2018広島vs中日17回戦。高橋樹也プロ初ホールド、フランスアが無難に抑える、中﨑100セーブ。

この試合は、リリーフ投手の差、敷衍すると、自分のチームが同点に追いついた後に投げたロドリゲス、又吉と勝ち越した後に投げたフランスア、中﨑との差が明暗を分けた。

ロドリゲスは、テイクバックのときに、左腕を背中の方に大きく引く。

トップを作ったときに、左腸腰筋、左股関節が外旋しかかり、左腕前腕部が回外しかかっている。

上半身も下半身も横回転だから球速表示がご立派でも、打者は、バットとボールの軌道の距離が取りやすい、タイミングが取りやすい。

リリースの瞬間は三塁側に若干傾くスリークウォーターの投手。

リリースの瞬間、右足が突っ張らないので瞬発力が下半身に吸収される。

カープ打線は、各打者が、ヘッドをボールの外側に入れて打てている。

小熊凌祐のピッチング

小熊は、トップを作ったときに、右腸腰筋、右股関節が外旋しかかり、右膝が内に入る。

右腕前腕部が回外しかかっている。

わかりやすく言うと、右股関節のタメがなくて上半身、下半身とも横回転している。

よって、ストレート、カーブが縦回転せずにシュート回転する。

ストレートにバックスピンがかからずに、ボールが垂れる。

4回表の九里もそう。

九里は、ツーシーム、フォークが落ちない。

3回裏

西川は、真ん中にシュート回転したボールを、ヘッドを残してレフト前ヒット。

九里は、右足の踵と左足に重心がかかり、バットを引いて一塁側にバント(小熊が捕球)。

小熊は、リリースの瞬間に右肘が下がり手首が寝てボールを引っ掛ける。

真ん中低目にストレート145キロが外れ、田中広輔に四球を与える。

菊池は、アウトローに垂れたストレート145キロを、ヘッドを残して壁を作ってライト前ヒットを打つ。

広島1-0中日。

4回裏

松山は、インコースのベルトの高さの抜けないカーブを、ヘッドを残してレフト前ヒットを打つ。

野間は、真ん中低目のストレート146キロを、割れを作ってヘッドをボールの外側に入れて引っ掛けてライト前ヒットを打つ。

會澤は、インコースベルトの高さのカーブを、ステイバックでバットを止めて四球で歩く。

西川は、インローのフォーク133キロを、壁を作って一塁側にバウンドの高いゴロを打つ。

多くのプロ野球ファンは、ボールが高く弾むと、ボールを叩きつけたと言っています。

確かに軟球は、ボールを叩きつけると高く弾みます。

しかし、硬球は、ボールを上から叩きつけるとトップスピンがかかり、地を這うゴロになります。

西川はボールの上っ面を叩いていませんよ。

西川のスイングは、ヘッドがボールの下に入ってスライス回転がかかっています。

手首を返してしまうと一塁ゴロになります。

西川は、ヘッドをボールの外側に入れて手首の下がりを抑えています。

だから、ヒットになるのです。

ビシエドがやらかしたからではありません。

相手が勝たせてくれた勝利ではありませんよ。

広島3-3中日。

九里亜蓮のピッチング

九里は、立ち上がり、右足を三塁側に着地させてフォロースルーを止める。

中日の打者にヘッドをボールの外側に入れられている。

上体を一塁側に倒して右足を一塁側にターンさせていても左膝の壁が崩れている。

3回表、野間は、ライトスタンドに背を向けてボールを追い、クッションボールを処理。

体の向きを変えずに送球したので、福田を二塁で刺すことができた。

4回表

大島は、真ん中ストレート141キロを打つとき、ヘッドがボールの下に入り、スライス回転してバウンドが高く跳ねる。

菊池は一塁に投げられず、内野安打となる。

京田は、インハイのツーシームを、ヘッドをボールの外側に入れて一ゴロを打つ。

平田は、右膝を上げるのが遅れ、アウトコースベルトの高さのストレート139キロを見逃し三振。

ビシエドは、インハイのツーシームを、ヘッドをボールの外側に入れてレフト前ヒットを打つ。

アルモンテは、インローの落ちないフォーク129キロをヘッドをボールの外側に入れて壁を作ってライト前ヒットを打つ。

九里は、右足でプレートの一塁側を、プレートから少し右足をはみ出して角度をつけて投げる。

4回に入り、マウンドラバーの前側が掘れて、右足が埋まってしまい、角度が付かない。

アルモンテに打たれたところで、土を入れてもらいマウンドを固める。

九里は、2回、3回は、左膝の壁が崩れるのが修正できていたが、4回に入ると再び、左膝の壁が崩れた。

九里は、ボールを引っ掛けインローにツーシームが外れ、髙橋周平に四球を与える。

福田は、インローのツーシームを壁を作ってレフト前ヒット。

広島1-3中日。

髙橋樹也は、5回表は、左足を一塁側に着地させてフォロースルーを止めていた。

6回表、ランナー二、三塁となってから、上体を三塁側に倒して左足を三塁側にターン。

