新庄BigBossの采配には根拠があります[対ソフトバンク22回戦F0-10H]

現在、12球団の監督を務めている中で、現役選手のときにメジャーリーグでプレーしたことのある監督は、石井一久、高津臣吾、井口資仁、新庄剛志の4名です。
ロスチャイルド、ロックフェラーの広報部員である大資本メディアの社員は、新庄に「アホで軽薄な奴」という属性を付与します。評論家だけでなく日本ハムファンも新庄剛志の采配を酷評します。上記の4人の中で最も新庄が野球を知らないと考えておられる方が圧倒的多数でしょう。
私は、今シーズンの交流戦の前までは、セリーグの試合に関する記事を主にアップし、交流戦の後からパリーグの試合に関するコンテンツを産み出していますが、私見では、石井一久、高津臣吾、井口資仁、新庄剛志の4名の中で、新庄剛志が最も野球を知っていると思います。
試合は、練習で行ってきた肉体の稼働、労働力の再生産ができているかをテストし、チェックするものです。肉体の稼働、労働力の再生産を現場のスタッフ以外の者にも公開して、架空商品と交換して架空商品に価値を付けているのです。試合、シート打撃、シートノック、マシン打撃、トス打撃によってサービスの水準は、ネットに向かってのショートスロー、守備走塁の方のペッパー、ネット際での素振りを含む基礎練習ほどには向上しません。二軍の試合で産み出した結果は、一軍の試合で肉体を稼動させることとは関係ありません。
日本ハムは、オフシーズン、秋季キャンプ、スプリングキャンプにおける基礎練習次第では、石井一久、高津臣吾、井口資仁が率いるどのチームよりも強くなります。FA権を行使した選手の獲得は不要です。但し、8イニングス目を投げる、メジャーでの実績が皆無ではなく実績の乏しい、上投げの外国人の右投手の補強は必要です。
「先発投手が、打順一回り目を0で抑え、ドアスインガーが四球を取るのではなく二死から、ホームランを量産して走者を一掃できる選手が相手投手から四球を貰い、二盗、三盗、本盗をして先制し、且つ反復できる」、「走者をベースランニングによって進塁させない野手全員の守りで、走者を一掃させずに走者を残す単打でつなぐ野球をやらせる」「登板した投手がトータルでシングルヒット10本打たれながら2点で抑える」、相手チームの監督に「得点圏で後一本ヒットがぁ~と言わせる」、これら全てができるのが横綱野球というものです。攻撃は、フライボールを産むパーフェクトインサイドアウトスイング&Base Steal Sweepin’がハードコアであり土台です。バントを含むランエンドヒットはそれをアシストする手段であり、従たる関係に位置付けることができます。バントを含むランエンドヒットは、土台の上に上層階を積み重ねるものです。追っ付けて逆方向に打つスイングでは空振りが増えます。重盗は、1イニングスに複数打者走者が出塁しないとできません。

