伊藤大海113球被安打3与四球1で8回無失点[対西武22回戦F2-1L]

日本ハム対西武22回戦、先発は、伊藤大海と松本航
投球腕の振りがインサイドアウトスイングである投手が労働力を再生産しながら投球してくれば、一イニングに複数の走者を出塁させてくれない。
先発投手が失点を抑えることによって、少ない得点でも勝てる。単打でつなぐ残塁野球では敗北する。フライボールを産むインサイドアウトスイングとオーバーランをジョイントすれば勝てる。この試合の最大の功労者は伊藤である。
近藤に関しては、シーズン中、「左手親指のPIP関節が屈曲して左手親指の指先でグリップを押してヘッドがホームベース方向に倒れる。故に左肩関節の外旋にブレーキがかかり、右肘が左肩の方に入り、右肩がホームベースに被さる」ことを指摘したことがある。しかし、次の試合で近藤は、ヘッドがホームベース方向に倒れる動作を修正し、以後、左肘を上げる前にヘッドが倒れることが全くなくなった。空振りが激減した。

伊藤大海のピッチング

本塁に投球する前に二塁走者の方に首を捩じったところで投手が本塁に投球後、二塁走者は帰塁してくれない。右投手が三遊間及び三塁ベース方向に首を捩じれば、グラブを持った手の肘が投球肩の方に入る。ホームベース方向に前肩が動き、且つ地面に被さる。投球肩関節の外旋運動、投球する手の小指の第二関節の内旋運動の回転半径が長く、加速距離が短くなる。引手の前腕部を回外した後、投球肩関節を外旋する間が作れない。
投手は、三塁ベースに実際に下記の動作で牽制球を投げることによって、走者の進塁を抑制しなければならない。投球腕の上腕部を外旋してセットを解き、プレートに沿わせている方の足の股関節をバックステップし、ボールを投球する手の親指基節骨でボールを叩いて投球肘を上げ、投球する手の親指から小指のラインを三塁ベースのマウンド寄りのコーナーに向ける。プレートに沿わせていなかった方の足のスパイクの外側から入射する。トップを作ってリリースする。
投球腕の上腕部を外旋してから投球する手の親指基節骨でボールを叩いて投球腕の前腕部を回内して投球肘を上げるスタンダードWを山本由伸のように全投球で用いる投手もいれば、オリックスの山岡、中日の柳のように、スタンダードWと投球腕の上腕部を内旋してから投球する手の親指基節骨でボールを叩いて投球肘を上げるインバートWを併用する投手が存在する。スタンダードWができるのであれば、全投球でそれをすればいいのにと筆者は思うのであるが、インバートWと併用するのである。
伊藤は、スタンダードWができるのかできないのか
伊藤も1回表で走者を打者走者w二塁に出塁させてから、森友哉に対し、スタンダードWで右肘を上げてから、右肘をアクセレーションしトップを作ってリリースしているとこをを確認することができた。伊藤もインバートWとスタンダードWを併用しているのである。
しかし、山岡、山本由伸、柳は、右腕前腕部を回内した後、右手首が骨盤の右側を超えることなく、右腕上腕部を外旋し、スタンダードWで右肘を上げてているのであるが、伊藤は、右手首が骨盤の右側を通過してから右腕上腕部を外旋し、スタンダードWで右肘を上げているのである。投球肩の関節を外旋すると投球肘がアクセレーション(加速)し、投球肘が落ちるのであるが、伊藤の場合は、右肘をアクセレーションした後ではなく、アクセレーションする前に右肘が沈むのである。右手首を煽ったところから右手親指のしなりを解く。ボールを右腕親指の指先で押してリリースするので、リリース後に右腕上腕部の棘下筋が弛緩しないので、右腕上腕部が凹む。右打者のインハイに投球が外れる。右肘が上がらないと低めに投球をワンバウンドさせる。
伊藤は、シーズン終盤になるにつれ、ワンバウンド投球の割合が増えるのである。今回の登板でも全投球数113球中、8球をワンバウンドさせている。

