01/07/20201広島4-10巨人,高橋昂也85球3回1/3,6失点

Last Updated on 2021年7月3日 by wpmaster

カープファンは、セイバー指標、オリンピンクの選定結果、御用ライターのコンテンツという価値を付けるという過程を経た上っ面から、選手に価値を付ける。いい選手が揃っているのに、勝てないのは佐々岡のせいだとする。選手のレベルは、そんなものでは価値を付けることができないのだ。森下、フランスア、今回打たれた投手の内、高橋昂也は、投球動作の面から言うと、課題がないわけではないが、他球団の投手に比べても劣るわけではない。ケムナは良くなる見込みはある。打者では、鈴木誠也は、総合的にNPBのトップレベルの打者、小園も12球団ナンバーワンの遊撃。栗林は、ヤクルト石山とどっこいどっこいで、山﨑康晃未満、菊池涼介の守備は、NPBの並みよりやや上、打撃は並み以下。會澤は、全ての面で並み以下。それ以外の野手、投手は、他球団の選手と比べると、付けられた数字は変わらなくても事実上は、大きく劣る。
チームを変えるのであれば、支配下選手69人中、最低でも16~17人は自由契約にして選手を入れ替えなければいけない。
私見として戦力外の候補を挙げるのであれば、中﨑、今村、一岡、中田廉、菊池保則、野村祐輔、岡田明丈、藪田、遠藤、バード、スコット、田中広輔、松山、長野、會澤、磯村、メヒア、永井、桒原、髙橋大樹、中神、堂林、野間が挙げられる。来シーズン、ダメだったら、森浦と矢野も自由契約で構わない。オフに遠藤→鈴木翔平(西武、左投げ左打ち)のトレードを仕掛ける。堂林、大瀬良はFA権を行使して移籍してもらう。人的補償で、堀岡(巨人)を獲る。鈴木翔平は、御用メディアの価値の付け方は、俊足好打の一番打者であるが、実際には、小園と体の使い方が瓜二つのスラッガーである。振る力の水準が高い。秋山翔吾、森友哉は、軽く凌駕できる。FA権行使選手は労働力が再生産できないから獲得しなくて構わない。ドラフトで選手を獲る、外国人選手を獲る際の体の使い方のチェックリストは近い内に公開する。

高橋昂也のケース

高橋昂也は、リハビリを経て一軍に戻ってきた当初は、投球腕の親指基節骨でボールを叩き、左手中指、小指が先ず持ち上がって最後に肘をつまみ上げていた。左肩関節を外転後、左腕上腕部外旋前は、スタンダードW(アウトサイド90°以上)を作れていた。トップハンドの中指、小指がしなっていた。右足も頭の下にストレートに落せていた。今回も球数がかさんでいない1イニングス目は、それができていた。スタンダードWを完成した後と、トップハンドの親指でボールを叩いた後、右股関節を内旋まではできていないが、右股関節をスクエアにして右足首を底屈していた。
2イニングス目以降は、左肘をつまみ上げるのと左手親指、中指、小指をつまみ上げるのが同期していた。前肘が後ろの肘より落ちずに前に進むから、前足も頭の下に落ちない。トップハンドの中指、小指をしならせる間ができない。右股関節を内旋できずに、右股関節が外旋して右足のスパイクの外側にウェイトがかかり、右膝下がO脚になっている。トップハンドの親指基節骨でボールを叩くと、両股関節がぶつからない。瞬発力が産み出せない。中指基節骨にボールがかからない。投球腕の手首を返すところまで、投球腕の前腕部を回内しないと投球肘が上がらない。トップハンドの人差し指の付け根がボールに被さる。高橋昂也、島内、高橋樹也の3投手とも、投球腕の上腕部を外旋した後で、両肩甲骨をぶつけられている。トップハンドの親指基節骨でグリップを叩いてから後ろの膝と前足つま先はクロスできている。

島内颯太郎のケース

島内は、右肘をつまみあげてから、トップハンドの親指、中指、小指がシンクロして持ち上がっている。トップを入れ替えたとき(投球腕上腕部の外旋)のヘッドステイバックは、島内、高橋昂也、高橋樹也の順に大きい。左股関節を内旋できずに、左股関節が外旋して右足のスパイクの外側にウェイトがかかり、左膝の皿が内側に入っている。女の子座りのような膝の入り方をしている。トップハンドの親指基節骨でボールを叩くと、両股関節がぶつからない。瞬発力が産み出せない。

高橋樹也のケース

高橋樹也も、左肘をつまみ上げてから、トップハンドの親指、中指、小指を同期して持ち上げている。右股関節を内旋できずに、右股関節が外旋して右足のスパイクの外側にウェイトがかかり、右膝の皿が内側に入り、女の子座りのような膝の入り方をしている。トップハンドの親指基節骨でボールを叩くと、両股関節がぶつからない。瞬発力が産み出せない。

