打てない投手から点が取れないときこそ、投手スタッフを強化しろ、打者勝負しろ、フライを打て

Last Updated on 2022年5月8日 by wpmaster

投手は、アマチュア指導者から、「投球肩の横に後ろ足を着地させ、四股を踏め、投げ終わって即捕球できる体勢に入れ」と教わります。右投手であれば、一軍側に上体が流れる外国人投手をディスります。

投手は、一塁側に体を倒せ、後ろ足をターンさせろ

しかし、四股を踏む投げ方は、後ろ足を軸に投げるということです。トップハンドの親指のしなりが解けます。トップハンドの中指、小指が加速できません。トップハンドの人差し指の付け根がボールの上っ面に被さります。ボールを引っ掛けるので、トップハンドの中指、小指が加速できません。
投手は、前足を軸に、後ろ足をターンさせ、順方向に上体を流さないといけません。
バントは、トップハンドとボトムハンドを離します。トップハンドの人差し指の付け根でグリップを握ります。トップハンドが前足踵から離れるので回転半径が長く、加速距離が短くできます。トップハンドの人差し指の付け根でグリップを押すスイングになります。バントの構えからは、ボトムハンドの前腕部の回内をしないとヒッティングのトップポジションに入れませんので、前肩が入り、更には前肘が突っ張ります。トップを入れ替えるのが遅れます。すなわち振り遅れます。トップハンドの人差し指の付け根でグリップを押すドアスイングをしてくれます。
投手がドアスイングで投げてくれれば、空振りが減ります。
投手は、捕球は野手に任せて、パーフェクトインサイドアウトスイングに近付けて投げ、後ろ足をターンさせて打者にファウルを打たせるのがベストです。
投手は、バントで投球当てられた場合、投手以外の捕手、内野手が捕球をすれば、バントは成功します。バントなんかさせてやれればいいんです。アウトを一つ稼げば十分です。スクイズや投ゴロ以外の内野ゴロで一点くれてやればいいんです。
相手チームの各打者は、パーフェクトインサイドアウトスイングで投げる投手と対戦すれば、進塁打、ゴロゴーで点を取るスモールベイスボールをしてくれます。
NPBの選手のインサイドアウトスイングのレベルからすると、パーフェクトインサイドアウトスイングで投げる投手からは、本塁打が打てません。複数の打者が出塁したケースで大量点が取れません。パーフェクトインサイドアウトから遠いスイングする選手ばかりの相手の野手は、僅差のリードで前進守備を敷いてくれます。

