選手層の薄い内野をどうするか

Last Updated on 2017年12月14日 by wpmaster

前田健太のドジャースの契約が正式に纏まりましたが、メディカルチェックの結果、右肘に故障があったということで、手術にしろ、それ以外の手段を用いるにしろ、故障前の状態の球を投げるまでに回復させることが絶望的な位、困難である肩や腰でなかったこと、上手に付き合いながら投げることができる肘ということで、不幸中の幸いであったのですが、今季は無理に開幕に合わせずに、数ヶ月又は一年遅れてもいいので、じっくりリハビリをして、1年目よりは、2年目よりは3年目と徐々に成績を伸ばしていってくれればと思います。

一方、カープにおいても、故障と言えば、投打共に、故障中又は故障歴のある選手が何人か、否、公表していないだけで、程度の差こそあれ、全ての選手が故障をしているわけですが、その中の一人として、菊池は、三年前と一昨年は手首、昨年は膝の故障をおして試合に出続けました。

打てなくても、あの守備は武器。将来の野球人生がある。

故障による長期離脱。そんなことは考えたくありません。

長期離脱しないまでも、なんとか日常生活がこなせるレベルであれば試合に出ると言うだけに、無理させることなく休ませることも、143試合を戦う上で必要となります。

当ブログでは、トレードで内野の選手層を厚くすることを提唱してきましたが、経営側は、68人体制が理想ということで

トレードによる内野補強は、ほとんどありえない状況です。

菊池に代わる二塁手というと上本が思い浮かぶカープファンがいることと思います。確かに堅実な守備は捨てがたいですが、

スタメンで出るとなると、投手と変わらない低打率になることが予想されます。

バント専門で二番に置くにしろ、個人的には、相手投手、特に立ち上がりに制球に苦しむ投手に簡単に1アウトを与えるバントは戦略として

あまりやって欲しくないというのもあります。

守備固めとしての起用は有りだと思いますが、スタメンは別途考える余地はあると思います。

ここでは、菊池が離脱した場合のスタメンを考えてみたいと思います。

 

(左)丸

(中)野間 or (遊)田中

(二)ルナ

(右)鈴木

(一)エルドレッド

(遊)田中 or (中)野間

(三)堂林

(捕)會澤

ルナのメジャー時代の本職は二塁。

メディカルチェックの結果、無傷に近い状態にまで回復しているとの報告もある。

三塁堂林が遊撃の守備範囲の何割かを負担し、

遊撃の田中が二塁の守備範囲の何割かを負担することで

ルナの守備の負担を軽くすることはできる。

ルナ、エルドレッド、堂林の同時起用をすることで攻撃面のダウンを

抑制できる。

しかし、現実には、このオーダーやらないだろうな・・・。

現実には、

(左)丸

(中)野間 or (遊)田中

(三)ルナ

(右)鈴木

(一)エルドレッド

(二)小窪 or 安部

(遊)田中 or (中)野間

(捕)會澤

で行くものと思われます。

>コメント有難うございます。

[追記]

現在67人で、68人まであと一人、外国人の先発をもう一人入れるようなことも示唆していたので、金銭トレードはあるのか否か、いずれにせよ、金銭トレードを含めたトレードでの内野の補強も併せて考えてもらいたいものです。

松田元の68人体制が理想という発言と「トレードがほとんどありえない」との関係ですが、言葉を補足するなら、金銭トレードがほとんどありえないということです。しかし、金銭トレードも選手対選手のトレードも全くないということではないと思います。

しかし、ここ5年ほどでトレードと言えば、青木と小野のトレード位で他球団に比べ頻繁にトレードが行われていないことから、金銭を含めたトレードが殆どありそうもないとしたわけです。

前田の場合、本人でないとわかりませんが、年俸面から言うと、実際に故障が存在していたのではないでしょうか。