[悲報]山本由伸に対しまたしてもガキの使いをしてしまう

日本ハム対オリックス25回戦

先発は、ブライアンロドリゲスと山本由伸

試合は、0-3で日本ハムの敗戦

山本由伸には、前回対戦において、偽装スクイズを仕掛けたが通用しなかった(、)。

山本由伸は、走者を出す前は、セットを解いた後の捻転は、シーズンを終える毎に小さくなっていますが、ノーワインドアップで右股関節を内旋し、セットを解く前に体全体を捻転させて投げるので、打者は、ニーアップせずにトップハンドの肘を上げれば、トップを作る間が作れます。

右肘のアクセレーション前に左股関節が内旋する部分は、完全に修正できていませんが、セットポジションでは、セットを解く前に左股関節を外旋する投げ方に変えました(、)。

山本由伸に関しては、「アヘ単や四球乞食を使ってつなげない投手」なので、山本由伸を含めたオリックスの守り、日本ハムの選手の走塁を研究し、再度、フォースボーク、偽装スクイズ、本盗及びこれら合わせ技を使って得点を実現させたい。

abstract

ポイント

内野手は、走者の走路の前に守らない。

先頭及び後続の走者がスタートを切る前に走路の前に出てないこと。

打球は、グラブを持つ手の親指基節骨→小指基節骨又は小指基節骨→親指基節骨の順に叩く。

先頭の走者が三塁未達で三塁タッグプレーにおける三ゴロ以外は、先頭の走者の進行方向とは逆の塁に投げない。

先頭の走者の進行方向とは逆の塁には、野手は入らない。無人の塁に投げることによって失点しなければ、先頭の走者の進行方向とは逆の塁に投げるという送球方向のエラーは撲滅できないからである。

ランニング中の先頭の走者が三塁に達した後は、一塁手は、一塁ベースを蹴らずに、本塁に投げる。本塁でアウトにできるか否かは関係ない。本塁に突入してきた走者がバックを踏んだり、プレイの累積により生じた窪みに転倒することが生じ得るからである(関係記事、)。

本塁送球に触れた野手は、本塁触球又は本塁突入走者にタッグ後、三塁(先頭の走者の進行方向の先の塁、打者走者のみ出塁の場合、打者走者の進塁方向の先の塁)に投げる。

先頭の走者の進行方向の塁へは、首を走者の先の塁に捩じるだけ偽投するだけでは進塁は抑止できない。実際にリリースすること!

先頭の走者の進行方向への塁に野手が入っていなくても、打球に触れた野手は、送球すること。無人の塁に投げて失点しないと、先頭の走者の進行方向の塁に野手が入らないというミスは、撲滅できないからである。

送球は、ノーバウンドで行う。

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ポイント

神主打法はしない。ワンバウンド以外は、振る(、)

ファウルで粘らない(、)

ゴロを打ったら走者に進塁義務が生ずる場合は、ゴロゴーをさせずにディレードスチールのスタートを切らせる(ランエンドヒット)。外野の前に落ちた打球でも一塁走者は、本塁に還れる。

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一三塁を含め、進塁義務の生ずる生じないを問わず、ワンバウンド投球以外は、例外なくランエンドヒットを仕掛けなければならない。ワンバウンドは振らず、走者は、投手の腱板が凹んだ後、ディレードスチールをする。打者がワンバウンドを振ったら帰塁する。

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盗塁のサインが出せれた投球を水平に捻転せず本塁打を打って差し支えない。一人ランエンドヒットの場合でも走者のノルマは軽減しない(=ゴロゴーせずにディレードスチール)。

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カットに入った野手が首を走者の方に捩じったら、一塁走者は、本塁に還る。

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ランエンドヒットは、打者走者も二塁に向かって走る。二死を取られた後は、打者走者も帰塁することなく本塁に向かって走る(、)。

帰塁は、先の塁を蹴った後でもできる。

飛球は、2つ以上進塁できる。

野手が打球に触れるのを待つ必要は生じない。打者がフライングルボーした後にスタートを切る。

打者が打球に触れる前に帰塁するのであれば、ラインの外側(マウンドとは逆の方向)に腹側を向ける。打者が打球に触れる前に帰塁しないのであれば、ラインの外側に腹側を向けない。

