発展途上のチーム内に生じた格差

Last Updated on 2025年8月10日 by wpmaster

日本ハム対スフトバンク17回戦(みずほPayPayoドーム福岡)
先発は、加藤貴之と有原航平
試合は、1-4で日本ハムの敗戦

評論家が付与した試合評は、正鵠を得ていない。評論家が書いた文章をコピペしただけのコンテンツを作成することは、熱量が足りな過ぎである。

この試合、中進経済の水準まで進歩が看て取れたプレーも生じたが、一方で未熟であると言わざるを得ないプレーも生じた。

ケーススタディ1 : 一死一二塁ピッチャー返し

5回裏一死一二塁
打者山川(右投げ右打ち)
投手生田目(右投げ)
一塁走者近藤、二塁走者柳町

スコアは、1-4で日本ハムが3点ビハインド

打球が2バウンド(2バウンド目は、ハーフバウンド)した後、生田目の左手小指基節骨、右足の小指の外側の順に右足首の当たる。

柳町は、生田目が右腕前腕部を回内後、左股関節を内旋してシャッフルを開始する。合計7往復シャッフルする。2往復目、5往復目が上方に加速距離が長いシャッフルである。ファーストバウンド後、左股関節を外旋、左足親指IP関節を底屈、右股関節を内旋する。右股関節を外旋する。右股関節を内旋する、左股関節を外旋する。生田目の右足小指の外側に打球が当たった後、右足親指IP関節を底屈、左股関節を屈曲してスタートを切る左足親指IP関節を背屈、右股関節を底屈する。二三塁間で走路に膨らみを作る。

生田目は、腹側を三塁に向け跳ね返ったボールを右手で拾う。左股関節を45°内旋すれば、左肘を抜くことなく三塁に投げられる。

しかし、右股関節を内旋して一塁に送球してしまう。

柳町に三塁に進塁されてしまう。

ケーススタディ2:一死一三塁遊撃後方の飛球

やることリスト

一塁走者は、ノンストップで三塁まで盗塁できるから遊撃手は、前進守備シフトを敷かず、外野芝の切れ目の後ろで守る。

二塁手及び遊撃手は、二塁ベースの前後左右に入らない。二塁ベースは無人にする。
投手若しくは捕手が二塁にボールをリリースしたら三塁走者に本塁に還られるからである。

外野手は、前進守備シフトを敷くことは定位置より深く守る。前進守備シフトは厳禁

遊撃手が外野芝の切れ目の後ろに守っていた場合、遊撃後方の飛球は、背走しなくても打球の落下点の後ろに入れる左翼が打球に触れる。遊撃手が外野芝の切れ目の後ろに守り、打球の落下点の後ろが遊撃前方の飛球は、遊撃手が打球に触れる。

一三塁は、打球が地面に落ちる前は、三塁走者が三塁から離れた後は、後位の走者である一塁走者に生ずる。三塁走者が逆走して三塁に触れた後は、最前位の走者である三塁走者に占有権が生ずる。
左手人差し指の付け根と左手親指基節骨で打球を挟んだ後(煎餅捕り)又は、右肘をコックアップした後は、一塁走者は、一塁ベースを蹴った後、ノンストップで三塁まで盗塁できる。一塁に送球して後位の走者である一塁走者が帰塁義務を履行しなかったことをアピールしたり二塁に送球して二盗の阻止をアピールすると最前位の走者である三塁走者に本塁を蹴られる。よって絶対に一塁及び二塁に送球してはならない。三塁に送球した場合、審判に三盗阻止をアピールしたと解釈が付与され得る。

打球に触れた野手は、本塁に送球するのがベストである。

打球が落下した後は、一塁走者進塁義務が生ずる。一塁走者に二塁ベースの占有権が生ずる。三塁走者が三塁を離塁した後は、後位を走る走者に占有権が生ずるが、三塁走者に進塁義務は生じないから三塁走者が逆走して三塁に帰塁した後は、三塁ベースの占有権は、三塁走者に生ずる。
打球及び送球に触れた野手は、打者走者を含めた後位の走者を追いかけたり二塁及び一塁に送球してはならない。
三塁にボールをリリースするか本塁にリリースするか二択が生ずるが、インサイドムーヴをせずに投げられる左打席の内側のラインの方がベストである。

カープファンお泣きになられる[日夲ハム對廣㠀参囘戰]

二死一三塁における守備体系

2回裏一死一三塁
打者牧原大成(右投げ左打ち)
投手加藤貴之
一塁走者海野、三塁走者川瀬

スコアは、1-2で日本ハムの1点ビハインド

遊撃水野は、内外野の間に敷かれたラインの前で守る。

遊撃後方に打球が上がる。

川瀬は、一次リードのポイントから逆走せずに三塁線のラインの内側に向かってシャッフルを左股関節の内旋回から開始し3往復する。

左翼手水谷が左翼定位置より中堅寄りから右股関節を屈曲、左股関節を外旋、左足親指IP関節を底屈、打球の落下点の後ろに斜めに前進する。左足親指IP関節を背屈する。
左腕前腕部を回内して打球に触れる。

