[野球]点を取られたら繫いで取り返す守備走塁では勝てない

Last Updated on 2024年4月24日 by wpmaster

日本ハム対オリックス15回戦

先発は、伊藤大海と山﨑福也

試合は、3-4で日本ハムの敗戦

相手を追い詰めることができたからいいやで済まされる試合ではありません。
後一本ヒットが出なかったから負けた試合ではありません。
断言します。
異論は認めない。
無失点で得点差を広げられたことが敗因です。

相手に得点手段を講じ尽くさせてから逆転する横綱相撲を、攻撃防御とも弱い選手の総和である弱いチームが行っても、そのまま押し切られて負けるだけです。

防げる失点と防げない失点

投手は、①投球腕の前腕部を回外してセットを解かなければならない。
②二段モーションはしてはならない。
③走者の方に首を向けた後、首の位置を打者の方に戻して静止しなければならない。
④テイクバックはしてはならない。

①~④は、引手の前腕部の回外、回内、投球腕前腕部の回外運動の回転半径が長く加速距離が短くなる。1回目に投球肘を上げた後、拇指球で地面を後ろに蹴ってしまう。ストライドが広がってしまう。

本塁打が防げないだけでなく腱板が損傷してしまうからである。

回転軸は、後ろ足の内踝を前足の内踝に移して造らなければならない。

③は、本塁打を防げないだけでなくボークを宣告され、無安打で得点されるからである。

投手は、全投球を投球肘を上げた後に投球肘を加速していたら側副靭帯の前束、深層屈筋が再生産できなくなる。この2つが再生産できなければ、腱板が再生産できなくなる。

本塁打を量産できないドアスインガーにヒット3本打たれて1点取られるのはやむを得ない。故に無安打で失点を積み重ねられ点差を広げられるのは阻止しなければならない。

投球動作によって肉体を再生産できなくなったら四球による失点は防げない

ベンチに入っている投手は、スタンダードWで投球肘を上げることにより、ブルペンで投げ込まず、マウンドに上がってからの投球練習だけで肩肘が投げられる水準まで腱板、深層屈筋、側副靭帯を弛緩できなければならない。

伊藤は、2イニングス目に3球、3イニングス目は、打者若月に対してだけで投球をワンバウンドさせる。この段階(満塁)で伊藤は限界に達していた。

野手は、一点を防ぐ守備をして投手を助ける

無死一三塁における守備

前進守備は採らない。

内野手は、走者の走路より前に守らない。走者の走路より前に出ずに打球に触れる。塁がガラ空になる間が生ずる。

打球に触れた走者は、ノーカットノーバウンドで本塁に投げる。

カットに入った野手は本塁に投げる。
カットに入った野手は、ボールに触れる前、触れた後、首を投球肩方向に捩じらない。
カットに入った野手は、走者の方に首を捩じらない。
カットに入った野手は、ボールを持ったまま停止しない。