後続の走者は、先頭の走者の進行方向とは逆の塁に投げさせて先頭の走者の本塁生還をアシストする。先頭の走者の帰塁未履行のアピールを崩す。

二死を取られた後は、打者走者を含め、全ての走者は、帰塁することなく本塁に向かって走る。

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四球は、2つ以上進塁できる。

アウトカウント問わず、3ボール(カウント3-0並びに3-1)及びフルカウントでランエンドヒットをかける。

又は、アウトカウント問わず3ボール(カウント3-0並びに3-1)及びフルカウントでディレードスチールを義務付ける。

フルカウントでランエンドヒットをかけた結果、四球で一つしか進塁できないのでは、ガキの使いである。

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一三塁のケース、偽装スクイズ、フォースボーク、二盗を仕掛けた場合、本盗をせずに二盗しかしないのは、ガキの使い。

偽装スクイズに関しては次の記事を参照(

打者走者、一塁走者は、オーバーランする。

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リードを大きく取るだけではダメ、偽走だけではダメ

実際にスタートを切って盗塁を仕掛ける

アウトカウント関係なく、スチールは帰塁不要。特に二死を取られた後は、スチールは帰塁不要

捕手が投球に触れた後、即帰塁してしまうから、捕手が審判にボールの交換を要求することによって、捕手が投手に返球する間に本盗されることを防ぐと共に、審判に「審判がボールを交換すること」に逃げ口上を与えてしまう(、)

本盗は、捕手が二塁に投げなくてもできる(、)。

ブライアンロドリゲスのクイック

ロドリゲスは、セットを解く前に左股関節を外旋している。右腕前腕部を回外してセットを解いた後、右腕前腕部を回内するが、右腕前腕部は背側から出ないし、背骨の方にも入らない。ニュートラルポジションも完全ではないができている。

右腕前腕部を回外し、右腕前腕部を回内して右肘、右腕前腕部を右肩の高さに上げる(スタンダードW)。ニュートラルポジションも完全ではないができている。

スローイン前の右手小指基節骨の入射角は、交流戦中よりも90°に近付いており、スローイン後の右肘の高さも交流戦中よりも上がっている。

セットを解いた後は、右腕前腕部を回内後は、側副靭帯、深層屈筋を弛緩できている。すなわち、脱力できている。

脱力しているから、素人にはクイックが遅く感じられるが、シーズン毎にロドリゲスは、クイックは上達しており、相対的にもロッテのメルセデスやヤクルトのディロンピーターズよりは、ずっと速く、益しである。

それでは、どこに問題が生じているのか。

ロドリゲスのクイックを敷衍すると下記のとおりである。

まず、ロドリゲスは、セットに入るまでとセットを解くまでが長すぎる。ボールを長く持ちすぎる。

背骨の右側にグラブをセットし、左腕前腕部を回外、右腕前腕部を回外、右手首を背屈してグラブを右鎖骨のところまで上げる。左股関節が内旋し始めるが、左肘が上がらない。グラブを上げる動作をすることによって、ここで右肩腱板、両肩甲下筋が縦ではなく横に伸展してしまう。両肩関節水平に捻転(内旋)しまうのだ。

右腕前腕部を回内してボールをグラブから抜き取る。右手首が底屈する。左肩が背骨の方に入る。

右腕前腕部を回外してボールをグラブに戻す。右腕前腕部を回外してセットを解く。左腕前腕部が外旋し、左肘が右肩の方に入る。すなわち、両肩関節がセットを解く前に横方向に捻転してしまっている。左腕前腕部の回外、回内、右腕前腕部の回外運動の回転半径が長く加速距離が短くなる。

更に、セットを解いた後、左腕前腕部、右腕前腕部を回内する。左足前脛骨筋が回内(外反)できているが、左股関節まで内旋してしまっている。ヒップファーストが大きくなってしまっている。左膝は伸展していても左股関節を外旋した場合よりも左膝の位置が高くなってしまっている。右股関節が横方向に外旋してしまっている。両腕前腕部の回内運動は縦回転で行えているが左腕前腕部の先が右打席の内側のラインを向いてしまっている。右腕前腕部もプレートの一塁方向に向かっていってしまう。

