2018年広島vs阪神5回戦。菊池先制打、バティスタ勝ち越しソロ、田中広輔ダメ押し2ラン。大瀬良7回2/3 2失点。

試合のポイント

とんきち、ちんぺい、かんた(西田真二、原伸次、高信二)は、3人揃って一人前じゃが、タナキクマルは、一人一人が一人前の選手じゃ。

俺は丸がいなくても勝てると思うとったよ。

松山、鈴木がノーヒットでそれぞれ、2三振と3三振。

勝利打点は、バティスタのソロ本塁打だが、菊池が先制二塁打、広輔がダメ押し2ラン。

各々が独立して俺が確信を実現してくれた。

別に、のび太がジャイアンに勝った的な感動もない。

知名度云々は関係ない。

個々の選手が二流、三流のチームは勝てないのだ。

この試合の先発は、通算98勝中、カープ戦通算26勝の能見と、前日だけでなく、前々日もノースロー調整に変えた大瀬良。

大瀬良のピッチングvs阪神打線

この試合の大瀬良は、瞬発力がボールに伝わる投げ方はしていない。

敷衍すると、トップを作ったときに、右股関節、腸腰筋が外旋せず、ステップ幅が狭く、右股関節が伸びていないところはいい。

しかし、左肩、左膝が開く。

4回ロサリオのときにはトップを作ったときに、右股関節の方は外旋していおり、三角筋を使って右腕前腕部を後ろに引いて右肘を出したとき、胸と骨盤が打者の正面を向いた。

更に、フィニッシュでは、左膝の壁が崩れ、左の股関節が前に出され、三塁側に重心が残っているのだ。

故にシュート回転する。

ファンや不勉強なアナウンサー、評論家は、重心を低くして低目に投げることの大切さを説く。

しかし、低目は、顔から遠く長打を打ちやすい。

重心を低くすると制球しやすいが下半身がロックされる。

瞬発力がボールに伝わらない。

大瀬良に必要なのは、低目の制球ではなく、瞬発力がボールに乗る投げ方だ。

このところ、ロサリオは、踵体重や右足が滑ってズレるのが修正されてインハイ~真ん中高目の顔から近いボールをセンターから左に打てるようになり、大瀬良も対応されていた。

顔から近いところが打てれば、低目の球は球速表示は出ていても顔から遠いので遅いと錯覚するので、より簡単に対応できてしまう。

ロサリオに対応されても、大瀬良が少ない球数でイニングが食えた原因は、糸井を封じたことだ。

生活において、頻繁且つ俊敏に稼働して大量に仕事をすることのできる方の手をこのサイトでは、「利き手」と呼ぶ。

糸井は、右投げ左打ちで、利き手は右。

トップハンド主導の左打者であれば、インローは、右打者同様、腸腰筋で産み出した瞬発力が最も伝わるところだから、ホームランコース。

糸井は、ボトムハンド主導のバッティングで、左肘を畳んで打つ。

インロー及びインハイにウィークポイントがある。

実際、インハイのボールに刺されて一邪飛に倒れただけでなく、インコースの中でも最も顔から遠く、瞬発力が最も伝わるインローのボールの軌道にも、左肘の出が股関節の外旋よりも遅れて三振している。

糸井については、4打席目は、大瀬良が右足を一塁側にターンさせて失速した二直を打たせたが、それ以外は、瞬発がボールに伝わらない投げ方をしているのだが、4打席共、顔に近いところも含めインコース主体で攻めたのが功を奏した。

インコースに投げるとすれば、初速と終速の差が少ないカットボールの方が、尚、良かった。

梅野の本塁打は、グリップの位置を上げるときにヘッドを立て、左足の着地位置の探りのときに頭が後ろの骨盤より前に出されたが、ステイバックのときに頭が後ろの骨盤の上に乗り、インステップでスパイクの外側から着地し、左足踵に重心を移すことで、本塁打になった。

