Last Updated on 2017年12月5日 by wpmaster
勝てない時期こそ、チームの骨格、土台を固めなければなりません。
そうでなければ、8~9月に競り勝つことができません。
明るいと評される人物を中心に据えてムードで連敗をストップさせられるほど、
状況を変えられるほど、野球は甘くありません。
野球を舐めるなです。
枝葉の部分は変えても根幹は、根幹の役割を与えられる選手によっては全く変えるなとは言わないが、頻繁に変えてはいけない。
得点圏に走者を置いたときに打てなかったからといって、簡単に4番を外してはいけません。
新井やエルドレッドの打撃も含め、広島の一通りの選手の打撃を見た上で言います。
鈴木の打撃のよくないところを書いていますが、それは求めることが多い、求めるレベルが高いからです。
現状でも、打撃にレベルは、過去の投手とのレベルとの違いもあって、
過去の山本浩二、前田智徳、金本、新井、栗原を遥かに超越し、
歴代、現役の広島の打者の中でナンバーワンです。
得点圏にランナーがいない場面が多い打順では、投手はルーズにスイングさせない球を4番にいたときよりも
投げてきません。
鈴木の打撃成績は上がるかもしれません。
それでは鈴木誠也の打撃のレベルは進歩しません。
緒方監督にとっても、鈴木の4番は暫定でもなければ、育成でもありません。
シーズントータルで見れば、鈴木の4番に定着させることが勝率が最も高くなるから据えているのです。
新井やエルドレッドの一方、又は両方を起用するのはいい。
しかし、4番鈴木誠也は変えてはいけない。
彼等を起用するのは、4番以外の打順だ。
ファンであれば、ここはじっくり辛抱して鈴木の復活を待たなければならないところだ。
[追記]
他球団もレベルを上げています。昨年と同じでは連覇はできません。
難しい球を打っていかないと鈴木自身の打撃のレベルアップもしません。