労働力の再生産ができなくなる投球動作

監督、投手コーチは、投手に悪ければ悪いなりに抑えられる投球をしろと言います。しかし、労働力が再生産できなくなってワンバウンドの投球が増せば、肉体の稼働を制御することはできません。
この試合の伊藤の体の使い方で肉体の損傷が進んでしまったのであれば、投球動作を立て直すのは難しい。
既に打者走者を一人以上出塁させている場合、右投手がセットを解く前に、三塁ベース方向に、左投手が一塁方向に首を捩じる動作をさせ、投球肩側の股関節のタメを作らせると共に、一塁走者がスタートを切ることを抑制することが必要であるとプロアマ問わず指導者は説かれます。
しかし、投球腕の前腕部を回外、上腕部を外旋すると、投球肘が落ちます。投球肘が落ちれば、投球する手の親指の指先がしなります。首を一塁側若しくは二塁側又は三塁側に首を捩じらなくても、前膝を上げなくても投球肩側の股関節は外旋します。
首を一塁若しくは二塁又は三塁に捩じれば、頸反射によって抑制はできますが、頸反射する間が作れなければ、引手となる肩が右投手は、ホームベース方向に動きます。左投手は、一塁ベース方向に動きます。すなわち、引手となる肩、肘が投球肩の方に深く入ります。引手となる肩が地面に被さります。投球肩関節の外旋にブレーキがかかります。投球する手の親指の指先がしなりません。引手の肘を抜き、引手の肩を開くと、投球肩の内旋という回転運動の回転半径が長くなり、加速距離が短くなります。投球する手の親指の指先のしなりが小さい状態から投球する手の親指のしなりを解けば、フライングエルボー、リリース後に投球肘が上がりません。投球肘の側副靭帯、前腕部の深層屈筋が緩みません。
また、目で走者を牽制しろという指導者の方がいらっしゃいますが、首を既に打者走者が出塁しているベース方向に向けるだけでは、高校の野球部員でもスタートを切ります。現在到達している塁に釘付けにすることはできません。山なりの牽制を連投するのではなく、その塁から出てリードを取っている走者を刺せるだけの送球(牽制球)を実際にしないと走者を現在到達している塁に釘付けにはできません。
首を、一塁若しくは二塁又は三塁に捩じることや二段モーションは、百害あって一利なしです。
ワンバウンドの投球やコーナーピッチンングは、首、前肘、前肩を投球肩の方に入れ、投球肘を伸展し、投球肘のフライングエルボーを抑制します。ストライドを広げ、両肩関節の間隔を長くし、トップを作った後、投球肩の外旋を小さくします。投球する手の親指の指先のしなりを小さくします。投球する手の親指基節骨又は指先でボールを叩いた後、投球する手の人差し指の付け根をボールに被せます。投球腕の上腕部が凹みます。投球腕の上腕部の棘下筋、棘上筋の損傷が、ノーバウンドでストライクゾーン内に投げた場合よりも大きくなります。
打撃では、トップハンドの親指の基節骨又は指先でグリップを叩いてトップハンドの肘を上げます。トップハンドの親指の基節骨又は指先でグリップを叩く若しくは押した後、前肘、前肩がトップハンドの肩の方に入る選手、前肩がホームベースに被さる選手は、引手の肘を抜き、引手の肩を開くと、トップハンドの肩関節が内旋します。ワンバウンドの投球を振ってくれます。コーナーギリギリの投球の軌道やど真ん中のカーブが振れません。
故に、12球団のどのバッテリーコーチも、捕手に命じて投手にワンバウンドで投げるサインを出します。現役時代投手であった監督は、資本側から付けられる栄養費の値段の関係上、皆、ワンバウンドの投球をすれば、投球肩の上腕部の損傷が進むことを知っていながら、それを黙認します。
打者は、インローを打つ場合は、インステップしないので、両股関節の距離が接近します。トップを作る間ができます。ドアスイングの打者が唯一ホームランを打てるコースがインローです。
ドアスイングの打者は、ワンバウンドの投球をさせなくても、インロー以外であれば、どのコース、高さ、どの球種でも抑えられます。

