[選手名鑑]巨人の新外国人投手タイラービーディ#33

Last Updated on 2023年3月20日 by wpmaster

読売巨人資本は、前パイレーツのタイラービーディ(Tyler Joseph Beede, [ˈtaɪlɚ ˈbidi]) 投手(29)と来季の選手契約を結ぶことが経済関係上確定したと発表したのは、2022年12月5日。
タイラービーディは、今季メジャーリーグでは、主に中継ぎで31試合に登板し2勝5敗、防御率5.14であった。

プロフィール

生年月日 1993年5月23日
右投げ右打ち
公称サイズ 188cm 97kg

  • サンフランシスコジャイアンツ(MLBドラフト20141巡目(全体14位),2018-2019.2021-2022)
  • ピッツバーグパイレーツ(2022)

球種

フォーシーム       Max 159km/h
シンキンファストボール
チェンジアップ
スライダー
カーブ

故障歴

過去、右肘側副靭帯の再生手術を受けることを発表し(2020年3月19日)、シーズンを全休した。

投球動作

右足のスパイクの外側は、プレートの一塁側に沿わせる。
左足の拇指球から爪先が右足の爪先からはみ出る。
首は、左打席の内側のラインからボール1個半分入ったところに向ける。
グラブは、背骨の右側で丹田の高さにセットする。
右手首は底屈し、右腕前腕部を回外している。

左足拇指球で地面を蹴る。
左膝を上げ、ヘソと肋骨下部の中間の高さでインサイド60°の角度で屈曲させる。左足首を背屈している。
右足がヒールアップする。
左膝の屈曲の角度をインサイド45°にする。左足首は底屈に近付く。
右足はヒールアップしている。

左腕前腕部、右腕前腕部を回外してセットを解く。

左腕前腕部、右腕前腕部を回内する。
左足前脛骨筋が回内(外反)する。

右手首が両股関節を結ぶラインを越え、右手首の小指側が背中から出た後、右手首の親指が背中から出る前に右腕前腕部を回外する。
右足外踝から小指球で地面を荷重し、右足踵が地面から離れる。

右腕前腕部を回内し、右手親指基節骨でボールを叩く。
右肘の屈曲の角度がアウトサイド120°になる。
右肘をコックアップする前に両肘を結ぶラインがM字(=インバートW)になる。
右足拇指球にウェイトが移る。
右肘のコックアップ後、左腕前腕部が回外する。

右肘のアクセレーション前に頸反射していない。
左足は、スパイクの内側の踵から入射する。

リリース直前の右手小指基節骨の入射角は、45°である。左膝の屈曲の角度は、150°である。

リリース直後の右肘の高さ、右肘のレイトコッキングの角度、右腕と背骨の交わる角度は、スリークォーターである。
両股関節をぶつけると左膝から下が外側に張り出す。
右腕前腕部を回外後、背骨と地面が平行になるまでタンブル(リブダウン)する。

スライダーを投げると、右肘をコックアップした後、左股関節が戻り切らない。右腕前腕部のレイバック(右腕上腕部の外旋)が最も大きい。レイバック後、右腕前腕部の回外を進めずに煽り投げをする。

カーブを投げる場合、右肘のアクセレーション前に、右手首が全球種の中で最もふける(ボールが後ろに逃げる)。右腕上腕部の棘下筋が突っ張る。
左股関節を引っ込めて(ブロッキング)、右腕前腕部を回外(右肘をアクセレーション)する。
右肘をアクセレーション開始後、全球種の中で右肘が最も沈む。右肘のアクセレーションが全球種の中で最も長い。
リリース直前、左股関節から下がX脚(内股)になる。

シンキンファストボールを投げる場合、右肘のコックアップ後、最も上半身と下半身の捻転差が大きく、左肩関節が右打席の内側のラインのマウンド寄りのコーナーに向く。

総合

前膝のレッグアップ、テイクバックが大きいので、打者は、ヒッチ又は及びトップハンドの肘をコックアップする間が作れる。打者も二次リードを広げる間が作れる。

しかし、インステップしたり着地位置を探ってストライドを長くする打者、上半身と下半身の割れ(捻転差)を大きくしてトップを作る打者は、トップを作る間が作るのが簡単ではない。

トップを作る間が作れる選手は、ゆったりとスイングする間が作れる。

年度別通算成績

MLB

NPB

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