2020紅白戦2試合目開幕一軍に挑む正隨、髙橋大樹が一発

Last Updated on 2020年2月14日 by wpmaster

2020年2試合目の紅白戦、先発は、先発6番手を争うアドゥワ、復活に挑む藪田が先発。

3回からは復活に挑む岡田、一岡が登板
試合は、4イニングスで終了

アドゥワ誠のピッチングvs正隨のバッティング

2回表、ピレラは、右足の拇指球を支点に左足の探りがストレートに広がるが、ストライドを狭めて右肘はヘッドの外側に張り出している。ヘッドアップしてしまったが、遊撃内野安打

無死一塁、エンドランの場面で、安部は、スウェイしてヘッドアップして遊ゴロ。アウトコースベルトと膝の中間ぐらいののボールの軌道であったがヘッドをボールの外側に引っ掛けて一二塁間のゴロを打って欲しかった。

正隨は、左足のつま先が接地したとき右肘がヘッドの外側に張り出す。左肩を残してインサイドアウトでスイング。打球にスライス回転がかかるが右翼席に本塁打

アドゥワは、右肘をつまみ上げたときに右足の拇指球に体重が移ってしまっている。引手が親指が上になって左肩が開いている。レイトコッキングのときに右足の拇指球で地面を蹴ってしまっている。昨年までの投げ方に変わってしまった。

回を跨いで2イニングス目になると、左肩の開きが右肘の推進に先行する手投げで右肘が下がる投球が増え始めた。

藪田のピッチング

2回裏、小園は、藪田の左打者のアウトハイのツーシームを右手の親指で押し込んで押手主導でヘッドの下がりを抑えて右中間に安打

藪田は、ストレートを投げたときに左肩の開きが右肘の推進に先行する手投げでリリースの瞬間に右腕上腕部が凹んで右肘が落ちている。1回、野間への初球、2回裏、坂倉への初球、17球目(2回裏、打者小園)には、真ん中低目(坂倉のところ)又はインローにワンバウンドさせている。真っすぐが戻っていないから変化球が活きてこない。

髙橋大樹は、左足のつま先が接地したときに右肘がヘッドの内側に入ってしまったが、振り下ろす直前にヘッドが立っている。
完全にではないが、課題を克服しつつある。

一死から、メヒアは、藪田のツーシームを、左足の接地のとき、右肘がヘッドの内側に入り、ヘッドが寝る。引手主導で三遊間を破る安打。昭和の基準では、引手主導で壁を作って上手く打ったとなるんだろうが、現代野球では、厳しい。

小園は、達川の言う2mのライナーではなく、田中広輔の目の高さだから1m60弱ぐらい女の子の平均身長ぐらいかなのライナーにもかかわらずホームイン

藪田は、右肘をつまみ上げたときに、右足のスパイクの内側でエッジをかけてしまっており、引手が親指が上になっている。レイトコッキングの最大外旋位のときに打者と胸が合ってしまっている。

岡田明丈のピッチング

3回表、今季リリーフに転向する岡田は、右足を一塁側にターンさせ、次の投球では両肩峰をぶつけ、骨盤も縦回転、何れも堂林は差されてファウル。その次の投球では、リリースの瞬間に左膝がピーンと突っ張る。
その次の投球は、手投げで右腕上腕部が凹んで右手首が寝てボールを引っ掛ける。堂林に死球を与える。

左では少数派のダウンスインガーの西川、西川は、左股関節の使い方が今キャンプから柔らかくなったが、前に出されて右飛

岡田は、4回表、右肩を左肩よりも大きく下げる。右肩関節までの過程で捻転差が横に大きくなる部分を修正。
スロー調整ではあるが、鈴木誠也もヘッドアップして遊ゴロ

岡田は、ピレラへの2球目、手投げで右腕上腕部が凹んでボールを引っ掛けワンバウンド

ピレラは、膝を全後に揺らしてタイミングを採る。初球、右足のつま先を捕手側に向け、右足の小指球に体重をかけてストライドを狭める。しかし、3球目、4球目に対しては右足のスパイクの内側でエッジをかけストライドが広がる。岡田のボールの軌道の回転数が高い。
5球目、ヘッドアップするが、右足の小指球に体重をかけてストライドを狭めて打っている。左足首を背屈し右肘のヘッドの内側に入っていない。

4回裏、復活が望まれる一岡は、小園の二盗の次のボールを投げたとき、右肘の推進とシンクロして右足の拇指球で地面を蹴る。右腕上腕部が凹んで右肘が下がる。ボールをワンバウンドさせ、小園が三塁に進塁

その他の野手

坂倉は、2回表に二盗を刺すが(走者石原貴規)、右肘をつまみ上げたときに、右足のスパイクの内側でエッジをかけストライドが広がり、右股関節の外旋に課題が残る。

打撃でも、左中間の安打にはなったが、左足のスパイクの外側に体重を乗せる間がなく、ヘッドがボールの内側を打ってヘッドアップしている。

野間は、秋季キャンプからヘッドステイバックを大きくする(右膝で地面を蹴って左股関節の外旋する)打ち方に取り組んできたが、第一打席、第二打席とも、右足つま先の接地のときに左肘がヘッドの内側に入りボールの内側(捕手寄り)を打ってそれぞれ中飛、二併打。秋季キャンプから取り組んできたことができていない。

新人の石原貴規は、打撃面で、ここまで、右肘をヘッドの外側に張り出しで、振り下ろし直前のトップ(手首の位置)の過程を作れている。

総括

小園は、試運転で、ストレートに差し込まれてスライス回転のファウルを打っていたが、インサイドアウトで振れている。フルスイングさせてもらえなかったが右中間に二本の安打

正隨、髙橋大樹は、結果を出したが、今後もふるいにかけられる立場が続く。

ピレラは、既に一軍が当確しているので試運転で事実上無安打あるが、メヒアとは実力差がある。ピレラは、打席内で修正をすることができる。

チーム全体としてはエンドランとか細かい攻撃に調整が必要

岡田は、1イニングス20球まではいける。回跨ぎはさせない方がいい。

アドゥワは、調整段階であるが、山口翔、遠藤との差を示すことができなかった。
藪田も昨年と変わっていない。
一岡は、小園のところと、メヒアのところで1球ずつ投球をワンバウンド、フィジカル面は回復途上である。

試合結果