何故、新庄剛志は、投手の役割分担をシャッフルするのか

監督は、練習及び練習によって更新される到達度のテストの積み重ねにおける、個々の選手の体の使い方、労働力の再生産によって、誰が先発かだれが7イニングス目を投げるか、誰が8イニングス目を投げるか、誰がクローザーを務めるかを決めます。
先発投手は、次の登板までの間に1回又は2回ブルペンに入ります。一部の投手を除き、リリーフ投手は、一試合に何度もブルペンに入り直し、ブルペンでの投球数が1試合トータルで150球を超えることも生じます。こんなことをしていたら、労働力が一年間持ちません。
選手は、練習及びテストの過程で投球動作の誤作動、労働力の蓄積、飲食、休養の不足によって故障が生じ、労働力が再生産ができなくなります。
投球の誤作動が生ずれば、打者の対応も変わります。打球の軌道が変わります。これまで打ち取れていた投球が打たれます。
投げられなくなった投手に代わり、他の投手がその投手がしていた仕事をせざるを得なくなります。セットアップ(8イニングス目を担当する投手)がクローザーを務めたり、クローザーが前倒しで投げざるを得なくなる場合も生じます。僅差のビハインドで投げていた投手がセットアップで投げざるを得なくなる場合も生じます。敗戦処理の投手のノルマは、先発投手と同じくギアを上げずに少ない球数で一つでも多くのアウトを稼ぎ、僅差のリードで投げていた投手の登板を回避させることです。しかし、先発投手が15個アウトを取れずに降板すれば、敗戦処理の投手の中には回跨ぎをしてもらわざるを得ない場合が生じます。更に、敗戦処理の投手だけでなく、僅差のリードで7~9回を投げていた投手を動員せざるを得なくなる場合もあります。すなわち、監督、投手コーチは、コンスタントに「先発が6イニングスを投げ、7,8,9イニングス目に特定の投手を投げさせて逃げ切る」という型どおりに試合を進めることができないのです。型どおりの試合が作れた試合にしか勝てないチームは、リーグ優勝でいません。
新庄は、全ての投手に、全ての場面で起用し、いつ指名されても、ブルペンで投球しなくても、マウンドに上がってからの5球の投球練習だけで労働力を再生産しなさいと言っているのです。今季、新庄が3アウトを取る前にイニングの途中で投手を換え、イニングの途中から別の投手を投げさせるのも「ブルペンで投げ込んで肩を作らなくても試合で投げられる状態に戻せるようにしなさい。その上で一つでも多くアウトを稼ぎなさい。それができないなら野球以外の仕事をしなさい」というメッセージなのです。
投手は、投球腕の上腕部を内旋して投球肘を屈曲してから投球する手の基節骨でボールを叩くことによって投球肘を上げることができます。この肘の上げ方には、インバートWという価値が付されています。インバートWで投球肘をつまみ上がる手段は、投球腕の外旋、内旋運動を繰り返さないとギアを上げることができません。ブルペンで投げ込まないと労働力が再生産できません。
投球する手の親指の基節骨でボールを叩き、投球する手の小指の第二関節でボールをチョップし、セットを解いて投球する手の親指の指先のしなりを作り、投球する手の親指の指先のしなりを解いて投球する手の親指の基節骨上部のPIP関節周辺でボールを叩くことによって投球腕上腕部を内旋する投球肘の上げ方があるのですが、その投げ方には、スタンダードWという価値が付されています。投球腕の上腕部の外旋、内旋運動を反復しなくてもギアを上げることができます。ブルペンで投げなくても労働力を再生産できます。
投球する手の親指基節骨でボールを叩いた後、投球肘が地面に向かって伸展しないので、クイックで投げられます。盗塁もされにくくなるだけでなく、打者がトップを作って後ろの肩関節を外旋するまでの間、トップを解除する間を短くできるので、ストライクゾーン内に投げても長打を打たれにくくなります。

スタンダードWで肘を上げることによって、前足のスパイクの外側の歯を真上から入射することができます。両股関節の幅が狭くなります。引手の肘が落ちて引手の親指がしなります。トップを作った後、投球肘が落ちます。両肩関節の間隔が広がりません。引手の小指の指先がしなります。引手の肩関節の外旋の加速距離が長くできます。両肩関節の間隔を短くすることができます。投球する手の親指の指先がしなります。投球肘が落ちれば、前の股関節が後ろに引っ込みます。両股関節の間隔であるストライドは更に狭まります。投球する手の親指の指先のしなりを解く間を長くすることができます。投球する手の親指基節骨でボールを叩けば、投球肘が上がります。引手の肘が落ちるのを加速させます。バックスピン、トップスピンの両方がインバートWで投げた場合よりも投球腕の前腕部の深層屈筋、投球肘の側副靭帯の前束が緩みます。インバートWで投球肘を上げるよりも、労働力の再生産させる回数を多くすることができます。休養を挟んでからの回跨ぎもできます。
新庄が野村に捕手の練習をさせるのも、左肘を入れずにスタンダードWで投げる練習をさせるというのが根拠です。アウトかセーフか瀬戸際の走者を刺して進塁を防ぎなさいというメッセージが込められています。
にもかかわらず、「クイックで投げるとテイクバックが小さくなるから球威が落ちる、ストライドを広げて投げろ」という指導に洗脳されてきた投手は、インバートWで投球肘をつまみ上げます。投球肘の側副靭帯を手術して初めてスタンダードWの練習をします。また、側副靭帯の手術をしてもインバートWで投球肘をつまみ上げ続ける投手も存在します。

総合

野球をやるのは選手です。リーグ優秀する上で、攻撃面で鍵を握るのは、労働力が再生産できれば3割30盗塁できる松本剛が「左翼席に25本塁打できるか」規定打席に到達するまで打席を与えれば30本塁打できる「万波、今川が30盗塁できるか」です。
新庄は、思いつきやウケ狙いで、練習をさせ、采配を振るっているのではありません。実際の肉体の稼働から帰納的に練習をさせ、采配を行っています。

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