若き主砲小園海斗のバッティング

日本シリーズについては、リーグ優勝したチームとリーグ優勝をできなかったがCSを勝ち上がってきたチームをどちらを応援するかについては、既に述べたとおり、リーグ優勝をしたチームである。

現在巨人はソフトバンクに3連敗
巨人は、昨季CSファイナルの広島戦に菅野を登板させずに敗退したところからもCS、日本シリーズを重視していない。ポストシーズンで負けても今季はリーグ優勝をしているから、悔しさはないだろう。

私は巨人の資本が嫌いだが、ソフトバンクの選手を応援するとCSを肯定したことになるので、巨人の選手に日本一になっていただきたい。

森下は、コーナーピッチングをする投手ではなく、ゾーン内に投げ込んで打たせて取る投手である。ボールの回転数が肝となるが、ラプソードは自チームの投手の回転数を測定できる。できないのは、ホームゲームにける相手投手のボールの回転数を測定すること。ビジターの試合における両チームの投手のボールの回転数は測定できる。

自由契約になった長井は、右肘が逆Lの状態から右肘をつまみ上げるときに右肩に引っ掛かりがあるからインピジメントになったか(右肘をつまみ上げた後は両肩甲骨がぶつけることができている)、「く」の字を作ったとき、骨盤が前傾せず背筋が突っ立つので背筋を故障したか、右の内踝の倒れ方が大きくストライドが広がるので右の股関節を故障したか、速いボールが投げられなくなったのは、フィジカルが原因でしょう。

カープファンは、阪神に抜かれて3位になれなかってことを真っ先に悔しがります。何故、リーグ優勝できなかったことを悔しがられないのか、私は彼等に共感できません。

資本が人件費を搾り全くと言っていいほど補強をしない来季以降の広島の浮沈のカギを握る一人は小園である。

現在、支配下登録選手は、62名
ローレンス、ヘルウェグが自由契約となり、ドラフトで指名された6名が支配下選手契約を締結すると66名
バティスタ契約更新
菊池涼介の国内FA権行使及びその人的補償選手の加入は±0
鈴木清明は、支配下選手は67名にすると発言

横振りのローレンス、ヘルウェグを自由契約にすることは戦力補強策としては間違っていない。
ワンポイントで変則派を使うという小手先の野球は40年前の野球である。変則投手の場合、ダウン、アッパーだけでなくレベルスイングでもフライボールが打ててしまう。
メディアは、サイドハンドは、腕の出どころが見にくいと言うが、実際には逆である。
ボールを持つ手が現れるスパンはオーバーハンドよりも長い。
打者がバットとボールの距離を取るのは視覚ではなく、後ろ足の股関節である。
スイングの結果としてサイドハンドはフルスイングしやすい。よって見やすい。
新たに抑えの新外国人投手を全く獲らずスリークォーターのモンティージャを一軍で使ったり、サイドハンドの投手を獲得したり、また、バティスタが残留しても、新たに新外国人打者を獲らず、メヒアやサンタナがスタメンに並ぶようでは、広島は、来季は、中日にも抜かれ、ギリギリヤクルトの上に行く5位に低迷するだろう。

小園については、昨年のドラフトの段階では、個人的な評価は高く付けていたが、どちらかと言えば、藤原恭大派であった。
そのときの攻走守の動きからして一軍の試合に定着するまでには、4年はかかるだろうと見ていたが、自らの努力で成長し、スプリングキャンプにおいて、私の評価を変えさせた。

来季の小園は、故障がなければ、.260~.300 本塁打は、22~32本ぐらいは打つ。但し、三振も140ぐらいするだろう。将来の小園は、.350 42~43本 120打点 78~83三振

動作解析:小園海斗のバッティング

硬式野球のダウンスイングはボールの外側を擦り下ろしてヘッドをボールの下に潜らせるる。ボールの中心より8mm下を打つと飛距離が出るのでアッパーもOK
硬球は、骨盤の回転が投げる方の肘の推進に先行するダブルプレーンを修正してもラバーボール(軟球の蔑称)よりも深く握らないと、右腕前腕部の回内→回外の切り替えが円滑にできず、インハイに外れてしまう。
硬球でホップ成分を作っても、ピッチトンネル(ボールの軌道の変化のし始め)を遅らせることができても打者の近くで必ず失速する。
手首がボールの下に入るとヘッドアップしたり、古い世代だと手首を返してしまう。

