守りの野球、フライボールレボリューションとBase Steal Sweepin’のジョイントへの途は険しい[対ロッテ16回戦F8-3M]

Last Updated on 2023年3月10日 by wpmaster

日本ハム対ロッテ16回戦、先発は、加藤貴之と小島和哉
試合は、8-3で日本ハムの勝利となったが、走塁、守備面で課題の残る試合となった。

小島和哉のピッチング

小島は、左手を下し、グラブを背骨の前、ヘソの高さにセットする。右肩を左打席の外側のラインからボール2個分入ったところに向ける。首と両肩を結ぶラインの交わる角度を130°にしており、頸反射していない。右手首を底屈、右腕前腕部を回外している。右肩、右膝をオープンスタンスにしている。右足のスパイクの内側、左足のスパイクの内側でエッジをかけ、左足のスパイクの外側をプレートの中心よりも一塁側寄りに沿わせている。左足小指球にウェイトをかけ、右足踵で地面を荷重している。左股関節を内旋、右股関節を外旋している。
右手親指の指先、左手の親指の指先でボールを押す。左手中指の付け根にボールを嵌める。左手首を底屈する。右手首を底屈する。左腕前腕部を回内する。右腕前腕部を回外する。グラブは背骨の左が出のヘソの高さにセットする。首を一塁ベース方向に向ける。右肩が左打席の外側のラインからボール1個分入ったところを向く。両肩を結ぶラインを首が交わる角度を90°にしている。右肩をスクエアスタンス、右膝をオープンスタンスにしている。右足のスパイクの内側、左足のスパイクの内側でエッジをかけ、左足のスパイクの外側をプレートの中心よりも一塁側寄りに沿わせている。セットアップの段階では、右股関節、左股関節を内旋している。ウェイトは、右足拇指球にかかる。
右足踵で地面を荷重する。両肩を結ぶラインと首の交わる角度をアウトサイド150°にし、右肩を左打席の外側のラインからボール2個分入ったところに向ける。
右腕前腕部、左腕前腕部を回外し、セットを解く。右膝をヘソの高さでインサイド55°に屈曲する。右足首は背屈している。右足首が底屈し、ヒールアップする。右腕前腕部を回外する。左足踵が地面を荷重する。左腕前腕部を回内する。左足首が底屈し、右膝が折れ、右膝が右足つま先の前に出る。右膝の屈曲の角度がアウトサイド135°になり、右足首は背屈している。頸反射していない。
左手首は骨盤の左側を通過しない。左肘を屈曲して逆Lを作ったとき、右足の前脛骨筋が回内(外反)し、右足裏が60°立つ。右足つま先が左打席の外側のラインを一塁線が交わるポイントに揃う。右足首の底屈の角度は、45°である。頸反射する。
小島は、右足のスパイクの内側から入射する。左肘をアクセレーション前、頸反射している。左手首を煽ったところでは頸反射しているが、両肩を結ぶラインからは外側に出ていない。左手小指基節骨の角度を45°にして左打席の外側のラインからボール2個分入ったところに向けたところから左手親指のしなりを解く。リリース直前の右膝の屈曲の角度は、155°であるが、右股関節から下がX脚になっている。左腕前腕部を回外後、左手親指基節骨でボールを叩いてフィニッシュする。

唐川侑己のピッチング

右足のスパイクの外側は、プレートの一塁側に沿わせたところから15°爪先を反時計回りに回転する。グラブは、背骨の前で、首の高さにセットする。
左足のスパイクの内側から入射する。

カーブを投じる場合、右足のスパイクの外側をプレートの一塁側に沿わせる。グラブは背骨の右側で耳の高さにセットする。右手親指基節骨でボールを叩く。左膝は、ヘソと肋骨下部の間で垂直に屈曲し、左足首は背屈する。右足がヒールアップする。右腕前腕部を回内後、両股関節を結ぶラインの手前で右腕前腕部を回外し、左足前脛骨筋が回内(外反)し、左足の裏が立つ。頸反射している。右足踵で地面を荷重している。左肩関節は左打席の内側のラインからボール2個分入ったところに向く。右手親指基節骨でボールを叩くと右肘が屈曲する(スターダードW)。左足スパイクの内側の踵寄りから入射する。リリース後、右腕上腕部棘下筋が凹む。右腕前腕部を回外後、右手親指基節骨でボールを叩いてフィニッシュする。