打者がゴロを打った場合、送球に触れた捕手は三塁に投げる。
打者走者をアウトにするのは最も後回しにする。

2回裏無死一二塁
外野手三人は、右翼線寄りに平行移動している。
左翼線を空けて守っている。

松本剛は、打球に触れ、後逸はしない。

しかし、ノーカットノーバウンドで送球できない。

清宮がカットに入る。清宮はボールを持ったまま停止する。

一死二三塁における守備

前進守備を採らない。
内野手は、走者の走路より前に守らない。走者の走路より前に出ずに打球に触れる。

二塁走者、三塁走者に進塁義務が生じない。
打者走者は、本塁に帰塁できないが、フォースドプレイではない。

内野手は本塁送球一択

送球に触れた捕手は三塁に投げる。

2回表裏一死二三塁、

マルティネスは、一塁線を空け、仮想一塁走者の走路より後ろに守る。

野口は、神主打法をして投球に差される。

マルティテネスは、打球に触れた後、ボールを持ったまま停止し、三塁線に首を捩じる。

本塁に送球せず、一塁ベースを蹴るに留まる。

一死三塁における守備

前進守備を採らない。
内野手は、走者の走路より前に守らない。

走者の走路より前に出ずに打球に触れる。

打者走者は、本塁に帰塁できないが、フォースドプレイではない。

打球に触れた野手は本塁に投げる。

2回表一死三塁、遊撃奈良間は、本塁に送球する。

捕手伏見が送球に触れる。

伏見は、ボールを持ったまま、三塁走者若月を三塁に追い詰める。

伊藤が本塁に走る。

伏見が三塁に送球する。

清宮が送球に触れる。

遊撃奈良間が三塁に走る。

清宮は、ボールを持ったまま若月を本塁に追い詰める。

伊藤が清宮からの送球に触れる。

清宮が本塁に走る。

伊藤は、ボールを持ったまま、若月を三塁に追い詰め、右手で若月の右腕上腕部にタッグを仕掛ける。

若月がタッグをかわす。

伊藤は、若月の左臀部に右手でタッグするが、これもかわされる。

若月は、ラインの内側を走る。

伊藤は、本塁に送球する。

本塁送球がヘッドスライディングをした若月の右腕上腕部に当たる。

伊藤は、ネットを立ててショートスローの練習を必要が生じました。

ショートスローの練習をすることによって右手中指の第二関節にボールが嵌ります。バックスピン、トップスピンを損なわず、短い距離も遠い距離も制球できるようになります。

二死三塁における守備

二死を取られた後は、打者走者を含め、全ての走者は、帰塁せずに本塁に走ってくる。

前進守備を採らない。
内野手は、走者の走路より前に守らない。

走者の走路より前に出ずに打球に触れる。

打者走者は、本塁に帰塁できないが、フォースドプレイではない。

打球に触れた野手は本塁に投げる。

二死二塁における守備

前進守備を採らない。
内野手は、走者の走路より前に守らない。

走者の走路より前に出ずに打球に触れる。

二塁走者に進塁義務が生じない。
二死を取られた後は、打者走者を含め、帰塁することなく本塁に向かって走ってくる。
打者走者は、本塁に帰塁できないが、フォースドプレイではない。

打球に触れた内野手は三塁に投げる。
ボテボテのゴロは本塁に投げる。
ゴロに触れた外野手は、本塁に投げる。

先頭を走る走者の進行方向とは逆の塁に投げない。

大城は、ヘッドが下がり、右腕前腕部を回外、右手首をコックしてヘッドアップした後、右腕前腕部を回内する。

二塁ベース寄りのゴロを産む。

ファーストバウンドは、野手全員の身長より高く弾む。

遊撃奈良間は、二塁走者の走路の後ろに守っていたが、走路のアンツーカーと芝の境目まで前進する。二塁には、二塁を守る加藤豪将が入る。

奈良間は一塁に送球し、二塁走者の山足を三塁に進塁させてしまう。

二死満塁における守備

二死を取られた後、打者走者を含め全ての走者は帰塁することなく本塁に走ってくる。

前進守備シフトを採らない。
内野手は、走者の走路より前に守らない。

走者の走路より前に出ずに打球に触れる。

フォースドアウトになる前に、走者が本塁に還っても得点にはならない。
しかし、フォースドアウトにできるという結果を期待しない。

打球に触れた走者は、ノーカットノーバウンドで本塁に投げる。

カットに入った野手は本塁に投げる。
打球に触れた野手、カットに入った野手は、ボールに触れる前、触れた後、首を投球肩方向に捩じらない。

打球に触れた野手、カットに入った野手は、走者の方に首を捩じらない。
打球に触れた野手、カットに入った野手は、ボールを持ったまま停止しない。

捕手は三塁に投げる。
打者走者をアウトにするのは最も後回しにする。

3回表二死満塁

山足は、投球に飛びつき、右手人差し指の付け根がグリップに被さる。

差されて三遊間のゴロを打つ。

奈良間は、二塁走者の走路より前に出て二塁に投げ、一塁走者をフォースドアウトにする。

つないで安打を待つ攻撃では点が取れる投手が限られる

走塁の基本

帰塁は、次の塁を蹴ってからでもできる。

野手が打球に触れる前、打球が地面に触れる前、すなわち、打者がトップハンドの肘を上げた後にスタートを切る。

ライナーバックの失敗はOK

後続の走者は、盗塁をして先行する走者の帰塁未履行のアピールを崩す。

ランエンドヒットを掛け、打者走者を含め、後続の走者がオーバーランして先頭の走者の進行方向と逆の塁に野手に送球させれば、左前のポテンヒットであっても一塁走者を本塁に還せる。

