小林樹斗のリリーフ転向、高橋昂也の先発ローテ入り&田村ー小園ー持丸のクリーンアップ私的構想固まる

オープン戦に関し、私は、勝敗を問わない。広島東洋カープの監督である佐々岡は、オープン戦ではここまで、各打者に対し、細かなサインは出していない。しかし、昭和の経済関係の例を出すと、客に立ち読みをさせない書店は潰れるのと同じで、手の内を開幕まで他球団に隠す監督は、ペナントレースが開幕してからは良い結果を産み出さない。故に、オープン戦は、あらゆる作戦を試す必要があるだろう。

一死二塁における守備シフト

私は、直近の記事で広島東洋カープの選手は、二盗した後、三塁手が三塁ベースから離れていたら三盗をしろと書いた。
開催されたのが2022年3月3日であるベイスターズとの第2戦(横浜スタジアム)の4回裏一死一塁、打者オースティンは、ヘッドステイバックしてインサイドアウトスイングで振ることができるので、ワンバンなんか振らない。にもかかわらず、捕手石原貴規は、カウント1-0から塹江にワンバウンドのフォークを投げさせた。投手は、ワンバウンドを投げれば側副靭帯、上腕部の損傷が進行します。投手が捕手をリードすれば、投手は、捕手にワンバウンドのジェスチャーを絶対にさせません。投手が捕手をリードすれば、投手はガキの頃から右打者にインローを投げて痛い経験をしているので、カウント1-0から前肩関節が背骨の方に入らない右打者に対し、捕手にインローを構えさせません。ボールを引っ掛けてフォークがすっぽ抜けなければ、インローの投球は右打者にとってホームランボールである。すっぽ抜くことができても右打者にとってインローの投球はホームランボールである。この場面でインローに投げさすこと自体が誤りなのである。こんなことは、リトルリーグの小学生でもわかることである。でも、石原慶幸も會澤も石原貴規もインローに構えるんです。石原貴規は、捕球のときに背骨の左側で左腕前腕部の屈筋が突っ張り、左手首を引いて前に落す捕球をするので、大橋に二盗を決められる。更に、三塁手の二俣が三塁ベースから離れていたところ、代走大橋に三盗を決められる。會澤、石原貴規のローテーションで捕手を起用すれば、今シーズン、広島の最下位独走は固いであろう。

投球及び打撃における入射

土地が役務を産み出すのではなく、役務を産み出すのは、労働である。投手も打者も、グラウンドが粘土で造られていれば、前足踵から入射し前足首を背屈した状態で前足を接地していくと、前足のスパイクの内側の歯が地面に引っかからずに前足が前に滑ってしまう。トップハンドの親指基節骨でグリップ又はボールを叩いてから前股関節を内旋したまま前足を落とすと、前足首が底屈し、前足のスパイクの小指球の歯から先に地面に刺さり、続いてトップハンドの小指第二関節を内旋すると、前足のスパイクの内側の歯が地面に刺さるので、ストライドが広がらない。前股関節の内旋も維持できている。トップハンドの親指でグリップやボールを叩く瞬間、両足の内踝をぶつけるシャッフルをすると前膝が前足つま先の前に出るのを防げる。粘土の割合を少なくしてマウンドを造ると、スパイクの歯が引っかからない。地面が掘れやすくなる。投手は、マウンドが柔らかいと感知する。日本人投手は、前膝、前股関節を屈曲してクッションを作ってリリースすることで掘れやすいマウンドに対応してきた。その結果、トップハンドの小指第二関節の内旋、トップハンドの親指基節骨の屈曲により産み出した瞬発力が前足裏全体に吸収されてしまっていた。一方、立ったまま真上から前足を落とすストライドを狭くする、リリース直前に前膝を突っ張らせて投げる投手は、掘れた穴を埋めるとストライドが広がるので、掘れた地面を、掘れにくい粘土が出現するまで更に砂を掘り続ける。前足をスパイクの内側から入射する投手は、5イニングスが終了した段階でグラウンドキーパーがマウンドが掘れたところに砂又は乾いた土を入れると前足が滑ってしまうことがある。横浜スタジアムは、マウンドの土に関し、粘土の割合を増やした。マウンドが掘れにくくなった。

