會澤翼は、今シーズン出場試合数を増やすことができるか。

昨シーズンは、中盤からは石原が中心に起用され、スタメン出場は石原83試合に、會澤が50試合。

しかしながら、會澤も野村と組んだ試合で満塁本塁打を打つなど、優勝にも貢献した。

捕逸も半分以下に減った。

監督は、今季は會澤を積極的に起用していく旨を明言している。

果たして、監督の言葉どおり出場試合数を増やすことができるかどうか。

石原と比べると會澤と組んだ投手の防御率は1点以上落ちるというように言われることがあるが、

石原がJohnson、野村と組んで、會澤は、福井や九里と組んでいたわけですから、それは比較のしかたとしてはどうかというのはあります。

2014年は、會澤が捕手を務めたケースの防御率は2.84。

所詮はリード云々を論じることは、限りなく100%近く結果論ですから、私もあまり書かないようにはしています。

私は、試合で捕手をやったことがないので、専門的なことはわかりません。

ブロックも、取り締まりが強化された前後とも下手だとは思いません。

會澤翼のバッティング

ここでは、會澤の打撃について書きたいと思います。

グリップの位置は肩口よりやや下で、オープンスタンスに構える。

両ひざを前後に揺らしたり、左足を小刻みに前後にステップしながら速度を評価する。

ポイントを前にして右肩を下げて軸全体で回転する。

ストロークを短くして、手首をインパクトのときに固め引っ張ることができる。

ポイントを後ろにして、やはりストロークを短くして右方向に本塁打も打てる。

しかし、左膝が伸びてトップが下がると右方向のファウルが増えて打撃が崩れる。

2016年は、ボールを待つとき、ヘッドの動きを大きくし、トップの位置を高くした。

打席によっては、ボールを受けてしまう構えを打席中で修正し、膝を柔らかくして上体を投手寄りにして待つことができる。

投手がステップする方の足を上げていくときに、左足を踏むシンクロ打法です。

投手が着地寸前の過程、トップを完成させる直前の過程で、足を上げてヒッチさせます。

右足も、スパイクの内側の歯を地面にかませています。

ヒッチして上げるものの、トップが浅いまま、足を下していき、左足のスパイクの外側で着地したときには、右足の踵が浮いて、手首が前に出されて、トップの位置がキープできていないので、左方向に飛んでいるが、トップが深くなく、左足の母指球で回転するよりは、左足の踵寄りで回転するので、センターから右にかけて打球が飛ぶことが多い。

2017年には、スタンスをスクエアに近くしている。

昨季の會澤翼の成績

83試合 197打数 47安打 .239 7本 26打点 二塁打7 14四球 4四球 犠打4 犠飛1 盗塁1 盗塁死1

捕逸3(2015年は、8でリーグ最多)

盗塁阻止率.250(2015年 .404で1位 2014年.286)

失策2 守備率.9976(石原.9982に次ぎ2位)(2015年は、失策3 .995で1位)

本塁打以外のフィールドに飛んだ打球が安打になった割合であるBABIPが.261

長打率は、.381

出塁率は、.301

OPSが.682(2014年が.892)

ストライクゾーン空振り率は、7.79%

見逃し率 33.82%

ボール見極め率 68.15%

対右投手 123-27 5本 .220 30三振

対左投手 70-20 2本 .286 10三振

コース別成績

オープンスタンスで立ち、前述の打撃動作からゾーン内のインハイも本塁打2本打っているが14-3 .214(ボール球を含めると.176)と、インハイは、あまり強くない。