一死一三塁における重盗

1回表 一死一三塁、一塁走者は、近藤、三塁走者は、上川畑である。一死一三塁で重盗という手段を用いるのは誤りではない。右投手が本塁に投げる場合は、三塁走者は、ディレードスチールのスタートを切る。しかし、左投手が牽制を投げる場合、右投手が投球腕の親指と小指ラインを一塁に向け、反時計回りに投球腕側の股関節を内旋し、一塁又は二塁に牽制球を投じた場合、首が一塁、二塁方向に向き、三塁ベースとホームベースに背を向ける。三塁走者は、ディレードスチールをするのではなく、二死を取られた後の一塁走者と同じく、投手がセットを解いた後、スタートを切るのが基礎である。一塁走者が挟まれるのが例外である。

投手の小島は、左投げで首を一塁側に向け、三塁側に背を向ける。
打者野村に対するカウントが3-1となった後、小島は、プレートの一塁側に左足のスパイクの外側を沿わせる。右膝はオープンスタンスにしている。グラブは背骨の左側で、ヘソの高さにセットする。左肩は左打席の外側のラインからボール2個分入ったところに向ける。首と両肩を結ぶラインの交わる角度は、アウトサイド150°にしており、頸反射はしていない。首を一塁ベースに向け首と両肩を結ぶラインがアウトサイド115°になる。左手親指、右手親指のPIP関節を屈曲し、左手親指の指先、右手親指の指先でボールを押している。左手中指の付け根にボールを嵌める。左手首、右手首は底屈している。左腕前腕部を回内、右腕前腕部を回外している。両足のスパイクの内側でエッジをかけ、右股関節を内旋、左股関節を外旋している。左肩が左打席の外側のラインからボール1個分入ったところに動く。小島は、首と両肩を結ぶラインが交わる角度ををアウトサイド140°にし、右足踵で地面を荷重する。右肩が左打席の外側のラインからボール1.5個分入ったところに戻る。小島は、首と両肩を結ぶラインをアウトサイド150°にする。右肩が左打席の外側のラインからボール2個分入ったところに動く。

一塁走者近藤が飛び出す。小島は、右足拇指球を三塁線方向にスライドする。右足首、左足首が底屈する。左足の小指球にウェイトがかかる。左膝上の高さで右膝を屈曲する。右肩が左打席の外側のラインからボール1個分入ったところに動く。頸反射はしていない。グラブに左肩関節方向に入られる。右足首を背屈する。右股関節が外旋する。右腕前腕部、左腕前腕部を回外してセットを解く。頸反射している。右腕前腕部、左腕前腕部を回内する。小島が左足のスパイクの外側をプレートから外さずにインバートWで左肘をつまみ上げ、右足はスパイクの内側から入射し、一塁牽制を投じる。

近藤は、二塁方向にスタートを切って走るが挟まれる。一塁手の山口は、本塁に投げるのではなく、三塁ベースの方に首を捻るが頸反射しない。フライングエルボーはしない。山口は、近藤を二塁方向に追い詰め二塁に投げる。二塁手中村奨吾が二塁に入る。上川畑は、アンツーカーから一足分出たところに右足のスパイクの内側でエッジをかけて一塁線に背を向け、ストップしている。頸反射はしていない。一二塁間のランダウンプレーの過程でボールを持った山口がスタンダードWで右肘をつまみ上げるが、頸反射しない。右膝が外側に開く。トップを作った後も頸反射しない。左足のスパイクの内側の踵から入射する。山口は、ボールを本塁ではなく三塁に転送する。上川畑は、左足のスパイクの外側から入射し、本塁方向にスタートを切る。頸反射はしていない。左膝下が左足のスパイクの外側からはみ出る。右足の拇指球で地面を蹴る。三塁手安田は、三塁走者を本塁に追い詰め、ホームに投げる。三塁走者上川畑が三本間に挟まれて佐藤都志也にタッグされ、タッグアウトになる。これは、三塁走者の上川畑のミスである。

二死一三塁における重盗

1回表、二死一三塁、打者は今川である。 カウントは、2-1である。小島が左腕上腕部を内旋して左肘をつまみ上げた後、左手親指基節骨でボールを叩いて左肘をアクセレーションする前に一塁走者野村がスタートを切る。
三塁走者の近藤は、捕手が右手親指基節骨でボールを叩いた後にスタートを切る。
二塁手中村奨吾が二塁に入る。佐藤都志也は、二塁への送球が一塁ベース寄りのラインのマウンド寄りのコーナーを通過する。
二塁手中村奨吾からの送球は、ノーバウンドでホームベースの右打席寄りのラインを通過する。佐藤都志也は、二塁手からの送球を背骨の左側でフォアハンドで捕球する。近藤は、左膝伸展してフックスライディングをする。佐藤都志也は、左手親指と人差し指でボールつまむ 上から近藤の左膝裏にタッグする。

