プレシーズン、オリックス1回戦。オープン戦は、パフォーマンスの狂いをいかに出し尽くせるかが大切。

Last Updated on 2018年3月30日 by wpmaster

ほっともっとスタジアムで行われたオリックスとのオープン戦

先発は、昨シーズンの交流戦と同じく、藪田和樹と金子千尋の先発。

このときは、藪田が8回零封。1-0で勝利。

試合経過

1回~6回

初回、田中広輔が、金子が投じた真ん中高めのカットボールをヘッドを残してレフト線に二塁打。

金子は、胸の張りを大きくして投げていたが、ステップする前に上体が反った分、右腕の出が遅れたな。

菊池が送った後、丸は、インローのカーブ(丸にとってはアウトロー)のカーブを壁を作ってショートの頭を越える安打。

金子は、真っすぐのときよりも胸の張りを大きくして投げたが、その前に右肘をつまみ上げたときに左肩が開いていた。

広島1-0オリックス

span style=”border-bottom: solid 3px #ff0000;”>先発藪田のピッチング

藪田は、初回2死から、吉田のところで、右足の拇指球に重心を移したときに、右足のスパイクの内側でエッジをかけているものの、右足の踵が浮く。

スライドステップのときに、ヒップファーストが足りずに、フットファーストになり、骨盤がやや滑る。

藪田は、右足を一塁側にターンして投げるも、アウトハイの真っすぐ系139キロを吉田(右打者)は、ヘッドを残して右中間へ打つ。

ロメロ(右打者)への4球目、右肘をつまみ上げたときに左肩が開き、真っすぐ系138キロがインハイに外れる。

ロメロには、フットファーストで投げ、トップを作る過程で左肩が開き、ボールを引っ掛ける。

カットボールがアウトローに外れて四球

二死一、二塁から、小谷野にインハイをグリップ先行で左肘を肋骨に沿わせてレフト前に打たれる。

小谷野は、頭が前に出されていたが、左足を着地したときにトップの角度をキープできていたので安打になった。

ここでも藪田は、右肘をつまみ上げて大腿骨を骨盤に刺したときにときに左肩が開いていますね。

広島1-1オリックス。

金子は、ヒップファーストで傾いた上体と左足が垂直に交わって投げられているが、左膝を上げ下すときに、右足の踵に重心がかかりすぎて、上体が反る。

右肘をつまみ上げたときに左肩が開いて136キロのフォークがインハイ(坂倉から見れば、アウトハイ)に外れる。

坂倉は、トップの角度をキープしてセンター前。

金子の失投だな。

お前なら難しくないよな。

菊池が送って得点圏に走者を進めるが、丸は、真ん中低目に、今度は、右肘をつまみ上げたときに左肩を開かずに投げ、丸はエッジをかけた左足を運ぶが体が前に出されて空振り三振。

