対巨人4回戦,ルナの故障と明日からの打順編成

Last Updated on 2017年12月10日 by wpmaster

先発の黒田は、打球を当てたことが原因だと思われますが(打球を当てたということは前回からフォームのバランスを崩していたとも取れるのですが)、内容が悪かった。村田の本塁打もクルーズの本塁打も打球を追わなくても本塁打とわかる当たり。先発が3回までに5点(トータルで5回6失点)では勝てません。内野と外野の間に落ちた当たりも球が高く振り切られたもの(鈴木は深めに守っていたので、追いつくのは無理、下手にダイビングして後ろに逸らして二塁打、三塁打にしなくてよかった。もう一つもルナも田中も捕るのは難しい。)。

横山を中継ぎ待機させていたなら、黒田に無理をさせずに、最初から横山先発でよかったのでは(巨人に通用するかテストできますので)とも思いますが、結果論になるのでやめておきます。

2度同点にしましたが、一度もリードしていないので割り切れる負けでしょう。中﨑、Jacksonを温存し、巨人の山口、マシソン、澤村を引っ張りだすことに成功しましたので。

それよりも、チームにとって何よりも痛いのは、本塁に生還する途中、太腿の裏?ハムストリングス?を痛めたルナ。ベンチまで歩けてはいましたが、鈴木のケースよりも重症では?一軍の実戦復帰までは2ヵ月前後かかるのではないか。ルナが完治するまでは、一二軍の選手で補わなければなりません。先ずは完治することを見届けたい。

三塁専門にしている野手とすれば、堂林。フォーム固めなんて一軍の試合の中でやればいい。外野は、赤松、天谷、松山、鈴木、丸と5人登録されている。プライディを上げろという声もあるが、外野は6人も必要はない。

ヘイゲンスを上げろという声もあるが、とてもじゃないが、中継ぎの救世主にはならないであろう。中継ぎ抑えは日本人投手を昇格させてもいい。日本人、外国人にとらわれず、今必要なのは誰かを考えて二軍から上げればいいと思う。

現場は、エルドレッド又は新井を4番に据えるだろうが、エルドレッドは、このところ、内角高目を空振りし始め、これから一流投手と当たればそこを投げ損じせず投げてきる、4番に戻れば三振か本塁打の元のエルドレッドに戻るだけであるし、新井(.318)は休ませながら起用しなければならない。

チームで最も打率の高い菊池(.371)は、走塁技術もあるし、2番又は3番に置いて置きたい。田中の得点圏打率(トータルの打率は.271で石原の次に低い)は毎試合第一打席は無走者で打席に立つ一番は勿体ない。

今シーズンの丸は、四球で逃げなくなり、打点を稼ぐようになった。

勝負強いとは言えない堂林は、一番打者に据えると四球を選ぶことができる。

左投手であるなら鈴木を4番、右投手であるならプライディという声もあるが、戦力外になって来季残留しているかどうかわからないプライディを4番に据えるなら、右投手、左投手に関わらず、鈴木(.346。チーム3位ー待望論ではありません。一軍に実在します。)を4番に据えた方がいい。まだ、若いのに負荷をかけて可哀そう、トラウマになったらどうするんだという声が沸いてきそうだが、ちっとも可哀想ではない。それにケース打撃や隙のない走塁ができ、リリーフ陣がしっかりとした強いチームなら、4番が打てなくても負けは込まない。

ルナ復帰までは下記のオーダーで行くのがいいと思う。

(三)堂林

(二)菊池or(中)丸

(中)丸or (二)菊池

(右)鈴木

(左)エルドレッドor (一)エルドレッドor新井

(一)新井or(左)天谷

(遊)田中

(捕)石原or 會澤

結果が出れば、ルナ復帰後も、(中)丸 (二)菊池 (三)ルナ (右)鈴木 (一)エルドレッドor新井 (左)天谷or松山 (ニ)田中
(捕)會澤でいいであろう。

当方がリリーフの一角として推している薮田が4月15日、三軍から二軍に昇格したとのこと、2軍での登板を重ねてからの復帰になるであろう。岡田と併せて勝ち継投の一角に入って欲しい。

脇腹と腕(背中とか腕の故障との発表は実際には肩であることが多い)を故障した一岡は50メートルぐらいの距離のキャッチボールを始めたということで、5月中の復帰と言うが、今シーズン中終盤に一試合でも投げられるかどうかであろう。

[追記]

今日の試合(4/17)、エルドレッドは、ウィークポイントである内角高目とバットの届かない外の低目を攻められて無安打。釣られていました。2ストライクからの打撃も昨年までのエルドレッドでした。今日の内容が続くようであれば4番は苦しいと思います。

エルドレッドは、リーチが長すぎるので、146キロ以上の真っ直ぐを内角高目に投げると、対応できず、ほぼ100%空振りがとれます。内角高目を振らせた後、外の低目、バットの届かないところに投げると、こちらは138~142キロ程度の真っ直ぐでも、かなりの確率で空振りします。ゴロやフライが打てない。ファウルで粘れない。速球投手からの本塁打の殆どが、球が最も対応しやすい、リーチが長い分バットが届く外の低目の変化球。あまりに明確で脆い弱点があります。これは、本塁打王のタイトルを獲得した年の3~7月までも同じです。

今季はこれまで、ストレートの速い投手との対戦が殆どなく、球の遅い投手や内角高目を攻める制球のない投手や外角低目のバットの届かないところに投げきる制球のない投手とばかりと対戦してきたので、高目を見逃したりファウルすることができ(といっても、真後ろにファウルチップを打ったことがありません)、高打率ですが、これからは、特に4番ともなれば、攻めは更に厳しくなります。エース級の投手は、外角低目の届かないコースが内に入るということは殆どないので、今の打撃を維持するのは難しくなってきます。

エルドレッドは、インハイは今年も打てません。データ上も7-0です。このレベルの投手は絶対数が少なく、この場合はエルドレッドに限らずお手上げ状態になりそうです。

打順組み替えで、これまで進化を見せている2ストライクからの打撃がマイナスに働かないかどうか。