山田大樹のピッチング

Last Updated on 2022年4月26日 by wpmaster

2008年、左肘を手術、育成選手の在籍期限となる3年間で通算24試合に登板して計3勝4敗と二軍で十分な成績を残せず2009年10月30日に一度自由契約となった。
しかしソフトバンクの秋季キャンプにテスト生として参加し、11月12日に改めて育成選手として契約を結ぶ。
2010年6月24日の対日本ハム戦で9回途中まで1失点に抑えて、パ・リーグの育成出身選手として初の勝利投手になった。
2011年は開幕からローテーションに定着、5月20日の対阪神戦では4安打完封勝利で、自己最多タイとなる4勝目を挙げる。これがパリーグの育成出身投手としては初の完封勝利となった。
2012年、初めて規定投球回にも到達し、育成選手としてプロ入りした投手で規定投球回に到達した初の投手となった。またホークスの高校から入団した左腕投手の規定投球回数クリアは、1972年南海ホークス時代の村上雅則以来であり、ホークスのドラフト指名選手としては初である。
2017年10月29日に戦力外通告をされたが、西武、阪神、ヤクルトの3球団から獲得調査がされ、最終的に11月11日に無償トレードでヤクルトへ移籍する。

動作解析

オーバーハンドに近いスリークウォーター

山田大樹は、左股関節を外旋して右膝をレッグアップ。

逆「く」の字を作ったときに左足のスパイクの外側に重心をかける。
左膝が前に倒れ右膝が推進する。

左腕前腕部を回内し骨盤の横まで左腕を引く。捻転差が大きい。

左肘をつまみ上げたときに左足はアウトエッジであるが左膝が外に外れる。
右足はスパイクの内側の踵寄りから着地

リリースの瞬間に右足が突っ張らずo脚になる。左足の踵が一塁側に倒れる。

左足は一塁側に着地する。