3回裏、藪田は、宗佑磨(左打者)に、左足を上げたときに右足の踵に重心を残してヒップファーストでステップ。

前傾した上体と左肘が垂直に交わる。

只、左膝を上げたときに上体が反っていた。

右肘をつまみ上げた直後に、左肩、左膝が開いて、インハイ(宗から見てアウトハイ)にシュート系の球131キロが外れる。

藪田は、フィニッシュで三塁側に重心が残り、球持ちが悪い。

宗は、壁を作って、一二塁間を破る。

山足が送って、藪田は、ロメロにツーシームの握りでカーブ101キロを投げたときに、左肩、左膝が割れる。

ロメロは、トップの角度をキープして三遊間を破る。

広島1-2オリックス

4回表、鈴木誠也は、インコースベルトの高さの真っすぐ141キロを二塁後方に落ちるライト前安打。

他の打者ならヘッドを残して上左肘で掃って上手く打ったと褒めるところだが、お前の場合は、褒めないぞ。

金子は、右肘をつまみ上げたときに左肩が開いて、右肩も凹んでいたしな。

鈴木誠也は、右肘の出が左膝を投手方向に運ぶのよりも遅れている。

遅れずに右肘を出して左手で掃え。

4回裏、藪田は、先頭のマレーロをフォークの握りのチェンジアップで空振り三振の後、T-岡田(左打者)への6球目がインロー(岡田から見てアウトロー)に外れて四球

右肘をつまみ上げたときに左肩が開いている。

藪田は、伊藤光(右打者)に、ややヒップファーストでステップているが、右肘をつまみ上げたときに左肩、左膝が開き、リリースのときに右肩が凹む。

右肩が限界に達している。

ツーシーム系の握りの126キロのボールを引っ掛け、アウトローに外れ、ワンバウンド。

安達(右打者)にもアウトローのシュート系の球がアウトローに外れる。

トップを作るまでは、伊藤のところと同じ投げ方で、トップをキープしてリリースした直後に右肩が凹む。

ツーシーム系の球がアウトローに外れる。

山足(右打者)のところで、84球目、左膝を上げたとき、右足の踵にも重心を残してヒップファーストでステップ。

右肘をつまみ上げ、左足のスパイクの内側から着地していき、左肘を並進運動。

フィニッシュで左膝を伸ばし一塁側に右足をターン。

トップを作る過程で、左肩、左膝が割れて高目に外れていた。

右肘が突っ張り、143キロ真っすぐがインハイに外れ、押し出しの四球。

すなわち、右腕のトップの位置が下がって、シュート回転しているってことよ。

広島0-3オリックス。

ここで中田廉に交代

中田廉は、右足の踵に重心を残してステップするが、トップを作る過程で左肩がわずかに開き、吉田(左打者)へ、インロー(吉田から見てアウトロー)にワンシームが外れて、押し出し。

中田は、一塁側に傾けた回転軸の中心線から頭が外れているな。

広島1-4オリックス

ロメロがアウトコースベルトの高さの124キロスライダーを左膝を投手方向に運んで、割れを作ってレフトへ打つ。

中田は、右肘をつまみ上げたときに、左肩が大きく開いていた。

広島1-6オリックス。

藪田は、3回2/3 84球 5安打 4奪三振 与四球5 6失点(自責同じ)

中田は、1/3 10球 1安打 1四球 無失点

一方の金子は、5回 4安打 2奪三振  与四球1 1失点(自責同じ)

5回裏、アドゥワが登板。

アドゥワは、フットファーストで、トップを作る過程で左肩が開いてアウトローに投げたアウトローの真っすぐ系の球をマレーロにヘッドを残してレフト前に打たれる。

岡田をところでインロー(岡田から見れば、アウトロー)のカットボールで空振りをとったときも、Cアーチをかけたところで、踵が上がって蹴り始めて、左肩が開いてしまっている(グラブの向きを見て下さい)。