右腕前腕部を右肩の高さまで上げた後、レッグドライヴで両内踝をぶつけるのではなくバックを踏んでしまう(右足拇指球で地面を後ろに蹴ってしまう)。

打者は、トップハンドの肘をヒッチする間ができる。入射する側の足(投手側の足)の股関節を内旋(=ニーアップ)しなければ、フライングエルボー、更にトップハンドの肘をアクセレーションしトップを作る間が取ることができる。

走者は、左腕前腕部を回外、右腕前腕部を外旋する間ができる。セットを解く前にスタートが切れる。又は、二次リードを進め、先の塁との距離を詰めることができる。

投手は、捕手よりも打者との距離が長いので、打者の体全体の動きが俯瞰できる。捕手がサインを出すのではなく、ロドリゲスが捕手にサインを出す。ロドリゲスは、サインの確認を要しないからセットに入るまでの間が短くできる。

ロドリゲスは、グラブを背骨の前、首の付け根の高さにセットするセットアップに戻し、セットを解く前にグラブをボールから抜き取る動作をやめれば、セットを解く前の肩関節の横方向への捻転を削ることができ、セットを解くまでの間が短くできる。左肘を右肩方向に入れる間、左膝を上げる間ができないからヒップファーストも小さくできる。

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ロドリゲスは、現在、ツーシームとナックルスライダー、チェンジアップを投げます。

右手人差し指と中指をくっつけるカットボールの握りでファストボールを投じれば、右肘のヒッチ、アクセレーションがツーシームを投げた場合よりも大きくなるから、右腕前腕部を回内後、右手人差し指の付け根がボールに被さらず、ツーシームを投げる場合よりも右肘を高く上げられます。

現在試合で使っている球種にもう一つ加えるといいでしょう。

ファストボールの回転軸(右手小指基節骨の入射角)が垂直に近くなれば、スライダー、チェンッジアップが活きてくるので、三振も取れるようになります。

二死三塁、二ゴロ[守備]

2回裏二死三塁、投手ロドリゲス(右投手)、打者若月(右投げ右打ち)、三塁走者紅林

スコアは、0-2で日本ハムが2点ビハインド

若月は、スイング後、ヘッドが下がる。右手首をコックしてヘッドアップ後、カチ上げる(右腕前腕部を回内)。

二塁ベース寄りにゴロを打つ。

二死を取られた後にも関わらず、三塁走者紅林は、ファーストバウンド後にスタートを切る。

アルカンタラは、一塁走者の走路まで前進し、左手人差し指の付け根で左胸の高さで打球を叩く。本塁に投げずに、一塁に投げてしまう。

三塁走者がゴローゴーよりも前倒しでスタートを切っていたら得点を追加され得るプレイである。

無死二塁、一ゴロ[守備]

3回裏無死二塁、投手ロドリゲス(右投手)、打者西野(右投げ左打ち)、二塁走者福田周平

スコアは、0-2で日本ハムが2点ビハインド

福田周平は、ロドリゲスがセットを解いた後に二次リードを進め、西野が左腕前腕部を回内(スイング)後にスタートを切る。

西野は、一塁線寄りに地を這うゴロを打つ。

一塁手マルティネスは、両腕前腕部を回外し、右手をグラブに添えて打球に触れる。

マルティネスは、三塁に投げずに、一塁ベースを蹴ってしまう。

二塁走者福田周平に三塁に進塁されてしまう。

二死一三塁、二盗[守備]

ポイント

ピッチャーズバックは、捕手の手からボールがリリースされ、ピッチャーズバックの間に本盗され得るのは、abstractで延べたとおりである。況してや、二死を取られた後なので、尚更、三塁走者は帰塁することなく突入してくる。

一三塁のケースでは、ピッチャーズバックをせず、二塁に送球せず、二盗をさせてしまうのがベストである。

捕手が投手にスロー(投球腕前腕部の回内)後に、走者二塁への送球の撲滅の面から誰も二塁に入る必要は生じない。投手がピッチャーズバックをスルーした後も、走者一三塁におけるピッチャーズバックの撲滅の面からすれば、誰も二塁ベースカヴァーに入る必要も生じない。

