対ヤクルト12回戦,接戦を勝ち切り連勝を10に伸ばす。

Last Updated on 2017年12月8日 by wpmaster

野村は、2発(雄平、大引)は、何れも高目の失投で、それ以外は概ね、低目に集まっており、右打者のツーシームの使い方も巧かった。

4回表の一死一、三塁の、1点は已む無しの場面で、本塁打を打たれた雄平を動く真っ直ぐで併殺に切ってとり、7回2失点。

新井や菊池(今季ここまで280捕殺ー2位以下に大差で1位、3失策)は、以前から球際に強かったが、田中も昨年であれば、内野安打や送球エラーをしていた当たりを難なくさばけるようになり、球際に強くなった。セリーグの遊撃手では、250捕殺で2位以下に大差で1位、ここまで7失策。

本塁打は、ややヒッチしながらライトスタンドに持っていった。

先発の山中は、解説の池谷は、プレートに体重が残り球持ちが良かったとするが、これでは、瞬発力が消耗し、ボールに瞬発力が伝わらない。

前の試合でも、相手の先発が球数が嵩んで集中打で同点としたり、今日の試合でも、4回裏に4連打で、勝ち越しだけでなく、追加点をも取った。

鈴木の安打は、ノーステップで左手一本で打っていたが、体とバットが残っていて、低目の球を簡単に空振りをしないからで、左腕を右手で押さえたティー打撃の成果が出た。

先に1塁走者のルナを走らせており、昨年までは各打者が未熟で殆どできなかったランエンドヒットで1、3塁とすることができ、打線も、菊池の復活と、ルナと鈴木の加入で成熟した攻撃が出来つつある。

但し、1、2塁の場面で、野村は、きっちりバントを決めて自らを援けることができなかった。

リリーフのJ.Jは、体が一塁方向に流れ、球離れが早いが、開かないことにより防御率1.88に留めてきた。シュート回転の球がいつもより少なく、スライダーのブレーキも鋭かった。

中﨑も、山田に四球は出し、内野からのサインとベンチのサインがありますが、ベンチからのサインで外野が深めの守備を取りましたが、低目に球を集め、丁寧なフィールディングで1点差を守り切った。

ここにきて、1点差の試合も、殆ど隙を見せずに押し切れるようになってきた。地力は付いてきたと思う。

今日勝って1994年以来の10連勝。貯金が15。

11.5差をひっくり返された11.5差は、残り61試合のところ。

今年は、残り60試合の段階で、いくつの貯金、ゲーム差になっているか。

今は、優勝云々を言うのは止めておく。

明日は、黒田と原。

防御率5.82 2勝7敗だが、ドラフト1位の好投手なのでどのような投球をするのか見てみたい。

黒田は、大引、川端、山田、三輪、今浪といった煩い打者は、ボール球を使い少ない球数でシングル安打止む無しで打たせて取り、5~6回まで投げられるか。

広島打線は、早い回から黒田を援護できるかであろう。