開幕直前セリーグ各球団総合分析:DeNAベイスターズ編

Last Updated on 2019年5月15日 by wpmaster

ベイスターズは、昨シーズン73勝65敗のリーグ3位。

ベイスターズは、昨季、CSで、カープを破り、日本シリーズに進出し、日本シリーズに出たことで、来季は、リーグ優勝、日本一だとメディアも煽っとったし、ファンも言っとったけど、今季は、どうなんじゃろな?

まずは、投打の昨季実績から見て、それを土台の一部にして、退団、新加入の選手を加味しながら、今季の投打の成績を予想してみよう。

投手部門

[2017年 チーム先発投手成績]

先発勝利数:③位

先発防御率:④位

先発球数:⑥位

先発イニング数:⑤位

リリーフの個々の投手のレベルは、兎も角として、頭数がいるので、先発投手を引っ張らない。

次に、昨季からの投手の入れ替わりについて見てみよう。

[その他退団選手]

林昌範

大原

小杉

DeNAは、昨季4勝の久保が交渉がまとまらずに自由契約。

ドラフトで、東を指名し、契約したが、日本のプロ経験のある先発投手の補強はない。

ベイスターズは、今永が左肩、濵口が左肩、ウィーランドが右肘の故障で出遅れている。

今永は、開幕に間に合うと報じられているが、現実としては、右肘はトミージョンとかでない限りは、注射や座薬を使って投げられるので、最も早く復帰するのは、ウィーランドだろう。

濵口は、CSで先発で120球投げた後、中2日で中継ぎで投げたり、起用のされ方が無茶やったし、シーズン中から何度か書いたが、投球動作を見ると、左肩をやっている投げ方だったもんな。

昨季、ウィンターリーグに派遣され、3月6日のオープン戦で投げた高卒2年目の京山の抜擢も検討されているようだが、右股関節を内旋後、ステップしたときに右膝が沈み、下半身を使ったピッチングが難しいこと、トップを作ったときに、腸腰筋が外旋し、打者の正面に胸が向くところがあり、現実としては、ないのではないか。

井納が今季から中継ぎで投げさせるとか言っていたけど、あのシュート回転じゃ中継ぎは難しいだろうな。

実際のところ、井納が先発に復帰するんだろうな。

開幕投手濃厚な石田は、フットファーストとインステップがあるからな。

無双できる投手ではない。

[2017年 チーム救援投手成績]

水野は、再契約の見込みあり。

救援投手は、昨季、60試合以上に登板した投手が5人。

しかし、山﨑を除き、他の4人は、救援投手として防御率が良いとは言えない。

更に、FAの補償で、尾仲が阪神に移籍。

実績組の須田、三嶋がどこまで復活できるか。

そこで、前ソフトバンクのバリオスを補強。

[新加入投手の過去の成績]

バリオス

2013年は、いずれも、先発。

2014~2016年は、いずれも、救援登板。

ソフトバンク時代の2015年に藤川と並ぶ17試合連続ホールドポイントの日本タイ記録。

バリオスは、右足に重心を残して左膝を上げる。

左膝を内に入れ、二塁側に右股関節を外旋してから投げるが、フットファースト。

トップを作る過程で、右足でエッジをかけられているときと、右足で蹴り始めているときとがある。

右肘をつまみ上げたときに左肩が開き、左膝と並進しない。

左足はスパイクの内側の踵寄りから着地。

左膝を伸ばして一塁側にターン。

先発したときのストレート系の球速表示は、142~147

リリーフのときのMaxは、151

今永、濵口、ウィーランドの3投手が故障したことにより、3/24日の試合は、先発テストになったのではないか。

3投手が復帰すれば、特に、ウィーランドは、復帰が早期とみられるので、エスコバー、パットンと共にセットアップの座を競うのではないか。

防御率は、セットアップに回れば2.60~2.70、先発なら3.60~4.20の間ぐらいだろう。

投球動作を踏まえて投げている球そのものからいうと、エスコバー>バリオス>パットンだろう。

現実には、3投手を入れ替えながら起用するのだろう。

中日にいた武藤は、ビハインドで出てきては、カープ打線は、よく打って炎上させてきたように思う。

東が今季通用しないであろうことは、ドラフトのときに書いた。

只でさえ使える中継ぎが少ないのに、FAで大和を獲ったことにより、瞬発系の尾仲を阪神に持っていかれたのは、結構痛いんじゃねえのか。

大和は、内外野とも守備は、上手いが、打撃は、佐藤祥万や自由契約になった今井に打ち取られた打席を見ても、規定に入って.280打つレベルにはないよ。

このFAに関しては、阪神の方が得なんじゃないかな。

救援部門は、今季も、クローザーが山﨑康晃、セットアップがエスコバーで、勝ち継投入りを、三上、田中健二朗、砂田、パットン、須田、バリオス、加賀が競うことになるだろう。