一死満塁からのエンドラン

打者は、カーブのバックスピンの軌道に合わせ、フライングエルボーをする。前膝を真下に落としスパイクの外側から入射してファストボールのトップスピンの軌道に対応する。トップスピンの軌道にトップハンドの小指基節骨を合せ、トップハンドの肩関節を外旋する。前股関節を戻してファストボールに対応する。この引っ張ってフライボールを産むスイングを打つのが最善の手段である。センター返しはNGである。ゴロを打たせれば、ドアスイングになるので、ワンバウンドを空振りする、ストライクゾーンの投球を振れなくなるということが生ずる。走者は、捕手がフライングエルボーをするときまでに走塁のトップを作る。打者がトップハンドの肩関節が外旋した後若しくはトップを解除した後、トップハンドの親指基節骨がグリップに当たる前までにスタートを切る。
エンドランは、ワンバウンドを振るのが厳禁である。

3回表、打席に入るのは、右打者今川、一塁走者野村、二塁走者近藤、三塁走者中島卓也のケースである。

今川は、初球と3球目のワンバウンドに対しては、トップを作った後、右肩関節が外旋できている。2球目のアウトロー(右打者のインロー)はホームランボールであるが、トップを作った後の右肩関節を外旋するが、フルに外旋できず、右手親指のしなりを解いてもヘッドが立ちきらず、右手小指も立ちきらない。縦に擦れば本塁打であるが、斜めに擦ってバックネット方向にファウルする。カウントは、2-1となる。
三塁走者の中島卓也は、左腕前腕部を回内してセットを解いた後、シャッフルして二次リードを行う。左肘のアクセレーション前にスタートを切る。今川は、トップスピンの軌道に合わせて右肩関節を外旋する。終始頸反射している。インハイのカットボールをスイングをして空振りするが、右膝が地面に着く。小指の第二関節でグリップを叩いてトップを作ったり、右腕前腕部を回外すると(フォロースルー)ヘッドが投球の軌道の下に入るので、アッパースイングであると錯覚するが、右手親指のしなりを解いてヘッドを立てて右手親指基節骨でグリップを上から叩いているので、バックスピングが産み出される。結果は、空振りであるが、今川のアプローチは大正解。今川は、引っ張ってフライボールを産むフルスイングができたが故に、捕手の動きを妨害することができた。三塁走者中島卓也が三本間に挟まれる。中島卓也挟まれている間に二塁走者が三塁ベースを踏む。中島卓也は、タッグアウトとなる。

一死一二塁におけるディフェンス陣の対応

5回裏 一死一二塁 ロッテ打線は、重盗をしかけてくる。三塁手佐藤龍世は三塁ベースに張り付く。走塁の基礎の一つはオーバーランである。捕手が二塁に投げれば、二塁走者が三塁ベースを蹴ってホームに向かうことがあり得るので三塁に投げなければならない。
左投手加藤貴之は、首を二塁走者、一塁走者の方に向けるが、一塁又は二塁に牽制球を投じると二塁走者が三塁に走り、三塁手が三塁ベースを離れれば、二塁走者が本塁に向けてスタートを切るので牽制球は投じない。投手は首を走者方向にツイストした後、静止せずにセットを解くとグラブが投球肩方向に入るので静止して首と両肩を交わる角度を垂直にしてセットし直す。加藤は、セットを解く。加藤は、左腕前腕を回内後、左腕前腕部を回外、左手親指基節骨でボールを叩き、スタンダードWで左肘を摘み上げる。

二塁走者髙部は、加藤が左腕前腕部を回内した後、シャッフルしながら二次リードを広げる。加藤が左手親指基節骨でボールを叩きリリースした後、左股関節をバックステップしてからスタートを切る。一塁走者岡は、一次リードの後、左股関節をバックステップした後、ハーフウェイまで二次リードを広げる。一三塁のケーズと異なり、走者が詰まっている。岡は、髙部がスタートを切ってから左股関節をバックステップしてからスタートを切る。髙部と岡は、ディレードスチールのスタートを切っているのである。髙部と岡は、スタートが遅れたのではない。髙部と岡は、右股関節が引っ込んだ分、左腕上腕部の内旋運動、左股関節の内旋運動が加速しているのである。

