2019広島vs中日10回戦,野村祐輔91球7回無失点

Last Updated on 2019年11月30日 by wpmaster

シーズン途中に引退を発表することは珍しいことではないが上原が引退を表明。

大野豊や千賀が雑草と言うなら理解できるが、大学を一浪していたとしてもどう見ても巨人のドラフト1位はエリート以外の何ものでもないだろう。菅野坊ちゃんだって一浪してるしな。

実際のところは、メディアが言うような美しいものではないだろう。
エリートはスレてるからね、ペタジーニを歩かせたぐらいじゃ泣くわけねえだろ、嘘泣きだろう、俺はそう見てたけどね。

彼には彼の経済関係があったのだろうが、散々悪口を言っていた巨人に復帰

彼の功労については否定しない。ボロボロになるまでやると言う選手は過去にもいたが、どう見ても昨季のピッチングは、既に終わっている投手。

ロクにキャンプをしてなくても開幕後に入団する新外国人投手であそこまでボールの遅い投手はいない。

膝のメンテナンスだけして肉体を使わない仕事をするか遊んで暮らせばいいものを巨人と再契約。どう見ても潔くなんかないだろ、往生際悪すぎ、これじゃ老害と変わらないよ。上原は若手の噛ませ犬にすらなっていなかったから巨人の若手が試合に出れないのは巨人の若手に実力がないからであるが、上原は支配下選手枠一つを食いつぶしたわけだからね。

世の中綺麗事だけでは渡れないのも事実、俺は無宗教、物の善悪については論じない。カープファンには巨人は嫌いだが上原は好きだという奴が多いが、俺は上原も好きになれない。

7連勝中の広島の先発は野村祐輔、中日は大野雄大。

地方球場はマウンドの土が柔らかく傾斜が緩い。掘れ易いが、マウンドの硬いドーム球場に比べると下半身の負担が少ない。股関節のタメは作りにくい、ステップ幅が調整しやすいと言われるが個々の投手の投げ方次第だろう。

野村祐輔のピッチング

両先発は、共にテイクバックのときの上体と下半身の捻転差の大きい投手だが、従来よりも波動を作って脱力してからトップを作っている。野村は、右肘の推進よりも骨盤の回転(右股関節の内旋による右膝の内入り)が早い投手だが、左足の着地から右肘が出てくる間が従来よりも短い。

中日打線は、引っ張った打球も、捕手寄りの足の股関節のタメがなく投手寄りの足を壁を作って軸にして骨盤を回転させることができていない。

野村は右足のターンは今一つだが、ビシエドに対しては両足をクロスさせて投げ、ビシエドの打球は塀の手前で失速した。

大野雄大のピッチングvs広島打線

大野雄大は、フォロースルーのときの左足のターンをさせ両足をクロスさせる投法を多用していた。前回完封したときよりも今回の方がストレートのレベルは高い。広島打線は、投手側の肘を抜くのが先行しドアスイングとなり、またヘッドがボールの内側に入りヘッドアップさせていた。6回裏の會澤、安部、田中広輔が前者の例だ。

田中広輔は、ステイバックはできるようになったが軸足の移動が遅れて後ろ足に体重が残ってワンバウンドのボールを三振、5回裏の右前安打も左股関節のタメがなく右足の壁が崩れて打球にスライス回転がかかっている。
安部の右前安打もスイングの軌道がヘッドアップしている。
8回裏、田中広輔は、右足を着地したときにステップ幅を狭めヘッドステイバックするが(=右肘の推進前)、左股関節が内旋して左膝が内に入り、フルスイングできず三振。

5回裏三邪飛に終わった野間は、右足の着地位置の探りのときにステイバックできていない。左肘よりも先に右肩が開いてヘッドが寝てドアスイングになる。あれじゃインハイだろうが真ん中高目だろうがアウトハイだろうが外野飛球は打てない。

5回裏、3安打で1点も取れず、菊池涼介がヘッドをボールを外側に入れてボールを引っ掛けて左前安打で2点を取る。

拙攻が続く広島打線

8回裏 岡田俊哉は、アーム式から左肩関節を外転、両股関節がわずかにぶつかる。左足はインエッジで拇指球を支点に左膝が内に入る。右足は膝下を「く」の字にして左肘と並進するが、右手は親指が上になっている。手投げの投球でバティスタに四球を与える。

