対阪神戦、新井の3打点で5-0で勝利。

Last Updated on 2017年12月18日 by wpmaster

広島は、この試合前まで、能見に通算12勝28敗。

阪神移籍前から能見を打っていて、今季もこの試合前まで対能見13打数5安打の新井は、2回、ライトスタンドに14号先制本塁打。今年の新井は、地に足がついているので右方向の打球の伸びが戻ってきました。

昨オフから一つでも先の塁へということは、このブログでも書いてきたが、広島は、新井の2点目の犠飛のときに、二塁走者の菊池、一塁走者の丸がタッチアップで進塁できなかった。菊池と丸は、セオリー通り、打球が上がった瞬間にスタート、これはいいとして、二塁走者は三塁コーチャーの指示でどこで待つことになるが、菊池は、ハーフウェイとまではいかない、帰塁も可能な位置、一塁走者の丸は、本塁に還ることを前提に、ハーフウェイをやや超えた辺まで進んでいた。福留は、半身で一直線に打球を追い、最後は電車バック的に伸び上がって余裕をもって捕球。福留の本塁送球も高かったので、菊池は、三塁進塁は可能で、プロの外野手では捕れる当たりではあったが、丸も積極的に行ったので責められないが、能見に負けを付けた試合では、3~4点(自責は2~3)取るのだが、5~6点取って決定的なダメージを与えたことがないので、結果としては勿体ないプレーとなった。1、2塁(先に一塁アウトの場合はタッチプレー有り)とタッチプレーが要求され、併殺が取りにくい2、3塁とでは、攻撃面で異なってくるので、見直しが必要となる。

新井は、その後、もう1打点記録し、84打点とし、山田と並び打点リーグトップ。山田の半分以下で少ない本塁打で打点が同じということで、いかに勝負強いかがわかります。

鈴木は、能見のチェンジアップを、ややポイントが前すぎでしたが、二塁打、サターホワイトからも安打を打って2試合連続のマルチ安打。送球を左肘に受けた菊池は、肘と脛にレガースを付けていましたが、鈴木は、四球で出塁した打席で、途中自打球が左足に直撃、脛にレガースを付けていなかった。その後、痛みがありながら、普段通りに走塁をこなしていましたが、代わりがいない存在なだけに、他の選手は皆付けていただけに、肘と脛にレガースを付けて打席に立ってもらいたい。これは全選手に言いたいところで、他に付けていない選手がいたら付けて下さい。

K.Jも、クロスファイヤーが決まり、7回零封。久しぶりに0の試合を作りました。

今村は、簡単に2アウトを取った後、ランナーを出しますが、0で凌ぎ、最終回の一岡も、フォーシームの球の伸びが低目、高目とも大分戻り、初速と終速の差がなくなってきました。

阪神戦は、これで16勝目、貯金21としましたが、巨人も勝って貯金8で、6.5差のまま。

巨人は、過去5年、後半戦6割以上勝っています。30試合程度であれば、十分2勝1敗ペースで勝ち上がってきます。残り試合1つや2つ負け越しても80勝すれば、優勝などと言わず、勝率6割、84~85勝は勝っておかないといけません。仮に巨人がそこまで追い上げてこなかったとしても、「広島は、そこまで勝たなくても良かったのに」とか、「勝って損をした」とかなるでしょうか。