試合速報04/09/2020広島12-12DeNA

Last Updated on 2020年9月7日 by wpmaster

私は、一野球ファンとしては、ロースコアの投手戦が好きですが、ロースコアの接戦ばかり続くと投手の肉体の損耗が進行します。現実的には、6-3で勝つ野球をしないとパリーグに入ってリーグ優勝はできないでしょう。私は、ルーズベルトゲームが大嫌い。投手が7点取れれて勝った何が楽しいのか。相対的に勝つだけでは、野球は上手くなりません。絶対的にレベルアップをしていかなければなりません。二軍の投手と対戦してもスイングのレベルは上がりません。二軍で素振りをしていても、現実には年俸を稼げませんので、振る力がある選手は、一軍の試合に出してやらなければなりません。広島の二軍には、肉体を再生産しながらパーフェクトインサイドアウトのフルスイングの完成に近付けることができるまでスイングを向上させていくことができるのは小園しかいません。大盛、羽月を一軍に上げても肉体の損耗を進めるだけです。これは、中村奨成、宇草、林、中神にも当てはまります。彼等をレギュラーを据えれば、広島は、森下と小園の個人タイトルだけが際立ち、チームは今より弱くなるでしょう。広島の二軍選手の層が薄く現段階では広島の将来は絶望です。
鈴木誠也がメジャーに行った後、4番を打つ選手が打ったわけではありせん。こんなカス試合で、ベテランが打って追い付こうが、勝とうがベテランの肉体の損耗が進んで、引退へと向かっていくだけです。選手に何も産み出さない試合。勝っても楽しくない、負けても悔しくない。

森下、菊池保則、藪田のピッチング

試合は、先発投手がイニングを食えなかったことで勝ち試合に投げる投手まで投げさせることとなりましたが、投手は球数に関係なく、投球腕の上腕部が凹む投球が頻発すれば交代させるという考えです。一方、上腕部が凹まなければ、無限に投げさせても構わないということではありません。制限が100球が妥当か否かは投手の投球動作、労働力の再生産の仕方によって異なります。
投球においても、後足の股関節を使います。投球を続けて損耗するのは肩、肘だけではありません。
森下は、全73球中、ワンバウンドの投球が7球。内5球がカーブで、2球がカットボール。カーブだけでなく、カットボールも左足のスパイクの内側で地面を蹴ってから右股関節を外旋し、更に投球腕のローテカフに負荷をかける。これ以上は、労働力を再生産して試合で投げるのは難しいので、3イニングを食ったところで降板を止むを得ない。
前の試合で、100球投球を繰り返せば、肉体の負荷を抑えて投げても、投げないよりは毛細血管が切れます。前オリックスの金子のように登板間にブルペンに入らない投手は例外で、ほとんどの投手はブルペンに一~2回入って40球前後投げます。素人が言うよりも労働力を再生産するのは難しい。
私は、登板間は、先発もリリーフも遠投で、後ろの股関節の外旋(投球腕前腕部を回外して投球肩を下げる)→前足のスパイクの外側の踵で地面を蹴るというプロセスを確認する程度でいいと思います。基本回の頭から登板させマウンドで5球試運転して投球に入る。回の頭から投げる投手は先頭打者からリリースの瞬間にギアを上げる必要はなく、先頭打者に四球を与えても文句は言わない。
敗戦処理の投手を上げていなかったことで勝ち試合を投げさせることとなりましたが、連勝が続くと勝ち試合を投げる投手が連投になり、不足します。敗戦処理の投手を複数一軍に昇格させるのは枠の無駄使いになります。このことはベイスターズにも当てはまり、山﨑康晃は、カス試合に2試合連続で投げさせられています。菊池保則、2試合連続回跨ぎの藪田は、投球腕の上腕部が凹んで、ワンバウンドの投球をして走者を進塁させておいる。特に藪田は、インターバルを挟んで回跨ぎをした次のイニングにも投球腕の上腕部が凹んでワンバウワンバウンドの投球をして走者を進塁させており、両者は、投球が成立していません。
島内は、全32球中、ワンバウンドの投球が0。フランスアも、全6球中ワンバウンドの投球が0。塹江は、全19球中ワンバウンドの投球が2、ケムナは、全投球中ワンバウンドの投球が2中田は、全7球中ワンバウンドの投球が1である。
益してや、次の試合は、前倒しで行われ、休養する間が短縮されます。こんなカズ試合は、内野手及び外野手を登板させてイニングを消化してとっとと負ければいいのです。