山足のところでは、右足の踵に重心を残して、左膝を内に入れてヒップファーストで投げ、右肘をつまみ上げたときに左肩が内旋できている。

頭が一塁側に傾けた回転軸の中心線から外れているが、インハイ143キロで、右の股関節を閉じたまま右足を一塁側にターン。

三ゴロに打ち取る。

大城に打たれた真ん中142キロの真っすぐ系の球も、左膝を上げて、真下に落としてフットファーストで、右肘が逆L字になったところで、左肩を外旋し始めている。

アドゥワは、2回 31球 2安打 2奪三振 無四球 無失点

広島は6回表

小林は、右足の踵に重心を残してヒップファーストでステップ。

傾けた上体と左足が垂直に交わる。

しかし、右肘をつまみ上げたときに左肩が開く。

下水流がヒッチして上げる打法で、グリップ先行のインサイドアウトでアウトロー145キロ真っすぐをセンター前。

野間は、右肘が後方に伸び、と左内転筋がロックされている。

トップの角度をキープして両腕を三角形にして真ん中フォークを打つが、体が前に出されている。

少し始動が遅れているんだな。

4-6-3の併殺

小林は、7回も回跨ぎで投げ、2回 21球 被安打1 2奪三振 無失点

7回は、藤井が登板

7回、武田(右打者)への3球目、右足の踵にも重心を残してステップ、胸の張りを作ってトップをキープ。

左膝を伸ばして一塁側にターンするが、右肘をつまみ上げたときに左肩が開いていた。

武田は、アウトハイの真っすぐ141キロをセンターへ抜ける安打。

小田(左打者)は、藤井がアウトローに投げた128キロのフォークにヘッドが返り、空振り三振。

一塁側に回転軸を傾け、トップの位置が高く作れ、左膝を伸ばして一塁側にターンしていたので、よく落ちる。

16球目、藤井は、右足でエッジをかけたときに、右足のスパイクの外側に重心がかかる。

右肘をつまみ上げたときに左肩が開き、フォークを投げるとき、ボールを引っ掛ける。

捕手が後逸する間に武田は三塁まで進む。

藤井は、17球目右肘が逆L字のときに、グラブを引き始める。

中島は、前の球まで、ステイバックのときに右肩が内に入り、頭が前に出されて割れがなかったが、インコースベルトの高さの真っすぐ143キロを、わずかにヒッチさせてトップの角度をキープし、右肩が前に出されず、インサイドアウトで左肘を肋骨に沿わせて左肘で掃う。

ショートの頭上を越える安打で、広島1-7オリックス

代走佐野は、岡田の初球に二盗。

19球目、藤井は、右肘をつまみ上げたときに左肩が左肩が開き、リリースのときに右肩が凹み、フォークを投げるときにボールを引っ掛ける。

佐野は、二、三塁間でつまずき、挟まれてタッチアウト

24球目、藤井は、右肘をつまみ上げたときに左肩が左肩が開き、スライダーがインハイ(岡田から見ればアウトハイ)に外れ、岡田に四球を与える。

しかし、伏見をインハイ142キロで一飛

この球は、Cアーチのときに、しっかりとスパイクの内側でエッジをかけて、左肩を内旋している(グラブの向きを見て下さい)。

藤井は、1回 27球 2安打 1奪三振 与四球1 1失点(自責同じ)

8回表、オリックスは、金田が登板

西川は、トップを深く入れ、左足のスパイクの内側でエッジをかけ、左足を前に運び、拇指球に支点を置いて回る。

真ん中低目の146キロ真っすぐをライトスタンドに本塁打。

金田(右投手)は、右足の踵に重心を残して、ヒップファーストでステップするが、右肘が逆L字になったところで、左肩が開き始める。

ボールがインコース高目(庄司から見ればアウトハイ)に139キロの真っすぐが外れる。

庄司は、右足の探りのところまで、臀部が沈み、上体が相当前に出されたが、左足に重心を残して、ショートの横を抜ける安打。

下水流は、ヒッチして上げる打法で体が前に出されないが、左足の探りが遠回りする。

左肘が上がるが、インハイの真っすぐを肘を畳んでレフト前。

野間は、右肘に負荷がかかり、トップが浅いうちに、左足と一緒に振り下ろす。

始動が遅れている。

真ん中高目143キロに、ボールをこすれずに、バットをボールの軌道の下から手首を返し、二ゴロ。

金田は、1回 25球 3安打 1被本塁打 1奪三振 1失点(自責同じ)

8回裏、塹江が登板

塹江は、3球目、右膝を高く上げたときに、左足の踵に重心がかかり、上体が反る。

左肘が逆L字になって、左肘をつまみ上げたときに両肩がM字になって、左肘の出が遅れる。

一塁側に重心が残り、球持ちが悪い。

安達にインハイ148キロをヘッドを残してセンター前に運ばれる。

宗のところで、トップを作る過程で、両肩がM字になって左肘の出が、右膝の外旋よりも遅れてアウトハイに143キロ真っすぐが外れて四球。

塹江は、右足を引いて構えます。

ヒップファーストでステップ。

脱力できています。

右肩は、内旋できていますが、両肩がM字になっています。

ボールを持つ手は頭の後ろに隠せています。

右内転筋を伸ばします。

大城のところで、左足のスパイクの内側に重心をかけて、ヒップファーストでステップし、トップを作ったときにボールを持つ手を頭の方に向けて、頭の近くで左肘を回せているんだけど、右足を着地して内転筋を伸ばした後、再び、右膝が垂直に曲がったまま、すなわち、右膝がロックされて、手だけでリリース、内旋をしているのよ。

