[OP戦/豚vs鯉③]F1-6C

プレシーズンマッチ日本ハムvs広島㐧三ラウンド

試合は、1-6で敗戦した。

根本悠楓

被本塁打2本

右足内踝で地面をタップ
右足内踝を左太腿にぶつける。

右膝を肋骨下部の高さまで上げる。

左足が踵体重になる。

左膝を上げた後、左足拇指球で地面を蹴ってしまう。

パトリックマーフィー

プレートの一塁側に右足のスパイクの外側を沿わせる。

スクエアスタンスに近いクローズドスタンスで立つ。

左足内踝で地面をタップする。
右足の太腿の上に左足内踝をぶつける。
その分、左膝が内旋する。

左膝を骨盤の高さに上げる。
骨盤の高さで左股関節を外旋する。
左足首は底屈している。
右足踵が地面から浮く。

右腕前腕部を回外してセットを解く。
右腕前腕部を回内する。
右腕前腕部を背面から出る前に回外する。
右足踵が地面から離れる。

両肩を結ぶラインがインバートWになる(フォーシームは、スタンダードW)

右腕前腕部を回内後、左腕前腕部を回外するが左肘の落差が小さく、左肩が開く。

右股関節を内旋後、左膝が左足の爪先の前に出る。

右腕前腕部を回外後のトップポジションで右手首が掌屈する。

右肘のレイトコットコッキングの角度は、アウトサイド、右肘の高さは、スリークォーターに近いオーバーハンドになる。

カッターをアウトローにワンバウンドさせる。

シングルヒットは、何れも押し込めている。
控えクラスの打者との対戦は、大人と子供ぐらい差が生じている。

インバートWは、左足内踝を右足にぶつける高さを下げ、左膝を上げる位置を下げれば、修正できる。

リリーフとして通用する。

走塁面

レイエス、若林は、どちらも走るのは速くない。

しかし、レイエスは、左足内踝を右内踝にぶつけながらベースランイニングする。

若林もバックを踏まずに両膝をニーアップしながら二盗した。

8回裏、中堅久保が左翼席側に腹側を向け、打球の落下点の後ろに走る。シャッフル後、フォアハンドシングルで打球に触れる(煎餅捕り)。

送球のカットに入った二塁矢野は、左翼席に腹側を向ける。左手小指基節骨で送球を叩く前に首を若林の方に向ける。右肩が左肩の方に入る。

右腕前腕部の回外、回内運動、左腕前腕部の回外運動の回転半径が長く加速距離が短くなる。

二塁走者の若林は、タッグップで三塁に走るが、ハーフウェイ手前でバックを踏んでしまった。

若林、レイエスは、右膝を伸展、左膝を屈曲して右足でベースを蹴った後、右股関節を内旋してドリルスライディングができることを再確認できた。

ドリルスライディングが産み出すメリットは、左股関節が外旋し、後ろに引っ込むので、右股関節の内旋運動の加速距離が高まるので、スライディング後、間髪入れずに三塁いにスタートが切れることである。

もう一つのメリットは、ベースに入った野手のタッグをかわすことができることである。

五十幡は、二塁ベースだけでなく、右膝を伸展、左膝を屈曲して三塁ベースのファエアゾーンの中堅寄りのコーナーを右足で蹴った後、ファウルゾーンで右股関節を内旋してドリルスライディングをした。

9回裏無死一塁走者の細川が打者スティーブンスンの初球に二塁に右膝を伸展し、ポップアップスライディング、右股関節を内旋してドリルスライディングする(盗塁は記録されない)。捕手持丸は、どこの塁にも送球しない。

スティーブンスンは、打席を外し、持丸が投手の滝田に返球するのをアシストする。

しかし、三塁走者の松本剛は、スタートを切らない。

この試合ではないが、打者走者が本塁に送球する間に二塁、三塁に走れば、相手のディフェンスの労働量を増やすことができる。

総評

根本、マーフィーは、修正ポイントが明確且つ即修正できることである。

ヒットが打てなくても、四球や失策で出塁した走者が盗塁をすれば、相手のディフェンスを崩壊できる。
実体のない観念である意識ではなく、偽走ではなく、実際に盗塁を今後も試みていくことが必要だ。

footnote

用語の意味に関しては、下記記事参照

[知って得する]頻出野球用語集[完全保存版]