守りの野球、フライボールレボリューションとBase Steal Sweepin’のジョイントへの途は険しい[対ロッテ16回戦F8-3M]

日本ハム対ロッテ16回戦、先発は、加藤貴之と小島和哉
試合は、8-3で日本ハムの勝利となったが、走塁、守備面で課題の残る試合となった。

一死一三塁における重盗

1回表 一死一三塁、一塁走者は、近藤、三塁走者は、上川畑である。一死一三塁で重盗という手段を用いるのは誤りではない。右投手が本塁に投げる場合は、三塁走者は、ディレードスチールのスタートを切る。しかし、左投手が牽制を投げる場合、右投手が投球腕の親指と小指ラインを一塁に向け、反時計回りに投球腕側の股関節を内旋し、一塁又は二塁に牽制球を投じた場合、首が一塁、二塁方向に向き、三塁ベースとホームベースに背を向ける。三塁走者は、ディレードスチールをするのではなく、二死を取られた後の一塁走者と同じく、投手がセットを解いた後、スタートを切るのが基礎である。一塁走者が挟まれるのが例外である。

投手の小島は、左投げで首を一塁側に向け、三塁側に背を向ける。
打者野村に対するカウントが3-1となった後、小島は、プレートの一塁側に左足のスパイクの外側を沿わせる。右膝はオープンスタンスにしている。グラブは背骨の左側で、ヘソの高さにセットする。左肩は左打席の外側のラインからボール2個分入ったところに向ける。首と両肩を結ぶラインの交わる角度は、アウトサイド150°にしており、頸反射はしていない。首を一塁ベースに向け首と両肩を結ぶラインがアウトサイド115°になる。左手親指、右手親指のPIP関節を屈曲し、左手親指の指先、右手親指の指先でボールを押している。左手中指の付け根にボールを嵌める。左手首、右手首は底屈している。左腕前腕部を回内、右腕前腕部を回外している。両足のスパイクの内側でエッジをかけ、右股関節を内旋、左股関節を外旋している。左肩が左打席の外側のラインからボール1個分入ったところに動く。小島は、首と両肩を結ぶラインが交わる角度ををアウトサイド140°にし、右足踵で地面を荷重する。右肩が左打席の外側のラインからボール1.5個分入ったところに戻る。小島は、首と両肩を結ぶラインをアウトサイド150°にする。右肩が左打席の外側のラインからボール2個分入ったところに動く。一塁走者近藤が飛び出す。小島は、右足拇指球を三塁線方向にスライドする。右足首、左足首が底屈する。左足の小指球にウェイトがかかる。左膝上の高さで右膝を屈曲する。右肩が左打席の外側のラインからボール1個分入ったところに動く。頸反射はしていない。グラブに左肩関節方向に入られる。右足首を背屈する。右股関節が外旋する。右腕前腕部、左腕前腕部を回外してセットを解く。頸反射している。右腕前腕部、左腕前腕部を回内する。小島が左足のスパイクの外側をプレートから外さずにインバートWで左肘をつまみ上げ、右足はスパイクの内側から入射し、一塁牽制を投じる。近藤は、二塁方向にスタートを切って走るが挟まれる。一塁手の山口は、本塁に投げるのではなく、三塁ベースの方に首を捻るが頸反射しない。フライングエルボーはしない。山口は、近藤を二塁方向に追い詰め二塁に投げる。二塁手が二塁に入る。上川畑は、アンツーカーから一足分出たところに右足のスパイクの内側でエッジをかけて一塁線に背を向け、ストップしている。頸反射はしていない。一二塁間のランダウンプレーの過程でボールを持った山口がスタンダードWで右肘をつまみ上げるが、頸反射しない。右膝が外側に開く。トップを作った後も頸反射しない。左足のスパイクの内側の踵から入射する。山口は、ボールを本塁ではなく三塁に転送する。上川畑は、左足のスパイクの外側から入射し、本塁方向にスタートを切る。頸反射はしていない。左膝下が左足のスパイクの外側からはみ出る。右足の拇指球で地面を蹴る。三塁手は、三塁走者を本塁に追い詰め、ホームに投げる。三塁走者上川畑が三本間に挟まれて佐藤都志也にタッグされ、タッグアウトになる。これは、三塁走者の上川畑のミスである。