ここで三塁走者の川瀬は、三塁ベースを蹴って離塁できる。

水谷が左腕前腕部を回内して打球の落下点の後ろに入射させ、左腕前腕部を回外して打球に触れた場合よりも川瀬は早くスタートが切れる。

川瀬は、水谷が打球に触れる前に三塁ベースに触れていなくても帰塁は本塁を蹴った後でもできる。

水谷は、左腕前腕部を回内したまま左腕前左手親指基節骨で打球を叩く。左肘が畳まれ、左腕前腕部深層屈筋が弛む。左手首が背屈する。煎餅捕り(左手人差し指の付け根と左手親指基節骨でボールを挟むこと)をしない。

三塁又は本塁に送球した場合、本盗の阻止のアピールとは解釈が審判からは付与されない。

煎餅捕りをすると右腕前腕部の回外の回転半径が長く加速距離が短くなるから右腕前腕部の回内して三塁にボールをリリースするにしろ本塁に投げるにしろ加速距離が短くなる。煎餅捕りをしなかったことは正しい。

水谷は、右股関節を外旋する。右足踵が入射する。左足親指IP関節が底屈する。左股関節を外旋、左足親指IP関節が底屈する。左腕前腕部を回外、左手首が背屈する。右腕前腕部を回内してコックアップする。右股関節が屈曲する。右足親指IP関節が底屈する。右腕前腕部を回外して右肘をアクセレーション、トップを作る。左股関節が伸展、左足親指IP関節が底屈する。
右腕前腕部を回内する。左膝が背屈する。三塁にボールをリリースする。

三塁手清宮幸太郎が三塁ベースの二塁寄りのラインの左中間寄りのコーナーの内側に右足親指IP関節を底屈して触れる。左足首は背屈している。

三塁ベースをオーバーランした川瀬が右股関節を伸展、右足親指IP関節を底屈、左股関節を内旋、左足親指IP関節を底屈、三塁に向かって頭から飛び込み始める。
左股関節を伸展、左足親指IP関節を底屈、右腕前腕部を回内する。

三塁手清宮幸太郎が左腕前腕部を回内してノーバウンドで送球に触れる。

川瀬が三塁ベースの本塁寄りのラインの三塁線と接するコーナーに触れる。

川瀬の帰塁は、審判からアウトの評価が付される。

ケーススタディ[攻撃編];2死一二塁

やることリスト

最前位の走者は、二三塁間で走路に膨らみを作り三本間で走路の膨らみを抑える。

打球に触れた野手が二塁にボールをリリースをした場合は、一塁走者は二塁にドリルスライディングをして3つ目のアウトをフォースドアウトで取られることを防ぐ。これにより最前位の走者の本塁生還をアシストする。
後位の走者である一塁走者は、打球に触れた野手が一塁にボールをリリースした後は、二塁ベースをスライディングせずにかけ抜けてオーバーランする。最前位の走者の本塁生還をアシストする。

二死一二塁における攻撃手段

2回表二死一二塁
打者水野(右投げ左打ち)
投手有原(右投げ)

スコアは、1-0で日本ハムが1点リード

水野は、ヘッドアップしてしまう。左腕前腕部を回内し直す。

二塁走者清宮幸太郎は、ファーストバウンド前に左股関節を屈曲しスタートを切るが、二三塁間でラインの内側に入ってしまう。このランニングであると三本間でラインの膨らみを抑えることができない。

打球が有原の身長より高く跳ねる。

一塁走者の田宮は、ファーストバウンド前に左股関節を屈曲してスタートを切り、一二塁間でハーフウェイで走路に膨らみを作る。

二三塁間での走路の膨らみが抑えられ、三本間で走路に膨らみを抑えられないランニングをしている。

田宮は、二塁ベースの一塁寄りのラインの三塁寄りのコーナー寄りの内側に右股関節を内旋、右足親指IP関節を入射する。二塁ベースをかけぬけてオーバーランしているが、二塁ベースの二塁ベースの一塁寄りのラインの三塁寄りのコーナーの内側を右足親指の爪で蹴るのではなく二塁ベースの一塁寄りのラインの三塁寄りのコーナー上を踏んでいる。

右股関節の内旋運動の加速距離が短くなるだけでなく右足のアキレス腱を故障し得る。

一塁線のゴロを有原が触れて打者走者の水野にタッグする。

7回表一死一二塁

打者水野(右投げ左打ち)
投手有原(右投げ)

一塁走者田宮、二塁走者万波

スコアは、1-4で日本ハムが3点リード

万波は、ファーストバウンド前に左股関節を屈曲してスタートを切る。田宮は、ファーストバウンド前に左股関節を屈曲してスタートを切る。

田宮は、一二塁間のラインの内側に入る。二三塁間で走路の膨らみを作り、三本間で走路の膨らみを抑えるランニングをしている。左股関節を内旋したまま左膝を伸展(左膝は背屈はしない)、左足爪先で二塁ベースの一塁寄りのラインの内側を蹴る。

しかし右股関節を内旋して腹側を一塁方向に向けてしまう。
二塁ベースをオーバーランしていない。

二塁走者の本塁生還をアシストできていない。

footnote

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