Last Updated on 2026年4月23日 by wpmaster
清宮幸太郎は、現在失策であると評価された個数が7個、両リーグ最多である。
これに関し、プロ野球OBの各評論家は、「上体が突っ込むから手も足も前に出て行かない」と指摘する。ポジコロが原因であると指摘する。
しかし、こんなことは、野球をやったことがない女の子でも言うことができる。
肉体の稼働に生じた誤差に関して「イップス」という名称が付される。
稼動の誤差を生じさせる源泉、土台をこれ以上細分化できないところまで細分化していく作業は、労力を要する。
メンタルにイップスの原因を求めることは、稼動の誤差を生じさせる源泉、土台をこれ以上細分化できないところまで細分化していく作業に比べると労力は遥かに少なくて済む。
メンタリストは、マスゴミを生業とする者から熱血漢であると評価されるが、私のメンタリストに付ける評価は、”軽薄野郎”である。
右投げの選手の場合、打球に触れる前は、左手がトップハンド、右手がボトムハンドになる。
左腕の前腕部の回外運動の回転半径を最短にしてグラブを地面に落さなければならない。
すなわち、左肘のアクセレーションをMaxに、左肘のヒッチの落差を最大にしなければならない。
それにより、左股関節の内旋よりも先に左肘のアクセレーションを先行させる。
右股関節の外旋後、右股関節が横ではなく縦に伸展する。右足親指IP関節が底屈し、股関節の間隔が狭まる。
右腕前腕部回内してもグラブを叩いても回外しグラブを叩いても、右手首が掌屈してしまう。左腕前腕部の回転半径が長くなってしまうから右腕前腕部の回外運動の回転半径が短くなる。
グラブが地面に着くのが遅れる。
この点、清宮幸太郎は、右手でグラブを叩く予備動作はしていない。
拇指球で地面を蹴るから足首が底屈する。
爪先より前に膝が出る。
上体がタンブルする。
では、どうするか
両股関節を縦に伸展(外旋)してセットアップする。
股関節の間隔が狭くなる。
股関節を交互に内旋すると股関節を内旋した方の足の親指のIP関節が底屈する。
拇指球で地面を蹴らないからストライドが狭くなる。
清宮幸太郎は、セットアップの位置すなわちシフトを敷く位置、ポジション捕りが浅いからシャッフルする間が作れない。
股関節を内旋することに関し、股割いう名前が付されるが、私は、子供のころから股割の練習を守備練習でさせられた。
股関節を内旋してセットアップすると股関節が屈曲する。
股関節を横方向に伸展(外旋)させることによって臀部が沈めば踵にウェイトが荷重される。足首が底屈する。
股関節を内旋した後は、拇指球で地面を蹴ってしまう。
ストライドが長くなれば、左腕前腕部の回外、回内、右腕前腕部の回外、回内の全ての回転半径が長く加速距離が長くなってしまう。
複数のポジションを務めさせることは、守備位置を深くすることで、具体的には、ベースより後ろ、更に言えば、外野芝の切れ目の後ろでセットアップする。シャッフルする間が作れ、ストライドが狭まる。そこから前進しても打球の落下点の後ろに達し、打球に触れることができる。この野球の土台を造り、再現することができれば、複数のポジションをこなすことができるのである。
更に、左腕前腕部を回内(左肩関節の内旋)、左手親指基節骨で打球を叩いた後は、右腕前腕部が回外し、右手中指基節骨にボールが嵌り、右手捕球と同期してトップができる。
右手首が背屈し、右肘が落ちるから後位の塁に送球することを止めることができるし、右腕上腕部の裏側が弛むから右腕前腕部の回内運動の回転半径も狭くなる。最前位を走る走者が加速距離が長くても進行方向に送球することができる。