一塁走者岡は、左膝を伸展、右膝を屈曲して二塁ベースの一塁寄りのラインを左足つま先で蹴るがオーバーランしない。梅林は、スリークォーターで二塁に送球し、谷内が二塁に入る。谷内は、フォアハンドキャッチし、グラブの甲側で一塁走者岡の左太腿に上からタッグする。梅林は、一塁走者の岡を刺す。しかし、岡は、二塁に投げさすことには成功したが、オーバーランしておらず、二塁走者の進塁をアシストできていない。

里崎は、梅林のことをメディア上では褒めるが、腹の底では、梅林のことを嘲笑していることであろう。
しかし、梅林がミスしたにもかかわらず、二塁走者髙部は、右膝を伸展して三塁にスタンダードスライディングする。二塁走者の髙部は三塁ベースをオーバーランをしなかった。

二死を取られてからは、ノーバウンドで捕球されたら攻撃終了である。ワンバウンドの投球を空振りした場合以外は、打者のスイングの結果を待たずして帰塁は不要である。ワンバウンドの投球を空振りした場合は、得点は出来得るが、インサイドアウトスイングの練習をしなくなるからである。2ストライクを取られるまでは、三塁走者は、エンドランの場合と同じスタートを切る。2ストライクを取られた後は、右投手の場合は、エンドランの場合と同じにスタートを切り、左投手の場合は、投手がセットを解く前にスタートを切る。投手は、左投手の加藤である。山口は、カウント1-1から投ゴロを打つ。三塁走者となった髙部は、二死であるにもかかわらず、山口が右手親指基節骨でグリップを叩いた後、すなわちボールがバットからリリースされた後にスタートを切っている。

ベースランニングの基本に基づいた谷内の走塁

8回表一死二三塁、一塁手山口、二塁手中村奨吾は、中間守備、三塁手の安田は、二塁と三塁を結ぶライン上、遊撃寄りの三塁ベースアンツーカーと芝の境目に左足のスパイクの外側を沿わせる。左足のスパイクの内側、右足のスパイクの内側でエッジをかけている。遊撃手茶谷は前進守備を敷く。打者野村は右腕上腕部を内旋後、ヘッドが下がり、コックしてヘッドアップする。ハーフバウンドが浮き上がった後、三塁手安田は、三塁線寄りで左肘を伸展し、左腕前腕部を回内する。左腕前腕部を回外してフォアハンドキャッチする右手親指の指先でボールを押してボールをグラブから抜き取る。左肘が右肩の方に入る。三塁走者谷内は、ハーフウェイから三塁線の内側のフェアゾーンに入って走る。安田の送球が谷内の右腕上腕部に当たる。送球は一塁ベンチ方向に転がる。二塁走者の近藤も本塁に還る。日本ハム打線は、2点を追加した。二塁ベースに中村奨吾が入る。打者走者の野村も二塁に進塁する。捕手がボールを拾って二塁に送球する。

参考資料

ロッテ

1回表、小島は、9球目、野村に対し、インロー(右打者のアウトロー)にチェンジアップをワンバウンドさせる(ボール)。
1回表、小島は、12球目、野村に対し、インロー(右打者のアウトロー)にチェンジアップをワンバウンドさせる(四球)。
1回表、小島は、14球目、今川に対し、真ん中低めにチェンジアップをワンバウンドさせる(ボール)
2回表、小島は、23球目、古川裕大に対し、アウトローにスライダーをワンバウンドさせる(ボール)。
3回表、小島は、38球目、近藤に対し、アウトローにチェンジアップをワンバウンドさせる(ボール)。
3回表、小島は、45球目、今川に対し、インロー(右打者のアウトロー)にチェンジアップをワンバウンドさせる(ボール)。
3回表、小島は、47球目、今川に対し、真ん中低めにチェンジアップをワンバウンドさせる(ボール)。
3回表、小島は、53球目、古川裕大に対し、アウトローにスライダーをワンバウンドさせる(ボール)。

3回表、廣畑は、5球目、佐藤龍世に対し、アウトローにスライダーをワンバウンドさせる(ボール)。
3回表、廣畑は、6球目、佐藤龍世に対し、アウトローにカットボールをワンバウンドさせる(四球)。
4回表、廣畑は、19球目、近藤に対し、インロー(左打者のアウトロー)にカーブをワンバウンドさせる(ボール)。
5回表、廣畑は、30球目、今川に対し、アウトローにスライダーをワンバウンドさせる(ボール)。

