藤浪から6点取って勝ったが、8回続投は、あり得ないと思う。

Last Updated on 2017年12月7日 by wpmaster

対阪神13回戦、藤浪とK.Johnson。

初回、鈴木が2死満塁から外低目の藤浪の153キロ真っ直ぐを左足で踏ん張り右足を引いて引っ張って2点先制、レフト江越がファンブルしますが(二塁走者菊池が本塁に還った後、3塁へボールを返しただけ)、打点2が付きます。6回にもインコースのベルトよりやや高い149キロの真っ直ぐ系を引っ張って2塁打を打ち藤浪から3打数2安打。鈴木の初回の当たりと阪神の守備で、一塁走者のルナも三塁へ。2塁タッチプレーのケースで鈴木も2塁に行けたのではないか。

二死ランナー1、3塁で、打者安部のところで、岡﨑が深めに守っていた大和へ山なりの送球でサイン違いとする説もあるが、アウトカウントから言って重盗があり得るケースで、一塁走者の鈴木もフェイクしていた。

2回田中が、外高目のカットボールを打った瞬間わかる本塁打。

3回大和のエラーで出塁した丸が、ルナのケース打撃(二ゴロ)で2塁へ。三盗、捕手投げられず。松山の犠飛で追加点。

4回、福留のセンターへの1ヒット1エラーで2点を取られた後、ゴメス、中谷に連続四球で無死満塁。K.J.は、北條をフォークのようなチェンジアップで三振。原口には、芯に当てさせ、田中の正面のゴロで2点で止めます(自責0)

6回にも、4者連続13三振をここまで奪っている藤浪から、インコースのベルトよりやや高い149キロの真っ直ぐ系を肘を畳んで腰の回転を使って引っ張って2塁打を打ち藤浪から3打数2安打。ボール球となる変化球にもバットが止まります。

7回表、二死一、三塁で丸が打席。一二塁間が空いていて、2塁へは送球する準備ができていないが、ここは田中も菊池も何もしてこなかったがしても面白かった。

8回、ルナの安打で代走赤松、3塁に進まれたくない阪神バッテリーは、最低でもゴロであればタッチ不要の一、二塁に留めたいところ。藤浪は、右足をプレート後方に外しながら手を解いてボークの判定。赤松2塁に進塁。松山には、途中インサードに構えつつ、外一辺倒の攻めで引っ張らせません。藤浪が鈴木に1球目を投げた後、赤松が藤浪が二塁を見た後、本塁を見た隙にスタート、捕手のサインで藤浪は、三塁へ送球、赤松がニ、三塁間に挟まれ、記録は盗塁死。

140球を超えて、鈴木に死球を与えますが、この回も球速表示は、148~149出ていますが、これなんかは、藤浪の握力が弱まり、指先のコントーロールが制御できなくなっていた。

安部がライト前、石原四球で二死満塁。石原には、顔近くに行った球があった。岩本は、藤浪の初球148キロインコース寄り真ん中ゾーンよりボール1~2個高い球を、後ろをいっぱいに取ってゆったりバットを放り投げるように振り下して振り切った当たりはライトへの三塁打。これで一軍登録後全て代打で3打数3安打。カープファンの評価は、あまり高くないけど、いい打者だと思うんだけどな。スコアを5-2から8-2(藤浪の自責は、6)と突き放して勝利を確定付けました。

最終回、赤松がフェンス際の本塁打になりそうな当たりをジャンプして捕球、田中への遊ゴロで試合終了。

 

8回の藤浪の続投、161球で降板。

立ち上がりの悪さを、試合の中で球数を投げさせることで修正させるのであれば、5回以降、制球が決まるようになってきた。8回を投げさせる必要はあったのか。

根拠のない精神論、懲罰、見ていて気持ちのいいものではなかった。

硬式球を100球投げるのがどれだけ大変なことか。肩、肘、腰だけでない心臓にも負担がかかる。球数を投げさせて松坂、田中将大(田中に関しては、回復はしつつあるが)のように若い投手もそれ以外の投手も潰してはいけない。どんなにフィジカルが鍛えられた投手でも130球がMaxだろう。

[追記]

管理人です。3回表の阪神側のサインミスとして考えられるのは、藤浪が捕手からの送球をカットして本盗に備えるというサインの見落としだと思います。二塁が捕手からの送球をカットできる位置にいると一二塁間が開いてしまうからです。