無死一塁からの攻撃

一回表無死一塁、無死一塁でバントをさせると、三盗しないと無安打で得点できない。
松本剛は、打席に入ってからヒッティングの構えを経ずに、バントの構えをする。右手親指のPIP関節が屈曲している。松本航が右手親指でボールを叩いて右肘を上げた後に、松本剛は、右手親指の指先でグリップを押す。ヘッドが立たない。右肩肩甲下筋が突っ張る。右肩関節の外旋運動の回転半径が長くなり、加速距離が短くなる。トップを作った後も右肩関節が外旋しない。フライボールの軌道が低い。森友哉は、バックネット方向に背を向け、一塁線を1/3通過したところで捕球する。これでは、タッグアップで二塁に進塁できない。
一死一塁、近藤は、初球ファウルする。松本航は、左打者のアウトコース、近藤の丹田の高さにノーバウンドの軌道で投球が外れる。スチールは難しい。
近藤は、3球目、右中間に引っ張って一死一三塁
松本航は、フルカウントからインロー(左打者のアウトロー)にワンバウンドし得る投球をする。森は、ノーバウンドで捕球するが、打者走者の石井は、左打者であるから、森が二塁に投げて打者走者が二塁に走ることを妨害できない。一死満塁となる。
今川がトップを解除後にヘッドが下がる逆波のスイングからヘッドアップして三ゴロを打ち、三塁走者がゴロゴーでスタートするが、本塁フォースドアウトになる。
二死満塁で清宮に対し、松本航は、1球目、2球目インコース(左打者のアウトコース)膝よりも上にノーバウンドで投球する。3球目、4球目清宮はファウルする。
走者は、何れも松本航が右腕前腕部を回内した後、スタートを切る。清宮は一塁ゴロを打つ。山川が一塁ベースを蹴る前に三塁走者が本塁を蹴ることができなかった。

森脇亮介のピッチング

右足のスパイクの内側、左足のスパイクの内側でエッジをかけ、右足のスパイクの外側をプレートの三塁側に沿わせる。左肩を左打席の中心線からボール1個分外れたところに向ける。両肩を結ぶラインを首の交わる角度をアウトサイド160°にしている。左手親指の指先をボールの外側に反らす。右手親指PIP関節を屈曲し、右手親指の指先でボールを押す。右手中指の付け根にボールを嵌める。右手首を背屈、左手首を底屈している。右腕前腕部を回内している。左腕前腕部は回外している。左肩はスクエアスタンス、左膝はオープンスタンスにしている。グラブは、背骨の前で胸の高さにセットしている、セットアップの段階では、右股関節を内旋、左股関節を外旋している。
首を右打席の外側のラインと三塁線の交わるポイントに向ける。左肩が左打席の中心線に向く。首を右打席の内側のラインに向ける。左肩が右打席の内側のラインに向く。
右足のスパイクの内側、左足のスパイクの内側でエッジをかけ、右足のスパイクの外側をプレートの三塁側に沿わせる。左肩を左打席の中心線からボール1個分外れたところに向ける。両肩を結ぶラインを首の交わる角度をアウトサイド160°にしている。左足の拇指球で地面を蹴る。左腕前腕部を回外し、右腕前腕部を回外し、セットを解く。頸反射はしていない。左膝は、インサイド60°の角度で右膝と右股関節の中間の高さで屈曲する。左足首は底屈している。右足踵で地面を荷重している。
右腕前腕部を回内する。左足の前脛骨筋を回内(外反)し、左足の裏を25°に立てる。左足の外踝を左打席の中心線に向ける。頸反射はしていない。
左足は、スパイクの内側から入射する。右肘のアクセレーション前は、頸反射していない。右手首を煽ったところでは、頸反射している。リリース直前の左膝の屈曲は、アウトサイド160°である。右手小指基節骨の角度を65°にして左打席の外側のラインからボール2個分入ったところに向けたところから右手親指の指先のしなりを解き始める。リリース後の右腕と背骨の交わる角度、右肘の高さは、オーバーハンドである。
リリースの直後、右腕上腕部が凹む。

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