8回裏二死一三塁、投手北浦(左投手)、打者若月(右投げ右打ち)、二塁走者紅林

スコアは、0-3で日本ハムの3点ビハインド

カウント0-1から、北浦が2球目を左腕前腕部を回内(スロー)後、既に一二塁間ハーフウェイまで二次リードを進めていた紅林がラインのラインの内側からスタートを切る(ディレードスチール)。

捕手清水は、ピッチャーズバックを行う。

北浦は、右腕前腕部を回外、回内してグラブを引っ込める。

投手への送球は、マウンドの後ろでファーストバウンドする。二塁ベースのマウンド寄りのコーナーのバウンドでセカンドバウンドする。

遊撃細川が二塁ベース、二三塁間の走路の後ろで両腕前腕部を回外して背骨の前、ベルトの高さで送球に触れ、後逸を阻止する。

捕手がセンターラインに向かってスロー後、二塁ベースの前に入らなかった遊撃手細川、二塁手アルカンタラ、清水の送球をスルーした北浦は正解です。

北浦が送球をスルーした後、二塁ベースの後ろにスルーされたピッチャーズバックのカヴァーに入った細川の行為は、不必要な行為です。

三塁走者が本塁に走らなかったことにより、追加点は取られませんでしたが、一三塁二盗に対してピッチャーズバックは、本盗阻止の望ましい手段ではありません。

二死一三塁におけるケース打撃

2回表二死一塁、投手山本由伸(右投手)、打者清水優心(右投げ右打ち)、一塁走者松本剛

スコアは、0-0の同点

清水は、右肘を上げた後、左肩が右肩の方に入る。右腕前腕部を回外し、辛うじてヘッドが残る。投球の軌道に差され、右翼線にライナーを打つ。

松本剛は、打球がバットからリリースされた後、ハーフウェイ手前からスタートを切る。一二塁間ハーフウェイでラインの外側に膨らみを作る(二三塁間での走路の膨らみを作らず、三本間で走路に膨らみを作る)。更に、二三塁間で走路の膨らみを作る(三本間で走路が膨らまない)。

右翼手森友哉は、背骨の左側でフォアハンドシングルでグラブを出し、左手人差し指の左手人差し指の付け根と親指の爪の裏で打球を叩く(煎餅捕り)。外野のエリアで送球のカットに入った二塁手ゴンザレスに返球する。

右足拇指球で三塁ベースを踏んでしまい、左足がファウルゾーンで一歩オーバーランした後、停止してしまう。

二死一三塁に留まる。

2回表二死一三塁、投手山本由伸(右投手)、打者アルカンタラ(右投げ両打ち、左打席)、一塁走者清水、三塁走者松本剛

スコアは、0-0の同点

松本剛は、ラインの外側(ファウルゾーン)で一次リードを取ります。

山本由伸は、スロー(右腕前腕部の回内)後、右肩の腱板が凹みます。

松本剛が右股関節を内旋しスタートを切ります。

山本由伸は、アウトロー(左打席に入ったアルカンタラのインロー)にワンバウンドし得る投球をしてしまいます。

捕手の若月は、バックハンドシングルでワンバウンドする前に投球に触れます。
左腕前腕部を回外し、フォアハンドシングルに切り替えます。

若月は、三塁方向に頸反射し、右腕前腕部を回内し、右肘を上げます。

一塁走者の清水がスタートを切ります。

右腕前腕部を回外し、三塁への送球動作を止めます。

松本剛は、右股関節を外旋し、三塁に帰塁してしまいます。

三塁走者が囮になり、一塁走者の二盗をアシストするという本末転倒の動きをしてしまっています。

ワンバウンド投球は、走者が離塁すれば、インプレーです。審判がボールを交換した後、ボールの交換を捕手に要求するとボールデッドで、走者は、帰塁させられます。

若月が審判にボールの交換を要求し、ワンバウンドしていないのに審判はボールの交換に応じます。

ボールデッドとなり、審判が山本由伸にボールを投げます。その間、松本剛は、再離塁できなくなりました。

松本剛は、ソフトバンク23回戦での失敗を活かせていません。

日本ハムは、3回表、得点することができません。

footnote

用語の意味に関しては、下記記事参照

[知って得する]頻出野球用語集[完全保存版]