フライボールレボリューションにスモールベイスボール、日本ハムの選手達は、まだまだやれる[対ソフトバンク18回戦F3-3H]

日本ハム対ソフトバンク18回戦、先発は、杉浦稔大とコリンレイ
試合は、延長12回を終えて引き分けとなりました。
この結果に関しては、今の選手層からすればよく引き分けたと言う価値を付ける者と、勝ち越せなかったことをもってまだまだ弱いという価値を付ける者とに分かれます。
日本ハム資本は、昭和から張本、大杉を始めとするベテランとの契約を切り、昨オフも大田泰示、中田翔、西川遙輝、秋吉亮との契約を切った。今オフも近藤がFA権を行使しても引き止めないであろうし、宮西、金子千尋、谷内、中島卓也、木村文紀、杉谷といったベテランとの契約を切るだろう。資本が選手の栄養費に値段を安くつけ、永く働くことが選手にとって生きがいであるとする、資本がベテランを偏重する球団のファンからは、日本ハム資本のやり方に関しては、「ドライすぎる、シビアすぎる」という肥えが多い。
しかし、労働力が再生産できないベテランを使い続ければ、若手はいつまで経っても稼ぐことによって、労働から逃げるということができない。間もなく労働力が再生産できなくなるベテランではなく、労働力が再生産できる体の使い方をしている若い選手を使ってチームをリストラクチャーする方が、私は、ベテランを偏重する資本が関係している球団よりは支持できるのである。2016のリーグ優勝に貢献したベテランとの契約を切ってもドライすぎる、シビアすぎるという価値は付けないのである。
私からすると、日本ハムの選手は、雑に速く走者を刺すということが、まだまだできていません。単独で走る野球に関しても、複数の選手が連携して走る野球をすることに関しても、レベルアップする必要が生じています。

11号3ランを産み出した万波中正のバッティング

5回表を終わった段階で3点ビハインドは、追い付き追い越せない点差ではありません。走る野球とビッグベースボールの両方の手段を交えて攻めればいいでしょう。

万波は、右手親指基節骨でグリップを叩くが、右手PIP関節が屈曲して右手親指でグリップを押している。右手中指の第二関節、薬指の第二関節、小指の第二関節にグリップを嵌める。ヘッドをホームベースの方に倒れてしまう。手首をコックする。しかし、投手がセットを解く前に右手親指の基節骨でグリップを叩いてから、右手中指の第二関節、薬指の第二関節、小指の第二関節にグリップを嵌める。ヘッドの角度を90°にして担ぎ投手方向に向ける。左膝を右膝の上の高さで屈曲する。左足親指基節骨で投手方向を叩き、左足首を背屈する。左足小指基節骨の第一関節を2回内旋して波動を作りながら左足首を底屈する。左足のスパイクの外側から入射する。フライングエルボー、右手小指第二関節を内旋してトップを作る。右手親指のしなりを解くと、バナナカーブが急勾配に形成される。トップを作ったとき右肩関節の外旋ができていたことの証左である。万波の3ランによって同点に追いつきましたが、勝ち越すことができませんでした。
人間の肉体は、受胎したときに摂取した物体、産まれてから摂取した物体、肉体の稼働によって形成されます。肉体の稼働によって、労働力が産み出されます。飲食、排泄、休養、セックスによって労働力をさせます。肉体を稼動できた範囲を広げることができます。
その結果、人間の体の内、肩関節が最も稼動できる範囲が大きくなり、次に稼動できる範囲が広くなったのが股関節です。

ランニング、ピッチング、バッティングにおける肉体の稼働のプロセス

野球におけるランニング、ピッチング、バッティングは、相手から離れた方の①肩関節の外旋→②内旋→③外旋(肘のヒッチ)→④内旋(フライングエルボー)→⑤外旋(トップポジション)→⑥内旋(トップポジションの解除~物体のリリース)→⑦外旋(フォロースルー)→⑧内旋(フィニッシュ)で完結します。
相手から離れた方の手の①親指の指先をしならせる→②親指基節骨で道具又は人差し指の基節骨を叩く→③親指のしなりを作る→④親指基節骨で道具又は人差し指の基節骨を叩く→⑤親指のしなりを作る→⑥親指基節骨で道具又は人差し指の基節骨を叩く→⑦親指のしなりを作る→⑧親指基節骨で道具又は人差し指の基節骨を叩くことによって、相手から遠い方の肩関節窩、肩関節、ローテカフの損傷を緩和し、側副靭帯の前束、前腕部の深層屈筋伸張を緩和します。これに名将を付したものがスタンダードWです。

