2018広島vsソフトバンク2回戦。Johnsonは、6回1失点。リリーフが打たれ、逆転負け。

Last Updated on 2019年1月1日 by wpmaster

この試合のJohnsonは、ソフトバンク各打者のバットのヒットとなるエリアを外してゴロの山を築かせた。

6回裏が終わった段階でJohnsonの球数は、96球。

しかし、ワンバウンドさせたボールが10球と、トップを作ってから、左肘の位置が下がり、投げたボールによっては、左肩が凹んでいて、手首が寝てボールを引っ掛ける。

6回裏、柳田に四球を与えたときも、トップを作ったとき、左肘の位置が下がり、左肩がボールを持つ手を支えられていない。

トップの位置も低い。

デスパイニ、上林を打ち取ったときも、左肩上腕部を外旋→内旋したときに、左肘、トップの位置が下がっている。

個人記録とチームの勝敗だったら、チームの勝敗を、選手のフィジカルとチームの勝敗だったら、選手のフィジカルを優先させなければならない。

「年俸が高いんだから、もっと球数を投げろ」という、コストパフォーマンスの話は、選手の肉体に鞭を入れ、疎外労働を是認することだから、俺は大嫌い。

俺は、Johnsonは、ここで降板させろと思ったね。

今村も右肘の位置が下がっていた。

中田廉も、右肩が凹んでいた。

どちらも、フィジカルの状態が良くない。

シーズントータルの投手の数が足りていても、現段階での、特に、僅差のケースで投げるリリーフの数が足りていない。

今は、負けが込んでいるが、今後、投手陣のフィジカル、技術面を整備して巻き返していかなければならないだろう。

打線も追加点が取れなかった。

バンデンハークのピッチング

バンデンハーク(右右)は、右足踵に重心を残し、右股関節を内旋して左膝を上げる。

左膝をルーズに曲げたまま、内入れし、右足拇指球に重心を移してステップ。

ヒップファーストは極端ではない。

左足は踵から着地する。

バンデンハークは、トップを作ったときに、右腕上腕部は、外旋、右腕前腕部は、回外しかかっているが、辛うじて回内している。

右手首を背中の側に向けている。

左肩、左肘が割れている。

1回表

田中広輔は、3球目、インコースベルトの高さのチェンジアップ131キロを打って、センター前ヒット。

バンデンハークは、10球目、インハイにストレートが外れて、菊池に死球を与える。

丸は、12球目、インハイの150キロのストレートを、ヘッドをボールの外側に入れて二ゴロを打つ。

セカンド川島が打球を後逸。

広島1-0ソフトバンク。

鈴木誠也は、18球目、真ん中低目のナックルカーブを空振り三振。

松山には、投げずに、四球を与える。

バンデンハークは、右足を一塁側にターンさせ、上体を一塁側にタンブルし、フォロースルー。

新井は、22球目、アウトローのストレート154キロを見逃し三振。

バンデンハークは、25球目、アウトローにナックルカーブ121キロをワンバウンドさせる。

西川は、これを空振り。

西川は、27球目、左足は後退しないものの、左足踵に重心がかかって、インハイのストレート154キロを空振り三振。

2回表

野間は、28球目、インハイのストレート147キロを打って左飛。

石原は、32球目、真ん中のストレート152キロを打って二ゴロ。

田中広輔は、36球目、アウトコースベルトの高さのストレート153キロを見逃し三振。

3回表

菊池は、42球目、アウトローのカーブ120キロを打って二ゴロ。

丸は、47球目、インハイのストレートを空振り三振。

バンデンハークは、50球目、右足踵に重心をかけて右股関節を内旋して左膝を上げ、上体が反る。

左足は踵から着地する。

トップを作ったときに、右腕上腕部は、内旋、右腕前腕部が回内している。

右足を一塁側にターンさせ、上体をプレートと平行に一類側にタンブルさせる。

鈴木誠也は、50球目、インコースベルトの高さのストレート151キロを、ヘッドをボールの外側に入れてボールを擦り、バットをボールの下に潜らせてバックスピンをかけて打つ。