6回表、佐々木千隼は、3球目、インロー(左打者のアウトロー)にシンカーをワンバウンドさせる(ハーフスイング、審判の付けた価値は、ボール)。

佐々木千隼は、右足のスパイクの外側を三塁側に沿わせる。首を三塁線ハーフウェイ方向に向ける。グラブは、背骨の前でヘソと肋骨下部の中間にセットする。左足の内踝から踵が右足踵からはみ出す。
左膝を肋骨下部の高さでインサイドの角度で屈曲する。左足首が背屈する。右足踵で地面を荷重する。首を左打席の中心線に向ける。左膝を伸展し、左足首の屈曲の角度がアウトサイドになる。左足首は背屈している。右足首が底屈するが、右膝は屈曲しない。右足踵にウェイトがかかる。
左膝を肋骨下部の高さでインサイドの角度で屈曲する。左足首を背屈する。左股関節は外旋する。右足がヒールアップする。首が左打席の中心線と外側のラインの半分を向く。頸反射する。左肩関節は、左打席の中心線からボール1個分外側に外れたところを向く。右腕前腕部を回外してセットを解く。
右腕前腕部を回内する。右手首の甲側も背中からはみ出すが背中の方にまでは入らない。左足前脛骨筋が回内(外反)し、左足の裏が立つ。右手親指基節骨でボールを叩く(インバートW)。右肘の屈曲の角度がインサイドになる。右足のスパイクの内側でエッジをかけているが、Cアーチができている。右肘のアクセレーション前に右足の拇指球にウェイトが移る。左股関節が外旋する。頸反射はしていない。リリース直前の右手小指基節骨の入射角は45°、左膝の屈曲は140°である。リリース直後、右腕上腕部棘下筋が凹む。右腕と背骨の交わる角度、右肘のレイトコッキングの角度、右肘の高さはは、スリークォーターである。
右腕前腕部の回外後、右手親指基節骨でボールを叩いてフィニッシュする。

上川畑は、左足のスパイクの内側、右足のスパイクの内側でエッジをかけ、スクエアスタンスでセットアップする。ヘッドの角度を35°にしている。右手中指の付け根にグリップを嵌め、左手親指基節骨をグリップに当て、左手親指の指先はグリップの外側に反らす。頸反射している。佐々木千隼がセットを解いた後、2段ステップで地面を蹴り、右膝をインサイドの角度で左膝と左股関節の中間で屈曲する。右足のスパイクの外側の踵から入射し、左腕前腕部を回外したところで停止する。左手親指の基節骨でグリップは叩いていない。

7回表、唐川は、5球目、今川に対し、アウトローにカーブをワンバウンドさせる(ボール)。

8回表、田中靖洋は、13球目、今川に対し、アウトローにカットボールをワンバウンドさせる(ボール)。

日本ハム

4回裏、加藤貴之は、52球目、佐藤都志也に対し、アウトローにカーブをワンバウンドさせる(ボール)。

7回裏、メネズは、2球目、荻野に対し、アウトロー(右打者のインロー)にチェンジアップをワンバウンドさせる(審判の付けた価値は、ハーフスイング、ボール)。

メネズは、プレートの三塁側に左足のスパイクの外側を沿わせる。右足の拇指球から爪先までが左足の爪先からはみ出る。グラブを背骨の左側で鎖骨の下にセットする。左肘のアクセレーション前に左足の拇指球にウェイトが移る。右股関節が外旋する。頸反射していない。リリースの直後、左腕上腕部棘下筋が凹む。右股関節から下がO脚になる。

荻野は、ヘッドの角度を55°にして担ぐと共に二塁ベースアンツーカー方向に向ける。頸反射している。右手親指PIP関節が屈曲している。ボトムハンドとグリップエンドの間を空けている。右足のスパイクの内側、左足のスパイクの内側でエッジをかけ、スクエアスタンスでセットアップする。右手親指の指先でグリップを押し右手首をヒッチする。ヘッドが捕手方向に傾く。左膝が伸展し、左膝が上がる。右手親指の内側のラインでグリップを押し、右肘を上げていく。右足拇指球で地面を後ろに蹴る。左腕前腕部が回外し、左肘が背骨の方に入る。左足親指、左足のスパイクの外側の順で入射していく。左肘を抜いて右腕前腕部の回外の途中で左手人差し指、小指付け根てグリップを押していく。右手親指が水平になる。右手親指の指先をグリップから離し、ヘッドを立てる。右手親指PIP関節を屈曲して親指の指先でグリップを押してヘッドを止める。

7回裏、メネズは、9球目、中村奨吾に対し、真ん中低めにチェンジアップをワンバウンドさせる(ボール)。

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