先発ローテーション5番手,6番手

小林樹斗は、右肘で逆Lを作るインバートWから、右手親指を伸展→屈曲させて右手首から持ち上げるスタンダードW寄りにトップポジション前の動きを変えた。小林樹斗は、フランスアと同じく担いで投げる(トップポジションで両肩甲骨がぶつかる)ので、リリースの瞬間をセーブする、すなわち、投球する手の親指のしなりを小さくしてアウトを稼いでいくのが下手である。小林樹斗は、初回は、左膝を使ったブロッキングも右足のターンもできていたが、2イニングス目からは、リリース直前に左股関節が外旋し、右肩関節が残らない。ボールが右手中指基節骨に引っかからない。背骨と右腕の交わりがスリークォーターに近いオーバーハンドの角度となり、右腕上腕部が凹む。故に、小林樹斗は、リリーフに回した方が本人にとってもチームにとってもメリットを産み出すのである。他方、高橋昂也は、完全にスタンダードWである分、小林樹斗よりも投球する手の親指のしなりの大きさのコントロールが細かくできる。
第1戦に登板した森翔平は、左足が踵体重から、インバートWで左肘をつまみ上げると、左足のスパイクの内側でエッジをかける。後述の玉村よりも左足拇指球で地面を蹴るのが早い。リリースの直前に右膝が右足つま先の前に出る。森は先発でもリリーフでも厳しい。今のままでは、再来シーズンには、プロにいないであろう。
第1戦に登板した玉村は、森ほどではないが左足が踵体重から、スタンダードW寄りで左手首をつまみ上げると、左足スパイクの内側でエッジをかける。左肘側副靭帯、左腕上腕部の筋肉にかかる負荷が緩和されるので、玉村の方が森よりも球数を投げられる。玉村は、両股関節をぶつけてリリースをすると右股関節から下がO脚になる。
松本は、右足が踵体重からインバートWで右肘をつまみ上げると右足拇指球に体重が移る。森、玉村と同じくリリース前に前股関節が外旋するが、前股関節の外旋が森、玉村よりも早い。再来シーズンにはプロにいないことが濃厚である。
中﨑は、故障前と同じく左足首の背屈を使ったブロッキングはできている。昨シーズン後の秋季キャンプの頃ほどは右腕上腕部は凹んでいない。リリース前に故障前よりもインステップして右肩を残しており、リリース前に前股関節を外旋するので右肩が残らなくなった。中﨑は、故障前は、完全にオーバーハンドであったが、投球によっては、スリークウォーターに近いオーバーハンドになった。球速表示は、ハイスコアが付けられたが、ペナントレースでのリリーフ起用は厳しい。現状での中﨑に関する私的評価は、リリーフの控えである。

持丸泰輝が上茶谷から右翼席に本塁打

捕手石原貴規の代打で出場した持丸が上茶谷が投じたインロー(左打者のアウトロー)のフォーシーム144キロを右翼席に本塁打。投手が仕上がっていない段階においては、打者は、結果よりもプロセスが重要である。
このときの持丸のスイングのポイントは下記のとおり

  • 丸は、左手首をヒッチするが、持丸は、左肘をヒッチしてヘッドステイバックする
  • 丸は、両手首をコックするので前肩が背骨の方に入るが、持丸は、トップに入る前に前肩が背骨の方に入らないし、トップも深くない。
  • 持丸は、左手小指の付け根から左手小指基節骨を結ぶラインの外側でグリップを叩く
  • 左手親指基節骨でグリップを叩く前に右股関節が戻っている(右股関節を内旋している)
  • 左手親指基節骨でグリップを叩くと両腕前腕部の屈筋を緩められている。
  • フォロースルー期に右股関節を外旋している。
  • フォロースルー期に右手をグリップから離して左手首が返るのを防いでいる。

