15/07/2020広島1-12巨人,クリスジョンスン5回5失点島内2回6失点

Last Updated on 2020年7月23日 by wpmaster

両先発投手のピッチング

グラウンドに水分が加えられ、後の股関節で二塁ベース方向に地面を蹴るのが難しい。クリスジョンスンも島内もできていなかった。
私は、フランキー(フランスア)、高橋昂也、塹江、ケムナや島内のように投球腕を骨盤の手前で止める担ぎ投げが好みだが、戸郷は、前肩が背骨の方に入り、極端なヒップファーストで、インエッジ、インステップ、右腕が背中の方に入るオールドファン好みの投げ方をする。
前肩を開かないと投球肘が出て行かない。指先がしならない。
打者は、手首を下げる間も後ろの股関節を外旋する間を作るのが難しくない。
村上は、スコットを打てるが、カープ打線は戸郷を打てないのだ。
しかし、菊池涼介、西川、松山を始め広島の大部分の打者は、前膝主導で前肩が背骨の方に入る。広島の打者が下手くそなのだ。
ピレラも鈴木誠也も割れができない。
JP(ピレラ)は、第三打席は、2ステップの一回目で後足のつま先を捕手側に向け、ヘッドのボールの外側に引っ掛けて左前安打を打った。

島内颯太郎のピッチング

島内は、左膝で地面を蹴る前に後足の踵と後ろの股関節で地面を蹴り、僅かに投球肩を前肩よりも下げるメジャー式の投げ方をする。前肩が背骨の方に入らず、ストライドも広がらないので、前足を軸に回れる。
しかし、島内は、2球目、そこから、右足踵をヒールアップして左膝を上げていく。左膝を下す直前に後足踵で地面を蹴って投球肩を再度下げる。右腕が骨盤の前に達したとき、右足踵が浮き、右足小指球で地面を蹴っている。右肘を逆Lにしたとき、更に右足踵が地面から離れ、右肩関節を外転したときに右足拇指球にウェイトがかかる。リリースの前に左膝でj面を蹴れず、指先がしならない。右腕上腕部が凹み、フォークをスッポ抜くことができない。投球をワンバウンドさせる。
1つ目の四球は、アウトローに投球が外れたものである。

2つ目と3つ目の四球は、右腕前腕部の2回目の回内より先に骨盤が回るダブルプレーン(2つの円盤がシンクロして回っていない)投球によるものである。

島内は、25球目、クイックで投げるが、右足小指球で地面を蹴ってヒールアップする。右足踵で再度地面を蹴って投球肩を下げてから左膝を下げる。左膝を上げる前に後ろの股関節で地面を蹴れていない。「く」の字を作ったときに右股関節を荷重しており、右膝がつま先よりも前に出ている。右肩関節を外転したとき、右足のスパイクの内側でエッジをかけている。右股関節で地面を蹴れない。岡本に本塁打を打たれたときもこの投げ方をしている。
岡本は、背骨が背中の方に入るとんでもないドアスイング。しかし、島内の投球は、ベルトと前膝の中間の高さを通過する。左膝で地面を蹴り、バットの中間を起始にしててヘッドを残してバットの芯とボールの軌道がぶつけて打つことができた。

坂本は、島内が両腕を解いて左足拇指球で地面を上げたとき、左足の小指球で地面を蹴る。坂本は、2018シーズンまでと同じく、投手が前足の拇指球で地面を蹴ったとき、左足の小指球で地面を蹴っていた。ゆっくりとワンステップで左膝を上げていた。
島内と対戦したときは、左足小指球で地面を蹴ってから、左足つま先を投手側に向けて蹴る。メジャーの選手は、左足小指球で地面を蹴ったときかその前に手首を下げて後ろの股関節を外旋する。ソト、ピレラ、鈴木誠也もこれに当てはまる。
坂本は、左足つま先で投手方向に蹴ったときに後足のつま先を捕手方向に向ける。すなわち、後足の股関節を外旋する。
左足の着地位置の探りが長くなるので、前足を軸に両股関節をぶつけられない。インパクトの瞬間に両肘が伸びる。

西川龍馬の外野守備

ウィラーは、ボールの内側を打っている。
西川は、三塁側に背を向け打球を追い、打球の軌道の正面に入る。すなわち、前肩を開いてガイドハンドでボールを捕まえている。打球を後逸した。