この試合の大瀬良は、以下のように、5球ワンバウンドさせる。

10球目ーアウトローのカーブ

34球目ーアウトローのフォーク

75球目ーアウトローのカットボール

104球目ーアウトローのスライダー

106球目ーアウトローのカットボール。

34球目、90球目、103,106球目に右肩が凹む。

こういうときは、アウトローの出し入れは厳禁。

左膝を伸ばしてストライクゾーンの中に入れろ。

7回終わって93球だが、完投は無理。

しかし、少ない球数でイニングは食えていた。

7回終了で代えてもいいと思っていたが、8回もマウンドに上げた。

大瀬良の右肩は、既に終わった投手の右肩で余力は残っておらず、大エースになるのは無理だが、下半身の使い方で瞬発力をボールに乗せてごまかすことはできるのだ。

能見のピッチングVsカープ打線

一方の能見は、ノーワインドアップから左足踵に重心をかけ、一度右膝を上げ下した後、左股関節を内旋しながら、微妙に右膝を上げる準二段モーション。

右膝の内入れはほとんどせず、一瞬だけ逆「く」の字を作って、右膝をルーズに曲げてステップ。

右足は踵から着地する。

この試合、能見は、トップを作ったときに、左股関節が伸びないが、右肩、右膝が開いていた。

菊池の二塁打のときと、バティスタの本塁打のときには、左股関節、腸腰筋は外旋していないが、菊池のときには、左腕のトップの位置が下がった。

田中に四球を与えたときには、左肘をつまみ上げたときに、スパイクの外側に重心がかかり、トップを作ったときに、コックした左肘が三塁側に反り、左股関節、腸腰筋が外旋し、これらの外旋よりも右肘が遅れて出ていた。