結論

ファストボール、特に、投手が後ろの股関節を剥がして、再度、トップハンンドの親指基節骨でボールを叩いて投じた、ホームベースの内側のラインからボール3個分程度、インコースベルトの高さより上に入ってきたような投球は、打者は、トップハンドの肘のヒッチを大大きくして、トップハンドの肘より後ろにトップハンドの中指、小指をレイバックし、ヘッドステイバックしないと、トップハンドの親指をしならせる間ができない。後ろ肩関節を残さないと、トップハンドの肘を通過させる空間もできない。
山なりの軌道で、背骨の方に近付いてきてから落ちる抜いた変化球も、打者は、トップハンドの肘のヒッチを大大きくして、トップハンドの肘より後ろにトップハンドの中指、小指をレイバックし、ヘッドステイバックしないと、トップハンドの親指をしならせる間ができない。後ろ肩関節を残さないと、トップハンドの肘を通過させる空間もできない。
ファストボールに振り遅れたくなければ、ファストボールを打つ練習ではなく、緩い変化球を打つ練習をしないといけない。
投手は、トップハンドの親指の指先のしなりを大きくしてトップハンドの親指基節骨でボールを叩いた後の加速距離を長くしないと、トップスピン、バックスピンの量を増してファストボールを投げることができない。
投手は、トップハンドの親指の指先のしなりを最大にしてトップハンドの親指基節骨でボールを叩いた後の加速距離を長くしないと、トップハンドの中指、小指が肘より先に立たない、しならない。投球肘も上がっていかない。ボールを縦にこすれない。落差の大きいカーブが投げられない。
セットアップを解いた後、トップハンドの親指基節骨でボールを叩いたときの加速距離を長くしないと、投球腕の中指、小指から持ち上げて、最後に投球肘をつまみ上げるということができない。それをできるようにするのであれば、ファストボールを投げる練習をするのではなく、カーブを投げる練習をすればいいのだ。

「01/07/20201広島4-10巨人,高橋昂也85球3回1/3,6失点」への2件のフィードバック

  1. お疲れ様です。

    高橋昂也
    初回と2回以降別人になりました(球速もそう)。どちらかと言えば彼は、立ち上がり難のある投手だと当方解釈してます。
    この原因については、どうお考えでしょう?
    初回からとばして、何処か痛めたんでは?
    そのくらい、別人になった。

    鈴木翔平は、なかなか西武も出さんでしょうが・・・いい選手だと思います。

    鈴木誠也は(阪神戦)、やはり回転軸が素晴らしい。
    あの回転軸があるから、上がぶれない。
    アウトにはなりましたが、3打席目
    (アウトハイを強引に持っていた打席)
    に魅力を感じました。