鈴木の左中間にソロ本塁打で、広島2-0ソフトバンク。

松山は、52球目、インハイのチェンジアップ136キロを打って一ゴロ。

4回表

新井は、60球目、アウトローのストレートを空振り三振。

西川は、61球目、真ん中のスライダー131キロを打って中飛。

バンデンハークは、64球目、アウトローにナックルカーブ120キロをワンバウンドさせる。

野間は、68球目、インハイのストレートを空振り三振。

5回表

石原は、73球目、アウトハイのストレートを空振り三振。

田中広輔は、74球目、インコースベルトの高さのスライダー135キロを打って投ゴロ。

菊池は、78球目、アウトローのストレート155キロを空振り三振。

6回表

鈴木は、87球目、真ん中高目のストレート147キロを打って二飛。

松山は、91球目、真ん中低目のカーブ118キロを打って二ゴロ。

新井は、94球目、アウトハイのストレート153キロを打って一ゴロ。

7回表

バンデンハークは、97球目、アウトローにナックルカーブ122キロをワンバウンドさせる。

西川は、98球目、インハイのストレート151キロを打って遊ゴロ。

野間は、103球目、真ん中低目のカーブ121キロを打って投ゴロ。

石原は、107球目、真ん中低目のストレート154キロを打って中前安打。

田中広輔は、108球目、真ん中のストレート151キロを打って二直。

Kris Johnsonのピッチンング

Johnsonは、トップを作る過程で、左腕上腕部は、内旋、左腕前腕部が回内している。

左腕前腕部は、背中の側に入っている。

トップを完成させたときに、左腕上腕部は外旋、左腕前腕部は回内しているが、背中の側に入る。

コックした左肘は沈まないが背中の側に入る。

右肩が割れる。

一塁側に左足を着地させてフォロースルーを止める。

1回裏

ジョンスンは、3球目、アウトローにスライダー139キロをワンバウンドさせる。

川島は、これを空振り。

川島(右右)は、7球目、インコースベルトの高さのスライダー135キロを打って三ゴロ。

中村晃(左左)は、11球目、アウトローのスライダー140キロを打って左邪飛。

内川は、13球目、アウトコースベルトの高さのスライダー141キロを、ヘッドを残してセンター前ヒットを打つ。

ジョンスンは、17球目、アウトローにスライダー140キロが外れて柳田に四球を与える。

デスパイネは、21球目、インローのチェンジアップ136キロを打って三ゴロ。

2回裏

ジョンスンは、24球目、アウトローにスライダー131キロをワンバウンドさせる。

上林は、26球目、アウトコースベルトの高さのストレート144キロを見逃し三振。

松田は、27球目、真ん中低目121キロのカーブ121キロを打って遊ゴロ。

ジョンスンは、31球目、インローにチェンジアップ135キロをワンバウンドさせる。

市川(右右)は、33球目、真ん中のスライダー132キロを打って右飛。

3回裏

川瀬(右左)は、34球目、真ん中高目のストレート143キロを打って三ゴロ。

ジョンスンは、36球目、真ん中低目にチェンジアップ135キロをワンバウンドさせる。

川島は、37球目、真ん中のカーブ120キロを打って三ゴロ。

中村晃は、40球目、アウトコースベルトの高さのストレート143キロを打って遊ゴロ。

4回裏

ジョンスンは、42球目、アウトローにスライダー129キロをワンバウンドさせる。

内川は、46球目、アウトローのチェンジアップ135キロを打って左飛。

柳田は、47球目、真ん中のカーブ122キロを打って中前安打。

デスパイニは、50球目、アウトハイのスライダー140キロを打って遊ゴロ。

上林は、54球目、アウトハイのストレートを打って遊ゴロ。

5回裏

ジョンスンは、56球目、アウトローにチェンジアップ133キロをワンバウンドさせる。

ジョンスンは、57球目、アウトハイにスライダーが外れ、松田に死球を与える。

市川は、58球目、真ん中低目のストレートを投前にバントする。

川瀬(右左)は、63球目、アウトローのスライダー134キロを空振り三振。

ジョンスンは、65球目、真ん中低目にチェンジアップ136キロをワンバウンドさせる。

川島は、67球目、アウトコースベルトの高さのスライダー131キロを打って捕邪飛。

6回裏

ジョンスンは、68球目、アウトローにナックルカーブ117キロをワンバウンドさせる。

中村晃(左左)は、70球目、アウトローのスライダー131キロを打ってセンター前ヒット。

ジョンスンは、77球目、アウトハイのストレート144キロが外れて、内川に四球を与える。

ジョンスンは、82球目、アウトローにチェンジアップ134キロをワンバウンドさせる。

Johnsonは、83球目、トップを作ったときに、ボールを持つ手の手首は、頭の方を向き、左腕上腕部は、外旋、左腕前腕部は、回内しているが、左肘が沈む。

左腕前腕部、コックした左肘が背中の側に入っていない。

左腸腰筋、左股関節は外旋していないが、右肩、右膝が割れている。

アウトコースベルトの高さにストレート144キロが外れて、柳田に四球。

ジョンスンは、88球目、真ん中低目にチェンジアップ137キロをワンバウンドさせる。

