回外運動の回転半径が短く加速距離が長くなる。投球する手の手首の背屈の角度を0°にできる。
グラブを持つ手側の股関節が内旋することなく足の内踝が、地面に刺さる。グラブを持つ手側の股関節が背骨方向に引っ込む。左膝が一塁ベース方向に伸展する。
投球する側の外踝が入射する(外旋運動が縦回転)。
投球腕の前腕部を投球腕前腕部の回内運動の長軸に、グラブを持つ手の前腕部を短軸にすることができる。
投球腕側の内踝をグラブを持つ手側の内踝にぶつけることができる。
ストライドが広がらない。
投球腕前腕部の回内運動の回転半径が短く加速距離が長くできる。
投球する手首が掌屈しないので前に投球する手の中指第二関節からボールが外れない(注1)。
言い換えれば、手首を掌屈するスナップスローは、投球する手の親指基節骨でボールを叩く前に投球する手の中指第二関節からボールが外れてしまう。リリースポイントが後ろで低くなる。バックスピンもトップスピンも減じてしまう
投球する手首が掌屈すれば、投球する手の親指基節骨がボールに当たった後、投球する手の第二関節からボールが外れる。
遊撃手は、走者の走路より前に出ないのが正しい。
三塁に送球するのが正しい。
2アウトを取った後だからこそ、三塁で刺せるかどうかに関係なく三塁に投げるのだ!
打者走者は、一塁でセーフになっても構わない。
二塁走者が三塁手前で減速して且つセーフになったら本塁に送球して三本間のランダウンプレーに持ち込む体勢を創る。
打者走者にランダウンプレーの間に二塁に進塁されても構わない。
本塁送球に触れた野手が二塁に送球したら、三塁に到達した走者に本塁を蹴られてしまう。
アウトを稼ぐのを急ぐと、失点が増え、却って守りの終了が遅れるのだ。攻撃の負担も増える。
(2)走者三塁の場合
前進守備シフトを採ると、打球が速い場合、右足内踝を左足内踝に、左足内踝を右足内踝にぶつける間が作れないから、左足又は右足の拇指球で地面を蹴ってしまう。
グラブを持つ手の手首が掌屈して投球肩の方にグラブを持つ手の前腕部が入っていく。
起き上がってもストライドが広がるので、グラブを持つ手の前腕部の回外、回内運動、投球腕の前腕部の回外運動の回転半径が長く、加速距離が長くなってしまう。
遊撃手は、二塁走者のラインの後ろ、外野芝との境目の後ろに守り、打球が弱い場合、三塁走者がスタートを切った後、右足内踝を左足内踝にぶつけて前進する。
外野芝との境目の後ろに達する前に打球が停止した場合には、ベアハンドで打球に触れる。
グラブを持つ手の肘を抜かなくても投球腕の前腕部を回外できる。
投球腕前腕部の回外運動、回内運動の回転半径が短く加速距離が長くなる。
その方が、バックを踏まない分、前進守備を採った場合よりも、投球腕側肩関節、股関節の内旋運動の加速距離が長くなる。
打球の落下点の後ろにグラブを持つ手の親指基節骨を入射させる。
2回表二死二塁
二塁走者は、牧
投手伊藤大海(右投手)、打者は石上泰輝(右投げ左打ち)
スコアは、日本ハムが1-0と1点リード
遊撃の細川は、二塁走者の走路の後ろ、二塁ベース寄りに守る。
石上は、ヘッドをホームプレート側に倒す神主打法の構えで立つ。
2塁走者の牧は、伊藤がセットを解き、右腕前腕部を回内した後、すなわち、右肘を上げる前にスタートをっ切る(ランエンドヒット)。
石上は、左足拇指球で地面をバックネット方向に蹴り、泳ぐ。ヘッドが下がる。”投げる方の利き手である右腕前腕部を回内して”、左手をグリップから離す。ヘッドが立つ。
ファーストバウンドが伊藤の頭の高さに跳ねる。
セカンドバウンド、サードバウンドは、ハーフバウンドとなる。
三塁手の郡司が遊撃細川の前を横切る。
三塁ベースが無人となる。
おまえ、鎌ヶ谷行きてぇか!
