2019広島vs阪神10回戦,西勇輝から1点しか取れなかったことが勝ち切れずに延長戦となったことの原因

西は、「く」の字のときは右股関節の外旋、左足内転筋の内旋もできている。しかし、右肘をつまみ上げたときに右足の小指球を支点に右膝が内に入り、体軸が三塁側に傾く。左足は膝下を「く」の字にして左肘と並進させるが左手は親指が上で左肩が開く。

骨盤の回転する方向と右肘の推進方向が逆になるダブルプレーン投球も多く、5回には床田に四球を与えている。

西が良かったのだから仕方ないよではないのである。西は打ち崩すのが難しい投手ではない。レベルとしては菅野ではなく山口俊レベル。

床田は、立ち上がり一塁側に重心が残って今一つであったが、4回以降、左股関節の外旋、右足内転筋の内旋の課題はクリアできず、リリースの瞬間に右足は突っ張らないものの、従前よりも三塁側に上体を倒せるようになり、右足のスパイクの外側で地面を蹴って左足のターンも両足をクロスさせて投げられるようになった。糸井の三塁内野安打は、糸井がヘッドアップしており内容は床田の勝ちだ。7回表中谷を投ゴロに打ち取った投球も進歩の跡が見られる。

中﨑翔太のピッチング

中﨑は、右肘をつまみ上げたときに右足の小指球を支点に右肘が入る。左手は親指が上で左肩左膝が開く。右肘の推進が右股関節の内旋よりも遅れており、リリースの瞬間に右腕上腕部が凹んでいる。それが原因でボールの外側を縦に擦り下ろせずボールがアウトハイが(左打者のインハイ)が少し中に入った。髙山は探りのときに左肘が内に入る。しかし、左足のスパイクの外側に重心が乗ってステイバックできてヘッドも立っていたからドアスイングになっても回転半径を小さくして回れた。梅野に投じたインローのツーシームもホームランボール、梅野は探りのときステイバック、しかし右足が踵体重、左膝を開いて打ったがステップ幅が広すぎた。

しかし、中﨑は、髙山、梅野、マルテに対したとき、西と異なりリリースの瞬間に左足が突っ張る。両股関節をぶつけるときまでには右股関節の内旋のスピードを調整している。マルテのヘッドが寝ていたこともあるが、むしろよく同点で止めた。

田中広輔、野間峻祥のバッティング

ファウルというのは探りのときに捕手側の足のスパイクの内側でエッジをかけ又は後ろ足の踵に重心をかけて捕手側の股関節を押し手の肘よりも先に内旋させ、投手側の足を軸に骨盤を回転することができなくすること、すなわち手打ちによって打つものである。上半身は探りのときに押し手の肘をヘッドの内側に入れて引手主導でスイングすることでヘッドを投手側の肩、膝の開きよりも、捕手側の股関節の内旋よりも遅らせて打つのである。よってヘッドがボールの内に入る。
ミートの瞬間に手首が下がるから押し手の手首を返しスイングが波打つ。又はヘッドアップする。

田中広輔は、左足が2,4回がやや踵体重、6,9,11回がインエッジ。野間は、1回,3回,5回,7回が何れもインエッジ、
田中広輔が打てなくなったのはファウルを連発して投手に球数を投げさせてきたことの弊害である。野間も現在そうなりつつある。

西を打ち崩せないのもファウルを連発させる打法が原因の一つである。

俺が一振りで仕留めろと言っているのは、上記のように打撃を崩すからである。精神論で一振りで仕留めろと言っているのではなく、探りのときに後ろ足のスパイクの外側に重心をかけ右肘を股関節の内旋よりも先に出すパーフェクトインサイドアウトでヘッドをボールの外側に入れろということである。

菊池涼介は、探りのときに右足はスパイクの内側と外側でエッジをかけ着地寸前も右肘をヘッドの外に張り出し、骨盤を前傾させて(右足は拇指球が支点だが右股関節は内旋していない)ヘッドをしならせて両股関節ををぶつけたときに左足に壁ができピッチャー返しをしている。ペッパーはヘッドをしならせる練習である。

能見は、左肘をつまみ上げたときに左足の拇指球を支点に左膝が内に入り、右手も親指が上になっている。
リリースの瞬間に左腕上腕部が凹みボールを引っ掛けるから又は手投げで左肘が下がるからフォークをワンバウンドさせる、フォークがすっぽ抜けない。バカープファンはこの試合の能見について口を揃えて”キレッキレで打てそうもない”と言っていたが、能見のフィジカルは最悪で、俺は能見の投球を見てサヨナラが決まるとすればこのイニングだろうなと思った。

しかし會澤は左肘と右肘が内に入って右股関節が右肘の推進よりも先に内旋して肩振り三振。田中広輔は右肩、右膝が左肘の推進よりも先に開くドアスイング

上本は、左足の壁が崩れたが押し手主導でヘッドをボールの外側に入れて左前安打。
能見は手投げで左肘が上がっていかず、磯村に四球を与える。

ドアスイングでないときの西川は押し手主導でミートの直後に推し手をバットから離す。
野間のサヨナラ安打は、探りのときに左足のスパイクの内側でエッジをかけ左足の踵が地面から離れている。左肘がヘッドの内に入り引手主導になって泳がされている。押し手をバットから離して壁を作る(手首を返さないこと)ことで前進守備の頭を越えたもので技術上は褒められる内容ではない。