Last Updated on 2024年4月24日 by wpmaster
日本ハム対オリックス21回戦
先発は、伊藤大海と山本由伸
試合は、1-0で日本ハムの敗戦
一死二塁左前安打[守備]
走者二塁に達した後、打球が外野に落ちたら、外野手及びカットに入った野手は、本塁送球一択。後続の走者をアウトにするのは後回しにする。
三塁手は、左翼手の本塁送球のカットに入らない。遊撃手が本塁送球のカットに入る。
野手は、グラブを持つ手の前腕部の親指基節骨→小指基節骨→親指基節骨の順で打球を叩く。
本塁へはノーバウンドで投げる。投球肩の腱板が損傷するからである。プレーの積み重ねにより生じた地面の窪みに当たり、打球の方向が変わるからである。
1回表一死二塁、投手伊藤(右投手)、打者中川(右投げ右打ち)、二塁走者池田陵真、スコアは、0-0
中川は、右肘のヒッチ、フライングエルボー、右肘のアクセレーション(左腕前腕部は回内)を経てガイドハンド主導のスイング(左腕前腕部は回外)をする。
投球に差されるが、三遊間を破るライナーを打つ。
左翼手王柏融は、左手人差し指の付け根で打球を叩き落とす(煎餅捕り)。
右手親指の爪の裏でボールを押してグラブからボールを抜き取る。
左腕前腕部の回外、回内、右腕前腕部の回外運動の回転半径が長く加速距離が短くなる。
三塁手清宮が本塁送球のカットに入る。遊撃上川畑が三塁に入る。
上川畑が三塁に入るまでの間に三塁ベースがガラ空きになる。
清宮がジャンプするが、及ばない。
送球は、三塁線と一塁線が交わるコーナーの中心線上、本塁ベースアンツーカーの前の内野芝のところでファーストバウンドする。
伏見は、左打席に両足を入れ、打球に触れる。
二塁走者池田は、右膝を伸展、左膝を屈曲して滑り込む。
伏見は、池田の右膝内側にタッグする。
伏見は、右腕前腕部を回内して右肘を上げ、右足内踝を左足にぶつける。左肩を二塁に向ける。右腕前腕部を回外して送球動作を止める。
審判が付した評価は、池田の足が本塁を蹴るのがタッグよりも早いということで得点が成立する。
F0-1Bs
一死二三塁で投ゴロを打たされた場合
2回裏一死二三塁、投手山本由伸(右投手)、打者上川畑(右投げ左打ち)、二塁走者王柏融、三塁走者万波、スコアは、0-1と日本ハムが1点ビハインド
上川畑は、投ゴロを打つ。
山本由伸は、フォアハンドシングルで打球に触れ、ボールを持ったまま、右手で万波の背中にタッグする。
二死となる。打者がワンバウンドを空振りをした場合を除き、打者走者を含め、全ての走者は、送球の有無に関係なく全ての走者は、帰塁することなく本塁に走らなければならない。
インサイドアウトスイングの完成度が向上しないからである。
王は、三塁ベースを蹴る。
山本由伸は、右腕前腕部を回内後、右腕前腕部を回外する。右腕前腕部を回内しない。右腕前腕部、右肘を右肩の高さに上げない。右足内踝を左足内踝にぶつけるが、二塁には投げない。
上川畑は、二塁に走らない。
山本由伸が三塁線に背を向け二塁に左肩を向けたにもかかわらず、本塁に突入しない(次節に続く)。
二死一三塁偽装スクイズ
2回裏二死一三塁、打者細川(右投げ左打ち)、一塁走者上川畑、三塁走者王、カウント0-1
上川畑は、二次リードを取り、山本由伸がセットを解き、右腕前腕部を回外した後(右腕前腕部を回内して右肘を上げる前)、スタートを切る。
細川は、山本由伸が右肘を上げた後、バントの構えに切り替える。
王は、左股関節を内旋してスタートを切る。
細川は、左腕前腕部を回外してバントを止める。
若月は、バックハンドシングルで煎餅捕りをする。
左腕前腕部を回外してフォアハンンドシングルに切り替える。
右手親指の爪の裏でボールを押し、グラブから抜き取る。
捕手若月は、首を二塁ベースに向け、左肩、左足を三塁に向ける。右腕前腕部を回内してインバートLを作る。左肩が右肩の方に入る
若月は、右腕前腕部を回外する。右肘、右腕前腕部、右手首は、右肩の高さには上げない。三塁方向に右足内踝を左足の内踝にぶつけるが、左膝が左足のスパイクの外側の前に出る。
二塁に左肩を向けても、三塁に左肩を向けさせても、左腕前腕部の回外、回内、右腕前腕部の回外運動の回転半径が長くなる。
三塁には、投げられない。
王は、アンツーカーを出たところから右股関節を内旋し、右足内踝を左足の内踝にぶつけ、三塁に戻っていく。
上川畑は、二塁ベースの左翼寄りのコーナーに左足のスパイクの内側を引っ掛けて停止する。二塁ベースをオーバーランしていない。若月に二塁方向に左肩を向けさせることができない。
山本由伸がマウンドを降り、本塁に歩み寄る。若月は、ボールを山本由伸に手渡す。
上沢も山本由伸もマウンドから降りて本塁に向かうことで、本塁に投げなくても三塁走者にタッグできるようにし、投手への返球の間の本盗を防いでいるのである。
カウント2-2から二塁走者、三塁走者は、山本由伸がセットを解いた後、二次リードを進める。スローイン後スタートを切る。細川は、空振り三振(3アウト成立)、このイニングスは得点することができなかった。
脚注
用語の意味に関しては下記記事参照