回転半径を狭くして真っ直ぐに走れ、更に、抜いた変化球を背骨を後ろに傾けてトップハンドの中指、小指を振れ

回転半径を狭く、真っ直ぐに走る、パーフェクトインサイドアウトに振る。これは条件ではなく、要件です。どちらが欠けていてもダメです。
ストライドを広げて歩数を減らし、塁間を12,14歩で走る方が速く走れると、メディアの使用人は語りますが、ストライドを広げるということは、引手(スタートの瞬間の引手は右腕)で割れを作る、後ろ肩を残さずに走る、後ろ足の拇指球で地面を後ろに蹴るということです。両肩が水平になって頭が前に出されます。ストライドが広がればトップハンドの回転半径が長くなり、腕が振り遅れます。トップハンド(トップハンドは入れ替わります)のトップを入れ替えると、両股関節はぶつかりますが、両股関節が剥がせません。前足首が背屈できず、後ろの膝が折れます。股関節の回転半径も長くなります。後ろの骨盤、前の骨盤の順で浮き上がります。走路が外側に膨らみます。ストライドは狭い方が、トップハンドの小指、股関節の回転半径が短く、加速距離が長くなります。
打者は、前足首を背屈して前足を軸に振らないと、ストライドを狭く真っ直ぐに走れません。走塁も投球も打撃も体を動かす仕組みは同じなんです。御用記者、解説者がフィクションしたトレンドに洗脳されてはいけません。
でも、周東は、12~14歩でも、速いじゃん?周東もストライドを狭くすればもっと速く走れるっていうことです。
パーフェクトインサイドアウトに近いスイングで投げる投手と対戦するときは、前足首を背屈し、ストライドを狭く、歩幅を多くして、ラインの内側に向かって真っすぐに走れる選手でスタメンに揃えることです。
ホームベースの内側のラインとバッターボックスの内側のラインはボール2個分空いています。打者は、ボトムハンドの肩を背骨の方に入れ、前肘を突っ張らせてトップポジションに入って割れを作ると直立します。引手がトップを入れ替えることを妨げます。
パーフェクトインサイドアウトスイングで投げる投手は、両股関節を剥がして、ホームベースの内側のラインからボール3個分、インコースベルトより上に投げることができます。
トップを入れ替えないでトップハンドの肘をヒッチすると、トップハンドの肘が落ちる幅が小さくなります。
打者は、直立したままでは、ホームベースの内側のラインからボール3個分、インコースのベルトの上に投げられると、トップハンドの中指、小指を立てて加速させてトップハンドの小指を投手に向けるところまで加速させることは絶対に無理です。「加速距離が長い=ゆったりと振れる」だからです。トップを固めると直立します。直立した状態では、トップハンドの手首がトップハンドの肘より後ろに行かないからです。
トップハンドの中指、小指を加速させてトップを入れ替えて背骨を捕手方向に傾けないと(ヘッドステイバックしないと)、後ろの胸部が始動しません。トップハンドの肘が落ちません。トップハンドの前腕部を後ろに倒して、トップハンドの手首をトップハンドの肘の後ろに持ってくることができません。後ろの肩関節を残せます。トップハンドの中指、小指の加速距離を長くすることはできません。前足首が背屈できません。前足を軸にトップハンドの中指、小指を加速することはできません。直立したまま、トップを入れ替えると大根切りになり、後ろ肩関節が残りません。
抜いた変化球であろうと、ファストボールであろうと投手は、トップを入れ替えた後、トップハンドの前腕部を回内しますのでバックスピンがかかります。トップハンドの前腕部を回外するとトップスピン(シュート回転)がかかります。ホップした後は、投球の軌道は必ず垂れます。
バットの軌道が投球の軌道に入る、すなわち、バットの軌道の上に投球が進むのは、ホップしているからではなく、打者の方が投手よりもホップ回転をかけるのが遅れている。トップハンドの中指、小指を加速させてトップを入れ替える=トップハンドの前腕部の回外するのが遅れているからです。トップを入れ替えるのが遅れる原因は、トップポジションに入るのが遅れる場合と、引手で割れを作っている(引手で投球を引き付けている)場合とに分かれます。
抜いた変化球は、トップハンドの親指をしならせてから、トップハンドの親指基節骨でボールの内側を叩かないと投球肘が上がりません。ボールを縦に擦れません。トップハンドの親指、中指、小指のしなりを作る間を十分に取らないといけないので、トップハンドの親指の基節骨でボールを叩いてトップハンドの前腕部を回外(セットアップの解除)をファストボールを投げるときより前倒しにしないといけません。
打者は、投手がカーブを投げるときのセットアップの解除に対応して、セットアップの解除(トップの入れ替え)を早め、投手がカーブを投げるときにセットアップを解除するよりも前にセットアップを解除する。トップハンドの親指がしなり、トップハンドの親指の基節骨の加速距離が長くなるので、トップポジションが頭の位置に達し、前肩が下がる。肩関節にトップハンドが収まる。
打者は、投球をボトムハンドではなく、後ろ肩関節でもなく、トップハンドの親指でグリップを叩くことによって投球を引き付けるのです。カーブのホップに合わせて背骨を後ろに傾ける。カーブに合わせて全ての球種を振って飛球を打つ。飛球を打つときが最もパーフェクトインサイドアウトスイングに近付きます。ど真ん中の抜いた球を振れないということがなくなる。トップハンドの中指の基節骨でグリップを握ると、トップハンドの中指、小指を投手の方に向けるまで加速させると、グリップをトップハンドの人差し指の付け根で押せなくなるので、トップハンドの肘が伸びない。アウトローのワンバウンドを振れなくなる。後ろ肩が残り前足首が背屈しているので、審判は、ハーフスイングでも振っていないと錯覚する。