張本や笘篠賢治のいうようにコックを減らしてトップをカチっと固めるのではなく、打撃にとって重要なのは、ミートの瞬間に押し手の親指でグリップを押し込むこと、手首をL字にして人差し指の付け根でボールを受けることである。
東出や迎の言うようなコックとミートの瞬間に手首のラインが下がることには相関関係はない。

小園は、上記のようにコーチに張本と同旨の指摘をされていたので心配していましたが、予備動作のコックは残していたこと、振り下ろす直前までに手首の位置がストップせずにヘッドが走っていたことを見て安心しました。

ホームラン打者には、バリーボンズのように始動遅め(投手が前足の接地直前、上腕部を外旋してトップを作る前)で右膝を殆ど上げず、ヒッチはするがトップを固めず探りの全くと言っていいほどない打者もいますが、小園は、右膝を骨盤よりも高く上げ、ステイバックのときに、王、松井秀喜、岩本、田淵、バリーボンズ同様後ろ足の踵に体重が乗り、手首の位置が下がる。
左打者で両股関節をぶつけると左膝がコンスタントに真下に落ちる頻度が最も高いのは小園である。
このことから小園は、俊足中距離の一番打者ではなくホームラン打者であることがわかる。
しかし、左足の踵に体重がかかっていても左足のスパイクの内側でエッジをかけているときは、丸のように左足が一塁側に後退してしまう。後ろ足の拇指球を支点に後ろ足を軸に骨盤を回す後ろ体重になってしまう。

投手は、打者のインコースベルトより上に投げてストライドを広げさせる。ストライドが偽広がると手首の位置も下がり、打者の手首の軌道と逆の軌道であるアウトハイのボールに振り遅れる。アウトコースベルトの高さのボールの軌道の下に手首のラインが入ってしまい、ヘッドアップしてスライス回転のゴロを連発してしまう。
緩い変化球をフルスイングできなくなってしまう。
小園は、アウトハイ、アウトコースベルトの高さのボールには対応できているが、レギュラークラスでは、菊池涼介、會澤、バティスタ、磯村、田中広輔、西川、松山と共にワンバウンドのボールを振ってしまうケースが多い。

左打者で右足の着地のときにバリーボンズのように右肩が下がって左肘がヘッドの外に張り出す打者は、日本ではほぼいない。
右足の着地の過程で肩甲骨をぶつける動作をいかに取れるかが鍵になる。
小園の数少ない弱い部分の一つは、右足の着地のときに左肘がヘッドの内側に入ることであった。右肩を先に開いてやらないと左肘が前に出ていかずドアスイイングになってしまうのだ。
引き付けることとポイントを前にして打つことは前膝で地面を蹴って前の股関節を引っ込めることで両立できます。
真ん中低目のパワーカーブ、スライダーは、泳いでもヒットや本塁打になりますが、ポイントを前で打つにしても、引き付けて押し手主導で打てるに越したことはありません。
秋季練習試合では、右足の着地(≠接地)のとき、左肘がヘッドの外側に張るようになった。ヘッドもしなる。
インサイドアウトで打ったスライス回転の打球がバックネット方向にファウルになる人は、ボールの内側を叩いている。ボールの外寄りを叩いている人はスライス回転がかかっても本塁打になっている。

右足の着地のときのヘッドの角度、左手の親指でグリップを押し込んでヘッドに手首のラインを越えさせる動きもいいときの岩本のようである。

メジャーの左打者と違って日本人の左打者は、左肘は畳めてもインパクト以後右肘が伸びてヘッドに手首のラインを越えさせることができずにライナーやファウルになる。小園は、ステイバックのときから右肘が曲がり、頭とヘッドの距離が近い。小園の本塁打は、終始両肘が伸びない。

各種指標

通算成績

コース別成績

右投手

左投手

球種別成績

打球方向

対戦成績

まとめ

データスタジアム社は目視でボールの軌道、球種を評価、データで楽しむプロ野球もそれに基づいている。トラックマン、スタットキャストを稼働させるのも人間の肉体の稼働である。実際の軌道と誤差はあり得る。

重要なことは、股関節、大腿骨、肩甲骨を使っていかなるピッチトンネルに対しても、4シームと同様、押し手の肘を前の股関節よりも前に出すパーフェクトインサイドアウトスイングをできる、パーフェクトインサイドアウトスイングを限りなく絶対的なレベルに引き上げることである。
それにより臭いボール、緩い変化球は一振りで仕留める、低目のワンバウンドを振らないことが肝要である。