今の広島東洋カープの打者でアウトローの投球に対し、上記のスイングができるのは、田村、小園、持丸だけである。西川、坂倉、羽月、林のスイングでは、持丸が右翼席に本塁打した投球は、左翼線のゴロの安打となるであろう。田中広輔は、左中間の飛球、野間、松山、宇草は、泳いで右飛か合わせただけの左飛であろう。持丸は、インサイドアウトスイングの土台ができているので、上茶谷の投球が仕掛り段階であったが故に打てたというわけではない。今後外国人の補強は必要ない。クリーンアップは、田村、小園、持丸の三人で行くと私の腹は固まった。
末包は、右打者にとって最も簡単なコースであるインローの投球に対し、右手の小指でグリップを叩いてから右手の親指の付け根でグリプを叩くのではなく、右手の人差し指の付け根でグリップを叩いてボールをカチ上げて左翼席に本塁打した。高校野球レベルを経験した者は、末包の打撃に関し、前肩が背骨の方に入るので、末包は、シーズンでは通用しないとしている。
しかし、カープファンの大半は、「スタメンには、宇草、西川、坂倉と左打者ばかりが並び、左の代打が手薄である。持丸は左の代打のポジションを掴め」とする。しかし、インサイドアウトスイングに関して勉強した者であれば、西川と宇草がスタメンで持丸が代打という結論には達しない。カープファンの多くは、昔から「育成、育成」をバカの一つ覚えのように言うくせに、大して守備も上手くないくせに、270 12本塁打 55打点 5~10盗塁の低水準で三拍子揃ったドアスインガーを見切れずに温存する。現場スタッフは、持丸に関しては、支配下登録して、とっとと捕手に見切りをつけて左翼又は三塁にコンバートしてスタメンで使うことを私は求める。

中堅中村奨成

中村奨成は、右足を軸にして走りながらも、後退しながら飛球を捕球している。現段階では、中村奨成の中堅守備は、落下点の後ろまで走ってから左手小指で打球を叩いてベアハンドキャッチ(比喩)できる水準には達していない。中村奨成は、仙骨の左側を前に運ぶ動作が大盛に比べると安定していない。現段階では、大盛の方が中堅の守備範囲が広い。外野定位置周辺の打球に関しては、左手小指のスイング及びベアハンドキャッチ(比喩)は、中村奨成が大盛を上回る。ランニングの微修正次第では、中村奨成の方が大盛よりもロングスローもショートスローも強い送球ができるようになり得る。私見では、右翼中村奨成、中堅大盛が妥当であると考える。

結論

田村は、今季一軍の試合で330打数に達するまで打席を与えたとしたら、.270 6~7本塁打(小園や大谷の一年目と同じペース) 40打点、持丸は、260 9本塁打 34打点前後であろう。末包は、220打席を与えられたとして.200 3本塁打 20打点前後(330打席に換算すると、4~5本 30打点)であろう。しかし、田村は、プロ4年目に、持丸は、再来シーズンには、3割30本塁打前後の結果を産み出せるであろう。
今季は、センターライン(捕手坂倉ー二塁菊池涼介、遊撃小園ー中堅大盛)以外は、守備が脆弱であり、開幕までに万全に仕上げることに関しては間に合わない。故に、100試合終了の段階で、リーグ優勝争いに残っていることは難しいであろう。よって、田村に関しては、今季中は、一塁と左翼を、持丸は、三塁と左翼守備を一軍の試合でテストしながら、最も動きが優れていたポジションに決めていけばよいだろう。その上で、秋季キャンプで本格的に鍛練を積むというプロセスに入り、来季に備えればよい。

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