アウトハイを逆方向に打つ場合は、前肩、後ろ肩を残した状態でトップハンドの人差し指の付け根でグリップを押していくのではなく、前肩、後ろ肩を残してトップを入れ替えて両股関節をぶつけてからトップハンドの親指基節骨でグリップを叩いて両股関節を剥がすことによって打たなければダメです。新井さん、清原、落合、現役では、村上、佐藤輝明、正隨 林、堂林、中村奨成の打ち方(インコースベルトより上の投球は、ヘッドステイバックしないで背骨とトップハンドの小指を平行に振る)ではダメなんです。人差指の付け根でグリップを押すと、後ろ足の拇指球で地面を後ろに蹴ります。トップハンドの人差し指の付け根の加速距離が長くなり、トップハンドの中指、小指の加速距離が短くなります。清水(巨人→西武)、前田智徳の角度(トップハンドの小指の外側)でヘッドをボールの軌道に入れなければ、ホームベースの内側のラインからボール3個分、インコースベルトより上に入れられた投球に対し、速い打球は打てません。トップを入れ替えたとき、トップハンドの肘、ヘッドは下がってもグリップエンドが下がらなければ(トップハンドの小指が立っていれば)いいんです。
トップハンドの手首を持ち上げたときにヘッドが寝て、手首を入れ替えた後でヘッドが立つのがカット打ちです。鈴木誠也のスイングは、”ヘッドステイバックして”背骨と平行にトップハンドの小指を振る。トップハンドの小指基節骨が投手の方を向く。ヘッドの軌道だけ見ればV字ですが、ダウンスイングでもアッパースイングでもない。鈴木誠也も、小園も今のスイングでいいんです。両股関節を剥がすとアウトエッジ(外踝にウェイトがかかる)になります。前足首は背屈します。引っ張るときは、再度、両股関節をぶつけます。後ろの股関節を内旋すると、前膝の壁が崩れず、前の股関節を後ろの股関節が縦に擦ります。後ろの膝が地面に落ちます。後ろ足の拇指球で地面を後ろに蹴れません。
ファストボールを投げられも、トップハンドの小指は加速している。アウトコースのベルトの上も下に投げられても、トップハンドの肘がトップハンドの手首の前に出るスイングをすれば、トップハンド肘が畳め、トップハンドの小指が前の股関節を通過するところで、前の股関節が引っ込み、垂直にババナナカーブができます。トップを入れ替えた後、ボトムハンドの肘が後ろの肘の下に入るのは構いません。トップを入れ替える前に前肘が突っ張るのが良くない。割れを作るのは、トップポジションに入ったときではなく、トップを入れ替えた後です。
鈴木誠也、ピレラ、小園、安部は、トップを入れ替えた後に割れを作る間ができないと順方向にドロー回転(逆方向に飛んだ後、順方向に戻ってくる)のファウルになる。
ボトムハンドの前腕部を回外したとき、ボトムハンドの肘が背骨の方に入ると、トップハンドの親指のしなりが完全に解けるとトップハンドの小指の付け根に軸ができる。トップの入れ替えにボトムハンドの回内が先行するとしても、ボトムハンドの人差し指と親指のラインは、トップハンドの肘の下に入りますので、トップは入れ替えられます。しかし、トップハンドの親指の加速距離が長くなり、トップハンドの中指、小指の加速距離が短くなり、フェイド回転(順方向→逆方向→順方向)のゴロになります。
バックネット方向にファウルになっても、深めのシフトを敷いた外野手の前の飛球になっても、打者に後ろ肩をトップハンドの小指の距離に応じて速い打球に対応してグラブを持つ手の小指をスイング(トップの入れ替え)する。グラブを持つ手の親指、中指、基節骨のしなりが解ける。後ろ足の拇指球で地面を後ろに蹴る。ストライドが広がる。グラブを持つ手の小指が振り遅れる。背骨よりもグラブを持っている方の肩寄りにグラブを出す。グラブを持つ手の小指の加速距離が短くなる。打球を捕球できない。深めのシフトを敷いたときは、外野手の前に落ち、前進守備を敷いたときは、外野の頭を越える。捕球できても、投げるときのボトムハンドの肩を入れ、ボトムハンドの肘を突っ張らせないとトップポジションに入れない。
このことは、パーフェクトインサイドアウトに近いスイングをする打者が、パーフェクトインサイドアウトスイングに近い投手と対戦し、ボールの上っ面に人差し指の付け根が被さってトップを入れ替えたときにボールの外側又は内側にヘッドが引っ掛ってゴロになったときも、相手野手に生じます。
トップを入れ替えてテイクバックを小さくすれば、パーフェクトインサイドアウトスイングに近くなるので、クイックで投げるとトップスピン、バックスピン、どちらも増します。
走者がパーフェクトインサイドアウトで走れれば、投手は、後ろ足のスパイクの内側で地面を後ろに蹴って前足を加速させてからセットアップを解きます。テイクバックは小さくなりますが、トップハンドの親指、中指、小指がしなりません。トップハンドの親指、中指小指が加速しません。投球肘の上下運動が小さくなります。トップスピンもバックスピンも減じます。
打者も走者も、ゆったりとトップを入れ替え、トップポジションに入り、トップを入れ替えを反復できます。
先頭打者の出塁率も上がり、打者走者を動かせます。2アウトでも一塁走者を動かせます。シングル安打で二塁走者を本塁に還せます。無死一死一三塁のケースでは、投手は一塁に牽制を投げません。しかし、二死一三塁で、左投手がプレートを外さず、一塁側に右足を踏み出したとします。一塁走者がパーフェクトインサイドアウトに近く走れる走者であれば、左投手は、一塁ベースに向かって右足親指が加速します。左手親指、中指小指のしなりが解けて、振り遅れます。一塁牽制の動作が途中で止まります。止まらなくても左手の人差し指の付け根がボールの上に被さり、ボールを引っ掛けます。三塁走者が本塁に還れます。一塁牽制の動作が止まって走者二三塁にすれば、ラインの内側に向かってパーフェクトインサイドアウトで走れる三塁走者は、ホームベースの最も先(最もバックネットの先)まで右手の右足の爪先が加速します。捕手は三塁走者を追いかけるので、ホームベースの三塁から最も近い部分が空きます。シングルヒットで2点取れます。
シングル安打でいいなら、松山、長野、會澤がクリーンアップでいいじゃん?
ダメです。彼等は、小園、鈴木誠也よりもパーフェクトインサイドアウトスイングから遠いスイングをしているからです。彼等は、ドアスイングの投手からしか安打が打てません。
高目のボールゾーンのファストボールに差される、空振りするのは全くOK。最もいけないのは、加速ゼロの、投球の軌道に人差し指の付け根で合せだけの「おっつけ」で、ゴロやフライを打つことです。