ゴロを打つ、フライを打つ

後ろの手の小指基節骨でグリップを叩いて引っ張ってゴロを打ちます。後ろの手の親指基節骨でグリップを叩いて飛球を打ちます。

引っ張る、逆方向に打つ

逆方向に打つ場合には、上の⑧のプロセスを削りますが、引っ張る場合は、⑧の動作を行います。よって、逆方向に打つ場合も打撃の基本は、引っ張って飛球を打つことです。

回転軸

肩関節の外旋、内旋という回転運動の回転軸は、相手に近い方の股関節と相手から遠い方の肩関節を結ぶラインです。

回転半径

相手に近い方の股関節から相手から遠い方の肩関節の距離が回転半径です。
相手から近い方の肘の屈曲が解除されれば、回転半径が長くなります。相手から近い方の肩関節が外旋しても内旋しても回転半径の延長は生じ得るのです。但し、肩関節を内旋したときの方が、肩関節を外旋した場合よりも肘の側副靭帯の前束、前腕部の深層屈筋が緩みますので、相手から近い方の肩関節を外旋したときの方が内旋したときよりも回転半径が長くなります。
後ろの肩関節の内旋が大きい程、後ろの肘と後ろの手の小指の位置が高くなり、肩関節の外旋運動の回転半径が短くなります。後ろの手の小指の第二関節の内旋運動の回転半径も短くなります。

前肩が地面に被さる

相手に近い方の肩関節が内旋すると地面に相手に近い方の肩が被さります。後ろの肩関節が後ろの肩甲骨を跨ぎ、背中の方に入るので、肩関節の外旋運動の回転半径は長くなります。

前肩を開く

相手に近い方の肩関節を外旋すると前肩が開きます。後ろの肩が内旋します。

加速距離

前の股関節と後ろの肩関節の距離(回転半径)が短いほど、肩関節が緩みますので、肩関節の外旋距離を長くできます。後ろの手の前腕部が回外し後ろの肘が落ちるので、後ろの手の親指の指先のしなりを大きくすることができます。後ろの手の小指の第二関節の内旋によって後ろの肩関節の伸張を緩和し、肩関節の内旋運動の距離が長くなります。肩関節の内旋運動の実際に内旋した距離が加速距離です。

ヘッドを残す

後ろの肩関節の外旋を大きすることをヘッドを残すといいます。その結果、後ろの手の親指がしなるので、ヘッドが下がって両肩を結ぶラインの後ろに来ます。

ヘッドステイバック

背骨を背中の方にではなく、後ろの肩関節の方に倒すことです。首は、背骨よりも後ろ肩関節の方には捻りません。

目線が近い、遠い

投球の軌道は、目で追いません。後ろの手の親指の指先の距離を投球の軌道から遠ざけることによって、更に、前の股関節を後ろの肩関節の方にに戻すことによって、後ろの手の親指のしなりを解く間を作ります。

投球の軌道と回転関係の関係

よって、後ろの手の親指に近付いてくるインハイのファストボールや山なりの軌道の変化球の方がアウトローの方よりも回転半径が短くなります。後ろの肩関節の内旋が加速します。インコース全般の投球に対しは、打者は、両股関節の間隔をアウトコースより狭めるので、両足内踝、両股関節がぶつかると飛距離を産み出すことができます。

投手が行う配球論

よって、投手がインハイに投じると、打者は、回転半径が短くなり、加速距離が長くなります。後ろの肩の内旋距離が長く、バナナカーブが急勾配になります。後ろの手の小指が立ちます。後ろの肩関節の外旋距離が長くなります。よって、前の股関節を推進させなくても、アウトローにヘッドが届きます。アウトローは”踏み込まずに打つ”が正しいのです。アウトローを引っ張れる引っ張れないは、手足の長さとは関係ありません。インコースのベルトの高さより上に投げた後、アウトローに投げると、打者は、ヘッドをボールの外側(投手寄り)に入れて引っ張ることができてしまいます。
アウトローに投げて、前の股関節を推進させた後、インハイにファストボール又は一旦浮き上がって後ろの手の親指に近付いてくる変化球を投げると、首が背骨よりも後ろ肩の方に捩じれます。後ろの肘が上がりません。トップを作っても後ろ肩の外旋できずに内旋したままか外旋ができても外旋が小さくなります。後ろの肩関節の内旋が加速しません。すなわち、振り遅れます。

