5併殺で敗戦,黒田200勝持ち越し。

Last Updated on 2017年12月7日 by wpmaster

1回表、田中がセンター前で、18打席ノーヒットがストップ、菊池がインコースをポイントを後ろに置いて突っ込みを抑え右打ちしますが、二塁正面へのライナーで、その前にスタートを切っていた田中が帰塁できず併殺。

2回表、インローを打って一塁線、二右間に落とし安打、亀澤が二塁へ素早く送球し、ルナの2塁進塁を阻止。1塁ストップで、新井がショートバウンドしたチェンジアップをヘッドに当てて併殺。

2回ナニータがシュート回転させながら、打球を伸ばしフェンス直撃の二塁打、福田をスピードを落とし、沈むスライダー、アウトコースから入るツーシームで遊ゴロ、二死三塁で、低目ツーシームが浮き打者と重なり見にくいところではあったが、捕逸。これは捕らなければいけない。ベースカヴァーに入った黒田がラインを踏まずに横向きでタッチしますが、間に合わず1点。

5回表、下水流が低目のチェンジアップを打って強烈な当たりを三塁方向へ打ち、福田がハーフバウンドを左半身に開いてグラブを斜め上から出して見やすい当たりではあったが、捕球、福田も二塁ベースに入った亀澤も捕ってから送球に入るまでが速く、下水流も左足にもう少し踏ん張りがあればレフト前に抜けていたが、あの球を二ゴロにして二、三塁とするのは難しく、中日バッテリー、内野守備が巧かった。

 

6回、菊池二塁打、丸のレフト前、ルナのフライヒットで同点にしますが、無死一、二塁から新井がアウトコースの遠いところを打って浅いライトフライ。一塁走者のルナは、打球が見やすいですが、平田が走りながら前進してジャンプしてノーステップで投げているので送球に円滑に入れいいところに投げ、併殺。

6回裏、亀澤は、高く入った黒田のインコースのカットボールをゆったりと振り下ろし、一塁新井はバックハンドで上手く捕ったが、捕球位置から一塁ベースまでの距離が短く、上から緩くベースカヴァーに入った黒田に送球、下から投げても亀澤の足が速いのでアウトにするのは難しかった。初回は、インコースからのシュートを入れて窮屈なスイングをさせて空振りの三振に取りましたが、ここは出塁させてしまいます。

平田が黒田の高いスライダーを二塁打で亀澤が本塁へ還り、ホーム送球の間に平田も三塁へ。ビシエドがツーシームをグリップ寄りにバットのヒットポイントを長くしてセンター前で1点追加。

8回、先頭の菊池が安打で出塁、中日は併殺シフト、真ん中フォークを打った丸の当たりは、二塁ベースやや左のほぼ、ベース上を通過する当たりで併殺。

黒田は、全体的に球が高く6回91球7安打3失点(自責2)。7回表2アウトから代打を出され、代打會澤が安打も後続が打ち取られ、200勝目はなりませんでした。8回今村が高目の真っ直ぐを芯をぶつけるようにしてライトに本塁打され、1-4。

運とか流れの問題ではなく、何本かは、攻めたが故の併殺だが、基本ができていなかった広島とケース打撃をさせないところに投げた中日投手。勝負に入る前に自ら攻撃の芽を摘み取ってしまいました。負けてしまったものはどうにもならない。出直しです。

大野、バルデス相手に、2連戦2連敗することなく1勝1敗。2戦目の内容は良くないが星勘定的には上出来。

セの月間MVPは、4勝0敗 防御率1.44の野村が初受賞。打者は、.346 10本28打点の山田。山田の受賞は、鈴木を始め他の打者の打撃成績を数字上、大きく上回っているので、予想通りで全く異論はない。

成績そのものは悪くないが、鈴木本人は、あんな成績で獲れたら恥ずかしいと答えるだろう。尤も、月間MVPは、これから先何度も獲るだろう。