右股関節が前に出されて、左股関節が開いて外旋し、下半身を使って上体に瞬発力を伝えることができない。

右膝を曲げて壁を壊して、左足が一塁側に着地するから、左腕を振り切れない。

球持ちが悪くなる。

リリースポイントが打者の体から遠くなり、打者は、対応しやすくなる。

大城(右打者)には、アウトハイ(大城から見てインハイ)の148キロの真っすぐを、右足でエッジをかけて、インサイドアウトで振り下ろし、右足を運んで、左足のスパイクの内側に重心を移してうねり上げ、骨盤を横にずらしてレフト線に二塁打を打たれる。

武田(左打者)のところでも、右肘をつまみ上げたときに両肩がM字になって、左肘の出が遅れて、148キロ真っすぐがインハイに外れる。

一死満塁になったところでカンポスに交代。

カンポスは、右足の踵にも重心を残してヒップファーストで左くるぶしを本塁に向けてステップするが、右肘をつまみ上げたときに左膝は本塁方向に向いていて割れていないが、左肩が開いている。

小田は、真ん中真っすぐ142キロを右トップの角度をキープして膝を内に入れて着地。

右中間スタンドに満塁本塁打。

広島2-12オリックス

西野(左打者)は、カンポスの投げたアウトローの129キロスライダーに体が前に出され、一塁後方の二飛。

この球は、右肘をつまみ上げたときに左肩を内旋して左膝が割れずに投げられているよ。

鈴木昂平(右打者)は、インコースベルトの高さから小さく落ちるスライダーを見逃し三振

この球は、右肘をつまみ上げたときに左肩が左肩が開いていたね。

しかし、リリース直後に内転筋を伸ばしていたから、鋭く変化した。

塹江は、1/3 21球 2安打 2四球 4失点(自責同じ)

カンポスは、2/3 13球  被安打1 1奪三振 1失点(自責同じ)

