[日本ハム育成1位]藤田大清(花咲徳栄高)の走攻守

既述のとおり、日本ハムは、育成ドラフトで4選手を指名、交渉権を獲得したが、今回取り上げるのは、育成ドラフト1位の藤田大清である。日本ハムの今ドラフト指名選手は、全員既に契約は事実上内定し、花咲徳栄野球部からは、8シーズン連続でプロ野球選手が誕生したこととなった。日本ハムでは、花咲徳栄高出身の選手は、野村佑希、長谷川威展に続き、3人目となる。
花咲徳栄出身の選手は、高橋昂也(広島)、清水達也(中日)、野村佑希(日本ハム)、井上朋也(ソフトバンク)と、投打とも、ガイドハンドの上腕部の内旋運動の加速距離を長くする、すなわち、ガイドハンドの上腕部棘下筋、前腕部の深層屈筋が弛緩する脱力する体の使い方をするので、私は毎回期待しているのであるが、藤田大清はどうか。

プロフィール

右投げ左打ち
右翼手
生年月日 2004年8月23日
187cm 84kg
花咲徳栄高ー日本ハム育成1位

動作解析

グリップの外側に左手親指の指先を反らしてグリップを握る。ヘッドは、75°に立て、スクエアスタンスで左打席に立つ。
左肘を上げる前の段階では、投手がセットを解いた後、右足拇指球で地面を蹴ってすり足又は2段ステップで左股関節の外旋を産み出す。故に、右膝を屈曲させる位置は、左膝頭の上に留めているが、投手がセットを解く前に右足拇指球で地面を蹴ることができないと、左肘のフライングエルボー以降の動作を行う間が長く取れない。右足は、スパイクの外側から入射できているし、フライングエルボーの前にヘッドが寝るのは構わないが、ヘッドが立ちきらない内に右足のスパイクの外側から入射している。左腕前腕部の回外をしてトップを作った後、左腕上腕部を内旋し、左股関節を内旋すると、右膝の壁が崩れる。
ベースランニングは、本塁ー一塁間で膨らみを作って一二塁間ハーフウェイでの膨らみを抑える。
守備においては、右腕前腕部を回外し、背骨の前で捕球する。右手親指の指先でボールを押してグラブからボールを抜く。右腕前腕部の回外運動、右腕上腕部の内旋運動の回転半径が長く、加速距離が短い。

総合

打撃に関して言えば、井上朋也(現ソフトバンク)、野村佑希(現日本ハム)(何れも右打ち)の高校時代に比べると完成度が落ちる。
始動を早めて上半身主導で体を使えるようになると、右足拇指球のキックする間が作れなくても、左肘のヒッチ以降の動作が安定し、支配下登録もされるであろう。

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