福田を見逃し三振。

内容は、6回表の方がいい。

後は、リリースの瞬間に右膝が突っ張るようになれば、もう一段階上の投手になれる。

中継ぎ投手のピッチング

6回裏

松山は、インハイのストレート140キロを、ヘッドをボールの外側に入れてセンター前ヒットを打つ。

野間は、インコースベルトの高さのストレート141キロを、ヘッドをボールの外側に入れてライト前ヒットを打つ。

會澤は、インハイのスライダーをバントするが、3塁フォースドアウト。

西川は、インコースベルトの高さのストレートを壁を作って打ち、三ゴロ。

福田がこれをファンブル。

代打新井は、ヘッドを残してインハイのストレート143キロを打つが、二飛。

岩瀬は、リリースの瞬間に左肘が下がり、手首が寝てアウトローにストレート141キロが外れる。

田中に押し出し四球を与える。

広島4-3中日。

福谷は、左肩、左膝の割れに右肘の出が遅れ、リリースの瞬間に右肘が伸びる。

インハイにストレートが外れ菊池に四球を与える。

広島5-3中日。

7回表

京田は、インコースベルトの高さのフォークを、ヘッドをボールの外側に入れてライト前ヒットを打つ。

平田は、アウトローのストレート144キロを、ヘッドを残してセンター前ヒットを打つ。

ビシエドは、アウトハイのストレート141キロを、ヘッドを残して右中間を破る二塁打を打つ。

広島5-5中日。

永川は、要件付きで復活しうる、そうすれば3点差以上リードした試合で起用できると言った。

一旦、復活しかかったが、他球団に対応されてきた。

しかし、トータルで見ると、修正できずにストレート系の球、フォークも戻らなかった。

この試合も右股関節のタメがない。

上位打線には通用しないと思ったが、そのとおりになった。

短い間だったが、今村の穴は埋めてくれた、お疲れや。

7回裏

ロドリゲスは、左足踵に重心をかけ、左股関節を内旋して右膝を上げる。

右足は踵から着地する。

リリースの瞬間に左肘が下がり手首が寝てボールを引っ掛けることがある。

左足を三塁側にターンさせてフォロースルーをする。

ロドリゲスは、6球目、左肘が下がり、真ん中低目にストレート155キロが外れ、鈴木に四球を与える。

松山は、アウトローのスライダー135キロを壁を作って打つが、二ゴロ。

野間は、アウトハイのシュートを、ヘッドを残して打つが、ヘッドがボールの下に入り、スライス回転がかかる。

ボールが高く弾むが遊ゴロ。

會澤は、真ん中高目のシュート回転したボール153キロを、ヘッドを残しライト前ヒットを打つ。

広島6-5中日。

8回表

フランスアは、この試合も、上体を三塁側に倒して左足を三塁側にターンさせてフォロースルー。

8球目にカットボール156キロがアウトハイに外れ髙橋周平に四球を与える。

福田は、アウトローのスライダーを打ち、二飛。

武山は、インハイのツーシーム151キロをバントするが、會澤が二塁に送球してフォースドアウト。

藤井淳志は、インローのチェンジアップ142キロを空振り三振。

8回裏

又吉は、テイクバックのときに、右腕を背中の側に引く。

トップを作ったときに、右股関節を内旋し上体が三塁側に傾く。

右腕上腕部が回外し、背中の方に入る。

右肘が左肩、左膝の割れに遅れて出る。

又吉は、フォーシーム139キロがアウトローに外れ、田中の右膝の上の横の肉の少ない部分に死球を与える。

ボールが弾まずに落下。

しかし、田中は治療後に復帰。

菊池は、アウトローのスライダー133キロを打ってニゴロ。

走者が入れ替わる。

丸は、真ん中のストレート148キロを、ヘッドをボールの外側に入れて右中間に二塁打。

広島7-5中日。

丸は、3塁タッチアウト。

中﨑翔太のピッチング

中﨑は、走者を出したと言っても、マックス一、二塁ですから大したことはありません。

劇場だなんて大袈裟です。

アルモンテは、ステイバックに至る過程で右肩(右打席のときは左肩)が内に入るので、ボールの軌道とバットの距離が取りにくい。

打ち取る手段としては、真ん中低目に落ちる球を投げるか、インコースベルトの高さより上に投げて差すか。

この試合は、後者を使った。

中﨑がこのところ今一つなのは、上半身と下半身の使い方が横回転になりかかっているところです。

中﨑は、トップを作って右肩上腕部を外旋したときに、右腕前腕部が回外して背中の方に入ります。

胸の張りは、右股関節のタメと、左股関節と右腕のトップを結ぶタスキ掛けのラインの内旋によって作るが、タスキ掛けのラインの内旋が左肩、左膝の割れに遅れてしまう。

右腕上腕部が凹んでいるので、右肩の状態は良くありません。

中﨑は、リリースの瞬間に左膝が突っ張る。

瞬発力がボールに伝わり、縦回転のボールが投げられます。

右足を一塁側へターンへターンさせれば、更に瞬発力が乗ったボールが投げられます。