選手の育成についての提言

古葉が監督していたときは、山本浩二、衣笠、水谷、ライトルと4人のホームラン打者がいた。すぐに退団したが、ギャレット、ホプキンス、ガードナーもホームラン打者である。
高橋慶彦は、ボテボテのゴロ、ヘッドアップ、走打ちを止め、手首を耳の高さまで持ってきてヘッドを立たせ上から叩く打法に変え、毎シーズン20本塁打以上打つ。
オールドファンが待望する若手は、ストライドを広げ腰を落としてボールをカットし、セーフティ、ボテボテのゴロで出塁し、ワンバウンドの投球を振って振り逃げ、内野安打を含めて.260 1~3本塁打 20盗塁の選手。広島のコーチは、メジャーのV字のレベルスイングではなく、ドアスイングと紙一重のレベルスイングに新人をいじって,260 3本塁打20盗塁の選手一人と、.270 12本塁打 55打点 20盗塁の選手を大量生産して、山本浩二が引退して三村が監督に就任するまでと、達川が監督に就任し、野村謙二郎が監督を辞めるまでは、2番から7番まで.270 12本55打点の選手で固める金太郎飴打線を作ってきた。
監督、コーチ、裏方のスタッフが選手を育てるというのであれば、スカウトは、高校生であろうと、スカ大学、社会人であろうと、メディアの使用人の肥に誘導されず、打撃動作、走塁動作、捕球動作、投球動作の完成度が高く、労働力が再生産できる選手、具体的にはいずれにおいてもパーフェクトインサイドアウトスイングに近い動作ができている選手を、巨人やソフトバンクよりも値段を高く付けて獲得する。松田元がロックフェラーやロスチャイルドから経済制裁を受けて資金調達し、選手を経済面でサポートすることです。
かつで床田とのトレードを提言し、直前の記事でも書いた鈴木将平は、現在の成績は大したことがないが、後ろの股関節を外旋してから右足のスパイクの外側で地面を蹴ってヘッドステイバック、前膝を真下に落とし、前膝を軸に振る小園とウリ二つの打撃動作をする。再び下位に低迷したくなければ、野間を交換要員に是が非でも獲得しろ。監督、コーチがいじらなければ、秋山翔吾、森友哉を軽く凌駕する選手になれる。

実績に基付くのではなく、OBであろうとアマチュア野球出身であろうと構いません。選手を指導するのではなく、選手の相談相手をするのではなく、自らの労働力を再生産して選手の練習の相手ができる人間を雇うことです。小園の打撃、森下、島内、塹江、ケムナの投球動作をいじらない。
ランニングは、股関節の外旋、前膝の蹴りを反復しますのでランニングは否定しませんが、一回に走る走る距離を長くするのではなく距離を短く反復する方がベターです。ランニングとは別に、股関節、内転筋、ハムストリングス、腱、肩甲骨、ローテカフ、大殿筋、腹横筋、骨盤底筋群の稼働域を広げるトレーニングも必要です。
小園は投球を打ち込まなくても素振りだけでレベルアップできます。森下、島内、塹江、ケムナもブルペンで投げ込まなくても遠投、シャドーピッチングでレベルアップできます。必要なのは、個人練習のやりすぎにブレーキをかけて労働力を再生産させるトレーナーだけです。スタッフも投球数、スイング数が増えれば労働力を再生産できなくなりますので、打撃投手、トスを上げる人間、ブルペン捕手、ノッカーのの数を増やすことです。個々の人件費と総合した人件費を搾って待たせていいたら、スタッフは労働力を再生産できません。

試合結果