2019広島vs日本ハム1回戦,野村祐輔49球1回5失点でKO

登板日の翌日は、ほとんど全ての投手がノースロー。最低でも中2日開けてブルペンに入る投手が多い。野村祐輔は、5月28日のヤクルト戦で63球を投げた翌日に当たる5月29日にブルプンに入る。メジャーのガイドラインでは63球投げたのであれば次回登板まで中3日空ける。個々人のフィジカル面に応じてもっと空けることがあってもいい。野村は右肩関節の損傷の故障がある。野村は、その次の登板になった6月4日の西武戦は106球投げて6回4失点。
ブルペンでの投げ込み以外に投げ方を修正、定着させる練習方法があるにも関わらずだ。

野村祐輔のピッチング

野村は横振りの投げ方を縦振りに変える修正を行ったという。方向としては正しい。確かに野村は右肘をつまみ上げる過程で大腿骨をヒッチアップして両肩峰をぶつけて投げる投げ方は採り入れている。

右肘をつまみ上げた後からは修正できているが問題は右肘をつまみ上げる前なのだ。昭和のOBにはテイクバックのときに右腕を背中の方に引いて捻転差を作る投げ方は、瞬発力を産み出すとして絶賛されてきた。しかし事実は逆なのだ。

私がシーズン前から指摘している「テイクバックのときに右腕を背中の側に引いて上体と下半身の捻転差が横回転を産み出している面があるからテイクバックのときに右肩を左肩よりも下げる投げ方に変えた方がいい」というところについては、全く修正できていない。テイクバックのときの右肩と左肩の高さは水平で相変わらず捻転差が大きい。

野村は「く」の字をつくったときから右膝が内に入り、右肘をつまみ上げたときには小指球を支点に親指、小指よりも踵が後ろになる後ろ体重で右膝が深く内に入ってしまっている。
骨盤の回転と右肘の推進方向が逆のダブルプレーン投球の数が尋常ではない。41球目には右腕上腕部が凹み投球をワンバウンドさせている。
両股関節をぶつけたときに左膝が曲がりo脚になる。左足を軸に骨盤を回転することができていない。左股関節が前に出されているので右腕の振りが泳いでいる。

ファウルはドアスイング、ヘッドをボールの内に入れて打つので、実際、中島はそれで全て打っており、ファウルを連発する打者は少ない球数で打ち取ることができる打者である。中島に13球も投げさせられるということは野村のストレートに問題があるということである。

野村は先発で140キロ台前半のストレートを投げるから少ない球数であれば147キロぐらいは投げられるだろう。しかし、今の投げ方では150キロを投げようがアウトコースに投げようがインコースに投げようが必ず打たれる。度胸云々とかメンタルは関係ないのだ。
他の選手への示しとか軍隊じゃねえんだから関係ねえよ。野村祐輔が要調整だからだ。

西川遥輝は後ろ体重ながら手首の下がりを抑えて打っている。大田も押し手主導で手首の下がりを抑えて打てている。野球においてもその他仕事においても運不運は存在しないのだ。

完璧な打ち方ではないが、野村のストレートが打撃を崩せていないのである。

野村は二軍戦での結果云々ではなく、フィジカル面のメンテナンス、投げ方が修正できるかによって再昇格を決める必要がある。

リリーフ投手のピッチング

島内は、クイックで投げるときもそうでないときも、「く」の字を作ったときに右股関節を外旋、左足内転筋を内旋しステイバックする。右膝をタイトに曲げていたのをルーズに曲げた重心を高くしたことで大腿骨のヒッチアップができスウェイしなくなった。右肘をつまみ上げたときは以前は左手は親指が上になっていたのを小指を上にして左肩が開かなくなった。左肩が開かないことで両肩甲骨をぶつけて剥がすことができるようになる。
リリースの瞬間は、以前から左足が突っ張っていたが、更にフォロースルーでも左足で地面を蹴って左膝を伸ばして投げられている。
しっかりと調整してきたところが看て取れた。

菊池保則は、島内同様、「く」の字のときにステイバックができていた。右肘をつまみ上げたときに左手は小指が上で左肩の開きを抑えて投げられていた。後は逆Mを修正することが必要。

遠藤は、野村同様、左足の壁が崩れており左足を軸に骨盤を回すことができていない。ワンバウンドの投球が26球中5球と多い。今のままでは一軍では通用しない。

ロドリゲスは、右肘をつまみ上げたときに右足の小指球を支点に右膝が内に入り、ユングメン同様、右肘をつまみ上げた段階においても上体と下半身の捻転差が大きく、体軸に横回転がかかり、ボールの軌道にも横回転がかかる。

上沢vs広島打線

上沢は108球中ワンバウンドの投球が9球と状態は良くない。

野間は第一打席に酷い踵体重でワンバウンドのスプリットを空振り。ワンバウンドを振っているようでは使い物にならない。野間の交代は懲罰ではなく野間がパリーグの投手に通用しない、野間を起用したらチームが勝てないから交代させられた。メンタルは関係ない。エッジのかけ方、軸足移動という技術面の問題。

會澤も上沢がワンバウンドさせたナックルカーブに、ステップ幅が広がり空振り三振

田中広輔が打てなくても外されないのはチームリーダー論やモチベーションの面からではない。経済関係上の面からである。経済関係といってもグッズ売り上げのことではないよ。

試合経過

1回裏

野村は、9球目、インロー(左打者のアウトロー)にスライダー133キロをワンバウンドさせる。

野村は、19球目、アウトロー(左打者のインロー)にカーブ115キロをワンバウンドさせる。

野村は、41球目、インロー(左打者のアウトロー)にスライダー131キロをワンバウンドさせる。

4回裏

島内は、28球目、アウトローにフォーク136キロをワンバウンドさせる。

5回裏

島内は、39球目、アウトローにフォーク132キロをワンバウンドさせる。

6回裏

遠藤は、2球目、アウトローにスライダー129キロをワンバウンドさせる。

遠藤は、5球目、真ん中低目にフォーク134キロをワンバウンドさせる。

遠藤は、11球目、アウトロー(右打者のインロー)にカーブ115キロをワンバウンドさせる。

7回裏

遠藤は、14球目、インローにフォーク134キロをワンバウンドさせる。

遠藤は、17球目、アウトロー(左打者のインロー)にカーブ114キロをワンバウンドさせる。

8回裏

中﨑は、3球目、インロー(左打者のアウトロー)にチェンジアップ138キロをワンバウンドさせる。

1回表

上沢は、4球目、インロー(左打者のアウトロー)にスプリット144キロをワンバウンドさせる。

4回表

上沢は、58球目、アウトローにナックルカーブ125キロをワンバウンドさせる。

5回表

上沢は、64球目、アウトローにナックルカーブ125キロをワンバウンドさせる。

上沢は、68球目、インロー(左打者のアウトロー)にフォーク142キロをワンバウンドさせる。

上沢は、74球目、アウトローにナックルカーブ125キロをワンバウンドさせる。

6回表

上沢は、82球目、アウトローにナックルカーブ125キロをワンバウンドさせる。

上沢は、87球目、アウトローにストレート147キロをワンバウンドさせる。

上沢は、90球目、真ん中低目にフォーク143キロをワンバウンドさせる。

7回表

上沢は、107球目、インロー(左打者のアウトロー)にチェンジアップ136キロをワンバウンドさせる。

8回表

ロドリゲスは、13球目、アウトローにチェンジアップ142キロをワンバウンドさせる。

9回表

石川は、5球目、アウトローにフォーク137キロをワンバウンドさせる。