インコースのベルトの高さも15-3と打てていない。

ポイントが後ろなので、真ん中低めのゾーン、それよりボール2個分下もバットが止まり、真ん中低めのゾーンに対応し、.438と打っている。

ポイントが後ろなのでシュート系の失速する球には強い。

ポイントが後ろなので、アウトコースのベルトの高さも強い。

アウトコースの遠いところに投げられると、オープンスタンスなので、踏み込んでもバットが届かない。

右肩を下げてヘッドを下げるので真ん中高めのゾーンは打率が11-4 .455と高い。ゾーンよりボール2個分上も3-1。

カウント別成績

カウント別成績は、下記のとおりである。

初球  32-10 1本  .313

1ボール0ストライク 17-5 .294

2B0s 1-0 .000

3B1S 0-0

0B1S 14-4 .286

1B1S 21-7 1本 .333

2B1S 10-4 .400

3B1S 5-0 .000

0B2S 11-2 .182

1B2S 32-6 1本 .188

2B2S 30-3 1本 .100

3B2S 24-6 3本 .250

2ストライクを取られると1割台になるが、フルカウントになると.250に戻る。

球種別成績

球種別打率は、下記のとおりである。

ストレート 82-18 3本 .220 14三振

スライダー 51-10 2本 .196

シュート  15-6 .400

チェンジアップ 15-6 1本 .400

カットボール 11-3 .273

カーブ  10-2 1本 .200

フォーク 11-2 .182

シンカー 2-0 .000

ケース別成績

ケース別打率は、下記のとおりである。

走者なし 106-24 .226 5本 5打点

走者一塁  33-10 .303  5打点

二塁   15-3 .200 1打点

三塁    3-1 .333 1打点

一、二塁  15-2 .133 1本 5打点

一、三塁  10-3 .300 3打点

二、三塁  3-0 .000

満塁    12-4 .333 1本 9打点

得点圏打率は、下記のとおりである。

ビハインド 19-6 1本 .316(内、1点ビハインド 9-3 1本 5打点)

同点    15-3 1本 5打点 .200

リード   24-4 .167(内、1点リード 9-2  2打点 .222)

通算    58-13 2本  .224

状況別成績

昼間の試合 60-13 .217 2本 8打点 7三振 5四球

夜間試合  137-34 .248 5本 18打点 35三振 9四球

Home  94-26 .277 4本 16打点 22三振  7四球

Away 103-21 .204 3本 10打点 20三振 7四球

打球方向

レフト 78-18 .231 5本(39.8%)

センター 84-16 .190 1本(42.9%)

ライト  34-13 .382 1本(17.3%)

オープンスタンスでポイントを後に置いているので、センターから右の打球も多い。

その他成績

2安打以上11試合 3安打以上1試合

球団別成績

ヤクルト 31-7 3本 8打点 .258 7三振

巨人   44-9 2本 5打点 .205  9三振

阪神   39-7 1本 4打点 .256 10三振

中日   36-14 3打点  .389 8三振

DeNA 29-9 1本 5打点  .310 6三振

まとめ

スクエアに近いスタンスで立ち、開いた状態でないところからスタートし、前で拾って安打を積み重ねれば、率も戻せると思います。

実際に2014年には規定打席に満たないけれども、3割を打っています。

阿部が小林を鍛えて.270打たすと言っていますので、會澤には、.285を打ってもらいたいと思います。

更に、3年ぶりの2桁本塁打を見てみたいものです。

打撃面では、石原に勝っている訳ですから、課題は守備面です。

守備面では阻止率を戻して捕逸をしないことを継続しなければ、いくら監督が起用すると今現在言っていても

次第に起用されなくなってきます。

攻守両面で結果が出せれば、打席数、守備イニング共に、石原を上回ることができるでしょう。

主な投手との対戦成績

菅野  9-2 1本 3打点 .222 3三振

田口  8-2 1打点 .250 1三振

高木勇人 6-1 .167 1三振

マイコラス 3-1 1本 3点 .333 1三振

Mathieson  3-0  .000 2三振

小川  6-3 1本 1打点 .500

石川  3-0

成瀬  2-1 1本 4打点 .500

山中  3-1 1本 1打点 .333

ルーキ 3-1 .333 1三振

三嶋  5-2 1本 1打点 .400 1三振

モスコーソ 2-1 1本 1打点 .500

山﨑  5-1 .200 2三振

砂田  2-1 .500

今永 1-1 .1000

大野  3-2 1打点  .667

若松  6-3 .500 2三振

バルデス 5-2 .400

吉見  4-1 1打点 .250 1三振

田島  3-0 .000 3三振

メッセ 5-2 .400 1三振

能見  6-2 1本 1打点 .333 1三振

岩貞  6-1 1打点 .167 2三振

藤浪  8-0 .000 3三振

マテオ 4-0 .000 2三振

藤川  3-0 .000

[追記]

ブレイシアは、左足首使ってつま先を蹴って本塁方向にストレートにステップします。

投げ終わった後、一塁方向に傾くので縦回転は作れています。

7球に1球ぐらいの割合で左足で少し弧を描きます。

肩甲骨周辺の筋肉を使い、又、右肩に後回転をかけて、しなりを作っていますが、リリースのときに手首が立っていませんので、

球速は出ていますが、スピンをかけて初速と終速に差があるように打者には感じられるのでしょう。

また、手首が立っていないことにより、ボールを引っ掛けて低目にも外れます。

投球動作の根幹となる部分ではなく、リリースの問題ですので、後は左足が弧を描いていないかをチェックすれば、日本でも通用するのではないでしょうか。

いずれにせよ再調整が必要だと思います。

今日の試合は、0で抑えたようですので、詳しくは後でチェックします。

監督、コーチも、もうしばらくは内容を見てみると思いますが、

開幕は、Johson、Jackson、ヘーゲンズ、エルドレッドで行くのではないでしょうか。

ペーニャを推す声もあるようですが、オープン戦と公式戦は投手の攻め方が変わりますので、実績重視でエルドレッドで行くと思います。