鈴木は、左足の着地が遅れスライス回転がかかった飛球を打つ。深めに守っていたレフトが追い付けずに捕球できない。

西川は右足のスパイク外側の拇指球寄りに重心をかけヘッドをボールの内側に入れバント。打球は三塁線上を切れかかるがサードが捕球して一塁に送球するが間に合わない。

會澤は、左肘を抜くのが早くヘッドが遅れて出て二飛。

代わった小熊は、リリースの瞬間に右腕上腕部が凹み右肘が下がる。左足が突っ張らない。

松山に四球を与え、広島3-0中日。

田中広輔三振の後、上本(左打席)は、右足の着地位置の探りのとき左肘がヘドの内、左肘がグリップよりも先行し、ヘッドをボールの外側に入れて打つが中飛

中﨑のピッチング

8回表、代打伊藤康祐は、左足の着地位置のときに右足がインエッジ、体がスウェイして左足を引き戻すのが遅れスイングできずに三振

フランスアは上体を三塁側に倒し左足を三塁側にターン、両足をクロスさせる。代打松井佑介はレッグアップが遅れ空振り三振

阿部はヘッドアップさせて三ゴロ。

9回表中﨑はリリースの瞬間に右腕上腕部が凹む投球が多い。

福田に本塁打を打たれたときも、ビシエドへの死球も、髙橋周平に二塁打を打たれたときも右肘をつまみ上げたときに右足の拇指球、小指球を支点に右膝が内に入っていた。左手の親指が上を向き左肩が開き、ビシエド、髙橋周平のところでは左膝も開いていた。

先発が6人揃っており、球数を放れない岡田明丈の先発に固執する必要はなくなった。
クローザーを代えるとすればファームでの調整が済み次第岡田明丈だろう。

西川は大島の打球をスライディングして後逸。あんなもん、普通に走り抜けりゃ捕れるだろうよ。お前は罰として残りのシーズン、90年代ツーブロックで白のTシャツにデニムで過ごせ。