9回表、オリックスは、黒木が登板

黒木は、右足の踵に重心を残してプレートを踏んでいるが、左膝を真下に落として、フットファーストでスライドステップしたので、右肘をつまみ上げたときに左肩が開く。

真っすぐがアウトハイに行く。

美間は、左膝を上げたときに臀部が沈み、ボールの軌道をこすることなく、バットを下に入れ、手首を返し、トップスピンがかかり、遊ゴロ。

ショート福田は、右足を打球方向に向かって左足よりも前に出して、捕球するが、もう一歩足りずに正面に入る。

左膝を一塁に投げるが、トップを作る過程で、右足の踵が右足のつま先で回ってしまっている。

一塁送球が高く外れて、美間は、エラーで出塁。

黒木は、テイクバックで左肩を体のラインよりも一塁寄りに内旋したときに、右肩が左肩よりも上がり、リリースのときに、胸が打者の正面を向いてしまう。

メヒアは、真ん中高めの真っすぐ140キロをヘッドを残して右飛。

黒木は、リリースの直後に内転筋が伸びるので、瞬発力がボールに伝わる。

上本は、黒木が右肘をつまみ上げたときに、右膝を上げ始めててトップを作る。右膝を上げたときにステイバックして、頭が骨盤よりも前に出される。

左足のスパイクの内側でエッジをかけて、左足を運んだが、右足がインステップしてスパイクの外側に重心をかけたときに右肘が上がる。

ボールをこすれずに、ボールの軌道にバットを下に入れたところから手首を返し、トップスピンがかかり、真ん中真っすぐ系138キロを二ゴロ。

船越も右足でエッジをかけたときに頭が前に出されてインコースベルトの高さの真っすぐに振り遅れて左飛。

広島2-12で試合終了。

まとめ

どの投手も、故障歴のない投手はいないから、エンジンを稼働させるのは手こずるさ。

カープの投手は、プレートの踏み方は、そこそこ出来ているのよ。

各投手に共通する根本的な課題は、エッジのかけ方だね。

上の使い方もそれに関係する。

それがクリアできれば、左肩の開きは抑制されてくるので、右肘が遅れず左股関節、左膝の外旋に遅れずに出てくる。

右腕のトップの位置も上がる。

この試合は、マウンドも内野の地面がぬかるんで、投手も野手もエッジがかかりにくかったのもあるからな。

それと、藪田と塹江は、プレートを蹴った足をターンさせずに途中で止めているから、リリースした方の肩が捕手の方を向かないから制球できない。

制球って言ってもコーナーを突けってことじゃないよ。

肩のコンディションが良くないときは、プレートを蹴る方の足のエッジが、より重要。

グラウンドのコンディション、フィジカルのコンディションが良くないときこそ、フォロー(着地した膝で壁を作ってターン)が重要。

開幕までには、一軍クラスの投手は、さらっと修正してくるだろう。

開幕までに修正できなくとも、ペナントの要所でチューニングを調整してくるさ。

藤井も塹江も一軍のリリーフで使いながら育てろ。

アドゥワは、高橋昂也、長井に劣らないものがある。

3人共、当初俺が考えていたよりも成長が速い。

年末に書いた記事の頃より、アドゥワ、長井(共に、先発控え)、フランスア(救援控え)が加わり、昨シーズンの今頃よりは、一軍で使える投手層は厚くなっている。

アドゥワは、ファームの試合で球数を投げさせイニングを食わせ、夏頃、一軍の試合で先発させられるように準備させろ。

打線も、開幕前に金子のようないい投手と当たれて良かったよ。

悪いコンディションの中で故障者が出なかったことが何よりも良かったよ。

[追記]

巨人に復帰した上原がオープン戦日本ハム戦に登板

上原は、左膝を骨盤よりも高く上げ、上体が反る。

左膝を内に入れ、ヒップファーストでステップ。

前傾させた上体と左膝が垂直に交わる。

上体が骨盤の上に乗って、骨盤が滑らない。

右肘をつまみ上げたときに左肩が内旋できており、左肩が開かない。

左膝も本塁に向いている。

スパイクの内側から着地に入り、左肘と並進運動。

ステップ幅は、推定7足分くらいで、日本の投手に比べると大きいでしょう。

Cアーチのところで、右足の踵が浮いているのと、左足の着地がスパイクの内側から入る分、一塁側への回転軸の傾きが小さくなり、オーバースローとは言っても、スリークウォーターに近くなっている。

両胸を打者の正面に向けてしまっています。

フィニッシュで一塁側へのターンしているが、右股関節を開いているので、瞬発力が消耗してしまいます。

渡米前とは別の投手として対戦した方がいいでしょう。

巨人、メジャーと投げ続けていますので、渡米前よりも劣化はしています。

上の数枚の画を見てもわかるように付け入る隙がないわけではありません。

[追記]

岡田は、カープとの一回戦では、上の画にもあるとおり、両手グリップをつけて構えているが、二回戦が中止になり、室内練習場で天秤打法でフリー打撃を行ったようだ。

天秤打法は、両手グリップを離して構え、必ずしも、トップを作る前にヘッドを寝かせているわけではない。

実際に近藤和彦はヘッドを寝かせているが、松本哲也は、ヘッドを寝かせていない。

ボトムハンドの肘がロックされて始動が遅れ、また、バットが遠回りするので、やめた方がいい。

この試合のMaxは、133キロ。

ペナント後半になると、オープン戦の頃より、どの投手もフィジカル面に大きな問題がない限りは、平均して球速表示は、3キロぐらいは上がりますが、スピードガンを稼働させる者の動作に甘さがあっても、140キロに届くかどうか。

球速表示は低くてても、瞬発力の乗った投げ方であれば差し支えないでしょうが、上原の投球動作は、打者からすると、速いと錯覚はしないでしょう。

今季限りで引退するように見えます。