2018年広島vs阪神4回戦。4番鈴木誠也が5打点で打撃戦を制す。

試合のポイント

0-2と2点ビハインド。

1死満塁から一振りで試合をひっ繰り返す。

これぞ、4番の仕事。

紛れもなく、今のお前の実力じゃ。

フィジカル面は万全ではないのに、この打撃は、これまでやってきた練習の積み重ね以外の何物でもない。

小野が投げている球種の中で最も簡単な球種でコースも甘いとはいえ、逃さずに仕留めたな。

ステイバックのときに頭が後ろの骨盤に乗って、ステップ幅を狭く、左膝の内入れを、ボールを擦ってバットをボールにくぐらせながらして、左膝を投手方向に向ける緩いヒップファーストで、振り下ろしてから右膝が内に入っていない分、瞬発力は逃げない。

バックスピンをかけた後、左足のスパイク外側に重心を移して打った。

しかし、左肘でバットは掃えているが、フォロースルーは大きくはない。

俺も衣笠さんは、大好きだ。

誠也も、衣笠さんには優しくしてもらった。

だが、祥さんは、もういない。

社会のしがらみから解放された。

選手が三振しようが、エラーをしようが、ホームランを打とうが見ることはない。

この試合は、143分の1。

勝っても負けてもどうってことはない。

カーブそのものは、山本浩二や衣笠が現役の頃には、既に存在していたが、トータルで見て現在と当時の投手のレベルは雲泥の差だ。

技術面は、山本浩二や衣笠よりもお前の方が遥に上じゃ。

オールドファンの良くないのは、ノステルジックに野球に関する事実を歪めてしまうことじゃ。

カープの歴代選手を含めてベストナインを選んだら、全員現役選手で俺は固める。

じゃが、お前は、故障が多い(責めているわけじゃないぞ)。

守備における身のこなし、具体的には、菊池の動きを参考に着地の仕方(重心のかけ方)をもっと学ばにゃいけん。

ベースに当たった奴の方は、ステイバックのときに頭が後ろの骨盤より前に出されて、ボールの下から手首を返している。

あれは、事実上、三塁手のエラーじゃ。

この試合の先発のJohnson、小野は共に投げる方の肩の状態が良くない。

両投手共、リリース直後に投げる方の肩が凹むこともあった。

Johnsonが7球(27,42,51,69,75,77,88球目。内訳は、チェンジアップ4,カーブ2,スライダー1)、小野9球(2,4,,17,24,37,58,89,94,107球目。2,4,89球目がストレートであった以外は変化球。内訳は、フォーク4、カーブ、スライダー各1)、Johnsonの75球目がインローであったことを除き、真ん中又はアウトコース低目にワンバウンドさせている。

