2019オフ広島東洋カープ第一次及び第二次戦力外通告予想

Last Updated on 2019年11月6日 by wpmaster

緒方孝市は、今季は4位だが、三連覇を達成している。
三連覇は、100%選手と裏方の貢献によるものだが、監督として短期決戦に強いとされるラミレスより長期決戦に強い緒方に付される価値が低いというのは妥当ではないだろう。
緒方孝市を解任する必要はない。
しかし、緒方の方から辞表を出したのが事実であれば、個人的には新しい広島野球が見たいので慰留はしなくていいだろう。
ドラフト会議までには、新監督が決まっているが、野村謙二郎は投手の四球にうるせから再任して欲しくはないかな。

オフは打線の強化が急務

新井宏昌、石井琢朗、東出、迎は、何れも現代野球の更新に打撃指導が追いついていっていない。
前田智徳も打撃のアプローチは、優れた部分があるが、ボキャブラリーが不足し過ぎである。
他球団のOBでこれはと思わせる持論を展開してくれる解説者はいない。

現状、改善策として最も優れた方法は、東出や迎が口出しできない、調整方法を当該選手に一任せざるを得ない、鈴木誠也と打撃に関する会話のキャッチボールができるレベルの現役の大物選手を、①堂林、②髙橋大樹、③藪田、④戸田又は中村祐太との4対1のトレードで獲得することである。
獲得した選手と鈴木誠也から他の選手が学べばいいのである。
既に獲得候補として中日福田、T-岡田を当ブログ挙げているが、この2人だと東出、迎は口出しするかもしれねえな。

来季は、小園がショートの不動のレギュラー。
田中広輔とは既に勝負あり。振る力が全く違う。
安部、岩本については過去1度だけ(対菅野、対藤浪)、左膝が小園と同程度、真下に落ちたのを見たことがあるが、田中広輔、野間、西川、松山については小園を同程度左膝が落ちるのを見たことがない。
田中広輔は、三好、安部と二塁、三塁を争う。

小園は、松山ではなく、吉田正尚(東出、西川の後輩)を参考にしろ。
吉田正尚は、当方がパリーグの左打者のナンバーワンであると信ずる選手である。
いくら後輩でも吉田正尚なら東出も口出しできないだろう。
前述の4人とのトレード、戸田や中村祐太でダメなら中﨑か今村でオリックスが応じてくれればいいのだが、無理か?
それが無理なら、一緒に自主トレをすることができないか。

それと、三連覇は、バティスタの他にエルドレッドがいたからできたことを忘れてはいけない。バティスタと契約更新するにしても、金をケチらずメジャーリーガーを獲得することである。

要件としては、①投げるときと打つときの軸足移動が同一である。

②ヒッチを採り入れている。前肩が内に入らない。

③前足を踏み出す前に後ろ足のスパイクの外側又は踵に体重を乗せてストライドが狭い。

踵体重は、ブレーキの利かない踵体重が良くないのであって、スパイクの内側でエッジをかけるよりはずっと益しである。

④押し手主導で打てる。前足を着地したときに、右肘がヘッドの外側に張り出している。ヘッドが立つ。
前肩が後ろの肩より下がっている。
ダウンスイング、アッパースイングで打つ。
パーフェクトインサイドアウトスイングができる。

⑥前足を軸に骨盤を回すことができる。すなわち、インパクトの瞬間に前膝が突っ張り前の股関節が引っ込む。ヘッドステイバックが大きい。

⑤両股関節をぶつけたときに後ろの膝が真下に落ち切る。

現状、上記①~⑦を満たしているのは、ビシエドである。ビシエドのような選手を獲得すればいい。

投手面は、右のオーバーハンドのリリーフ投手の外国人が欲しい。
要件は、次のとおりである。

①左足をステップする直前に右足のスパイクの外側に体重が乗る。
波動を作れている。
左膝を骨盤より高く下げるのではなく、右肩を左肩よりも下げることによって右足のスパイクの外側に体重を乗せている。
②左足を踏み出す前に骨盤が前傾し、「く」の字を作れている。
③テイクバックが横小さい。
④ストライドが短い。
⑤右肘をつまみ上げたとき左手は小指が上、且つ左肩がクローズしていない。
⑥右脇が空き、右肘が手首の外側に張り出し、両肩甲骨が接近する。
⑦リリースの瞬間に左足が突っ張る。前足を軸に骨盤を回す。
⑧上体を一塁側に倒し、右足をターンさせ、両足がクロスする。

高校生は、佐々木はテイクバックが横に大きい。
球は速くても国吉のようにテイクバックが横に大きい投手は無双できていない。
無理して佐々木は獲る必要はない。

今オフ自由契約となり得る選手

プロ野球の支配下選手登録には制限枠がある。
使えない選手をいつまでも支配下選手として登録し続けていては、チームは強くならない。
ドラフト、FAにより別の球団と契約した選手の代わりに入団してくる選手もいるので、自由契約にせざるを得ない選手が出てくるのである。

2019年10月1日現在広島東洋カープは、支配下選手登録枠70名をフルに使っている。

育成選手から支配下選手登録への引き上げ、シーズン中の新外国人選手の獲得も想定して戦力外通告の期限までに67名前後にまで支配下選手登録の枠を減らずことが考えられる。

今回のドラフトで6人獲得するとなると今オフ戦力外となる選手は9人であると予想できる。

既に引退を表明したのは、赤松、永川のみ。

FAで會澤と菊池涼介が巨人に行くが、代わりに巨人から広島に入ってくる選手(候補は既に述べたように、小林誠司、畠)も2名いるから、そこはプラスマイナスゼロと考える。

外国人選手で自由契約になりうる選手は、ヘルウェグ、ローレンス、レグナルト

上記以外で戦力外通告となり得るのは4選手

自由契約が100%確実であろう選手としては、大学社会人を経てプロ5年目で今季登板のなかった飯田、プロ10年間で1安打の庄司が挙げられる。

他に考えられるのは、バティスタ、25%を超える年俸ダウンが提示された場合、長野も自由契約になり得る。

バティスタと長野が自由契約にならなかった場合、大学、社会人を経て今季プロ4年目、直近3年間一軍登板のなかった横山弘樹が候補だろう。
他に候補として考えられるのは、岩本、船越

田中広輔の育成契約は、髙橋昂也や床田が育成契約にならなかったことを踏まえるとないだろう。