打撃部門

[2017年の基本オーダー]

 

[その他退団選手]

松本啓二朗

シリアコ

[新加入選手の過去の成績]

DeNAは、野手に関しては、セリーグでは、選手層が厚いように思う。

筒香とロペスは、例年どおり、数字を残すだろう。

倉本をセカンドにコンバートするという話もあるようだが、セカンドとショートでは全く動きが違うからな。

大和が入るとすれば、2番セカンドだろうな。

打撃面も総合して見ると、2番二塁は、大和が固定ではなく、ケースバイケースで、柴田や田中浩康と分け合うんだろうな。

センターラインは、各評論家が言うほどには強化されないだろう。

新加入のソトは、トップ、ステイバック共、ヘッドが立つ。

右足でエッジをかけたときに頭が前に出される。

グリップ先行で、ヘッドを残してセンター中心に打つ。

インは、差されるだろうな。

成績を残すのは難しいかな。

外国人枠の使い方は、打線は、ロペスもいるし、弱くないので、投手3:野手1だろうな。

後は、新人の神里、宮本がどれだけ試合に出れるか。

2018年の基本オーダーは、下記のようになるだろう。

(中)桑原

(二)大和

田中浩康

柴田

(左)筒香

(一)ロペス

(三)宮﨑

(右)梶谷

(捕)戸柱

(投)

(遊)倉本

まとめ

2018年シーズンの先発ローテの基本線は、石田、ウィーランド、今永、濵口、井納の5人に、6枠目を、熊原、飯塚、平良が争うことになるだろう。

中継ぎ、抑えは、クローザーの山﨑康晃、パットン、エスコバー、入れ替わりで、バリオスに、三上、田中健二朗、砂田、平田、加賀、三嶋、須田

中継ぎ、抑えは、頭数だけはいる。

先発の層が薄いので、三嶋辺りも先発に回すのかな。

DeNAの2018年の先発ローテの勝利数を見積もると下記のようになるだろう。

石田 9-11    3.67

ウィーランド  9-8   3.54

今永 8-5     3.40

濵口 4-3   4.54

井納 7-8

飯塚 2-5

熊原 2-4

平良 1-3

綾部 1-1

東 1-2

国吉 2勝1敗

合計  45勝51敗

ウィーランドは、左肩、左膝が割れるのが早いし、カープ打線に打ち込まれて点を取られながら、カープの投手がそれ以上に取られて勝利投手になれた試合もあったので、昨年は、出来過ぎだろう。

スリークウォーターやサイドスローだと、オーバースローよりも右股関節、腸腰筋の外旋を早めて投げるから、三塁側に重心が傾き、ボールを持つ手が打者の前に現れるのが早いから、打者に対処されやすい。

バリオスが加わっても、まともな中継ぎは、バリオス以外だと、エスコバーと山﨑康晃だけ。

パットンは、左足で弧を描かないときのみ通用する。

中継ぎ、抑えの個々のレベル、厚さで巨人の方が今季は上に行くんじゃないかな。

中継ぎが相当追いつかれたり、ひっくり返されたりするだろうが、打線がいいから、中継ぎが打たれて追い付かれたり、ひっくり返されたとしても、再度ひっくり返して中継ぎ、抑えに勝利が多く付くだろうな。

中継ぎ、抑えに、今季は、24ぐらい勝ちがつくんじゃないの?

中継ぎ投手は、山﨑康晃、エスコバー以外は、個々のレベルが落ちるので、中継ぎで落とす試合も20以上はあるだろう。

中継ぎ、抑えは、0勝に近い方が優秀なのよ。

野手の控えは、乙坂、石川、田中浩康、ソト、細川とそれなりにいる。