結論

パーフェクトインサイドアウトスイングに最も振れるのは、森下、鈴木誠也、小園
パーフェクトインサイドアウトという面で、森下に次ぐグループが、フランスア、高橋昂也。この2人から離されて次のグループが島内、ケムナ、藤井黎來、大道です。
上記以外でパーフェクトインサイドアウトスイングに近いスイングができる選手は、一軍にも二軍にもいません。
上記以外の選手は、野球を始める前に戻ってやり直さないと変われません。しかし、野球を始める前に戻ることは現実にはできません。
上記三人がNPBを去る前に、上記以外の選手を他球団の選手と入れ替えないとチームは変われません。松田元がロスチャイルドから借金を返済させ、ベテランを切れば、資金は作れます。上記以外の選手は、労働量が多く、エサに付ける価値が安いので、今季中に他球団の選手と総入れ替えを行うことは、経済関係上、現実には困難です。
よって、広島東洋カープが今季、最下位に転落することは、どの選手にもできません。
しかし、真っ直ぐに走れる選手は、練習次第でパーフェクトインサイドアウトスイングに近いスイングに変われます。
現在の広島東洋カープには、最も走路に膨らませずに走れるグループから順にグルーピングしていくと、下記のようになります。
A・・・羽月、上本、大盛
B・・・菊池涼介、中村奨成
C・・・曽根、宇草
D・・・堂林、鈴木誠也、小園、安部
E・・・西川、クロン、會澤、長野、、野間、松山、田中広輔、矢野、二俣
当てて転がこと、振り逃げ、四球でしか出塁できないようなガキは、野球以外のスポーツに転向します。私は、セーフティーバントをしたことがありません。振り逃げで一塁に走ったことがありません。エースで4番を打つ奴の中の一握りがプロになります。

羽月は、野球を始めて間もない頃は、エースで4番、中学か高校のときに指導者にいじられて当てて転がす打撃に改造された。中距離打者は、引手で割れを作ってトップポジションに入る。羽月には、随所にホームラン打者であったときの名残(ヒッチ、ヘッドステイバック、ノーステップ)があります。私は、羽月には、もっと振る力を上げろと言ってきました。羽月は、現状では、未だ、振る力が低いです。しかし、当てて転がすのが大好きなカープファンはお泣きになって羽月の本塁打量産化に全力で反対するでしょうが、鈴木誠也、小園の次に、3割、30本塁打に近い位置にいるのが羽月です。根拠は、トップを入れ替えた後に割れができることです。上本は、投球の軌道の下にヘッドが入る。一振りでスタンドに叩き込み試合をひっくり返せる代打の切り札です。本塁打を量産できないのが松山の打ち方。冗談では言っていません。しかし、河田は、「羽月は、当てるのが上手い、転がせば何とかなる」と言っています。コイツはやっぱり野球を知りません。
中指の基節骨でグリップを握り、トップハンドとボトムハンドを離さずに握る、ヘッドを投手方向に向ける、投手がセットアップを解く前に、トップを入れ替えてヒッチすれば、羽月は、トリプルスリー(3割 30本塁打、30盗塁)ができます。