これまで、ケース打撃に関して書かれたコンテンツは、数多いですが、どれも、バッテリーを含めた内野手、外野手の主に肩関節、股関節を含めた肉体の稼働の仕方とそれによる加速距離の限界、生じ得るプレーを網羅されていません。
よって、セオリー化された得点手段では、得点できない、また、他にもこんな得点手段があるということが生じてきています。
当サイトでは、既に産み出されたケース打撃に関するコンテンツに書かれていないこと、定説化された得点手段の限界とその超越に関して述べています。
当該記事では、無死一塁のケースに絞って、上記のこと記載した関係記事を列挙しておきます。
概要
後続の打者に安打や犠飛が生ずるであろうというのは実体のない観念である。
a. 出塁した走者が二盗、三盗、本盗をすれば、後続の打者に安打が産まれなくても得点できる。
b.(1)左翼手が左翼線を空けて守っている場合に、左翼線と左翼手の間に向かって進む打球
(2)右翼手が右翼線を空けて守っている場合に、右翼線と右翼手の間に向かって進む打球
(3)左翼手が左翼線に貼り付き、左中間が空いた場合に、左中間に進んでいく打球
(4)右翼手が右翼線に貼り付き、右中間が空いている場合に、右中間の間に向かって進んでいく打球
(5)外野の前に落ちるポテンヒット
これらは、外野手が打球に触れるまで間が生ずる。
打者走者若しくは前位の措者、打者走者及び前位の走者をアウトにするとなると、シャッフルする間ができない。両足親指IP関節を屈曲してスプリットステップをする間が作れないら、拇指球で地面を蹴り得る。
打球に触れた外野手は、三塁ベースを蹴った前位の走者が減速しない限りは、前位の走者と打者走者の双方をアウトにすることは難しい。
打者走者は、二塁ベースをオーバーランして三塁ベースとの距離を詰める。
打球、及び送球に触れた野手に二塁に投げさせて二三塁間、ダブルプレーに持ち込ませる。
打者走者が前位の走者の本塁生還をアシストする。
前位の走者は、二三塁間で走路を膨らませて三本間ハーフウェイ手前からラインの内側(フェアソーン)に入れるようにする。
前位の走者が三本間で減速して打者走者の二塁進塁、三塁進塁をアシストするのは本末転倒である。
☆両股関節を伸展、両足親指IP関節を底屈してシャッフル及びランニングができない外野手すなわち拇指球で地面を蹴る外野手は、落下点の”後ろ”でグラブを持つ手の前腕部を回内、入射できない。
又はストライドが広がって落下点の真下近くでグラブを持つ手の前腕部を回内、入射してしまう。
下記の要件を充足する場合、外野手が両股関節を伸展、両足親指IP関節を底屈してシャッフル並びにランニング及びインサイドムーヴができるできないに関係なく、ランエンドヒット(投手が投球腕前腕部を回内してスイングした後)のスタートを切る。
(ア)打者がコックせずトップハンドの肘をヒッチでき、投手寄りの足の親指IP関節を底屈してタップできる。
(イ)打者がオーバーハンドの投手が投じた打者の丹田より上のラインの投球の軌道に対し、トップハンドの前腕部を回外後(トップポジション)、回内(スイング)前に短軸と長軸の交わる角度が90°にできる
打者が上記の要件を充足しない場合で両股関節を伸展、両足親指IP関節を底屈してシャッフル並びにランニング及びインサイドムーヴができない外野手の場合、一塁走者は、ランエンドヒット又は遅くともギャンブルゴー(打球がリリースされた後)のスタートを切る。
打者が上記の要件を充足しない場合で打者が上記の要件を充足しない場合で、外野手が両股関節を伸展、両足親指IP関節を底屈してシャッフル並びにランニングができるが、打球をグラブを持つ手の人差し指の付け根とグラブを持つ手の親指基節骨で挟む場合、一塁走者は、投手がセットを解いた後、両股関節を伸展、両足親指IP関節を背屈しシャッフルし、ハーフウェイより前位の塁寄りで停止する。
外野手が打球をグラブを持つ手の人差し指の付け根とグラブを持つ手の親指基節骨で挟んだ後、一塁走者は、盗塁する。
打者が上記の要件を充足しない場合で打者が上記の要件を充足しない場合で、外野手が両股関節を伸展、両足親指IP関節を底屈してシャッフル並びにランニングができるが、打球をグラブを持つ手の人差し指の付け根とグラブを持つ手の親指基節骨で挟まずに投球肘を上げることができる場合で、一塁走者が最前位の走者でない場合、一塁走者は、投手がセットを解いた後、両股関節を伸展、両足親指IP関節を背屈しシャッフルし、ハーフウェイより前位の塁寄りで停止する。
打球がリリースされた後、一塁に逆走し、外野手が打球に触れた後、一塁を離塁する。
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用語の意味に関しては、下記記事参照