デスパイニは、89球目、アウトハイのスライダー139キロを、ヘッドを残して、ヘッドをボールの外に入れて打ち、スライス回転をかけてセンターフライを打つ。

これが犠飛となり、広島2-1ソフトバンク。

上林は、96球目、アウトハイのスライダー143キロを、ヘッドをボールの外側に入れて打つが、ボールの下から手首を返し、1-6-3の併殺。

今村猛、中田廉のピッチング

7回裏、今村が登板。

今村は、4球目、アウトローにフォーク135キロをワンバウンドさせる。

松田は、7球目、アウトコースベルトの高さのスライダー132キロをセンター前ヒット。

市川は、13球目、真ん中高目のスライダー131キロをレフト前ヒット。

川瀬は、14球目、右足踵から右足拇指球に重心を移して、真ん中低目のスライダー131キロをバント。

サード西川が素手で捕球して、一塁に送球するが、二塁側に送球が逸れる。

今村は、16球目、トップを作ったときに、右腕上腕部が外旋、右腕前腕部が回内しているが、右腕前腕部が背中の方に入る。

左肩、左膝が割れる。

上腕部を最大外旋位→内旋したときに、右肘が伸びて、右肘、トップの位置が下がり沈んでおり、頭とトップの位置が離れている。

長谷川は、16球目、ヘッドをボールの外側に入れて、インローのスライダー131キロを打って右中間にヒット。

広島2-2ソフトバンク。

今村は、21球目、右肘の出が、左肩、左膝の割れに遅れる。

中村晃は、21球目、真ん中高目のスライダーを、トップハンドの親指でグリップを押してヘッドをボールの外側に入れて、ヘッドの下がりを抑えてライトフライを打つ。

これが犠飛となり、広島2-3ソフトバンクと逆転。

今村は、22球目、トップを作ったときに、右腕上腕部が外旋→内旋、右腕前腕部は回内しているが、背中の方に倒れ、コックした右肘が下がる。

右の腸腰筋が外旋しかかり、左肩が割れる。

内川は、22球目、インハイのストレート143キロを、ヘッドをボールの外側に入れて、ボールを擦り、バックスピンをかけて、レフトスタンドに2ラン本塁打。

広島2-5ソフトバンク。

柳田は、30球目、真ん中低目のフォークを空振り三振。

8回表

加治屋(右右)は、2球目、アウトローにフォーク141キロをワンバウンドさせる。

加治屋は、3球目、アウトローにフォーク142キロをワンバウンドさせる。

菊池は、これを空振り。

菊池は、5球目、加治屋がワンバウンドさせた真ん中低目のフォーク141キロを空振り三振。

丸は、10球目、インコースベルトの高さのストレート151キロを打って中前安打。

鈴木は、11球目、真ん中のストレート148キロを右前安打。

加治屋は、12球目、真ん中低目にフォーク142キロをワンバウンドさせる。

松山は、18球目、加治屋がワンバウンドさせたアウトローのフォークを空振り三振。

新井は、21球目、アウトハイのストレート149キロを打って二ゴロ。

8回裏

中田廉は、3球目、トップを作ったときに、右腕上腕部が内旋、右腕前腕部は回内し、倒れない。

右腕上腕部を外旋→内旋したときに、右肩上腕部が凹む。

デスパイニは、3球目、インハイのチェンジアップ135キロを、ヘッドをボールの外側に入れてボールを擦り、引っ掛けてレフトスタンドに本塁打を打つ。

広島2-6ソフトバンク。

上林は、5球目、インコースベルトの高さのフォーク125キロを打って右飛。

松田は、9球目、真ん中高目のストレート148キロを空振り三振。

甲斐は、13球目、アウトコースベルトの高さのストレート146キロを空振り三振。

9回表、森唯斗が登板。

森は、右足踵に重心をかけて、左膝を二度上げ、右股関節を二度目に左膝を下したときに内旋し、左膝を内入れ。

テイクバックのときの右肩の下がりが左肩と比して大きい。

右足のスパイクの内側でエッジをかけてステップ。

左足は、スパイクの内側の踵から着地。

トップを作ったときに、右腕上腕部は、外旋、右腕前腕部は回内し、背中の側に入る。

リブダウンが地面と平行になるぐらい大きい。

フォロースルーのときに、左膝の壁が崩れて右足を三塁側に着地させる。

西川は、6球目、真ん中のカットボール147キロを打って遊ゴロ。

野間は、13球目、インハイのストレートを空振り三振。

會澤は、17球目、真ん中低目のストレート148キロに、ステイバックが途中で止まり、バットを振り下ろして三振。

試合データ

2回戦

2018年6月16日 14:01 ヤフオクドーム

勝利投手 バンデンハーク 5勝5敗

敗戦投手 今村 2勝1敗 0S

ホールド 加治屋

残塁 広7 ソ5

併殺打 広1 ソ0

鈴木8号ソロ(バンデンハーク)115m

内川4号2ラン(今村)110m

デスパイニ14号ソロ(中田廉)

盗塁 丸2 川島1

失策 川島 1

試合時間2時間55分

対戦成績 広島0勝2敗(通算16勝35敗 4分)

[追記]

高橋樹也が、ウエスタンソフトバンク15回戦(マツダスタジアム)に、復帰後、2度目の登板、1回 10球 打者3人 無安打無四球 三振0  無失点。

フォロースルーのときの上体の三塁側への倒れ込みは、大きくないですが、左足を三塁側へターンし、以前よりも、下半身を使って投げられています。

リリースの瞬間にもっと右膝が伸びて右足が突っ張るようになると、瞬発力の乗った球が投げられるでしょう。