細川は、シャッフルしながら二塁走者の走路の後ろで、サードバウンドの落下点の後ろに背骨を入射させる。
右股関節を内旋、左股関節を外旋する。
左腕前腕部を回外して左肘を伸展、左腕前腕部を内旋して背骨の方にグラブを引く。
右腕前腕部を回内してボールをグラブから抜き取る。右肘を上げる。
左手首が掌屈する。
右腕前腕部を回外後、右手首が掌屈する。
右腕上腕部の腱板が突っ張る。
右腕前腕部の回内運動の回転半径が長く、加速距離が短くなる。
一塁送球は、一二塁間でハーフバウンドする。
一塁手のマルティネスは、逆シングルでグラブを出すが及ばない。
二塁走者の牧が本塁を蹴る。
結論
タフな投手(=インサイドアウトスイングの完成度が高い投手)からは、インサイドアウトスイングの完成度の高い選手を並べてもヒットで得点できない。
取られたら取り返す野球では、タフな投手は倒せない。
指揮官は、ルーズベルトゲームを好む白痴どもに忖度するな!
選手は、資本や消費者のやりがい搾取に洗脳されるな!
投手のサービス労働が増え、投手の肉体が再生産できなくなる。
3S政策に従うな!
内野手は、内野ゴロによる1点を防げ!
footnote
(注1)
山本由伸は、右足のスパイクの内側を地面に噛ませてセットする。
グラブを右胸の高さにセットしているが、右腕前腕部が回外してしまっている。右腕前腕部を回外する間ができず、右腕前腕部を回内してセットを解いてしまう。
右手親指PIP関節が掌屈してしまうから、ボールを滑らせてしまう。
山本由伸は、1.左足の内踝を地面に噛ませる。右腕前腕部を回外してセットを解いた後、左足股関節を外旋したまま、左股関節を二塁方向に伸展、左股関節を引っ込めていた場合は、右腕前腕部を回内後、右肘が伸展することなく右腕前腕部を回外できる。
2..左足の内踝を地面に噛ませず、左足踵にウェイトをかけ左足拇指球でタップする。
右腕前腕部を回外してセットを解いた後、左股関節が内旋してしまう。
右腕前腕部を回内後、右肘が伸展してしまう。右肘が伸展した後、右腕前腕部を回外している。右腕前腕部を回内して右肘を上げた後、右足拇指球で地面を二塁方向に蹴ってしまう。又は、右足内踝が倒れて地面に接触してしまう。
左足の外踝を入射させた後、左足前脛骨筋が左股関節の外側に張り出してしまう(O脚)
右腕前腕部を回外後、右手首が掌屈し、右肘の角度が垂直に曲がる。右腕前腕部の腱板が突っ張る。右手親指基節骨がボールに当たる前に右手中指の第二関節から抜けてしまっていた。
メジャー初登板となった試合では、投球毎に1.の動作をしていたり、2.の動作になってしまっていたりした。
3. 左足内踝で地面を蹴った後、左足前脛骨筋を回内(外反)すると(=本塁方向に蹴ると)、左股関節が内旋し、右股関節が外旋する。
4. 左足を入射する前に左膝を三塁側に蹴ると、左股関節が内旋、右股関節が外旋してしまう。
クイックでもクイックによらない場合でも、左足内踝を地面に噛ませてセットアップし、且つ、左足を入射する前に三塁方向に左膝を伸展しなければ、投球動作全体を修正できる。
その次の登板では、右腕前腕部を回内してグラブを背骨の右側、ヘソの高さにセットする。グラブの位置を変えたから投球動作が改善されたのではなく、右腕前腕部を回内することによって、右腕前腕部の回外運動の加速距離が高まり、右腕前腕部を回外してセットを解くことができた。
右腕前腕部を右腕前腕部が背面に伸展することなく、背面に達する前に右肘をアウトサイドに屈曲したところから右腕前腕部を回外、右腕前腕部を右肩の高さにコックアップできたからである。
グラブを持つ手側の足を外踝から入射した後、グラブを持つ手側の股関節の内旋にブレーキをかける手段が書いてあります。
グラブを持つ手側の足を外踝から入射した後、グラブを持つ手側の股関節の内旋にブレーキをかける手段が書いてあります。
(注2)
用語の意味に関しては、下記記事参照