対オリックス第3戦,最終戦を逆転で飾る。

Last Updated on 2017年12月8日 by wpmaster

鈴木誠也が、オリックス山﨑福也から、3試合連続の本塁打、この日は決勝の本塁打となった。

コースは、一見、甘く見える山﨑の失投のように見えるが、第1戦で佐藤達也から三振した球と同じコースで、ゾーンよりボール2個分程度高い、ボールの見極めが難しい、ストレートであれば球速以上に速く映り、又半速球系の変化球でファウルを打たせてカウントを稼ぐコースで、打者泣かせのコース、メジャーの選手でも、ストレートであれば空振りする、速球に弱いメジャーとマイナーを行き来する選手は、かすりもしない球で、半速球系の変化球であれば、ファウルになるか、フェアになっても逆方向のフライになる。

山﨑の投げた球は、半速球のチェンジアップ(表現は矛盾するが)で失投ではない。

打った相手と球種は違うが、第1戦で空振りしてタイミングを測ったことが活きた結果となった。

嘘つくなよ。軸(X軸)の作り方は、ゴロを打つときの作り方じゃないよな。

これで、10号(.315 39打点 得点圏.333)ですが、通過点ですね。

最終的には、柳田が上回ると思いますが、今季これまでは、ほぼ同じような数字(柳田は、.293 10本 40打点)。

バリーボンズ(左打者)のように、バットを放り投げるようにぶつける打法、ストロークを長くしてボールの下にバットをくぐらせてバックスピンをかける打ち方で外の低目の球を引っ張ることができるので、これからも本塁打を量産できると思います。低反発球に変えられても本塁打数は減らないと思います。

交流戦前は、今季の成績予想を、.292 18本 67打点から、.278 16本 72打点に一部下方修正しようかと思ったのですが、上手く行けば、

.288 22本 83打点ぐらい行くでしょうか。

交流戦16試合で、63打数24安打 .381 4本 13打点。OPSが.953。長打率は、エルドレッドを上回り.586。

首位打者は、城所が獲得しましたが、一定の成果は、ありました。

レフトフライで、タッチアップで次の塁に進塁するという基本も継続して実践しています。

同点の本塁打を打った下水流は、これまでは、その名の通り泥臭い安打ばかりでしたが、捕手の構えは外低目でしたが、白仁田が低く投げ切れず、ゾーンぎりぎりの高さに投じたところを逃さず、ボールを内側から叩いた美しい本塁打でした。

プロ野球史上、本塁打1本で消えていった選手も多いので、次は、2号だな。

審判も、ディクスンのハードカーブを打った菊池の打球が奥浪のグラブに当たってから安部の足に当たったのを見て難なく対処しました。

ルナは、復帰後、守備でも強肩を見せ、野手の間を抜ける、メジャーで言うところのグランダーの安打を打っていましたが、今日は得点圏で併殺と中飛。中々、勝ち越せませんでした。

オリックスでは、ルナの浅いセンターフライで、腕を回した河田コーチのジャッジも適切だったのですが、センター駿太が、やや三塁線寄り、本塁ベースの角をこするか否かの、ボールを前で取って追いタッチにしなくてもブロックできるところに投げ、クロスプレーでアウトにしたプレーが光った。

相手から見れば、広島のローテーションの最も弱いところですが、早めの継投で凌いだ広島ベンチの見極めも良かった。

大きく負け越していたオリックスに3連勝で貯金11。

既に勝ち越していますが、交流戦11勝6敗1分けで乗り切りました。