ランエンドヒット

ランエンドヒットは、ベースランニングの到達度が低い選手に、捕手が捕球のトップを作る前から打者が打球を産み出す前までにかけてスタートを切らせることによって確実に一つ以上進塁させる手段です。
ベースランニングの到達度が高い選手を確実に2つ以上、進塁させる手段です。ゴロを打てば、走者はタッグアップの必要がありませんが、飛球を産み出した場合には、一旦帰塁しなければなりません。ゴロを打つ練習をすると、飛球を打つ場合よりも後ろの肩関節の外旋距離が短く回転半径が長くなります。後ろの肩関節の内旋運動が加速しないので、後ろの手の人差し指や小指の付け根で追っ付て肘を伸ばしていくドアスイングになります。空振りも増えます。
ライナーではない飛球の場合、野手が捕球するまでの間がゴロよりも長くなります。タッグアップしたか否かはアピールプレーです。バックハンドでグラブを出したときにスタートを切ればタッグアップで進塁できます。
ランエンドヒットのサインが出されても、打撃の基本は、引っ張って飛球を打つことです。同点の場面で、万波(11回裏無死一二塁)、今川、ヌニェス(6回裏一死一塁)にランエンドヒットのサインを出すことは奇策であるいう価値を私は付けません。特に、無死一二塁でランエンドヒットをかけて進塁できれば、一死二三塁となり、安打を待たなくても得点でき、ワンバウンドを振って三振以外はOKのケースを産み出します。

ヘッドを立たせる

後ろの肩関節を内旋すると後ろの手の親指のしなりが解け、後ろの手の親指が立ちます。故に、ヘッドも立ちます。前肩関節が外旋します。

スイングの始期

後ろの肩関節を内旋したときがスイングの始期です。

チーム関係者全員に必要とされる選手

ストライドを広げ、首を捕手方向に捩じり際どいコースの投球に対し、ファウルで粘ったり、スイングを止めて四球を取ったりする選手を好む監督も、自分が率いるチームが守る側に立つと、ストライドを広げ、首を捕手方向に捩じり際どいコースの投球に対し、ファウルで粘ったり、スイングを止めて四球を取ったりする相手チームの選手に、自分が率いるチームの投手が四球を与えると、バッテリーを叱られるか干されます。
投手にとって、現在、スタンダードWは必須科目です。前膝を上げる動作と首を三塁ベース、一塁ベースに向ける動作を削って、ボールの握る順番を変えるだけでできます。カーブ以外の変化球を投げられるようにする程度の手間で行うことができます。インサイドアウトスイングの完成度が高い投手は、3アウトを取るまでに、打者を2人出塁させることは、労働力が再生産できなくならない限りは生じません。
投手が労働力を再生産できなくならない限り、ストライドを広げ、首を捕手方向に捩じり際どいコースの投球に対し、ファウルで粘ったり、スイングを止めて四球を取ったりする選手に四球なんか呉れないのです。
相手バッテリーがボールゾーンに投げて四球を呉れたり、申告四球を呉れる打者は、引っ張ってフライボールを産み出せるインサイドアウトスイングの完成度の高い打者です。
野球の土台は、引っ張ってフライボールが産み出せ、他の走者の協力を借りずに、単独で二盗、三盗、本盗をすることです。無安打で得点できます。これができる選手が、チーム関係者全てに必要とされる選手です。
打者にとって、最も必要なことは、「親指のしなりを作る→親指の基節骨でグリップを叩く、中指の第二関節、薬指第二関節、小指第二関節に嵌める」というグリップを握る練習をヘッドがホームベース方向に倒れなくなるまで行うことです。中指の第二関節に嵌めるのは、人差し指の付け根関節窩が深く形成されているので、グリップが抜け落ちないから、後ろの肩関節を外旋しても内旋しても、側副靭帯の前束、前腕部の深層屈筋の張りをとくことができるからです。人差し指の付け根にグリップを嵌めると、後ろの手の親指の基節骨でグリップを叩く前に、グリップが抜け落ちてしまうので、側副靭帯の前束、前腕部の深層屈筋が伸張してしまうからです。
ネット際に背骨を向け、素振りの数を増やすことが必要です。山なりの変化球とインハイのファストボールを後ろの手の小指基節骨で叩き、引っ張って飛球を打つ練習をすることです。

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