二死一三塁における重盗

1回表、二死一三塁、打者は今川である。 カウントは、2-1である。小島が左腕上腕部を内旋して左肘をつまみ上げた後、左手親指基節骨でボールを叩いて左肘をアクセレーションする前に一塁走者がスタートを切る。
三塁走者の近藤は、捕手が右手親指基節骨でボールを叩いた後にスタートを切る。
二塁手が二塁に入る。佐藤都志也 二塁への送球が一塁ベース寄りのラインのマウンド寄りのコーナーを通過する。
二塁手からの送球は、ノーバウンドでホームベースの右打席寄りのラインを通過する。佐藤都志也は、二塁手からの送球を背骨の左側でフォアハンドで捕球する。近藤は、左膝伸展してフックスライディングをする。佐藤都志也は、左手親指と人差し指でボールつまむ 上から近藤の左膝裏にタッグする。

一死満塁からのエンドラン

打者は、カーブのバックスピンの軌道に合わせ、フライングエルボーをしする。前膝を真下に落としスパイクの外側から入射してファストボールのトップスピンの軌道に対応する。トップスピンの軌道にトップハンドの小指基節骨を合せ、トップハンドの肩関節を外旋する。前股関節を戻してファストボールに対応する。この引っ張ってフライボールを産むスイングを打つのが最善の手段である。センター返しはNGである。ゴロを打たせれば、ドアスイングになるので、ワンバウンドを空振りする、ストライクゾーンの投球を振れなくなるということが生ずる。走者は、捕手がフライングエルボーをするときまでに走塁のトップを作る。打者がトップハンドの肩関節が外旋した後若しくはトップを解除した後、トップハンドの親指基節骨がグリップに当たる前までにスタートを切る。
エンドランは、ワンバウンドを振るのが厳禁である。
初球と3球目のワンバウンドに対しては、トップを作った後、右肩関節が外旋できている。2球目のアウトロー(右打者のインロー)はホームランボールであるが、トップを作った後の右肩関節を外旋するが、フルに外旋できず、右手親指のしなりを解いてもヘッドが立ちきらず、右手小指も立ちきらない。縦に擦れば本塁打であるが、斜めに擦ってバックネット方向にファウルする。カウントは、2-1となる。
三塁走者の中島卓也は、左腕前腕部を回内してセットを解いた後、シャッフルして二次リードを行う。左肘のアクセレーション前にスタートを切る。今川は、トップスピンの軌道に合わせて右肩関節を外旋する。終始頸反射している。インハイのカットボールをスイングをして空振りするが、右膝が地面に着く。小指の第二関節でグリップを叩いてトップを作ったり、右腕前腕部を回外すると(フォロースルー)ヘッドが投球の軌道の下に入るので、アッパースイングであると錯覚するが、右手親指のしなりを解いてヘッドを立てて右手親指基節骨でグリップを上から叩いているので、バックスピングが産み出される。結果は、空振りであるが、今川のアプローチは大正解。今川は、引っ張ってフライボールを産むフルスイングができたが故に、捕手の動きを妨害することができた。三塁走者中島卓也が三本間に挟まれる。中島卓也挟まれている間に二塁走者が三塁ベースを踏む。中島卓也は、タッグアウトとなる。

一死一二塁におけるディフェンス陣の対応

5回裏 一死一二塁 ロッテ打線は、重盗をしかけてくる。三塁手は三塁ベースに張り付く。走塁の基礎の一つはオーバーランである。捕手が二塁に投げれば、二塁走者が三塁ベースを蹴ってホームに向かうことがあり得るので三塁に投げなければならない。梅林は、二塁に送球して一塁走者の岡を刺す。
しかし、梅林がミスしたにもかかわらず、二塁走者髙部は、右膝を伸展して三塁にスタンダードスライディングする。二塁走者の髙部は三塁ベースをオーバーランをしなかった。
二死を取られてからは、ノーバウンドで捕球されたら攻撃終了である。ワンバウンドの投球を空振りした場合以外は、打者のスイングの結果を待たずして帰塁は不要である。ワンバウンドの投球を空振りした場合は、得点は出来得るが、インサイドアウトスイングの練習をしなくなるからである。2ストライクを取られるまでは、三塁走者は、エンドランの場合と同じスタートを切る。2ストライクを取られた後は、右投手の場合は、エンドランの場合と同じにスタートを切り、左投手の場合は、投手がセットを解く前にスタートを切る。投手は、左投手の加藤である。山口は、カウント1-1から投ゴロを打つ。三塁走者となった髙部は、二死であるにもかかわらず、山口が右手親指基節骨でグリップを叩いた後、すなわちボールがバットからリリースされた後にスタートを切っている。

ベースランニングの基本に基づいた谷内の走塁

8回表、谷内は、ハーフウェイから三塁線の内側のフェアゾーンに入って走る。安田の送球が谷内の右腕上腕部に当たる。日本ハム打線は、2点を追加した。