  2. 管理人
    テリーファンクJr.さん、コメント有難うございます。
    投手は、投球がアウトハイに外れるときは、最大外旋位のときに、前の股関節は戻せています。投球する方の手の親指基節骨でボールを叩くと、投球肘が加速し、投球肘が減速した後、トップハンドの親指の指先が走ります。後ろの股関節が前の股関節にぶつかっていきます。トップハンドの中指、小指が浮き上がり、投球肘が上がります。リリースポインドが前の股関節の遥かに前になります。トップハンドの中指、小指のしなりが解けてフォロースルーで投球肘を落とすことができず、後ろの股関節が前の股関節から剥がれません。
    日本の野球指導の現場では、投手は、セットアップを解いた後、投球肘を最初につまみ上げて投球肘で逆Lを作る投げ方に作られます。ヒップファーストで、前肘、前膝から踏み出させます。前膝を後ろに伸ばし、前足の爪先を二塁ベース方向に向けるまでヒップファースト(高橋昂也は、これに当てはまりません。2016以外の野村祐輔がこれに当てはまります)にすると回転半径が長くなります。トップハントの中指、小指はしならせる間ができません。トップハンドの手首の角度は、インサイド90°以下になります。トップハンドの中指、小指の加速距離は短くなります。トップハンドの中指の基節骨からボールが指先の方向に外れます。トップハンドの中指、小指でボールの外側(打者寄り)を縦に切れないと投球はインハイに外れます。トップハンドの手首を返すところまで、トップハンドの親指基節骨でボールを押し込むと、側副靭帯にかかる負荷が増します。トップハンドの人差し指付け根がボールの上に被さります。ボールを中指と人差し指の間に引っ掛けます。投球腕の前腕部が凹んでアウトローに投球がワンバウンドします。高橋昂也は、立ち上がりアウトハイ、インハイ、どちらかというとアウトハイ(右打者のインハイ)に多く外れます。
    野球解説者は、アウトハイ、インハイに外れると肩が軽いと言います。インハイ、アウトローに外れると、握力が落ちてきますと言います。しかし、ボールは、最も溝が深い中指の基節骨で握ります。手首は固めません。トップを入れ替えるとき、ファロースルーのときは、トップハンドの中指、小指を使い、手首は使いません。リリースのときもトップハンドの親指基節骨を使い手首は使いません。投球肘からつまみ上げる投げ方は、後ろの肩関節を使って外転します(後の脇を空けます)。確かに、投球数がかさむ前は、後ろの肩関節の損耗は進んでいません。肩関節を使って肩関節を外転し、肘を使って肘を持ち上げる(前腕部が回内)できます。しかし、インハイ、アウトローに投球が外れるのは肩が軽いからではありません。前足を頭の下に落せていないからです。日本の投手コーチは、肩が軽いからと解して、登板前、ブルペンで投手に、捕手を座らせて低目に投げる練習量を増加させます。オールドカープファンもこれを支持します。試合で投球し始めると、投球肘、投球腕の上腕部が持ち上がらなくなります。高橋昂也は、ニュートラルポジション(前の肩関節が、後の肩関節が前後、左右に動いていないこと)が維持できていますが、岡田明丈は、後ろの肩関節が背中の方に動きます。高橋昂也の立ち上がりが良くないのは、ブルペンでの捕手を座らせての投球数が多すぎるものと私は解します。
    人間の体は、トップハンドの中指、小指を縦にこすると投球肘が落ちます。トップハンドの親指基節骨でボールを叩くと、トップハンドの中指、小指、投球肘の順で浮き上がります。投球肘が大きく落ちてトップハンドの親指がしなるほど、トップハンドの親指の加速距離が長くなります。トップハンドの親指の加速距離が長ければ長いほど、トップハンドの中指、小指、投球肘の順で浮き上がります。カーブや遠投は、トップハンドの親指の加速距離、中指、小指の加速距離が長くないと投げられません。
    試合前の練習が、遠投、カーブの投球数<平地のブルペンで捕手を座らせてファストボールを投げる量になっている。試合に入って投球数が増えると、投球肘、投球腕上腕部が上がらなくなる。前足の底屈位置が頭から前にズレる。だから、私は、キャンプで打者の膝元に糸を張って低目に投げさせるなんてバカな練習は、やめなさいと何度も言っているのです。 インローは、コース別でトップハンドのヒッチのレンジ、ヘッドステイバックがMaxになります。右手小指を投球の軌道に入れられれば(バックスピン)、トップハンドの親指基節骨でグリップを叩いてトップハンドの肘を走らせた後(トップスピン)、トップハンドの肘を擦り下せば(バックスピン)、両股関節を剥がすことができますが、両股関節を剥がせず再度トップハンド親指の基節骨でグリップを叩かなくても、芯が投球の軌道にぶつかります。トップハンドの中指、小指でグリップを擦ってトップハンドの肘を落としただけでヘッドがボールの下をくぐります。右打者にとって最も簡単なコースです。 前肩関節(後ろ肩関節も残ります)と後ろ足のラインに軸を作ると(前足は踏み込みます。カープファンに限らずオールドファンの多くはこれを好みます)、トップポジション期に前肩が背骨の方に入ったり、前肘がトップハンドの手首の方に入り、前肘が突っ張ります。後ろの脇を締めます。鈴木誠也は、トップポジション期に左肘を畳み、左肘が右肘よりも落ちています。左肩関節、右肩関節を結ぶラインがニュートラルポジションです。トップハンドの親指の爪は、耳のすぐ後ろ隣にあります。ヘッドの外側に右肘が張り出します(右脇が空く)。前股関節を内旋できています。両股関節をぶつけたときにバナナカーブが大きくできています。 鈴木誠也は、前足踵と後の肩関節を軸に(=後ろの肩関節を残し)、右手小指を投球の軌道に入れ、トップハンドの親指の基節骨でグリップを叩いて右肘を走らせた後、右股関節を左股関節にぶつけ、左肩関節を左肩甲骨に格納していきました。 アウトハイの投球に対しても、前足踵と後の肩関節を軸に(=後ろの肩関節を残し)、右手小指を投球の軌道に入れています。新井さん(貴浩)は、右手人差し指の付け根でグリップを追っ付ます。カープファンの多くは、新井さんのような打ち方を好みます。プロ4シーズン目の堂林、二軍の首位打者正隨も人気が高い。カープファンは何故正隨を使わないんだとブー垂れる。トップハンドの親指の基節骨でグリップを叩いて右肘を走らせた後、誠也も新井さんもヘッドは立ちます。しかし、鈴木誠也は、新井さんのように右肘が伸びません。右肘も左肘も畳めています。右肘で投球を縦に擦って両股関節を剥がし、再度、トップハンドの親指基節骨で叩いています。

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