菊池は、後ろの骨盤の上に頭を乗せてステイバックできており、ステップ幅を狭くしてトップの角度をキープ。

ボールを上から叩いて地を這うゴロを打つ。

バティスタは、ステイバックのときに頭が後ろの骨盤より前に出されたが、左膝を投手方向に運んで着地し、トップの角度をキープ。

右肘先行のインサイドアウトでスイングした。

この試合の能見のストレートのMaxは、149キロ。

能見は、飛ばしたというよりは、左肩が損耗しているにも関わらず無茶をした。

下記のように11球ワンバウンドさせた。

1球目ーアウトロー、スライダー

14球目ー真ん中低目フォーク

16球目ー真ん中低目フォーク

33球目ーインロー、フォーク

36球目ーインローストレート143キロ

53球目ー真ん中低目フォーク

61球目ー真ん中低目フォーク

72球目ーアウトロー、スライダー

78球目ー真ん中低目フォーク

83球目ーインロー、チェンジアップ

11球目、83球目に左肩が凹む。

リリーフ投手のピッチング

阪神の2番手は、石崎。

「石直球」としてプロ野球ファンからの評価が高く、カープファンの多くが降参している投手。

だが、俺は、カープ打線は、石崎を攻略すると宣言した。

石崎は、「く」の字を作ってステップし、右肘をつまみ上げたときに、回転軸が三塁側に傾き、トップを作ったときに、右股関節が伸び、腸腰筋が外旋し、左肩、左膝が開く。

右腕前腕部を三角筋を使って引っ張ったときに、胸と骨盤が打者の正面に向く。

三塁側に重心が残る。

打者大瀬良のときに、右肩が凹んで四球を与え、田中は、頭が後ろの骨盤の上に乗せてステイバックし、右肘でバットを掃って本塁打を打つ。

菊池もヘッドを残して右前安打

今回、初対戦、榎田とのトレードで西武から来た岡本洋介は、右足踵に重心をかけて左膝を上げて上体が反る。

左膝を下すときに右股関節を内旋、左膝を内入れ、「く」の字を作ってステップし、左膝をルーズに曲げる。

右肘をつまみ上げたときに左肩が開く。

左足は踵から着地するが、着地したときに左足の位置がズレる。

よって、右肩が凹んで、ボールを引っ掛けて低目にワンバウンドさせることがある。

次の試合の先発は、メジャーのスカウトも視察にきた、カープで最もヤバい投手の藪田。

四球は出してもええ。

下を使って加速させれば試合は作れる。

得点経過

3回表

梅野が真ん中高目のストレートをレフトスタンドに本塁打。

広島0-1阪神

5回裏

安部は、真ん中低目の128キロのスライダーを打って中前安打。

能見は、トップを作ったときに、左股関節が伸びて右肩、右膝が開く。

安部は、頭が後ろの骨盤の上に乗ってステイバックでき、ステップ幅を狭く、右膝を投手方向に運び、ステイバックのときにヘッドが立っており、左肘先行のインサイドアウトで振り下ろした。

下水流は、ヒッチして上げる打法で、真ん中低目の126キロのスライダーを壁を作って打って左前安打。

磯村は、アウトハイ(磯村から見ればインハイ)141キロのストレートを左足踵に重心をかけてバントで送る。

一死二、三塁。

大瀬良は、アウトハイ145キロのストレートにヘッドが返り空振り三振。

田中広輔には、アウトハイに144キロのストレートが外れて四球を与える。

二死満塁から、菊池が真ん中高目のストレートを打って左中間へ安打

広島2-1阪神。

6回表

植田は、後ろの骨盤の上に頭を乗せ、ステイバックのときにヘッドは寝ているが、真ん中高目のストレートを打って三遊間へゴロを打つ。

スイングして右膝がすぐに開く走り打ちに見えるが、きちんと振っている。

田中広輔は、逆シングルで捕球に入るが、落球し、内野安打。

糸井は、インハイ143キロのストレートを打って一邪飛。

打者ロサリオの初球、アウトロー136キロのカットボールを投げたときに、植田が二盗。

二塁送球が右に逸れて植田は、三塁へ進塁。

ロサリオは、真ん中133キロのカットボールをヘッドを残して打って中飛、犠飛となる。

広島2-2阪神。

6回裏

能見の投じた89球目の真ん中高目のストレートを打ち、バティスタは、一塁側ファウルフライ。

これを

バティスタは、インコースベルトの高さのストレートをレフトスタンドに本塁打。

広島3-2阪神。

7回裏

石崎は、8球目、ストレート148キロがアウトローにワンバウンドし、大瀬良に四球を与える。

田中は、147キロ真ん中高目のストレートをライトスタンドに本塁打。

菊池は、アウトコースのベルトの高さの151キロのストレートを打ってライナーで右前安打。

8回表

伊藤隼太は、インハイ(伊藤から見ればアウトハイ)145キロのストレートをヘッドを残して壁を作って打って左前安打。

鳥谷は、真ん中高目142キロのストレートを壁を作って打って左中間の当たりだが、野間がライトスタンドに背を向けて追い付いて捕球。

原口には、アウトローに133キロのカットボールをワンバウンドさせて四球を与える。

一死一、二塁から糸井は、アウトロー(糸井から見ればインロー)146キロのストレートを打つが、左肘先行のインサイドアウトで打つが、右肩の開きよりも左肘の出が遅れて二直。

今村は、トップを作ったときに、右股関節が外旋し、腸腰筋も外旋し始める。

左肩、左膝が割れるが、ボールを持つ手は頭の後ろに隠れている。

ロサリオは、ステイバックのときに、頭が後ろの骨盤よりも前に出され、右肩の

開きよりもヘッドが遅れ、シュート回転した真ん中143キロのストレートを打つが二飛。

勝利投手 大瀬良 3勝2敗

敗戦投手 能見 0勝1敗

セーブ 中﨑 0勝0敗 10S

ホールド 今村

失策 磯村

石崎(牽制悪送球)

盗塁 梅野、植田

田中

対戦成績 広島3勝2敗