黒土が敷かれ農家が栽培した芝が植えてあるグラウンドを使用する場合、ランエンドヒットを掛け、打者走者を含め、後続の走者がオーバーランして先頭の走者の進行方向と逆の塁に野手に送球させれば、地を這うゴロが左前に達した場合でも一塁走者は本塁に還れる。

左打ちは、左股関節の内旋方向が一塁ベースである。特に、右投げ左打ちの選手が打った左前安打(ライナー、ポテンヒット、地を這うゴロ)は、右打者が引っ張って打った左前安打よりも打球が遅いので、一塁走者は本塁に生還しやすい。

カットに入った野手が首を投球肩方向に捩じったら一塁走者は本塁に走る。

打者走者は、二塁ベースとの距離を詰め、先行の走者の進塁及び本塁生還をアシストする。

二死を取られた後は、打者がワンバウンドを空振りした場合を除き、打者走者を含め全ての走者は、打球を問わず、野手の送球の有無に関係なく帰塁することなく本塁に向かって走る。

2回裏一死一塁、打者野村、一塁走者万波

左翼手渡部遼人は、左翼線を空け、中堅寄り、塀際のアンツーカーと芝の境目に守る。

野村は、左翼にライナーを打つ。

渡部は、2バウンド後、ハーフバウンドの角度でバックハンドシングルで打球に触れる。後逸はしない。

野村は、一塁ベースを蹴った後、一塁ベースアンツーカーから出ることなく帰塁してしまう。

万波の本塁生還をアシストしていない。

万波は、打球が上がった後、ハーフウェイ手前からスタートする。二塁ベースをオーバーラン後帰塁してしまう。

一死一二塁、打者奈良間

奈良間は、左翼線にゴロを打つ。

奈良間は、オーバーランせずに二塁ベース上で停止し両指を突き上げる。

左翼手に二塁に投げさせることに成功していない。奈良間は、一塁走者野村の本塁生還をアシストしていない。

一塁走者野村は、三塁ベースに右足を三塁ベースに引っ掛けて停止する。

一死一二塁から二塁打で得点は1点に留まる。

3回裏一死一二塁、打者野村、一塁走者マルティネス、二塁走者万波

ライナーを打った段階で二死

万波は、ハーフウェイ手前で打球が上がった後、帰塁を始める。

マルティネスもハーフウェイ手前で停止し、打球が上がった後、一塁に帰塁してしまう。

二塁手大城が二塁後方でジャンプして打球に触れ、右手で二塁に入った紅林にトス

万波がヘッドスライディングして帰塁には成功する。

7回二死一塁、打者清宮、一塁走者松本剛

清宮が右前にライナーを打つ。

松本剛は、一二塁間ハーフウェイ手前からスタート

右翼手野口は、打球がファーストバウンドした後、ハーフバウンドの高さで捕球する。

右手親指爪の裏でボールを抜き取った後、右肘を上げ、左肩を一塁方向に向けた後、二塁に投げる。

一二塁間アンツーカーと芝の境目で遊撃紅林が右中間に腹側を向け送球に触れる。

一塁走者清宮は、一塁ベースアンツーカー内で帰塁を開始する。

松本剛は、二塁ベースに左足のスパイクの外側を引っ掛けて停止してしまう。

9回一死一二塁

松本剛は、辛うじてヘッドを残し、右前にゴロを打つ。

野口が定位置より前に前進し、バックハンドで打球に触れる。

野口は、テイクバックせずに右肘をコックップし、本塁に送球する。

一塁手中川が一塁線、マウンド一塁間マウンド寄りで送球をカットする。

松本剛は、左足で一塁ベースを蹴った後、オーバーランせずに左足を一塁ベースに引っ掛けて停止してしまう。

一塁走者の加藤豪将も一足分、オーバーランした後、二塁に帰塁してしまう。

二塁走者の郡司は、三塁ベースを蹴った後、左股関節を内旋後、左足小指球で地面を蹴ってブレーキをかけ、電車バックで三塁に帰塁してしまう。

一死一二塁右前安打で得点できません。

脚注

用語の意味に関しては下記記事参照

[知って得する]頻出野球用語集[完全保存版]

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