試合経過

1回表

溝脇は、3球目、アウトハイ(左打者のインハイ)のストレートを打って右飛

福田は、9球目、インハイのシュートを打って一飛

大島は、12球目、アウトハイ(左打者のインハイ)のカットボールを打って右前安打

ビシエドは、14球目、アウトローのシュートを打って遊ゴロ

2回表

髙橋周平は、18球目、真ん中高目のカットボールを打って左飛

京田は、22球目、アウトコース(左打者のインコース)ベルトの高さのカットボールを打って中前安打

遠藤一星は、26球目、真ん中高目のシュートを打って右前安打

加藤は、28球目、インハイのシュートを打って二ゴロ

大野雄大は、32球目、真ん中のスライダーを打って二ゴロ

3回表

野村は、33球目、アウトロー(左打者のインロー)にカーブをワンバウンドさせる。

溝脇は、36球目、真ん中のシュートを打って二ゴロ

福田は、43球目、インローのシュートを打って二ゴロ

大島は、48球目、真ん中低目のシュートを打って二ゴロ

4回表

ビシエドは、50球目、真ん中高目のシュートを打って左飛

髙橋周平は、58球目、インロー(左打者のアウトロー)のチェンジアップを空振り三振

京田は、60球目、インロー(左打者のアウトロー)のカーブを打って左飛

5回表

遠藤一星は、62球目、アウトコース(左打者のインコース)ベルトの高さのカットボールを打って遊飛

加藤は、65球目、アウトローのチェンジアップを打って遊ゴロ

大野雄大は、67球目、真ん中高目のシュートを打って遊ゴロ

6回表

溝脇は、70球目、インコース(左打者のアウトコース)ベルトの高さのカーブを打って二ゴロ

福田は、79球目、アウトローのシュートを打って右飛

大島は、84球目、インコース(左打者のアウトコース)ベルトの高さのシュートを打って遊ゴロ

7回表

ビシエドは、85球目、インハイのシュートを打って遊ゴロ

髙橋周平は、88球目、真ん中低目のストレートを打って左飛

京田は、91球目、インハイ(左打者のアウトハイ)のシュートを打って二ゴロ

8回表

フランスアは、3球目、アウトローにチェンジアップをワンバウンドさせる。

伊藤康祐は、アウトロー(右打者のインロー)のチェンジアップを見逃し三振

フランスアは、7球目、アウトロー(右打者のインロー)にスライダーをワンバウンドさせる。

松井佑介(右右)は、9球目、アウトハイ(右打者のインハイ)のストレートを空振り三振

阿部は、13球目、インロー(右打者のアウトロー)のチェンジアップを打って三ゴロ

9回表

溝脇は、1球目、真ん中高目のシュートを打って二ゴロ

福田は、5球目、アウトハイのスライダーを打って左翼席に本塁打
広島3-1中日

大島は、7球目、アウトハイ(左打者のインハイ)のストレートを打って左翼線に二塁打

中﨑は、8球目、インハイにシュートが外れてビシエドに死球を与える。

髙橋周平は、17球目、真ん中のスライダーを打って左中間に二塁打
広島3-2中日

京田は、19球目、真ん中のスライダーを打って三邪飛

中﨑は、25球目、アウトローにスライダーをワンバウンドさせる。

中﨑は、26球目、アウトローにストレートが外れて堂上に四球を与える。

松井雅人は、29球目、真ん中低目のスライダーを打って三ゴロ

1回裏

野間は、4球目、アウトローのスライダーを打って遊ゴロ

菊池涼介は、7球目、インコース(右打者のアウトコース)ベルトの高さのストレートを打って一邪飛

バティスタは、12球目、アウトロー(右打者のインロー)のスライダーを空振り三振

2回裏

鈴木誠也は、16球目、真ん中のストレートを打って中飛

西川は、18球目、インハイのストレートを打って中飛

大野雄大は、22球目、アウトロー(右打者のインロー)にチェンジアップをワンバウンドさせる。

會澤は、23球目、インコース(右打者のアウトコース)ベルトの高さのチェンジアップを打って右飛

3回裏

大野雄大は、26球目、アウトローにスライダー125キロをワンバウンドさせる。

安部は、28球目、インコースベルトの高さのストレートを打って左飛

大野雄大は、32球目、アウトローにスライダーをワンバウンドさせる。田中広輔は、空振り三振

野村は、37球目、真ん中高目のスライダーを打って左翼線に二塁打

野間は、39球目、真ん中のスライダーを打って左前安打

大野雄大は、47球目、真ん中低目にチェンジアップをワンバウンドさせる。

菊池涼介は、49球目、インロー(右打者のアウトロー)のチェンジアップを空振り三振

4回裏

バティスタは、50球目、インハイ(右打者のアウトハイ)のチェンジアップを打って遊ゴロ

鈴木誠也は、53球目、インハイ(右打者のアウトハイ)のストレートを打って右飛

西川は、55球目、インハイのチェンアップを打って遊飛

5回裏

會澤は、59球目、インロー(右打者のアウトロー)のストレートを打って中前安打

安部は、65球目、インハイのチェンジアップを打って右前安打

大野雄大は、68球目、アウトローにスライダーをワンバウンドさせる。

田中広輔は、71球目、インハイのストレートを打って右前安打

野村は、73球目、インコース(右打者のアウトコース)ベルトの高さのチェンジアップを打って遊直

野間は、76球目、インハイのストレートを打って三邪飛

菊池涼介は、85球目、インハイ(右打者のアウトハイ)のストレートを打って左前安打
広島2-0中日

バティスタは、89球目、アウトコース(右打者のインコース)ベルトの高さのストレートを見逃し三振

6回裏

鈴木誠也は、90球目、インロー(右打者のアウトロー)のチェンジアップを打って中前安打

西川は、91球目、インハイのストレートを一塁側にバント 安打となる。

會澤は、93球目、真ん中のチェンジアップを打って二飛

安部は、94球目、インハイのストレートを打って遊飛

田中広輔は、99球目、真ん中高目のストレートを打って左飛

7回裏

長野は、102球目、真ん中低目のチェンジアップを空振り三振

大野雄大は、102球目、真ん中低目にチェンジアップをワンバウンドさせる。

野間は、108球目、インコースベルトの高さのストレートを打って遊ゴロ

大野雄大は、111球目、アウトロー(右打者のインロー)にスライダーをワンバウンドさせる。

菊池涼介は、117球目、インハイ(右打者のアウトハイ)のストレートを打って捕邪飛

8回裏

岡田俊哉は、9球目、アウトロー(右打者のインロー)のストレートが外れてバティスタに四球を与える。

鈴木は、13球目、真ん中高目のストレートを打って左前安打

西川は、15球目、真ん中高目のストレートを三塁へのバント安打

會澤は、1球目、インハイのストレートを打って二飛

小熊は、7球目、アウトロー(左打者のインロー)のスライダーが外れて松山に四球を与える。押し出しの四球で、広島3-0中日

小熊は、11球目、真ん中低目にフォークをワンバウンドさせる。

田中広輔は、13球目、アウトロー(左打者のインロー)のスライダーを見逃し三振

上本崇司(左打席)は、16球目、アウトロー(左打者のインロー)のスライダーを打って中飛