中日の先発ローテーション入りに挑む小熊凌祐のピッチング

Last Updated on 2022年4月12日 by wpmaster

2013年初の開幕1軍入りを果たすが右肩を故障し7試合で2軍落ち。8月に一軍復帰した後は自己最多の28試合に登板
2016年4月6日のDeNA戦で、1被安打1与四球5奪三振無失点、93球でプロ初完封を挙げた。100球未満での完封勝利は球団では2011年8月17日のチェン・ウェイン以来5年振りであった。その後ローテーション入りするが5月5日に原口文仁の放った打球が右腕を直撃し負傷退場した。

2018年は、開幕は二軍でスタートするが、7月29日の巨人戦で先発し5回2失点でシーズン初勝利を挙げる。その後は先発ローテーションに定着し8試合に登板する。

動作解析

右投げ右打ち スリークウォーター

小熊は、テイクバックのときに右腕を背中の側に引き、上体を下半身に捻転差ができる。

「く」の字を作ったとき、右股関節を外旋し右足のスパイクの外側でエッジをかけ、左足内転筋を内旋する。

トップを作ったときに、右腸腰筋、右股関節が内旋しかかり、右膝が内に入る。

右腕前腕部が回外しかかっている。

わかりやすく言うと、右股関節のタメがなくて上半身、下半身とも横回転している。

よって、ストレート、カーブが縦回転せずにシュート回転する。

ストレートにバックスピンがかからずに、ボールが垂れる。

リリースの瞬間に右肘が下がり、右手首が寝てボールを引っ掛けることがある。

各種指標

球種配分

球場別成績