Johnsonは、糸井との対戦がポイントの一つじゃったな。

Johnsonは、トップを作ったときに、左股関節も腸腰筋も三塁側に回っていない。

左股関節の伸びていない。

右肩の開きも(5回大山のところでは、右膝も開く)打者を有利にするほどの開きではない。

右足は踵から着地するが、フィニッシュで右膝の壁が崩れる。

よって、右の股関節が二塁方向に引っ込まずに、腹筋が前に出されている。

バッティングで言うと、”泳いだ”状態になっている。

瞬発力がボールに伝わらないのだ。

糸井の3本の安打のところだけでなく、3回表、ロサリオに打たれたときもそうだ。

糸井の本塁打は、頭が後ろの骨盤よりも前に出され、ステイバックのときにヘッドが寝ているが、トップが深く入り、左肘先行のインサイドアウトで振れていた。

小野は、トップを作ったときに、ボールを持つ手が頭の方向を向かず、コックした右肘と頭の距離が遠くに離れている。

ボールを持つ手を頭の方向に向けているときでも、右肩、右腕上腕部が一塁側に反っており、右肘と頭の距離が遠いのだ。

小野は、左足は踵から着地し、トップの位置は高いのだが、右股関節よりも右肘が出るのが遅れ、回転軸から頭が外れ、頭とリリースポイントの位置が離れている。

すなわち、右腕が遠回りしているのだ。

バッティングでいうとドアスイングと一緒だ。

ボールを持つ手が打者の前に現れるのが早くて長い。

Johnsonが初回に福留に打たれた安打、大山の犠飛のときの投球動作もこれに当てはまる。

球速表示は立派でもこれでは打たれてしまう。

鈴木誠也の満塁本塁打の後、安部の二塁打で5-2。

安部の当たりをセンターは、ライトスタンドに背を向けて追い、体の向きを変えずに、クッションボールを処理し、体の向きを変えずに中継に返球。

セーフかどうかは、実体がないので、わからない。

只、バティスタのスタートも遅くはない。

次からの打順の並びは、石原とJohnson。

2人共、あのヘッドが遅れる打撃で、小野から安打を打つのは限りなく100%近く無理だから、少なくとも本塁がセーフになる確率の方が遥に高いから俺だったら回す。

河田は回すかどうかは知らん。

玉木は、前回はいい仕事をしたが、三塁でバティスタを止め、追加点は入らない。

広島は、一旦は、5-5の同点に追いつかれたが、昨季50試合以上登板した阪神のリリーフ陣の最も弱い投手から2点を取って逆転。

岩崎は、トップを作る過程で、左股関節が伸び、腸腰筋が三塁側に回って、左肩、左膝が割れる。

よって、一塁側に重心が残る。

8回裏に登板したモレノは、右足踵に重心をかけて右股関節を内旋してからステップ。

アーム式のテイクバックからトップを作ったときに右股関節がやや伸びるが、右股関節、腸腰筋が外旋しない。

左肩は開くが、胸の張りが大きく、コックした右肘と頭の距離が縮まり、

左膝を踵から着地してからのタメが短く、内転筋、左膝が伸びて左股関節が二塁側に引っ込んで、上体が前に出ない。

右足が円滑に一塁側へターンできる。

左肩の開きを相殺するだけの瞬発力を生み出す投げ方ができている。

むしろ、帰国中のマテオよりいいぐらいだ。

阪神のリリーフの層が更に厚くなった。

丸は、フォアハンドでキャッチしてから、右膝を打ってハムストリングス筋挫傷との発表。

丸が次の試合に出られるに越したことはないが、出られないなら、野間が丸の穴を埋めろ。

※無死走者なし又は二死で100%捕球できるのであれば、三塁側スタンドに背を向けて打球を追うのは差し支えない。

誠也は、本塁打を打ったときも二塁打を打ったときも、右足の拇指球で回るのを止めて踵に重心を残すのを緩めている。

この試合の勝敗に関係なく次の試合は休め。

実際には、勝って、このカード3連敗はなくなったけどな。

下水流と岩本は、誠也が休みのときに、出場だ。

髙橋大樹は、両脇を開けるのはいいが、ステイバックのときにあんなに右肩が上がって頭が前に出されたら、瞬発力がボールに伝わらない。

打撃のレベルとしては、中村奨成といいとこ勝負。

現段階では、一軍で通用しない。

今村は、トップの位置が下がって2四球、福留を二ゴロに打ち取ったときも右肩が凹んでいたが、無失点。

Jacksonは、左肩、左膝が割れて、頭が回転軸から外れて頭とリリースポイントが離れて、鳥谷に二塁打を打たれたが、無失点。

中﨑は、フットファーストで、トップを作ったときに右股関節が外旋して左肩、左膝が割れて、ロサリオにヘッドを残してインハイを中前に安打され、福留には、顔から遠いアウトコース一辺倒で最後は、リリース直後で右肩が凹んで福留に四球。

