日本ハム育成4位山本晃大(信濃グランセローズ)のピッチング

直近のパリーグのリーグ戦において最下位となった日本ハム関係者は、育成ドラフトで4名を指名入札し、入団交渉権を獲得した。
今回取り上げる山本晃大は、伊勢ジャガーズ(ボーイズリーグに加盟、中学期)で阪神湯浅とチームメート、高校では、ヤクルト元山と、関西学院大では、広島黒原と同期であった。

プロフィール

左投げ左打ち
生年月日 1999年4月23日
硬式野球は、リトルリーグ(小学一年)で始める。
佐久長聖高ー関西学院大ー信濃グランセローズ(BCリーグ)
185cm 88kg
フォーシームのMaxは、151km/h
他に、カッター、スライダー、チェンジアップを投げる。

投球動作

頸反射し、左足のスパイクの外側をプレートの三塁側に沿わせる。グラブは、背骨の前でベルトの高さにセットする。
右肩を左肩の方に入れる。首を一塁ベースの方に向ける。
グラブを胸の高さに上げる。首の向きを左打席の内側のライン方向に戻して頸反射し、グラブを肋骨下部の下に落す。
1回目の右膝のレッグアップは、骨盤の高さに留め、2回目の右膝のレッグアップに関しては、丹田の高さで右膝を屈曲している。よって、右肩が左打席の外側のラインに向き、グラブが背骨の左側に入る。左足が踵体重になる。
この動作が左腕前腕部の回外運動を行う間を十分に作れず、左腕前腕部の回外運動、更には左腕前腕部の内旋運動の回転半径を長くし、加速距離を短くする原因の一つとなっている。
左腕前腕部を回外しセットを解く。左腕前腕部を回内し、左手首は、骨盤の左側を通過するが、背中の方までは引かない。
左腕上腕部を内旋し、左肘はインバートWでつまみ上げる。
左肘の側副靭帯の前束に負荷がかかるので、ギアを徐々に上げながらブルペンで投げていかないと肩肘が試合で投げられる水準まで回復しない。現段階では、労働力商品の再生産という面で先発もリリーフも難しい。
右足首を底屈したとき、右足の爪先が左打席の外側のラインに向き、右足のインステップの角度が大きい。右足は、スパイクの内側から入射する。
左腕前腕部の回外運動を行う間を十分に作れず、左腕前腕部の回外運動、更には左腕前腕部の内旋運動の加速距離を短くする原因の一つとなっている。
リリース(左腕前腕部の回内)の直前に右股関節を引っ込めることにより右膝の屈曲は、135°よりも浅い。
それにより、失われた左腕前腕部の回外運動、更には左腕前腕部の内旋運動をする間を一部取り戻している。
左腕と背骨の交わる角度、左肘の高さは、オーバーハンドに近いスリークォーターである。
左腕前腕部を回外(フォロースルー)後に左手親指基節骨でボールを叩いてフィニッシュする。

総合

今回日本ハム関係者が交渉権を獲得した投手の内、金村は、現在プロの一軍で投げている投手と比べても動作のロスは少ないが、金村以外の投手は、プロの一軍で投げている投手と比べると、動作のロスが多く、打者がヒッチ、フライングエルボー、トップハンドのの前腕部の回外運動(トップポジションの形成)、トップハンドの上腕部の内旋運動(スイングの開始)の何れをも行う間を十分に与えている。余分な動作を削っていかないと一軍で投げる水準にまでは達していかない。

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