しかし、無失点に抑える。

得点経過

1回表

上本に、145キロのストレートがアウトローに外れ、四球を与える。

打者俊介のところ、カウント0-1からインローのシュート146キロを投げ、上本が二盗に成功。

無死二塁。

俊介は、インコースベルトの高さのカーブ119キロを打って一ゴロ。

これが進塁打になって、一死三塁。

糸井が真ん中高目148キロのストレートを中前安打。

広島0-1阪神

ロサリオは、フルカウントからの真ん中チェンジアップ132キロに空振り三振。

糸井が二盗に成功で、二死二塁。

福留は、アウトハイのカットボール136キロを打ってライトの右を破る二塁打。

広島0-2阪神

3回表

糸井は、アウトロー129キロのスライダーをステイバックできて左足でエッジをかけて左足を運んで打って右前安打。

ロサリオは、アウトハイ(ロサリオから見るとインハイ)140キロのカットボールを左肘でバットを掃って打ってレフトの左をゴロで破る二塁打。

松山は、ライトスタンドに背を向けて体の向きを変えずに中継に返球し、無死二、三塁。

福留は、インコースベルトの高さの146キロのシュートを左肘先行のインサイドアウトで打つが頭が一ゴロ。

バティスタが一塁を踏んで本塁偽投。

ランナーはそれぞれ動かず、一死二、三塁。

糸原は、アウトロー134キロを空振り三振。

大山は、アウトコースのベルトの高さの147キロのストレートを打って二飛。

3回裏

小野は、左肩、左膝が割れて右肘が伸びてインコースベルトの高さのストレート148キロが外れてJohnsonに四球を与える。

田中には、右肘が伸び、トップの位置が下がって147キロのストレートがアウトハイに外れて四球を与える。

菊池は、真ん中低目147キロのストレートにヘッドが遅れてボールの下から手首を返してバウンドが高い二ゴロ。

上本は、二塁ベースへトスしてforced out。

一死一、三塁。

丸には、スライダー129キロがインローに外れて四球を与える。

小野は、リリース直後にやや右肩が凹んでいた。

鈴木は、アウトハイ112キロのカーブをレフトスタンドに満塁本塁打。

広島4-2阪神。

松山は、真ん中140キロのフォークをボールの下から手首を返して二ゴロ。

上本がフォアハンドシングルで捕球し、体を回転して送球して、送球が逸れる。

バティスタは、アウトコースのベルトの高さのスライダー129キロを壁を作って打って左前安打。

一死一二塁から、安部は、インロー148キロのストレートを左足でエッジをかけて左足を運び、ヘッドを残してボールを擦ってバックスピンをかけて打ってセンターフェンス直撃の二塁打。

広島5-2阪神。

5回表

俊介は、アウトコース(俊介から見てインコース)のベルトの高さの130キロのスライダーを打って左前安打。

糸井は、真ん中低目144キロのシュートを打ってライトスタンドへ本塁打。

広島5-4阪神。

ロサリオは、アウトハイ139キロのカットボールをバットを左肘ではらって打って左前安打。

ロサリオは、9回の安打を含め、スイングしたとき、右足の位置がズレなくなった。

福留は、アウトコースのベルトの高さの真っすぐ147キロをボールの下から手首を返して打って一、二塁間を破るコース安打。

ライト鈴木誠也の三塁送球が左寄りに逸れて、福留も二塁進塁。

無死二、三塁。

糸原は、インハイ146キロを打って左飛。

松山は、ライトスタンドに背を向けて打球を追い、体の向きを変えずに捕球、本塁へワンバウンドで送球。

走者は、夫々、そのまま。

一死一、三塁から、大山は、インハイのチェンジアップ128キロを壁を作って打って浅い中飛。

丸がフォアハンドで捕球し、右膝を打つ。

大山の犠飛で、広島5-5阪神。

6回裏

髙橋大樹は、インロー128キロのスライダーを打って投ゴロ。

岩崎は、3球目127キロのスライダーをアウトローにワンバウンドさせる。

田中は、インハイの真っすぐ139キロにヘッドが返らず四球で出塁。

菊池は、アウトコースのベルトの高さのストレート145キロをステイバックできてスパイクの外側に重心を移して左中間をゴロで破る二塁打。

広島6-5阪神

野間は、インコースベルトの高さのストレート141キロを打って遊飛。

鈴木は、真ん中低目のストレートを打って三塁ベース直撃してバウンドした二塁打。

広島7-5阪神。

勝利投手 一岡 1勝1敗

敗戦投手 岩崎 0勝2敗

セーブ 中﨑 0勝0敗 9S

ホールド 今村

Jackson

失策  鈴木誠也(C)

上本博紀(T)

糸原健斗(T)

対戦成績 広島2勝2敗